第5【経理の状況】

1.財務諸表の作成方法について

 当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号)に基づいて作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、事業年度(令和6年4月1日から令和7年3月31日まで)の財務諸表について、東光監査法人による監査を受けております。

 

3.連結財務諸表について

当社は子会社がありませんので、連結財務諸表を作成しておりません。

 

4.財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について

 当社は、財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、適正な財務諸表等を作成するための社内規程、マニュアル、指針等を整備することができる体制を構築しております。また、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構が主催する研修に参加しております。

 

1【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

208,732

577,937

売掛金

1,012,103

1,256,451

商品及び製品

343,887

195,068

仕掛品

8,741

14,706

原材料及び貯蔵品

417,578

374,954

前渡金

8,281

前払費用

66,721

62,130

未収入金

5,457

5,282

その他

5,711

17,569

貸倒引当金

49,910

40,317

流動資産合計

2,019,024

2,472,064

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

※1 1,786,141

※1 1,755,113

減価償却累計額

1,573,673

1,541,317

建物(純額)

※1 212,467

※1 213,796

構築物

※1 278,695

※1 278,695

減価償却累計額

272,800

273,747

構築物(純額)

※1 5,895

※1 4,947

機械及び装置

572,338

575,733

減価償却累計額

542,403

542,575

機械及び装置(純額)

29,935

33,157

車両運搬具

69,629

69,629

減価償却累計額

69,629

69,629

車両運搬具(純額)

0

0

工具、器具及び備品

891,500

789,741

減価償却累計額

883,422

782,102

工具、器具及び備品(純額)

8,078

7,638

土地

※1,※3 509,472

※1,※3 509,472

リース資産

10,000

10,000

減価償却累計額

3,928

5,357

リース資産(純額)

6,071

4,642

有形固定資産合計

771,920

773,655

無形固定資産

 

 

特許権

3,612

5,802

施設利用権

4,641

4,641

ソフトウエア

26,162

21,723

その他

1,610

803

無形固定資産合計

36,026

32,970

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

投資その他の資産

 

 

長期貸付金

9,167

5,501

長期預金

※1 33,812

※1 30,011

前払年金費用

448,291

-

破産更生債権等

91,293

90,761

差入保証金

280,542

275,414

その他

8,907

10,075

貸倒引当金

130,270

123,267

投資その他の資産合計

741,743

288,498

固定資産合計

1,549,690

1,095,124

資産合計

3,568,715

3,567,189

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形

36,686

11,093

電子記録債務

147,473

154,196

買掛金

72,413

52,230

短期借入金

※1 77,117

-

1年内償還予定の社債

※1 36,000

-

1年内返済予定の長期借入金

※1 128,864

※1 37,860

未払金

46,481

41,532

未払費用

170,201

173,318

未払法人税等

21,093

79,627

未払消費税等

112,575

153,511

賞与引当金

21,382

返金負債

61,889

128,506

その他

26,924

31,535

流動負債合計

937,721

884,795

固定負債

 

 

長期借入金

※1 209,708

※1 173,484

未払役員退職慰労金

420

420

役員株式給付引当金

25,793

25,793

繰延税金負債

137,177

-

再評価に係る繰延税金負債

※3 4,936

※3 5,082

その他

11,042

9,215

固定負債合計

389,077

213,994

負債合計

1,326,798

1,098,790

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,322,414

1,417,147

資本剰余金

 

 

資本準備金

862,014

956,747

資本剰余金合計

862,014

956,747

利益剰余金

 

 

利益準備金

201,050

201,050

その他利益剰余金

 

 

別途積立金

2,353,000

2,353,000

繰越利益剰余金

1,646,774

1,603,761

利益剰余金合計

907,275

950,288

自己株式

738,192

738,226

株主資本合計

2,353,511

2,585,957

評価・換算差額等

 

 

土地再評価差額金

※3 117,871

※3 118,016

評価・換算差額等合計

117,871

118,016

新株予約権

6,276

458

純資産合計

2,241,916

2,468,399

負債純資産合計

3,568,715

3,567,189

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

 至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

 至 令和7年3月31日)

売上高

※1 2,713,742

※1 2,929,931

売上原価

 

 

製品売上原価

 

 

製品期首棚卸高

241,548

239,729

当期製品製造原価

※6 633,866

※6 574,060

合計

875,414

813,789

製品期末棚卸高

※2 239,729

※2 152,266

製品他勘定振替高

※3 26,675

※3 19,900

製品売上原価

609,009

641,621

商品売上原価

 

 

商品期首棚卸高

109,324

104,158

当期商品仕入高

190,955

166,349

合計

300,280

270,507

商品期末棚卸高

※2 104,158

※2 42,801

商品他勘定振替高

※4 3,831

※4 4,583

商品売上原価

192,290

223,123

売上原価合計

801,300

864,745

売上総利益

1,912,441

2,065,186

販売費及び一般管理費

※5,※6 1,725,373

※5,※6 1,642,560

営業利益

187,068

422,626

営業外収益

 

 

受取利息

863

286

受取配当金

0

0

受取賃貸料

19,434

19,434

業務受託手数料

5,508

6,115

雑収入

11,492

7,921

営業外収益合計

37,299

33,757

営業外費用

 

 

支払利息

9,115

6,609

社債利息

241

20

賃貸収入原価

25,441

25,441

雑損失

2,027

3,834

営業外費用合計

36,825

35,906

経常利益

187,541

420,477

特別利益

 

 

債務免除益

-

26,715

特別利益合計

-

※7 26,715

特別損失

 

 

事業再編損

-

21,455

退職給付制度終了損

-

457,492

特別損失合計

-

※8 478,948

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

187,541

31,754

法人税、住民税及び事業税

8,846

62,409

法人税等調整額

18,383

137,177

法人税等合計

27,229

74,768

当期純利益

160,311

43,013

 

【製造原価明細書】

 

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

至 令和7年3月31日)

区分

注記番号

金額(千円)

構成比(%)

金額(千円)

構成比(%)

Ⅰ 材料費

 

379,114

59.7

341,203

58.6

Ⅱ 労務費

 

99,156

15.6

101,100

17.4

Ⅲ 経費

※1

156,694

24.7

139,492

24.0

当期総製造費用

 

634,965

100.0

581,796

100.0

期首仕掛品棚卸高

 

6,087

 

8,741

 

他勘定受入高

※2

1,554

 

259

 

合計

 

642,607

 

590,797

 

期末仕掛品棚卸高

 

8,741

 

14,706

 

他勘定振替高

※3

 

2,030

 

当期製品製造原価

 

633,866

 

574,060

 

 

 

 

 

 

 

 原価計算の方法

  原価計算の方法は、実際総合原価計算によっております。

 

 (注)※1.主な内訳は次のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 令和5年4月1日

至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

至 令和7年3月31日)

減価償却費(千円)

16,501

20,347

外注加工費(千円)

96,723

76,824

 

       ※2.他勘定受入高の内訳は開発研究所が製造した原料の工場使用分であります。

 

       ※3.他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 令和5年4月1日

至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

至 令和7年3月31日)

試験研究費(千円)

1,536

販売促進費(千円)

487

その他(千円)

6

合計(千円)

2,030

 

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

1,304,200

843,800

-

843,800

201,050

2,353,000

1,691,911

862,138

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

 

 

 

 

 

160,311

160,311

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

 

 

新株予約権の行使

18,214

18,214

115,175

96,960

 

 

 

 

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

 

115,175

115,175

 

 

115,175

115,175

当期変動額合計

18,214

18,214

-

18,214

-

-

45,136

45,136

当期末残高

1,322,414

862,014

-

862,014

201,050

2,353,000

1,646,774

907,275

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

新株予約権

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

土地再評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

917,553

2,092,584

117,871

117,871

7,420

1,982,133

当期変動額

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

160,311

 

 

 

160,311

自己株式の取得

44

44

 

 

 

44

自己株式の処分

3,515

3,515

 

 

 

3,515

新株予約権の行使

175,890

97,144

 

 

1,144

96,000

利益剰余金から資本剰余金への振替

 

-

 

 

 

-

当期変動額合計

179,361

260,927

-

-

1,144

259,783

当期末残高

738,192

2,353,511

117,871

117,871

6,276

2,241,916

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

1,322,414

862,014

862,014

201,050

2,353,000

1,646,774

907,275

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

 

 

 

 

43,013

43,013

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

 

新株予約権の行使

94,733

94,733

94,733

 

