第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」につき、新たに発生した事項は以下の通りであります。

 

(1)新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウイルスの感染拡大により社会活動が制限されるなどした場合、営業活動が困難となる可能性があ

ります。また、部品の調達困難に伴う当社製品の生産遅延などが想定されます。当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 なお、上海ロックダウンの影響により中国工場において2022年4月の約1カ月間、事業所を閉鎖しておりました。5月より順次業務を再開しています。

 

(2)物価上昇について

ロシア、ウクライナ情勢により原油や天然ガスといった燃料価格が大幅に上昇し、物価が上昇しております。

当社グループが使用する電気料金などの価格も上昇を続けており、今後もこの状況が続く場合は収益性が悪化する可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

  ①経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する感染対策と経済活動の両立が進み景気の緩やかな持ち直しの動きが見られましたが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を背景としたエネルギー価格の高騰、米国の金利上昇による円安の進行等、物価上昇が起こっており、依然として先行き不透明な状況が続いております。

 このような状況の中、電動工具業界からの受注は巣ごもり関連商品が継続して好調に推移したことから増加しました。自動車業界からの受注は、部品供給不足の影響により減少しました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は85億47百万円(前年同四半期比12.4%増)、営業利益は5億19百万円(同10.8%減)、経常利益は5億87百万円(同8.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億82百万円(同8.6%増)となりました。

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

 (イ)日本

 国内は、部品供給不足の影響により電動工具部品と自動車部品共に受注が減少し、売上高は28億79百万円(前年同四半期比15.3%減)、営業利益は物価上昇により製造コストが増加し3百万円(同97.3%減)となりました。

 (ロ)中国

 中国は、電動工具部品の受注増加や為替の影響もあり、売上高は52億19百万円(前年同四半期比30.1%増)、営業利益は5億41百万円(同12.6%増)となりました。

 (ハ)タイ

 タイは、受注増加により、売上高は5億67百万円(同38.4%増)、営業損失は20百万円(前年同四半期は営業損失35百万円)となりました。

 

  ②財政状態の状況

 資産合計は、前連結会計年度末と比べ2億91百万円増加し67億27百万円(前連結会計年度末比4.5%増)となりました。これは主に受取手形及び売掛金が69百万円、長期預金が1億47百万円それぞれ減少しましたが、現金及び預金が76百万円、棚卸資産が1億17百万円、その他流動資産が1億4百万円、有形固定資産が2億57百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末と比べ2億59百万円減少し15億54百万円(同14.3%減)となりました。これは主に買掛金が1億93百万円、その他流動負債が48百万円、未払法人税等が21百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 

 純資産合計は、前連結会計年度末と比べ5億51百万円増加し51億73百万円(同11.9%増)となりました。これは主に利益剰余金が2億69百万円、為替換算調整勘定が3億24百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は

ありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は3百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。