第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

  当第1四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年3月31日)における当社グループをとり巻く環境は、新型コロナウイルス感染症による影響から早期に回復した中国経済の拡大や米国経済の持ち直し、また弱いながらも日本・欧州などの経済の持ち直しの動きが継続し、世界経済が徐々に回復しつつある状況となっております。しかしながら、各国において新型コロナウイルス感染症の再拡大や変異ウイルスの感染拡大も発生しており、感染の収束は未だ見通せず、経済への影響が長期化することも懸念され、先行き不透明な状況が継続しております。

  型コロナウイルスの感染拡大による当社グループの事業活動および業績への影響につきましては、輸送機器関連素材に使用されるヨウ素の需要への影響が当第1四半期連結累計期間におきましても継続しましたが、上記期間の後半より徐々に回復しております。このような中、当社グループは引き続き国内外の販売活動を実施するとともに、生産性の向上に努めました。

  この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比3千8百万円(1.0%)減の36億9千9百万円、損益面では、営業利益は前年同期比5千1百万円(13.0%)減の3億4千2百万円となりました。また、経常利益は前年同期比4千2百万円(11.3%)減の3億3千7百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比5千5百万円(22.6%)減の1億9千1百万円となりました。

 

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

   [ヨウ素及び天然ガス事業]

   ヨウ素及び天然ガス事業では、ヨウ素の国際市況は引き続き堅調に推移しましたが、前述の新型コロナウイルス感染拡大による一部用途向けヨウ素の需要への影響により、ヨウ素製品の販売数量が前年同期を下回ったことから、売上高は前年同期を下回りました。営業利益につきましては上記要因に加え、原料価格の上昇等により、前年同期を下回りました。

   この結果、売上高は前年同期比6千9百万円(2.5%)減の27億3千2百万円、営業利益は前年同期比6千5百万円(19.1%)減の2億7千6百万円となりました。

 

  [金属化合物事業]

   金属化合物事業では、主要製品である塩化ニッケルの販売数量が堅調に推移し、金属相場が前年同期を上回ったことから売上高は前年同期を上回りました。営業利益につきましても上記要因により、前年同期を上回りました。

   この結果、売上高は前年同期比3千1百万円(3.4%)増の9億6千6百万円、営業利益は前年同期比1千3百万円(26.8%)増の6千5百万円となりました。

 

(2)財政状態状況

 (総資産)

   当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して2億3千5百万円減少308億3千3百万円となりました。これは主に、法人税等の納付による手許資金の減少等によるものであります。

 

 (負債)

   当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して2億8千8百万円減少51億円となりました。これは主に、買掛金及び未払法人税等が減少したこと等によるものであります。

 

 (純資産)

   当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して5千2百万円増加257億3千3百万円となりました。これは主に、配当金の支払により利益剰余金が減少したものの、為替換算調整勘定が増加したこと等によるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における研究開発費は、6千3百万円であります。

 また、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。