当第3四半期連結累計期間において、新たに事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2021年1月1日~2021年9月30日)における当社グループをとり巻く環境は、新型コロナウイルス感染症による影響からの中国経済のいち早い回復や米国経済の力強い回復、次いで欧州経済の持ち直しなど、世界経済が徐々に回復しつつあるものの、各国における新型コロナウイルス感染症の再拡大や感染力の強い変異ウイルスの急速な流行拡大の影響等により、世界経済の回復ペースに減速感が見られる状況となっております。新型コロナウイルス感染症の収束は依然として見通せず、経済への影響が長期化することも懸念され、先行き不透明な状況が継続しております。
新型コロナウイルスの感染拡大による当社グループの事業活動および業績への影響につきましては、輸送機器関連素材に使用されるヨウ素の需要が当上半期の後半以降、回復しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比23億4百万円(18.4%)増の147億9千8百万円、損益面では、営業利益は同3億9千4百万円(25.3%)増の19億5千3百万円となりました。また、経常利益は同4億1千5百万円(27.3%)増の19億3千7百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同3億6千万円(39.0%)増の12億8千6百万円となりました。
セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
[ヨウ素及び天然ガス事業]
ヨウ素及び天然ガス事業では、前述の新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けた一部用途向けヨウ素の需要が回復したこと、販売先における修繕実施の影響が前年同期ほど大きくなかったこと等によりヨウ素製品の販売数量が前年同期を上回り、加えてヨウ素の国際市況が引き続き堅調に推移したことにより、売上高は前年同期を上回りました。営業利益につきましても上記要因により、前年同期を上回りました。
この結果、売上高は前年同期比17億6千万円(17.6%)増の117億3千5百万円、営業利益は同2億3千2百万円(15.2%)増の17億6千4百万円となりました。
[金属化合物事業]
金属化合物事業では、主要製品である塩化ニッケルの販売数量が堅調に推移し、金属相場が上昇したことにより、売上高は前年同期を上回りました。営業利益につきましても上記要因により、前年同期を上回りました。
この結果、売上高は前年同期比5億4千4百万円(21.6%)増の30億6千3百万円、営業利益は同1億6千1百万円(576.8%)増の1億8千9百万円となりました。
(2)財政状態の分析
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して16億3千万円増加の327億円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金、ならびに有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比較して7億2千4百万円増加の61億1千3百万円となりました。これは主に、買掛金が増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比較して9億5百万円増加の265億8千6百万円となりました。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は、1億9千7百万円であります。
また、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。