 

 

 

新株予約権の発行

 

 

 

 

 

 

 

新株予約権の失効

 

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

94,733

94,733

94,733

-

-

43,013

43,013

当期末残高

1,417,147

956,747

956,747

201,050

2,353,000

1,603,761

950,288

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

評価・換算差額等

新株予約権

純資産合計

 

自己株式

株主資本合計

土地再評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

738,192

2,353,511

117,871

117,871

6,276

2,241,916

当期変動額

 

 

 

 

 

 

当期純利益

 

43,013

 

 

 

43,013

自己株式の取得

34

34

 

 

 

34

新株予約権の行使

 

189,466

 

 

466

189,000

新株予約権の発行

 

 

 

 

925

925

新株予約権の失効

 

 

 

 

6,276

6,276

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

145

145

 

145

当期変動額合計

34

232,445

145

145

5,817

226,483

当期末残高

738,226

2,585,957

118,016

118,016

458

2,468,399

 

④【キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

 至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

 至 令和7年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)

187,541

31,754

減価償却費

45,702

45,742

事業再編損

-

21,455

賞与引当金の増減額(△は減少)

-

21,382

貸倒引当金の増減額(△は減少)

4,822

16,596

前払年金費用の増減額(△は増加)

60,076

448,291

受取利息及び受取配当金

863

286

支払利息

9,357

3,729

為替差損益(△は益)

6

23

有形固定資産除却損

0

1,887

売上債権の増減額(△は増加)

162,744

250,014

棚卸資産の増減額(△は増加)

85,765

185,478

仕入債務の増減額(△は減少)

11,051

39,052

未払金の増減額(△は減少)

7,716

7,699

未払費用の増減額(△は減少)

82,403

3,278

預り金の増減額(△は減少)

4,296

10,898

未払消費税等の増減額(△は減少)

45,770

40,935

返金負債の増減額(△は減少)

61,889

66,616

前払費用の増減額(△は増加)

3,495

3,775

その他

1,939

2,019

小計

466,319

480,762

利息及び配当金の受取額

910

289

利息の支払額

9,220

3,806

事業再編による支出

-

21,455

法人税等の還付額

1,008

100

法人税等の支払額

5,956

9,954

営業活動によるキャッシュ・フロー

453,061

445,936

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

35,445

21,253

無形固定資産の取得による支出

8,920

5,931

貸付金の回収による収入

4,353

3,623

差入保証金の差入による支出

242

4,154

差入保証金の回収による収入

47,557

9,281

投資活動によるキャッシュ・フロー

7,303

18,434

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

 至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

 至 令和7年3月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

88,363

77,117

長期借入れによる収入

-

71,000

長期借入金の返済による支出

439,424

198,228

株式の発行による収入

36,000

189,000

社債の償還による支出

66,000

36,000

ファイナンス・リース債務の返済による支出

1,478

1,543

自己株式の取得による支出

44

34

新株予約権行使に伴う自己株式の処分による収入

60,000

-

新株予約権の発行による収入

-

925

自己新株予約権の取得による支出

-

6,276

財務活動によるキャッシュ・フロー

499,310

58,273

現金及び現金同等物に係る換算差額

6

23

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

38,938

369,204

現金及び現金同等物の期首残高

247,670

208,732

現金及び現金同等物の期末残高

208,732

577,937

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.棚卸資産の評価基準及び評価方法

(1)商品・製品・原材料・仕掛品

 総平均法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。)

(2)貯蔵品

 最終仕入原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。)

2.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

 定率法

 ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに平成28年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

 なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物

3~47年

構築物

7~50年

機械及び装置

5~9年

工具、器具及び備品

2~17年

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

 定額法

 なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)による定額法を採用しております。

(3)リース資産

イ 所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用しております。

ロ 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法を採用しております。

(4)長期前払費用

 定額法

3.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、各取引先の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2)役員株式給付引当金

 取締役株式交付規程に基づく役員への当社株式の給付に備えるため、当事業年度末における株式給付債務の見込み額に基づき計上しております。

4.収益及び費用の計上基準

 当社は、化粧品及び医薬部外品の製造販売を主な事業とし、これらの製品の販売については製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、製品の引渡時点で収益を認識しております。また、収益は顧客との契約において約束された対価から返品、割戻し等を控除した金額で測定しております。

5.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクし

か負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

(重要な会計上の見積り)

①貸倒引当金

イ 当事業年度の財務諸表に計上した額

           (単位:千円)

勘定科目

前事業年度計上額

当事業年度計上額

貸倒引当金(流動)

49,910

40,317

貸倒引当金(固定)

130,270

123,267

ロ 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

 貸倒引当金については、売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、各取引先の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。当社は全販売会社に決算書の提出を求めており、各販売会社の決算数字及び研修動員などの活動状況及び各販売会社からの入金実績や経営状況のヒアリングを通じて与信ランクを作成しており、そのデータに基づき算出しております。

 当社は、現状の貸倒引当金計上額で、当社が認識しうる信用リスクから発生する可能性のある損失を適切に見積もっていると考えておりますが、貸倒引当金の見積りは基本的に過去のデータにより計算しているため、将来見込等の要素も加えているものの急激な経済金融情勢の変化等により、実際の貸倒損失が引当金計上額と相違する可能性があります。

 

②棚卸資産

イ 当事業年度の財務諸表に計上した額

           (単位:千円)

勘定科目

前事業年度計上額

当事業年度計上額

商品及び製品

343,887

195,068

仕掛品

8,741

14,706

原材料及び貯蔵品

417,578

374,954

ロ 会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

 当事業年度末の棚卸資産の計上額は、在庫原価から「評価損」(収益性の低下に伴う簿価切下)を差し引いた金額です。また翌事業年度以降の数年間における出荷予測数と棚卸資産の品質期限とを照らし合わせて、出荷見込みの低い棚卸資産の金額を「評価損」として算出しており、「評価損」の金額は売上原価に含まれております。

 当社の取引先である販売会社については、全販売会社から決算報告書を入手しており、販売会社の在庫状況についても、各種データやヒアリングにより確認しております。当事業年度は、販売金額が増加したことにより棚卸資産が減少いたしました。製品ごとの出荷予測数値は、過去数年の出荷数と上記流通在庫その他の状況を考慮し、今後も販売会社の売上高が過去のトレンドで推移すると仮定し、算出しております。

 当社は、現状の在庫評価基準に基づく「評価損」を差し引いた棚卸資産計上額が適正であると考えておりますが、化粧品市場におけるマーケットの変化や経済情勢の変化等により、棚卸資産の「評価損」と将来における廃棄金額が相違する可能性があります。

 

(会計方針の変更)

 該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

 ・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

 ・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)ほか、関連する企業会計基準、企業会計基準適用指針、実務対応報告及び移管指針の改正

 

(1)概要

 国際的な会計基準と同様に、借手の全てのリースについて資産・負債を計上する等の取扱いを定めるものであります。

 

(2)適用予定日

 2028年3月期の期首から適用予定であります。

 

(3)当該会計基準等の適用による影響

 「リースに関する会計基準」等の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(表示方法の変更)

該当事項はありません。

 

 

(追加情報)

   1.「従業員向け株式交付信託」

    (1)「従業員向け株式交付信託」の概要

      当社は、平成29年5月11日開催の取締役会決議に基づき、当社従業員(以下、「従業員」といいます。)の

     当社業績や株価への意識を高めることにより、業績向上を目指した業務遂行を一層促進するとともに、中長期

     的な企業価値向上を図ることを目的としたインセンティブ・プランとして、「従業員向け株式交付信託」を導

     入いたしました。

     当社は、従業員向けインセンティブ・プランとして、米国で普及している従業員向け報酬制度のESOP

   (Employee Stock Ownership Plan)を参考に、本制度の導入を検討してまいりました。本制度は、当社が拠

   出する金銭を原資として信託(以下、「本信託」といいます。)を設定し、信託を通じて当社の普通株式(以

   下、「当社株式」といいます。)の取得を行い、従業員のうち一定の要件を充足する者に対して、当社取締役

   会が定める従業員株式交付規程に従い、従業員の職位や会社業績等に応じて、本信託を通じて当社株式を交付

   するインセンティブ・プランであります。当該信託により取得する当社株式の取得資金は全額当社が拠出する

   ため、従業員の負担はありません。

   本制度の導入により、従業員は当社株式の株価上昇による経済的な利益を享受することができるため、株価

   を意識した従業員の業務遂行を促すとともに、従業員の勤労意欲を高める効果が期待できます。

 

