第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて、重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する経済活動への制限の緩和などにより、緩やかに持ち直しているものの、感染症の再拡大、エネルギー価格や原材料費の上昇、外国為替相場における急激な円安および各国金融当局の政策変更など、先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような環境のもとで当社グループは、2020年3月期をスタートとする5ヵ年の中期経営計画における目標達成に向けて、企業体質の強化に努めてまいりました。特に、先端の半導体用感光性材料、フラットパネルディスプレイ周辺材料、機能性材料の新製品開発、廃棄物処理、リサイクルの特殊技術開発などに取り組むと同時に、生産能力の増強に向けた設備投資、持続的な成長と最適な組織運営を図るための社員採用など、成長投資にも積極的に取り組みました。

その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は125億97百万円(前年同四半期比3.7%増)、営業利益は13億32百万円(前年同四半期比9.8%減)、経常利益は14億27百万円(前年同四半期比9.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億30百万円(前年同四半期比15.6%減)となりました。

 また、セグメント別の売上高は、化成品事業は、前年同四半期比4.7%増の114億81百万円となりました。「電子材料」は、前年同四半期比3.2%増の78億35百万円となりました。「イメージング材料」は、前年同四半期比1.7%増の24億87百万円となりました。「医薬中間体」は、前年同四半期比34.1%増の9億19百万円となりました。「その他化成品」は前年同四半期比1.4%増の2億38百万円となりました。

 環境関連事業の売上高は、前年同四半期比5.4%減の11億16百万円となりました。内訳では、「産業廃棄物処理」は前年同四半期比7.1%減の7億59百万円となりました。「化学品リサイクル」は前年同四半期比1.6%減の3億57百万円となりました。

 

経営者の視点による当社グループの財政状態及び経営成績の状況に関する分析・検討結果は次のとおりであります。

①財政状態

(総資産)

当第3四半期末の総資産は前期末比20億39百万円増の235億75百万円となりました。流動資産は前期末比6億97百万円増の124億82百万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加15億95百万円、受取手形及び売掛金の増加3億15百万円、現金及び預金の減少12億19百万円であります。

固定資産は前期末比13億42百万円増の110億92百万円となりました。主な要因は、建設仮勘定の増加16億12百万円であります。

(負債合計)

負債合計は前期末比12億51百万円増の85億1百万円となりました。主な要因は、社債(1年以内償還予定を含む)の増加8億74百万円、長期借入金(1年以内返済予定を含む)の増加4億17百万円であります。

(純資産)

純資産は前期末比7億88百万円増の150億73百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加8億91百万円、その他有価証券評価差額金の減少1億37百万円であります。

 

②経営成績

(売上高)

当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比3.7%増の125億97百万円となりました。セグメント別の売上高については、上記のとおりであります。

(売上総利益)

当第3四半期連結累計期間の売上総利益は、前年同四半期比7.7%減の21億65百万円となりました。売上総利益率は前年同四半期比2.1ポイント下降し、17.2%となりました。これは主に、化成品事業において、原料費比率が上昇したことによるものであります。

 

(営業利益)

当第3四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期比9.8%減の13億32百万円となりました。営業利益率は前年同四半期比1.6ポイント下降し、10.6%となりました。販売費及び一般管理費は、化成品事業において労務費が減少した影響により前年同四半期比4.1%減の8億32百万円となりました。

(経常利益)

当第3四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期比9.8%減の14億27百万円となりました。経常利益率は前年同四半期比1.7ポイント下降し、11.3%となりました。営業外収益は、前年同四半期比3.2%減の1億66百万円となりました。営業外費用は、前年同四半期比8.4%増の70百万円となりました。

 

③資本の財源および資金の流動性

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用、人件費のほか、その他の製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資によるものであります。

当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入れおよび社債を基本としております。

なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金、社債およびリース債務を含む有利子負債の残高は50億80百万円となっております。また、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は22億4百万円となっております。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において新たに発生した優先的に対処すべき事業上および財務上の課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、8億44百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、前年度会計年度末に計画中であった重要な設備の新設等に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。