当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益が底堅く推移し、雇用情勢や所得環境も緩やかに改善するなど、回復基調が継続しましたが、米中貿易摩擦の長期化への懸念等から景気の先行きに対する警戒感が強まりました。
当社グループの主要市場であるエレクトロニクス市場におきましては、自動車の安全性確保や利便性向上に伴う車載用電子部品の生産数は堅調に推移しましたが、スマートフォン市場は需要低迷による減速傾向が続きました。
このような状況の下、当社グループは、収益力の更なる向上を目指して、高付加価値製品の開発と提案並びに拡販活動に注力してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は243億35百万円(前年同四半期比3.3%減)、営業利益は33億80百万円(同16.3%減)、経常利益は34億77百万円(同18.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は24億45百万円(同11.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 表面処理用資材事業
主力のプリント基板用及びパッケージ基板用めっき薬品の売上高は、自動車のカーエレクトロニクス向けは引き続き堅調に推移しましたが、ハイエンドスマートフォン向けが需要減少の影響を受けて前年同四半期を下回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は182億15百万円(前年同四半期比8.2%減)、セグメント利益は29億73百万円(同26.7%減)となりました。
② 表面処理用機械事業
国内の電子部品メーカーや自動車部品メーカーによる設備投資への前向きな動きにより、機械の受注環境が回復し、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を上回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は29億84百万円(前年同四半期比57.1%増)、セグメント利益は1億23百万円(前年同四半期はセグメント損失1億34百万円)となりました。
③ めっき加工事業
日本国内からの事業撤退により売上高は前年同四半期を下回りましたが、タイやインドネシアの連結子会社において、めっき加工の歩留まりが改善し、セグメント利益は増加し、黒字に転換しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は28億18百万円(前年同四半期比10.6%減)、セグメント利益は73百万円(前年同四半期はセグメント損失1百万円)となりました。
④ 不動産賃貸事業
新大阪の賃貸用オフィスビルにおいて、オフィスビルの入居率が改善したことから、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期を上回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3億83百万円(前年同四半期比6.1%増)、セグメント利益は2億4百万円(同84.9%増)となりました。
なお、上記のセグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ14億32百万円減少し、765億10百万円となりました。主な増加は、建設仮勘定の増加5億40百万円、仕掛品の増加3億70百万円であり、主な減少は、現金及び預金の減少14億67百万円、受取手形及び売掛金の減少10億54百万円、建物及び構築物(純額)の減少3億55百万円であります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ18億3百万円減少し、149億96百万円となりました。主な増加は、賞与引当金の増加1億44百万円、リース債務(流動)の増加68百万円であり、主な減少は、支払手形及び買掛金の減少10億5百万円、未払法人税等の減少4億83百万円であります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3億71百万円増加し、615億14百万円となりました。主な増加は、利益剰余金の増加10億95百万円であり、主な減少は、為替換算調整勘定の減少7億15百万円であります。
以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末の78.4%から2.0%増加し80.4%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ13億66百万円減少し、292億26百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって獲得した資金は16億63百万円(前年同四半期は46億55百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額14億50百万円、仕入債務の減少額8億99百万円等の資金の使用がありましたが、税金等調整前四半期純利益34億66百万円、減価償却費10億32百万円、売上債権の減少額8億40百万円等の資金の獲得があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動において使用された資金は11億73百万円(前年同四半期は13億10百万円の資金の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入2億85百万円等の資金の獲得がありましたが、固定資産の取得による支出12億43百万円、定期預金の預入による支出2億45百万円等の資金の使用があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動において使用された資金は14億95百万円(前年同四半期は14億70百万円の資金の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額13億50百万円、短期借入金の純減少額78百万円等の資金の使用があったことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は11億58百万円であります。投資対効果を常に意識し、重要テーマについては今後も積極的に投資をしてまいりたいと考えております。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。