0105010_001.png

 

   ①当社は、従業員の業績や株価への意識向上等を目的として株式交付制度を導入します(従業員株式

    交付規程を制定し、一定の要件を充足した従業員(以下、従業員)に対し株式を交付する義務を負い

    ます。)。

   ②当社は従業員株式交付規程の対象となる従業員を受益者とする「金銭信託以外の金銭の信託(他益信

    託)」(かかる信託を、以下、「本信託」といいます。)を設定し、当社株式の取得に要する金銭を

    信託します。

   ③本信託の受託者は、信託された金銭を原資として、今後交付が見込まれると合理的に見積もられる数の

    株式を一括して取得します(自己株式の処分による方法や、取引所市場(立会外取引を含みます。)か

    ら取得する方法によります。)。

   ④当社から独立した信託管理人を設置し、議決権行使等の指図は信託管理人が行います。

   ⑤当社は、あらかじめ定めた従業員株式交付規程に基づき、従業員に対し、ポイントを付与していきま

    す。

   ⑥従業員株式交付規程の要件を満たした従業員は、受託者から株式の交付を受けます。なお、あらかじめ

    従業員株式交付規程・信託契約に定めることにより交付する株式を市場にて売却し、金銭を交付するこ

    とが可能です。

 

     なお、本制度において受託者となる三井住友信託銀行株式会社は、株式会社日本カストディ銀行に

    信託財産を管理委託(再信託)します。

 

本信託について

 名称

 従業員向け株式交付信託

 委託者

 当社

 受託者

 三井住友信託銀行株式会社

 (再信託受託者:株式会社日本カストディ銀行)

 受益者

 従業員のうち従業員株式交付規程に定める受益者要件を満たす者

 信託管理人

 株式会社赤坂国際会計

 信託の種類

 金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)

 本信託契約の締結日

 平成29年8月

 金銭を信託する日

 平成29年8月

 信託の期間

 平成29年8月~令和7年8月(予定)

 ※期間を1年延長いたしました。

 

    (2)「従業員向け株式交付信託」に取得させた株式の総数等

区分

株数

金額

「従業員向け株式交付信託」に取得させた株式の総数

68,925株

544,507千円(注)

当事業年度における交付株数

-株

-千円(注)

当事業年度末における「従業員向け株式交付信託」が所有する株数

36,719株

290,080千円(注)

当事業年度に株式給付引当金繰入額として経費及び製造原価に算入した株数

-株

-千円(注)

(注)「従業員向け株式交付信託」の取得単価は7,900円です。

 

    (3)「従業員向け株式交付信託」による受益権その他の権利を受けることが出来る者の範囲

       従業員(正社員、嘱託社員、契約社員、準社員)のうち従業員株式交付規程に定める受益者要件を満た

       す者

 

    (4)当事業年度における「従業員向け株式交付信託」の見積りについて

        当事業年度におきましては、売上高2,929百万円、ESOP控除前営業利益422百万円と、当社が定めた

       付与条件(売上高45億円以上かつESOP控除前営業利益5億円以上)を満たしていないため、当事業

       年度にかかわる「従業員向け株式交付信託」で付与されるポイントはありません。

 

 

   2.取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度の内容

    (1)「取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度」の概要

      当社は、平成29年6月29日開催の株主総会決議に基づき、当社の業績及び株式価値と当社取締役

     (以下「取締役」といいます。)の報酬との連動性をより明確にし、取締役が株価上昇によるメリ

     ットを享受するのみならず株価下落リスクをも負担し、株価の変動による利益・リスクを株主の皆

     様と共有することで、中長期的な業績の向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的

     として、「取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度」を導入いたしました。

 

        本制度は、当社が金員を拠出することにより設定する信託(以下「本信託」といいます。)が当社

       株式を取得し、業績等の一定の基準に応じて当社が各取締役に付与するポイントの数に相当する数の

       当社株式が本信託を通じて各取締役に対して交付されるという、業績連動型の株式報酬制度です。な

       お、取締役が当社株式の交付を受ける時期は、原則として取締役の退任時です。

 

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   ①当社は取締役(監査等委員である取締役を除く)を対象とする株式交付規程を制定します。

   ②当社は取締役を受益者とした株式交付信託(他益信託)を設定します(かかる信託を、以下、「本信

    託」といいます)。その際、当社は受託者に株式取得資金に相当する金額の金銭(ただし、株主総会

    の承認を受けた金額の範囲内の金額とします。)を信託します。

   ③受託者は今後交付が見込まれる相当数の当社株式を一括して取得します(自己株式の処分による方法

    や、取引所市場(立会外取引を含みます。)から取得する方法によります。)。

   ④信託期間を通じて株式交付規程の対象となる受益者の利益を保護し、受託者の監督をする信託管理人

    (当社及び当社役員から独立している者とします。)を定めます。本信託内の当社株式については、信

    託管理人は受託者に対し議決権不行使の指示を行い、受託者は、この指示に基づき、信託期間を通じ

    議決権を行使しないこととします。

   ⑤株式交付規程に基づき、当社は取締役(監査等委員である取締役を除く)に対しポイントを付与してい

    きます。

   ⑥株式交付規程及び本信託にかかる信託契約に定める要件を満たした取締役は、本信託の受益者として、

    累積ポイント相当の当社株式の交付を受託者から受けます。なお、あらかじめ株式交付規程・信託契

    約に定めた一定の場合に該当する場合には、交付すべき当社株式の一部を取引所市場にて売却し、金

    銭を交付します。

 

     なお、本制度において受託者となる三井住友信託銀行株式会社は、株式会社日本カストディ銀行に

    信託財産を管理委託(再信託)します。

 

(2)信託の設定

 当社は、後記(7)に従って交付を行うために必要となることが合理的に見込まれる数の当社株式を本信託が一定期間分先行して取得するために必要となる資金を拠出し、本信託を設定いたします。本信託は、後記(5)のとおり、当社が拠出する資金を原資として、当社株式を取得いたします。

 なお、本制度において受託者となる三井住友信託銀行株式会社は、株式会社日本カストディ銀行に信託財産を管理委託(再信託)します。

 

(3)信託期間

 信託期間は、平成29年8月から令和7年8月(予定)まで。(※期間を1年延長いたしました。)但し、後記(4)のとおり、信託期間の延長を行うことがあります。

 

(4)本信託に株式取得資金として拠出される信託金の上限額

 当社は、取締役の報酬として、本制度により当社株式を取締役に交付するのに必要な当社株式の取得資金として、前記(3)の信託期間中に、金1,500百万円(を上限とする金銭を拠出し、一定の要件を満たす取締役を受益者として本信託を設定します。本信託は、当社が信託した金員を原資として、当社株式を取引所市場(立会外取引を含みます)を通じて又は当社の自己株式処分を引き受ける方法により取得します。

 

注:当社が実際に本信託に信託する金銭は、上記の当社株式の取得資金のほか、信託報酬、信託管理人報酬等の必要費用の見込み額を合わせた金額となります。

 なお、信託期間の満了時において、当社の取締役会の決定により、信託期間を延長し(当社が設定する本信託と同一の目的の信託に本信託の信託財産を移転することにより実質的に信託契約を延長することを含みます。以下も同様です。)本制度を継続することがあります。この場合、当社は、本制度により取締役に交付するのに必要な当社株式の追加取得資金として、本信託の延長年数に金300百万円を乗じた金額(うち、社外取締役に交付するのに必要な当社株式の追加取得資金として、本信託の延長年数に金8百万円を乗じた金額)を上限とする金銭を本信託に追加拠出します。また、この場合には、延長された信託期間内に後記(6)のポイント付与及び後記(7)の当社株式の交付を継続します。

 但し、上記のようにポイント付与を継続しない場合であっても、信託期間の満了時において、既にポイントを付与されているものの未だ退任していない取締役がある場合には、当該取締役が退任し当社株式の交付が完了するまで、本信託の信託期間を延長することがあります。

 

(5)本信託による当社株式の取得方法

 本信託による当初の当社株式の取得は、前記(4)の株式取得資金の上限の範囲内で、当社からの自己株式処分による取得又は取引所市場からの取得を予定しておりますが、取得方法の詳細については、本株主総会決議後に決定し、開示いたします。

