文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用の改善がみられるなど緩やかな景気回復基調で推移しているものの、中国やその他の新興国経済の成長鈍化、英国のEU離脱問題などによる世界経済の減速懸念、急激な円高の進行など先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の中で当社グループは、営業活動やコスト削減活動に全力をあげるとともに、先端の半導体用感光性材料、フラットパネルディスプレイ周辺材料、機能性材料、医薬中間体の新製品開発、廃棄物処理、リサイクルの特殊技術開発などに積極的に取り組みました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は59億52百万円(前年同四半期比27.4%増)、経常利益は5億59百万円(前年同四半期比108.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億83百万円(前年同四半期比111.5%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
化成品事業
当事業の売上高は、前年同四半期比31.7%増の52億40百万円となりました。
①感光性材料及び印刷材料
印刷材料は、需要減少により販売数量、売上高ともに減少いたしましたが、半導体用感光性材料およびディスプレイ周辺材料は、需要増加により販売数量、売上高ともに増加いたしました。
この結果、感光性材料及び印刷材料の売上高は、前年同四半期比28.6%増の38億円となりました。
②写真材料及び記録材料
写真材料およびイメージング材料は、需要増加により、販売数量、売上高ともに増加いたしました。また、記録材料も販売数量、売上高ともに増加いたしました。
この結果、写真材料及び記録材料の売上高は、前年同四半期比103.4%増の8億円となりました。
③医薬中間体
医薬中間体は、既存製品の需要減少により、販売数量、売上高ともに減少し、開発品の売上高も減少いたしました。
この結果、医薬中間体の売上高は、前年同四半期比10.8%減の5億20百万円となりました。
④その他化成品
その他化成品は需要増加により、販売数量、売上高ともに増加いたしました。
この結果、その他化成品の売上高は、前年同四半期比158.8%増の1億18百万円となりました。
環境関連事業
当事業の売上高は、前年同四半期比2.6%増の7億12百万円となりました。
分野別では、産業廃棄物処理分野につきましては、受託量は減少いたしましたが、受託価格の上昇により売上高は増加いたしました。化学品リサイクル分野につきましては、非電子部品関連は増加いたしましたが、電子部品関連が減少いたしましたため、受託量、売上高ともに減少いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は17億23百万円となり、前年同四半期末比1億24百万円減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、10億1百万円(前年同四半期連結累計期間は3億96百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益5億59百万円、減価償却費1億67百万円、売上債権の減少1億2百万円、賞与引当金の増加53百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、59百万円(前年同四半期連結累計期間は1億7百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得1億19百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果減少した資金は、55百万円(前年同四半期連結累計期間は2億46百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金による収入4億54百万円、長期借入金の返済による支出4億11百万円、社債の発行による収入5億87百万円、社債の償還による支出6億78百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業上および財務上の対処すべき課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億47百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。