当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界経済の停滞が続いていることにより、極めて厳しい状況となりました。緊急事態宣言の解除後、経済活動は徐々に再開されましたが、ここにきて欧米を中心に感染症は一進一退を繰り返しており、先行きについても楽観できない状況となっています。
美容業界におきましても、5月下旬の緊急事態宣言の解除により、美容室に顧客は戻り始めていますが、都市部の美容室では、まだ顧客が十分に戻っていないところも多く、今後の感染症の動向に留意する必要があります。
このような状況のもと、当社グループは、美容室、代理店、そして社員の安全を最優先にしながら、あくまでも美容室に寄り添う市場活動を工夫しながら続けてまいりました。また海外においては、韓国が前年同期売上高を上回るところまで業績が戻ってきております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、前年9月の消費税増税前の駆け込み需要の影響を受けながらも業績の落ち込みを最低限に押さえ、252億14百万円(前年同期比5.4%減)、営業利益は43億7百万円(同16.8%減)、経常利益は38億42百万円(同20.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億40百万円(同19.7%減)となりました。
部門別売上高及び国内海外別売上高は次のとおりです。
(連結部門別売上高)
(単位:百万円)
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部門 |
前第3四半期連結累計期間 |
当第3四半期連結累計期間 |
増減額 |
増減率(%) |
||
|
金額 |
構成比(%) |
金額 |
構成比(%) |
|||
|
ヘアケア用剤 |
15,313 |
57.4 |
14,654 |
58.1 |
△658 |
△4.3 |
|
染毛剤 |
9,889 |
37.1 |
9,148 |
36.3 |
△741 |
△7.5 |
|
パーマネントウェーブ用剤 |
1,168 |
4.4 |
1,036 |
4.1 |
△131 |
△11.2 |
|
化粧品 |
101 |
0.4 |
223 |
0.9 |
121 |
119.4 |
|
その他 |
178 |
0.7 |
150 |
0.6 |
△28 |
△16.0 |
|
合計 |
26,651 |
100.0 |
25,214 |
100.0 |
△1,437 |
△5.4 |
(国内海外別売上高)
(単位:百万円)
|
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前第3四半期連結累計期間 |
当第3四半期連結累計期間 |
増減額 |
増減率(%) |
||
|
金額 |
構成比(%) |
金額 |
構成比(%) |
|||
|
国内売上高 |
22,336 |
83.8 |
21,102 |
83.7 |
△1,233 |
△5.5 |
|
海外売上高 |
4,315 |
16.2 |
4,111 |
16.3 |
△204 |
△4.7 |
|
合計 |
26,651 |
100.0 |
25,214 |
100.0 |
△1,437 |
△5.4 |
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して18億87百万円減少の400億25百万円となりました。
流動資産は前連結会計年度末と比較して4億77百万円減少の198億53百万円となりました。主な変動要因は、受取手形及び売掛金が6億80百万円、現金及び預金が4億44百万円それぞれ減少し、商品及び製品が5億74百万円、原材料及び貯蔵品が1億52百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末と比較して14億9百万円減少の201億72百万円となりました。主な変動要因は、保有する投資有価証券の一部売却と上場株式の時価評価による評価益の減少に伴い、投資有価証券が16億66百万円減少したことによるものであります。
流動負債は前連結会計年度末と比較して2億80百万円減少の51億27百万円となりました。主な変動要因は、賞与引当金が3億96百万円、買掛金が2億14百万円それぞれ増加し、未払金が7億81百万円、未払法人税等が2億14百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末と比較して1億4百万円増加の7億26百万円となりました。
純資産は前連結会計年度末と比較して17億11百万円減少の341億71百万円となりました。主な変動要因は、自己株式の取得が15億45百万円、上場株式の時価評価による評価益の減少に伴い、その他有価証券評価差額金が7億91百万円、円高による為替換算調整勘定が2億83百万円それぞれ減少し、利益剰余金が9億13百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の85.6%から85.4%となりました。期末発行済株式総数に基づく1株当たり純資産額は、前連結会計年度末の1,096円02銭から1,051円34銭となりました。
(3)対処すべき課題
1 販売態勢においては、フィールドパーソン(指導型営業部員)戦略の更なる進化に向けて、フィールド活動の選択と集中を行い、販売活動と美容室への教育支援の質を高めることで、活動内容と成果のモデルとなるミルボンサロンづくりを推進する。
2 製品開発においては、ヘアデザインの流行の変化を素早く捉え、製品開発に生かすTAC(Target Authority Customer)製品開発システムをさらに充実する。
3 顧客の潜在的なニーズの発掘と、それに応える基礎基盤研究による製品開発技術の向上を図る。
4 国内外の工場の生産能力向上と物流システムの効率化の推進により、各地のニーズに合わせた製品供給態勢を構築する。
5 グローバルビジョンを推進するために、グローバルに活躍できる人材育成と仕組みの構築、経営感覚のある幹部育成、スペシャリストの養成を推進する。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は11億63百万円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。