 なお、信託期間中、取締役の増員等により、本信託内の当社株式の株式数が信託期間中に取締役に付与されるポイント数に対応した株式数に不足する可能性が生じた場合には、前記(4)の本株主総会の承認を受けた信託金の上限の範囲内で、本信託に追加で金銭を信託し、当社株式を追加取得することがあります。

 

(6)各取締役に付与されるポイントの算定方法

 当社は、当社取締役会で定める株式交付規程に基づき、各取締役に対し、信託期間中の株式交付規程に定めるポイント付与日に、役位及び業績に応じたポイントを付与します。

(平成29年度から令和3年度まで)

役位

業績

当期純利益が前事業年度比増益の場合

当期純利益が前事業年度比減益の場合

売上高が前事業年度比増収の場合

売上高が前事業年度比減収の場合

売上高が前事業年度比増収の場合

売上高が前事業年度比減収の場合

 代表取締役社長

4,000

3,200

2,400

1,200

 取締役会長

700

560

420

210

 取締役副会長

500

400

300

150

 取締役副社長

1,000

800

600

300

 専務取締役

800

640

480

240

 常務取締役

600

480

360

180

 取締役

400

320

240

120

 社外取締役

200

160

120

60

 

(令和4年度以降)

役位

売上高45億円以上かつESOP控除前営業利益9億円以上

売上高45億円以上かつ

ESOP控除前営業利益7億円以上

売上高45億円以上かつESOP控除前営業利益5億円以上

代表取締役社長

4,000

3,000

2,000

取締役会長

700

500

400

取締役副会長

500

400

300

取締役副社長

1,000

800

600

専務取締役

800

600

400

常務取締役

600

400

300

取締役

(※監査等委員である取締役を除く)

400

300

200

 

 但し、当社が取締役に付与するポイントの総数は、1年当たり15,000ポイントを上限とします。

(7)各取締役に対する当社株式の交付

 各取締役に交付すべき当社株式の数は、当該取締役に付与されたポイント数に1.0(但し、当社株式について、株式分割・株式併合等、交付すべき当社株式数の調整を行うことが合理的であると認められる事象が生じた場合には、かかる分割比率・併合比率等に応じて、合理的な調整を行います。)を乗じた数とします。

 各取締役に対する当社株式の交付は、各取締役がその退任時に所定の受益者確定手続を行うことにより、本信託から行われます。また、本信託内の当社株式について公開買付けに応募して決済された場合等、本信託内の当社株式が換金された場合には、当社株式に代わり金銭で交付することがあります。

 

(8)議決権行使

 本信託内の当社株式に係る議決権は、当社及び当社役員から独立した信託管理人の指図に基づき、一律に行使しないことといたします。かかる方法によることで、本信託内の当社株式に係る議決権の行使について、当社経営への中立性を確保することを企図しております。

 

(9)配当の取扱い

 本信託内の当社株式に係る配当は、本信託が受領し、当社株式の取得代金や本信託に係る受託者の信託報酬等に充てられます。

 

(10)信託終了時の取扱い

 本信託終了時における本信託の残余財産のうち、当社株式については、全て当社が無償で取得した上で、取締役会決議により消却することを予定しております。本信託終了時における本信託の残余財産のうち、一定の金銭については、あらかじめ株式交付規程及び信託契約に定めることにより、当社取締役と利害関係のない特定公益増進法人に寄付することを予定しております。

 

本信託について

 名称

 役員向け株式交付信託

 委託者

 当社

 受託者

 三井住友信託銀行株式会社

 (再信託受託者:株式会社日本カストディ銀行)

 受益者

 取締役のうち受益者要件を満たす者

 信託管理人

 株式会社赤坂国際会計

 信託の種類

 金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)

 本信託契約の締結日

 平成29年8月

 金銭を信託する日

 平成29年8月

 信託の期間

 平成29年8月~令和7年8月(予定)

 ※期間を1年延長いたしました。

 

(11)「取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度」に取得させた株式の総数等

区分

株数

金額

「役員向け株式交付信託」に取得させた株式の総数

48,500株

383,150千円(注)

当事業年度における交付株数

-株

-千円

当事業年度末における「役員向け株式交付信託」が所有する株数

46,120株

364,348千円(注)

当事業年度に株式給付引当金繰入額として経費及び製造原価に算入した株数

-株

-千円

(注)「役員向け株式交付信託」の取得単価は7,900円です。

 

(12)「取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度」による受益権その他の権利を受けることが出来る者

の範囲

 取締役(監査等委員である取締役を除く)のうち受益者要件を満たす者

(13)当事業年度における「取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度」の見積りについて

  当事業年度におきましては、売上高2,929百万円、ESOP控除前営業利益422百万円と、当社が定めた付与条件(売上高45億円以上かつESOP控除前営業利益5億円以上)を満たしていないため、当事業年度にかかわる「取締役に対する新たな業績連動型株式報酬制度」で付与されるポイントはありません。

 

(貸借対照表関係)

※1 担保に供している資産及び担保に係る債務

担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

建物

196,983 千円

197,090 千円

構築物

5,617

4,740

土地

509,472

509,472

長期預金

60,011

50,011

772,084

761,315

(注)担保資産の長期預金は、得意先(販売会社)4社の金融機関借入金(前事業年度末残高60,000千円、当事業年度末残高40,000千円)を担保するため、物上保証に供しているものであります。

担保付債務は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

短期借入金

77,117 千円

- 千円

長期借入金

291,640

140,344

社債

36,000

-

404,757

140,344

 

※2 保証債務

   次の得意先の金融機関からの借入に対し債務保証を行っております。

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

有限会社NES

20,000 千円

有限会社NES

20,000 千円

20,000

20,000

 

※3 「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31日公布法律第34号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」(平成13年3月31日改正)に基づき土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。

・再評価の方法…「土地の再評価に関する法律施行令」(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定める地価税法(平成3年公布法律第69号)第16条に規定する地価税の課税価格の計算基礎となる土地の価格を算出するために国税庁長官が定めて公表した方法により算出した価格に基づいております。

・再評価を行った年月日…平成14年3月31日

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

再評価を行った土地の期末における時価と再評価後の帳簿価額との差額

△201,187千円

△201,533千円

 

(損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

   売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しています。

 

※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております(△は戻入額)。

前事業年度

(自 令和5年4月1日

  至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

  至 令和7年3月31日)

190,735 千円

106,502 千円

 

※3 他勘定振替高の内訳は販売促進費等への振替であります。

 

※4 他勘定振替高の内訳は販売促進費等への振替であります。

 

※5 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度41%、当事業年度41%、一般管理費に属する費用のおおよそ

    の割合は前事業年度59%、当事業年度59%であります。

   販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

  至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

  至 令和7年3月31日)

広告宣伝費

8,220 千円

5,397 千円

荷造運送費

80,517

87,554

販売促進費

43,709

45,014

役員報酬

183,660

180,187

給与手当

600,218

535,414

賞与引当金繰入額

-

18,465

退職給付費用

18,972

18,841

法定福利費

109,112

106,145

賃借料

329,534

320,100

旅費交通費

44,732

20,673

減価償却費

19,569

15,576

貸倒引当金繰入額

4,822

16,596

 

※6 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

前事業年度

(自 令和5年4月1日

  至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

  至 令和7年3月31日)

137,072 千円

145,635 千円

 

※7 当事業年度の特別利益に計上している債務免除益26,715千円は、未払計上していた降格・解約販売会社の経営指導

    料過年度分の戻しであります。

 

※8 当事業年度の特別損失に計上している事業再編損21,455千円は、事業所移転に伴い発生した原状回復費用等であ

    り、退職給付制度終了損457,492千円は、確定給付制度から確定拠出制度への変更による退職給付費用の振替であり

    ます。

 

(株主資本等変動計算書関係)

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首株式数(株)

当事業年度増加株式数(株)

当事業年度減少株式数(株)

当事業年度末株式数

(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式 (注)1

5,104,000

60,000

-

5,164,000

A種優先株式

500,000

-

-

500,000

合計

5,604,000

60,000

-

5,664,000

自己株式

 

 

 

 

普通株式 (注)2.3

230,882

80

100,445

130,517

合計

230,882

80

100,445

130,517

(注)1.期首の普通株式の自己株式数には、従業員向け株式交付信託持分36,719株及び役員向け株式交付信託持分46,565株を含んでおります。期末の普通株式の自己株式数には、従業員向け株式交付信託持分36,719株及び役員向け株式交付信託持分46,120株を含んでおります。

