文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年6月30日)における当社グループをとり巻く環境は、国内では輸出や生産に弱さがみられるものの緩やかな景気回復基調が続いておりますが、世界経済は米中間を始めとした貿易摩擦の影響等から減速の動きも出ており、貿易摩擦の更なる影響、英国のEU離脱や為替相場の動向など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況におきまして、当社グループは、積極的な国内外の販売活動を実施し、生産性の向上に努めました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比12億7千7百万円(18.1%)増の83億5千3百万円、損益面では、営業利益は前年同期比5億2千7百万円(92.6%)増の10億9千6百万円となりました。また、経常利益は前年同期比5億1千7百万円(92.3%)増の10億7千7百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比3億6千万円(105.1%)増の7億2百万円となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[ヨウ素及び天然ガス事業]
ヨウ素及び天然ガス事業では、ヨウ素製品の販売数量が堅調に推移したことに加え、ヨウ素の国際市況が引き続き回復基調で推移したことにより、売上高は前年同期を上回りました。損益面では、上記要因に加え、操業度の上昇等により営業利益は前年同期を上回りました。
この結果、売上高は前年同期比5億7千5百万円(9.4%)増の66億9千3百万円、営業利益は前年同期比4億4千4百万円(71.5%)増の10億6千5百万円となりました。
[金属化合物事業]
金属化合物事業では、主要製品である塩化ニッケルの販売数量が増加したこと等により売上高は前年同期を上回りました。この販売数量の増加は主に、前年に実施した設備増強が寄与したことによるものです。損益面では、販売数量の増加、操業度の上昇等により営業利益の計上となりました。
この結果、売上高は前年同期比7億2百万円(73.4%)増の16億5千9百万円、営業利益は3千1百万円(前年同期は営業損失5千1百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(総資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して4億1千3百万円増加の295億6千9百万円となりました。これは主に、機械装置及び運搬具が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して7千8百万円減少の51億2千8百万円となりました。これは主に、未払金、買掛金、及び未払法人税等が減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して4億9千1百万円増加の244億4千万円となりました。これは主に、配当金の支払があったものの、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末残高に比べ3億6千9百万円増加し、103億7千5百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により得られた資金は、15億9千6百万円(前年同期は16億6千2百万円)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益及び減価償却費の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により使用した資金は、10億7千5百万円(前年同期は4億2千4百万円)となりました。これは主に、ヨウ素及び天然ガス事業における安定した供給力の確保のための設備の増強及び更新に伴う支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動により使用した資金は、1億5千9百万円(前年同期は1億6千万円)となりました。これは主に、配当金の支払等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、1億1千9百万円であります。
また、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。