第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する経済活動への制限の緩和などにより、緩やかに持ち直しているものの、外国為替相場における急激な円安、原油高に伴うエネルギー価格や原材料費の上昇など、先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような環境のもとで当社グループは、2020年3月期をスタートとする5ヵ年の中期経営計画の達成に向けて努めてまいりました。特に、先端の半導体用感光性材料、フラットパネルディスプレイ周辺材料、機能性材料の新製品開発、廃棄物処理、リサイクルの特殊技術開発などに積極的に取り組みました。

その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は83億57百万円(前年同四半期比5.5%増)、経常利益は6億4百万円(前年同四半期比41.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億87百万円(前年同四半期比51.0%減)となりました。

 

 セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

 

化成品事業

当事業の売上高は、前年同四半期比6.9%増の76億37百万円となりました。

①電子材料

半導体材料は、需要の増加により販売数量、売上高ともに増加いたしました。また、ディスプレイ周辺材料は、販売品目の構成により販売数量は減少いたしましたが、売上高は増加いたしました。

この結果、電子材料の売上高は、前年同四半期比11.4%増の53億73百万円となりました。

②イメージング材料

写真材料、印刷材料は、需要の増加により販売数量、売上高ともに増加いたしました。フィルム材料は、需要の減少により販売数量、売上高ともに減少いたしました。

この結果、イメージング材料の売上高は、前年同四半期比6.8%減の15億19百万円となりました。

③医薬中間体

医薬中間体は、販売品目の構成により販売数量は減少いたしましたが、売上高は増加いたしました。

この結果、医薬中間体の売上高は、前年同四半期比7.6%増の5億82百万円となりました。

④その他化成品

その他化成品は、販売品目の構成により販売数量は減少いたしましたが、売上高は増加いたしました。

この結果、その他化成品の売上高は、前年同四半期比6.0%増の1億61百万円となりました。

 

環境関連事業

当事業の売上高は、前年同四半期比7.1%減の7億20百万円となりました。

産業廃棄物処理分野は、受託量の減少により売上高は、前年同四半期比7.5%減の5億円となりました。

化学品リサイクル分野は、非電子部品関連の販売数量の減少により売上高は、前年同四半期比6.0%減の2億19百万円となりました。

 

 

経営者の視点による当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討結果は次のとおりであります。

①財政状態

(総資産)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は前期末比15億84百万円増の231億19百万円となりました。流動資産は前期末比6億44百万円増の124億29百万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加5億26百万円、現金及び預金の増加1億54百万円であります。

固定資産は前期末比9億40百万円増の106億90百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の増加13億3百万円、投資有価証券の減少2億77百万円であります。

(負債合計)

負債合計は前期末比13億99百万円増の86億50百万円となりました。主な要因は、未払金の増加9億82百万円、長期借入金(1年内返済予定を含む)の増加5億60百万円、社債(1年内償還予定を含む)の減少94百万円であります。

(純資産)

純資産は前期末比1億85百万円増の144億69百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加3億12百万円、その他有価証券評価差額金の減少1億94百万円であります。

 

②経営成績

(売上高)

当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比5.5%増の83億57百万円となりました。セグメント別の売上高については、上記のとおりであります。

(売上総利益)

当第2四半期連結累計期間の売上総利益は、前年同四半期比13.9%減の12億50百万円となりました。売上総利益率は前年同四半期比3.3ポイント下降し、15.0%となりました。これは主に、化成品事業において、原料費比率が増加したことによるものであります。

(営業利益)

当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期比21.1%減の7億1百万円となりました。営業利益率は前年同四半期比2.8ポイント下降し、8.4%となりました。販売費及び一般管理費は、化成品事業において、労務費が減少した影響により、前年同四半期比2.6%減の5億48百万円となりました。

(経常利益)

当第2四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期比41.6%減の6億4百万円となりました。経常利益率は前年同四半期比5.9ポイント下降し、7.2%となりました。営業外収益は、持分法による投資利益の減少により、前年同四半期比79.7%減の40百万円となりました。営業外費用は、持分法による投資損失および為替差損の増加により、前年同四半期比162.2%増の1億36百万円となりました。

 

③資本の財源および資金の流動性

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用、人件費のほか、その他の製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。

当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入れを基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入れを基本としております。

なお、当第2四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は44億56百万円となっております。また、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は35億77百万円となっております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は35億77百万円となり、前年同四半期末比で1百万円減少いたしました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果増加した資金は、3億32百万円(前年同四半期連結累計期間は8億42百万円の増加)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益6億4百万円、減価償却費3億57百万円、棚卸資産の増加5億26百万円、法人税等の支払による支出1億39百万円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果減少した資金は、5億65百万円(前年同四半期連結累計期間は3億76百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出5億80百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果増加した資金は、3億86百万円(前年同四半期連結累計期間は1億42百万円の減少)となりました。これは主に長期借入れによる収入9億円、長期借入金の返済による支出3億40百万円、社債の償還による支出94百万円、配当金の支払額75百万円によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において新たに発生した優先的に対処すべき事業上および財務上の課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、5億62百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、前年度会計年度末に計画中であった重要な設備の新設等に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。