2.普通株式の増加60,000株は、第3回新株予約権の権利行使によるものであります。

3.普通株式の自己株式の増加80株は単元未満株の買い取りによるものであります。

4.普通株式の自己株式数の減少100,445株は、第3回新株予約権の権利行使100,000株及び役員向けESOP(株式交付信託)にともなう交付445株によるものであります。

 

2.新株予約権に関する事項

 

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当事業年度末残高
(千円)

当事業

年度期首

当事業
年度増加

当事業
年度減少

当事業
年度末

提出会社

第3回新株予約権(注)

普通株式

987,000

-

160,000

827,000

5,913

第4回新株予約権

普通株式

220,000

-

-

220,000

363

合計

-

1,207,000

-

160,000

1,047,000

6,276

(注)第3回新株予約権の当事業年度減少は、新株予約権の行使によるものであります。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

該当事項はありません。

 

(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

該当事項はありません。

 

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当事業年度期首株式数(株)

当事業年度増加株式数(株)

当事業年度減少株式数(株)

当事業年度末株式数

(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式 (注)1

5,164,000

630,000

-

5,794,000

A種優先株式

500,000

-

-

500,000

合計

5,664,000

630,000

-

6,294,000

自己株式

 

 

 

 

普通株式 (注)2.3

130,517

80

-

130,597

合計

130,517

80

-

130,597

(注)1.期首の普通株式の自己株式数には、従業員向け株式交付信託持分36,719株及び役員向け株式交付信託持分46,120株を含んでおります。期末の普通株式の自己株式数には、従業員向け株式交付信託持分36,719株及び役員向け株式交付信託持分46,120株を含んでおります。

2.普通株式の増加630,000株は、第5回新株予約権の権利行使によるものであります。

3.普通株式の自己株式の増加80株は単元未満株の買い取りによるものであります。

 

2.新株予約権に関する事項

 

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の目的となる株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当事業年度末残高
(千円)

当事業

年度期首

当事業
年度増加

当事業
年度減少

当事業
年度末

提出会社

第3回新株予約権(注)1

普通株式

827,000

-

827,000

-

-

第4回新株予約権(注)1

普通株式

220,000

-

220,000

-

-

第5回新株予約権(注)2.3

普通株式

-

1,250,000

630,000

620,000

458

合計

-

1,047,000

1,250,000

1,677,000

620,000

458

(注)1.第3回新株予約権及び第4回新株予約権の当事業年度減少は、行使期間満了に伴い取得し消滅したものであります。

2.第5回新株予約権の当事業年度増加は、新株予約権の発行によるものであります。

3.第5回新株予約権の当事業年度減少は、新株予約権の行使によるものであります。

 

3.配当に関する事項

(1)配当金支払額

該当事項はありません。

 

(2)基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの

該当事項はありません。

 

(キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

至 令和7年3月31日)

現金及び預金勘定

208,732千円

577,937千円

現金及び現金同等物

208,732

577,937

 

(リース取引関係)

1.ファイナンス・リース取引(借主側)

(1)所有権移転ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

無形固定資産

ソフトウェアであります。

② リース資産の減価償却の方法

重要な会計方針「3.固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

(2)所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

有形固定資産

当社本社・美里地区電話設備(リース工具)であります。

② リース資産の減価償却の方法

重要な会計方針「3.固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

2.オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:千円)

 

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

1年内

1,093

-

1年超

8,788

3,960

合計

9,882

3,960

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

 当社は、化粧品の製造販売を行うための事業計画に照らして、必要な資金を主に銀行借入や社債発行により調達しております。一時的な余資は主に安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブ取引は、全く行っておりません。

(2)金融商品の内容及びそのリスク

 営業債権である売掛金は、顧客の信用リスク、取引先企業に対し行っている長期貸付は、貸付先の信用リスク、得意先(販売会社)の金融機関借入に対し実施している定期預金の物上保証の長期預金は、保証先の信用リスク、本社及び各事業所の賃貸借契約に係る差入保証金は、差入先の信用リスクにそれぞれ晒されております。外貨建の営業債権は、存在しません。

 営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが4ヶ月以内の支払期日であります。

 長期借入金は、主に営業取引に係る資金調達を目的としたものであり、全て固定金利契約であります。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

イ.信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

 当社は、売掛金管理規程・与信管理規程に従い、営業債権について、管理部が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。また、当社は、社外貸付金規程・社外連帯保証規程・リスク管理規定に従い、長期貸付金・物上保証・差入保証金について、経理部が貸付先・保証先・差入先ごとに残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

  当事業年度末における最大信用リスク額は、信用リスクに晒される金融資産の貸借対照表価額により表わされております。

ロ.資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

 当社は、経理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

前事業年度(令和6年3月31日)

 

貸借対照表

計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

① 売掛金

1,012,103

 

 

     貸倒引当金(*2)

△49,910

 

 

 

962,193

962,193

-

② 長期貸付金(*3)

11,006

 

 

     貸倒引当金(*2)

△8,586

 

 

 

2,420

2,420

-

③ 長期預金(*4)

33,812

33,812

-

④ 差入保証金

280,542

272,117

△8,424

⑤ 破産更生債権等

91,293

 

 

   貸倒引当金(*2)

△91,131

 

 

 

162

162

-

 資産計

1,279,130

1,270,706

△8,424

① 支払手形

36,686

36,686

-

② 電子記録債務

147,473

147,473

-

③ 買掛金

72,413

72,413

-

④ 短期借入金

77,117

77,117

-

⑤ 未払法人税等

21,093

21,093

-

⑥ 未払消費税等

112,575

112,575

-

⑦ 社債(*5)

36,000

35,855

△144

⑧ 長期借入金(*6)

338,572

324,364

△14,207

 負債計

841,931

827,580

△14,351

(*1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

(*3)長期貸付金には一年内回収予定の長期貸付金が含まれております。なお、貸借対照表において「一年内回収予定の長期貸付金」は「その他の流動資産」に含めて表示しております。

(*4)当該長期預金は、貸借対照表に関する注記に記載のとおり、物上保証に供しております。この物上保証に係る貸倒損失に備えるため、貸倒引当金30,586千円を計上しておりますが、表中には含まれておりません。

(*5)社債は一年内償還予定の社債です。

(*6)長期借入金には一年内返済予定の長期借入金が含まれております。

 

 

当事業年度(令和7年3月31日)

 

貸借対照表

計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

① 売掛金

1,256,451

 

 

     貸倒引当金(*2)

△40,317

 

 

 

1,216,134

1,216,134

-

② 長期貸付金(*3)

7,382

 

 

     貸倒引当金(*2)

△5,501

 

 

 

1,881

1,881

-

③ 長期預金(*4)

30,011

30,011

-

④ 差入保証金

275,414

265,550

△9,864

⑤ 破産更生債権等

90,761

 

 

   貸倒引当金(*2)

△90,761

 

 

 

0

0

-

 資産計

1,523,441

1,513,577

△9,864

① 支払手形

11,093

11,093

-

② 電子記録債務

154,196

154,196

-

③ 買掛金

52,230

52,230

-

④ 未払法人税等

79,627

79,627

-

⑤ 未払消費税等

153,511

153,511

-

⑥ 長期借入金(*5)

211,344

212,293

949

 負債計

662,003

662,953

949

(*1)「現金及び預金」については、現金であること、及び預金は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

(*3)長期貸付金には一年内回収予定の長期貸付金が含まれております。なお、貸借対照表において「一年内回収予定の長期貸付金」は「その他の流動資産」に含めて表示しております。

(*4)当該長期預金は、貸借対照表に関する注記に記載のとおり、物上保証に供しております。この物上保証に係る貸倒損失に備えるため、貸倒引当金27,003千円を計上しておりますが、表中には含まれておりません。

(*5)長期借入金には一年内返済予定の長期借入金が含まれております。

 

 

3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

前事業年度(令和6年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

208,732

-

-

-

売掛金

1,012,103

-

-

-

長期貸付金

1,839

1,881

-

7,286

長期預金

3,801

30,011

-

-

合計

1,226,477

31,892

-

7,286

 

当事業年度(令和7年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

577,937

-

-

-

売掛金

1,256,451

-

-

-

長期貸付金

1,881

-

-

5,501

長期預金

30,011

-

-

-

合計

1,866,281

-

-

5,501

 

