文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、拡販費に関わる会計方針の変更を行っており、遡及適用後の数値で前年同四半期比較を行っております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が堅調に推移し、米大統領選挙後には円安・株高が進行して景況感が改善するなど、緩やかな景気回復の動きがみられました。しかしながら個人消費につきましては、根強い節約志向に加え、台風などの天候不順の影響もあり、弱含みで推移しました。また、世界経済の減速は一服したものの、英国のEU離脱問題や米国の政策動向に対する懸念など、先行きは不透明な状態が続いております。
こうした状況の中、当社グループは、絞り込みと集中、世にない商品の開発、スピード経営を継承しながら、「ブランド価値経営」を基本方針として掲げ、持続的成長を可能とするために「市場拡大」「シェア拡大」「利益志向」に注力し、事業部制の定着に向けた取り組みを進めてまいりました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は357億31百万円(前年同期比4.4%増)となりました。利益面では、主力品と高付加価値商品の販売強化により売上総利益が増加した他、継続して取り組んでおります返品や製造コストの削減効果が現れたことなどにより営業利益27億91百万円(同44.1%増)、経常利益26億87百万円(同78.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益16億90百万円(同101.3%増)となりました。
当社グループの事業セグメントは、「生活日用品事業」の単一セグメントとしておりますが、カテゴリー別の業績は以下のとおりであります。
エアケア(消臭芳香剤)は、より香りとデザインにこだわったブランド「シャルダン ステキプラス」シリーズや、「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma」シリーズ、「消臭力 トイレ用」の機能プラスシリーズ等が売上の増加に寄与し、売上高は157億47百万円(前年同期比6.8%増)となりました。
衣類ケア(防虫剤)は、春の衣替えシーズンにおいて主力品「ムシューダ」の売上が好調に推移した他、返品も大幅に削減できました。また、秋季は長引く残暑の影響で立ち上がりは売上が伸び悩んだものの、シーズン後半は売上が回復したこと等により、売上高は61億47百万円(同1.1%増)となりました。
サーモケア(カイロ)は、記録的な暖冬にみまわれた前期に比べて売上が回復傾向にある他、前シーズン終了後の返品が減少し、売上高は47億65百万円(同15.5%増)となりました。
ハンドケア(手袋)は、国内向けの業務用ニトリルゴム手袋の売上が堅調に推移した他、水が入りにくいセミロングスリーブの新製品「ファミリー ハンドフルール」も売上に寄与しましたが、円高による為替の影響で海外向けの売上が減少したこと等により、売上高は38億84百万円(同0.1%減)となりました。
湿気ケア(除湿剤)は、衣類収納の「ドライペット 引き出し・衣装ケース用」等のシートタイプの売上は伸長したものの、取引条件の見直しを行った「ドライペット スキット」の売上が減少したこと等により、売上高は24億77百万円(同4.0%減)となりました。
ホームケア(その他)は、お米の虫よけ「米唐番」や「ウルトラパワーズ 洗たく槽クリーナー」等の売上は堅調に推移したものの、クルマ用商品等の売上が減少し、売上高は27億9百万円(同3.2%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して39億28百万円増加し、388億52百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加43億15百万円、受取手形及び売掛金の増加8億3百万円、商品及び製品の減少9億75百万円、有形固定資産の減少5億57百万円、投資有価証券の増加5億72百万円等であります。
負債は、前連結会計年度末と比較して24億46百万円増加し、138億75百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の増加5億7百万円、電子記録債務の増加15億91百万円、未払消費税等の増加3億40百万円等であります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して14億81百万円増加し、249億77百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加11億70百万円、その他有価証券評価差額金の増加4億49百万円等であります。
以上の結果、自己資本は243億30百万円、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して2.6ポイント減少し、62.6%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、4億42百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。