当第2四半期連結累計期間において、新たに事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年6月30日)における当社グループをとり巻く環境は、新型コロナウイルス感染症による影響から早期に回復した中国経済の拡大や米国経済の持ち直し、また弱いながらも日本・欧州などの経済の持ち直しの動きが継続し、世界経済が徐々に回復しつつある状況となっております。しかしながら、各国において新型コロナウイルス感染症の再拡大や感染力の強い変異ウイルスの感染拡大も発生しており、感染の収束は未だ見通せず、経済への影響が長期化することも懸念され、先行き不透明な状況が継続しております。
新型コロナウイルスの感染拡大による当社グループの事業活動および業績への影響につきましては、輸送機器関連素材に使用されるヨウ素の需要が当第2四半期連結累計期間の後半以降、回復しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比13億6千4百万円(17.2%)増の92億9千4百万円、損益面では、営業利益は前年同期比3億5千6百万円(41.6%)増の12億1千4百万円となりました。また、経常利益は前年同期比3億7千7百万円(45.6%)増の12億5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比3億3千5百万円(72.0%)増の8億1百万円となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[ヨウ素及び天然ガス事業]
ヨウ素及び天然ガス事業では、前述の新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けた一部用途向けヨウ素の需要が回復したこと、販売先における修繕実施の影響が前年同期ほど大きくなかったこと等によりヨウ素製品の販売数量が前年同期を上回り、加えてヨウ素の国際市況が引き続き堅調に推移したことにより、売上高は前年同期を上回りました。営業利益につきましても上記要因により、前年同期を上回りました。
この結果、売上高は前年同期比11億1千5百万円(18.0%)増の72億9千4百万円、営業利益は前年同期比2億6千2百万円(32.5%)増の10億6千9百万円となりました。
[金属化合物事業]
金属化合物事業では、主要製品である塩化ニッケルの販売数量が堅調に推移し、金属相場が前年同期を上回ったことから売上高は前年同期を上回りました。営業利益につきましても上記要因により、前年同期を上回りました。
この結果、売上高は前年同期比2億4千9百万円(14.3%)増の20億円、営業利益は前年同期比9千4百万円(184.6%)増の1億4千5百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(総資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して14億4千8百万円増加の325億1千7百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金、ならびに有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して7億8千8百万円増加の61億7千7百万円となりました。これは主に、買掛金が増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して6億5千9百万円増加の263億4千万円となりました。これは主に、配当金の支払があったものの、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末残高に比べ4億3千4百万円減少し、92億8千7百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により得られた資金は、12億2百万円(前年同期は11億3千5百万円)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益及び減価償却費の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により使用した資金は、12億9千万円(前年同期は11億2千2百万円)となりました。これは主に、ヨウ素及び天然ガス事業における安定した供給力の確保のための坑井の開発、送水・送ガス配管の新設や更新に伴う支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動により使用した資金は、2億6千3百万円(前年同期は2億1千1百万円)となりました。これは主に、配当金の支払等によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、1億3千万円であります。
また、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。