4.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額

前事業年度(令和6年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

短期借入金

77,117

-

-

-

-

-

社債

36,000

-

-

-

-

-

長期借入金

128,864

79,068

30,000

30,000

30,000

40,640

合計

241,981

79,068

30,000

30,000

30,000

40,640

 

当事業年度(令和7年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

37,860

36,192

36,192

36,192

36,192

28,716

合計

37,860

36,192

36,192

36,192

36,192

28,716

 

 

5.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

  金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下3つのレベルに分類しております。

  レベル1の時価:時価の算定日において、企業が入手できる活発な市場における同一の資産又は負債に関する相場価額であり調整されていないものをいう。当該価額は、時価の最適な根拠を提供するものであり、当該価額が利用できる場合には、原則として、当該価額を調整せずに時価の算定に使用する。

  レベル2の時価:資産又は負債について直接又は間接的に観察可能なインプットのうち、レベル1以外のインプットをいう。

  レベル3の時価:資産又は負債について観察できないインプットをいう。当該インプットは、関連性のある観察可能なインプットが入手できない場合に用いる。

  時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で貸借対照表に計上している金融商品

該当事項はありません。

 

(2)時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前事業年度(令和6年3月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

売掛金

-

962,193

-

962,193

長期貸付金

-

2,420

-

2,420

長期預金

-

33,812

-

33,812

差入保証金

-

272,117

-

272,117

破産更生債権等

-

162

-

162

資産計

-

1,270,706

-

1,270,706

支払手形

-

36,686

-

36,686

電子記録債務

-

147,473

-

147,473

買掛金

-

72,413

-

72,413

短期借入金

-

77,117

-

77,117

未払法人税等

-

21,093

-

21,093

未払消費税等

-

112,575

-

112,575

社債

-

35,855

-

35,855

長期借入金

-

324,364

-

324,364

負債計

-

827,580

-

827,580

 

当事業年度(令和7年3月31日)

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

売掛金

-

1,216,134

-

1,216,134

長期貸付金

-

1,881

-

1,881

長期預金

-

30,011

-

30,011

差入保証金

-

265,550

-

265,550

資産計

-

1,513,577

-

1,513,577

支払手形

-

11,093

-

11,093

電子記録債務

-

154,196

-

154,196

買掛金

-

52,230

-

52,230

未払法人税等

-

79,627

-

79,627

未払消費税等

-

153,511

-

153,511

長期借入金

-

212,293

-

212,293

負債計

-

662,953

-

662,953

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

売掛金

各取引先の債権額は、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、レベル2の時価に分類しております。

 

長期貸付金

各取引先の債権額は、その将来キャッシュ・フローを既発国債流通利回りに信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期預金

これらの時価は、短期間で市場金利を反映するため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、レベル2の時価に分類しております。

 

差入保証金

時価は、市場価格がなく、帳簿価額を退去までの見積り期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており,レベル2の時価に分類しております。

 

破産更生債権

これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに回収見込額等を基に算定しており、時価は帳簿価額と近似していることから、レベル2の時価に分類しております。

 

支払手形、電子記録債務、買掛金、未払法人税等、未払消費税等

これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、レベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金

時価は、市場価格がなく、元利金の合計額を当該社債又は長期借入金の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

   該当事項はありません。

 

2.売却したその他有価証券

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

         該当事項はありません。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

         該当事項はありません。

 

(デリバティブ取引関係)

該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

 当社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型の確定給付制度を採用しておりましたが、2024年10月1日に確定拠出制度に変更し、資産は全て確定拠出年金へ移換いたしました。

 また、上記のほか、複数事業主制度の厚生年金基金制度に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、年金基金への拠出額を退職給付費用として会計処理しております。

2.確定給付制度

(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前事業年度

(自 令和5年4月1日

至 令和6年3月31日)

当事業年度

(自 令和6年4月1日

至 令和7年3月31日)

退職給付に係る資産の期首残高(△は負債)

388,214千円

448,291千円

退職給付費用

30,002

△66,597

退職給付の支払額

5,621

1,447

制度への拠出額

24,453

12,507

確定拠出年金制度への移行に伴う減少額

△395,648

退職給付に係る資産の期末残高

448,291

 

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

△356,646千円

年金資産

804,937

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

448,291

 

 

 

前払年金費用

448,291

貸借対照表に計上された負債と資産の純額

448,291

 

(3) 退職給付費用

簡便法で計算した退職給付費用

前事業年度 △30,002千円

当事業年度 66,597千円

 

3.確定拠出制度

 当社の確定拠出制度への要拠出額は、当事業年度 7,003千円であります。

 

4.複数事業主制度

 確定給付制度と同様に会計処理する、複数事業主制度への要拠出額は、前事業年度 9,850千円、当事業年度 9,041千円であります。当社が加入していた東京化粧品厚生年金基金は、平成29年5月1日付厚生労働大臣から、厚生年金基金の代行部分についての過去分返上、及び東京化粧品厚生年金基金の解散、並びに東京化粧品企業年金基金の設立の認可を受けました。現在は東京化粧品企業年金基金へ拠出しております。

 

(1) 複数事業主制度の直近の積立状況

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

年金資産の額

6,841,932千円

7,409,571千円

年金財政計算上の数理債務の額と

最低責任準備金の額との合計額

4,682,305

5,249,944

差引額

2,159,627

2,159,627

 

(2) 複数事業主制度の掛金に占める当社の割合

 前事業年度 4.03%

 当事業年度 3.65%

(3)補足説明

上記(2)の割合は当社の実際の負担割合とは一致しません。

 なお、上記の数字については、入手可能な直近時点の年金財政計算に基づく実際数値によっており、(1)~(3)に記載している前事業年度の数値は令和5年3月31日現在の、当事業年度の数字は令和6年3月31日現在の数値報告書を基に作成しております。

 

(ストック・オプション等関係)

該当事項はありません。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

 

当事業年度

(令和7年3月31日)

 

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 

 

未払事業税

 

3,439

千円

 

 

7,546

千円

 

繰延資産の償却超過額

 

1,049

 

 

 

262

 

 

税務上の繰越欠損金(注)

 

514,194

 

 

 

466,066

 

 

貸倒引当金

 

55,135

 

 

 

51,529

 

 

役員株式給付引当金

 

7,892

 

 

 

8,124

 

 

返金負債

 

18,941

 

 

 

39,322

 

 

棚卸資産評価損

 

42,080

 

 

 

9,490

 

 

未払経営指導料・販社リファンド

 

42,345

 

 

 

43,063

 

 

賞与引当金

 

-

 

 

 

6,543

 

 

税務上追加計上した売上高

 

95,380

 

 

 

98,988

 

 

未払法定福利費

 

-

 

 

 

1,110

 

 

子会社清算にともなう住民税控除等の引継

 

3,226

 

 

 

373

 

 

その他

 

1,428

 

 

 

1,555

 

 

繰延税金資産小計

 

785,114

 

 

 

733,978

 

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)

 

△514,194

 

 

 

△466,066

 

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

 

△270,919

 

 

 

△267,911

 

 

評価性引当額小計

 

△785,114

 

 

 

△733,978

 

 

繰延税金資産合計

 

-

 

 

 

-

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 

 

前払年金費用

 

△137,177

 

 

 

-

 

 

繰延税金負債合計

 

△137,177

 

 

 

-

 

 

繰延税金資産(負債)の純額

 

△137,177

 

 

 

-

 

 

 (注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前事業年度(令和6年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金(※)

-

-

-

-

418,076

96,118

514,194

評価性引当額

-

-

-

-

418,076

96,118

514,194

繰延税金資産

-

-

-

-

-

-

-

(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当事業年度(令和7年3月31日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金(※)

-

-

-

367,118

26,249

72,698

466,066

評価性引当額

-

-

-

367,118

26,249

72,698

466,066

繰延税金資産

-

-

-

-

-

-

-

(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳

 

 

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

 

当事業年度

(令和7年3月31日)

 

法定実効税率

30.6

 

3.7

5.3

△24.7

-

-

△0.3

14.6

 

△30.6

 

9.6

28.4

△161.0

△21.6

△56.3

△3.9

△235.4

 

(調整)

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

 

 

住民税均等割

 

 

評価性引当額の増減

 

 

法人税の特別控除額

 

 

税率変更差額

 

 

その他

 

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立したことに伴い、2026年4月1日以後開始する事業年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。

これに伴い、2026年4月1日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更し計算しております。

この変更により、再評価に係る繰延税金負債は145千円増加し、土地再評価差額金が同額減少しております。

 

(持分法損益等)

該当事項はありません。

 

(企業結合等関係)

該当事項はありません。

 

 

(資産除去債務関係)

該当事項はありません。

 

(賃貸等不動産関係)

該当事項はありません。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

                     (単位:千円)

商品売上

3,053,419

返品分

△61,889

エイド売上

29,376

売上割戻

△307,164

顧客との契約から生じる収益

2,713,742

その他の収益

-

外部顧客への売上高

2,713,742

なお、当社は、化粧品製造・販売事業の単一セグメントであるため、報告セグメント別の記載はありません。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

                     (単位:千円)

商品売上

3,286,694

返品分

△66,616

エイド売上

34,106

売上割戻

△324,253

顧客との契約から生じる収益

2,929,931

その他の収益

-

外部顧客への売上高

2,929,931

なお、当社は、化粧品製造・販売事業の単一セグメントであるため、報告セグメント別の記載はありません。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

 当社は、化粧品及び医薬部外品の販売については製品の引渡時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、製品の引渡時点で収益を認識しております。

 また、収益は顧客との契約において約束された対価から返品、割戻し等を控除した金額で測定しております。対価について、履行義務の充足時点から概ね3ヶ月以内に受領しております。

 従前販社の保有する在庫の交換に要する費用として、返金負債を売上のマイナス項目として計上しております。

 

3.当期及び翌期以降の収益の金額を理解するための情報

(1)契約資産及び負債の残高等

(単位:千円)

 

 

前事業年度

当事業年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

1,192,462

1,012,103

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

1,012,103

1,256,451

契約負債(期首残高)

-

61,889

契約負債(期末残高)

61,889

128,506

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社では、残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し、当初に予想される契約期間が1年以内の契約について注記の対象に含めておりません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)及び当事業年度(自令和6年4月1日

至令和7年3月31日)

 当社は化粧品の専門メーカーとして、同一セグメントに属する化粧品の製造、販売を行っているため、記載を省略しております。

 

【関連情報】

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 当社は化粧品の専門メーカーとして、同一セグメントに属する化粧品の製造、販売を行っているため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外に所在している外部顧客への売上高が僅少のため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高において、損益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

 当社は化粧品の専門メーカーとして、同一セグメントに属する化粧品の製造、販売を行っているため、記載を省略しております。

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外に所在している外部顧客への売上高が僅少のため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高において、損益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

 当社は化粧品の専門メーカーとして、同一セグメントに属する化粧品の製造、販売を行っているため、記載を省略しております。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

 当社は化粧品の専門メーカーとして、同一セグメントに属する化粧品の製造、販売を行っているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(ア)財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

該当事項はありません。

 

(イ)財務諸表提出会社の子会社及び関連会社等

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

該当事項はありません。

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

該当事項はありません。

 

(ウ)財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

該当事項はありません。

 

(エ)財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前事業年度(自令和5年4月1日 至令和6年3月31日)

種類

会社等の名称

職業

議決権等の所有(被所有)割合

関連当事者との関係

取引

内容

取引金額(千円)

科目

期末残高(千円)

役員

白銀浩二

当社

代表取締役

被所有

直接 2.4%

間接15.5%

資金の援助

資金返済

235,000

株主、役員又は従業員からの長期借入金

-

債務保証

-

-

211,000

 

当事業年度(自令和6年4月1日 至令和7年3月31日)

種類

会社等の名称

職業

議決権等の所有(被所有)割合

関連当事者との関係

取引

内容

取引金額(千円)

科目

期末残高(千円)

役員

白銀浩二

当社

代表取締役

被所有

直接 2.3%

間接16.1%

債務の保証

債務保証

-

-

140,344

 

取引条件及び取引条件の決定方針等

 保証協会による保証分(株式会社りそな銀行87,000千円、株式会社横浜銀行53,344千円)に対し、代表取締役白銀浩二が債務保証しております。

 

(1株当たり情報)

 

 

 

前事業年度

(自  令和5年4月1日

至  令和6年3月31日)

当事業年度

(自  令和6年4月1日

至  令和7年3月31日)

1株当たり純資産額

246.73円

259.28円

1株当たり当期純利益

26.14円

2.44円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

-円

2.44円

 

(注)1.前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.期末自己株式数には、「従業員向け株式交付信託」が保有する当社株式(6年3月期 36,719株、7年3月期 36,719株)、及び「役員向け株式交付信託」が保有する当社株式(6年3月期 46,120株、7年3月期 46,120株)が含まれております。また、「従業員向け株式交付信託」が保有する当社株式(6年3月期 36,719株、7年3月期 36,719株)、及び「役員向け株式交付信託」が保有する当社株式(6年3月期46,291株、7年3月期 46,120株)を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。

3.1株当たり純資産は、純資産からA種優先株式に係る資産額を控除し算定しています。

4.1株当たり当期純利益は、当期純利益からA種優先配当の会計期間に係る支払想定額を控除し算定しています。

5.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(令和6年3月31日)

当事業年度

(令和7年3月31日)

純資産の部の合計額(千円)

2,241,916

2,468,399

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

1,000,000

1,000,000

(うち 資本金(千円))

(500,000)

(500,000)

(うち 資本準備金(千円))

(500,000)

(500,000)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

1,241,916

1,468,399

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)

5,033,483

5,663,403

6.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自  令和5年4月1日

至  令和6年3月31日)

当事業年度

(自  令和6年4月1日

至  令和7年3月31日)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

 

 

当期純利益(千円)

160,311

43,013

普通株主に帰属しない金額(千円)

△30,000

△30,000

(うち優先配当額(千円))

(△30,000)

(△30,000)

普通株式に係る当期純利益(千円)

130,311

13,013

普通株式の期中平均株式数(株)

4,984,869

5,332,019

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

当期純利益調整額(千円)

-

-

普通株式増加数(株)

-

1,931

(うち新株予約権(株))

(-)

(1,931)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

第3回新株予約権及び第4回新株予約権(新株予約権の数10,470個(普通株式1,047,000株))

 

 

第3回新株予約権及び第4回新株予約権(新株予約権の数10,470個(普通株式1,047,000株))

第5回新株予約権(新株予約権の数6,200個(普通株式620,000株))

 

(重要な後発事象)

(1)資本準備金および利益準備金ならびに別途積立金の額の減少について

当社は、2025年5月20日開催の取締役会において、下記のとおり、資本準備金および利益準備金ならびに別途積立金の額の減少の件に関する議案を2025年6月26日開催予定の定時株主総会に付議することについて決議し、同株主総会で承認されました。

 

1.資本準備金の額の減少

 ①資本準備金の額の減少の目的

  剰余金の配当財源の充実をはかるとともに今後の経営環境の変化に対応した機動的かつ安定的な配当政策を実施する

 ため、会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金の額を減少し、その他資本剰余金に振り替えるものでありま

 す。

 ②資本準備金の額の減少の要領

  イ.減少する資本準備金の額

  資本準備金956,747,600円のうち307,500,000円

  ロ.資本準備金の額の減少の方法

  資本準備金減少額の全額をその他資本剰余金に振り替えることといたします。

 

2.利益準備金の額の減少

 ①利益準備金の額の減少の目的

  剰余金の配当財源の充実をはかるとともに今後の経営環境の変化に対応した機動的かつ安定的な配当政策を実施する

 ため、会社法第448条第1項の規定に基づき、利益準備金の額を減少し、繰越利益剰余金に振り替えるものでありま

 す。

 ②利益準備金の額の減少の要領

  イ.減少する利益準備金の額

  利益準備金201,050,000円のうち201,050,000円(全額)

  ロ.利益準備金の額の減少の方法

  利益準備金減少額の全額を繰越利益剰余金に振り替えることといたします。

 

3.資本準備金および利益準備金の額の減少の日程

 ①取締役会決議日        2025年5月20日

 ②定時株主総会決議日      2025年6月26日

 ③債権者異議申述公告日     2025年6月27日

 ④債権者異議申述最終期日    2025年7月28日(予定)

 ⑤効力発生日          2025年7月30日(予定)

 

4.剰余金の処分に関する事項

  剰余金の配当財源の充実をはかるとともに今後の経営環境の変化に対応した機動的かつ安定的な配当政策を実施する

 ため、別途積立金減少額の全額である2,353,000,000円を取り崩し、繰越利益剰余金に振り替えるものであります。

 

5.業績への影響

  本件は、「純資産の部」における勘定科目の振替処理となるため、純資産額に変動はなく、当社の業績に影響を与え

 るものではありません。

 

(2)株式会社アイビー化粧品第5回新株予約権(第三者割当)(行使価額修正条項付)の行使状況について

 当社が、令和6年8月22日に発行しました第三者割当の方法による第5回新株予約権(行使価額修正条項付、以下「本第5回新株予約権」といいます。)について、令和7年4月1日から同年6月25日の期間において、以下のとおり行使がありました。

 

 

(令和7年4月1日から

  令和7年6月25日まで)

当該期間に権利行使された当該行使条件付新株予約権等の数(個)

1,970

当該期間の権利行使に係る行使株式数(株)

197,000

当該期間の権利行使に係る平均行使価額(円)

301

当該期間の権利行使に係る資金調達額(千円)

59,242

 

⑤【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

                                             (単位:千円)

資産の種類

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期末残高

当期末減価償却累計額又は償却累計額

当期償却額

差引当期末残高

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

建物

1,786,141

19,535

50,563

1,755,113

1,541,317

16,319

213,796

構築物

278,695

278,695

273,747

947

4,947

機械及び装置

572,338

14,199

10,805

575,733

542,575

10,977

33,157

車両運搬具

69,629

69,629

69,629

0

工具、器具及び備品

891,500

5,811

107,570

789,741

782,102

6,251

7,638

土地

509,472

509,472

509,472

リース資産

10,000

10,000

5,357

1,428

4,642

有形固定資産計

4,117,778

39,546

168,939

3,988,385

3,214,729

35,923

773,655

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

特許権

6,354

3,145

9,499

3,697

955

5,802

商標権

9,040

9,040

9,040

施設利用権

21,234

21,234

16,592

4,641

ソフトウエア

190,582

3,592

194,174

172,451

8,032

21,723

リース資産

54,785

54,785

54,785

その他

1,610

2,339

3,145

803

803

無形固定資産計

283,606

9,077

3,145

289,538

256,567

8,987

32,970

 長期前払費用

42,636

2,074

44,710

39,374

916

5,335

 

   (注)当期増減額のうち主なものは次のとおりです。

建物        増加額

 美里地区エアコン更新            13,211千円

 営業部LAN・電気配線工事            1,064千円

 美里工場排水処理施設沈殿槽改修工事       4,160千円

建物        減少額

 京都、大阪、関西事務所の移転        35,203千円

 美里地区エアコン更新            15,360千円

機械及び装置    増加額

 美里工場機械装置               14,199千円

工具、器具及び備品 増加額

開発研究所測定器               3,773千円

 新製品金型代                 1,160千円

工具、器具及び備品 減少額

 治具金型代                 102,700千円

ソフトウエア    増加額

 販売システム改定               3,592千円

 

【社債明細表】

銘柄

発行年月日

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

利率(%)

担保

償還期限

第21回無担保社債

平成29年5月25日

36,000

(36,000)

-

(-)

0.38

なし

令和6年5月25日

合計

36,000

(36,000)

-

(-)

(注)1.(  )内書きは、1年以内の償還予定額であります。

2.決算日後5年間の償還予定額は以下のとおりであります。

1年以内

(千円)

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

-

-

-

-

-

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期末残高

(千円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

77,117

-

-

1年以内に返済予定の長期借入金

128,864

37,860

1.31

1年以内に返済予定のリース債務

1,543

1,610

0.36

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

209,708

173,484

1.31

令和7年~14年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

5,648

4,038

0.36

令和10年

その他有利子負債

-

合計

422,881

216,992

(注)1.「平均利率」は、期末の利率及び残高を使用して算定した加重平均利率であります。

2.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の貸借対照表日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(千円)

2年超3年以内

(千円)

3年超4年以内

(千円)

4年超5年以内

(千円)

長期借入金

36,192

36,192

36,192

36,192

リース債務

1,681

1,754

601

 

【引当金明細表】

区分

当期首残高

(千円)

当期増加額

(千円)

当期減少額

(目的使用)

(千円)

当期減少額

(その他)

(千円)

当期末残高

(千円)

貸倒引当金

180,180

16,596

163,584

賞与引当金

21,382

21,382

役員株式給付引当金

25,793

25,793

 (注)貸倒引当金の当期減少額16,596千円は、期初における見積金額との差異によるものです。

 

【資産除去債務明細表】

該当事項はありません。

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

① 資産の部

イ.現金及び預金

区分

金額(千円)

現金

1,204

預金

 

当座預金

530,006

普通預金

46,643

外貨預金

56

郵便貯金

26

小計

576,732

合計

577,937

 

ロ.売掛金

(イ)相手先別内訳

相手先

金額(千円)

(株)SAMURAI

54,332

(株)ミカ・コスメハウス

49,148

(株)アイビーコスメルーム

49,023

(株)西東京アイビー化粧品

34,848

(株)アイビーリブ

28,491

その他

1,040,607

合計

1,256,451

 

(ロ)売掛金の発生及び回収並びに滞留状況

当期首残高

(千円)

当期発生高

(千円)

当期回収高

(千円)

当期末残高

(千円)

回収率(%)

滞留期間(日)

(A)

(B)

(C)

(D)

 

(C)

× 100

(A) + (B)

 

 

 

(A) + (D)

 

 

 

 

(B)

 

 

365

 

 

1,012,103

3,674,022

3,429,674

1,256,451

73.19

113

(注)消費税等の会計処理は税抜方式を採用しておりますが、上記当期発生高には消費税等が含まれております。

 

ハ.商品及び製品

品目

金額(千円)

商品

 

美容補助商品

28,168

化粧雑貨品等

14,632

小計

42,801

製品

 

スキンケア

85,139

メークアップ

46,328

ヘアケア

15,280

その他

5,518

小計

152,266

合計

195,068

 

ニ.仕掛品

品目

金額(千円)

スキンケア

14,706

合計

14,706

 

ホ.原材料及び貯蔵品

品目

金額(千円)

原材料

 

原料

21,304

材料

348,716

小計

370,020

貯蔵品

 

販売促進用品

3,408

社員研修用

891

その他

634

小計

4,934

合計

374,954

 

 

ヘ.差入保証金

相手先

金額(千円)

三菱地所(株)

244,216

(株)たかくら新産業

13,400

その他

17,798

合計

275,414

 

 

② 負債の部

イ.支払手形

(イ)相手先別内訳

相手先

金額(千円)

(株)吉野工業所

3,311

北埼ダンボール工業(株)

2,013

ホシケミカルズ(株)

1,933

みづほ工業(株)

1,375

北関東ニチユ㈱

1,091

その他

1,368

合計

11,093

 

(ロ)期日別内訳

期日別

金額(千円)

令和7年4月

2,562

    5月

6,429

6月

1,091

7月

1,009

合計

11,093

 

ロ.電子記録債務

     (イ)相手先別内訳

相手先

金額(千円)

浅井硝子(株)

26,028

吉田コスメワークス(株)

25,600

高圧化工(株)

18,690

(株)トキワ

16,138

その他

67,738

合計

154,196

 

     (ロ)期日別内訳

期日別

金額(千円)

令和7年4月

46,851

    5月

28,534

6月

67,096

7月

11,714

合計

154,196

 

ハ.買掛金

相手先

金額(千円)

(株)日本トリム

11,895

浅井硝子(株)

6,908

吉田コスメワークス(株)

6,748

アピ(株)

5,439

三生医薬(株)

2,865

その他

18,372

合計

52,230

 

ニ.1年内返済予定の長期借入金

内訳

金額(千円)

(株)りそな銀行

17,664

芝信用金庫

10,200

(株)横浜銀行

9,996

合計

37,860

 

ホ.長期借入金

相手先

金額(千円)

(株)りそな銀行

69,336

芝信用金庫

60,800

(株)横浜銀行

43,348

合計

173,484

 

(3)【その他】

当事業年度における半期情報等

 

中間会計期間

当事業年度

売上高(千円)

1,381,322

2,929,931

税引前中間(当期)純損失(△)(千円)

△293,098

△31,754

中間純損失(△)又は当期純利益(千円)

△186,383

43,013

1株当たり中間純損失(△)又は1株当たり当期純利益(円)

△39.96

2.44

(注)1株当たり中間純損失(△)又は1株当たり当期純利益は、A種優先配当の会計期間に係る支払想定額を控除し算定しています。