第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の概況

当第1四半期連結累計期間の世界経済は、緩やかに回復しましたが、米国の政策や中国を始めとするアジア新興国等の動向など、依然として先行きは不透明な状況にあります。一方、国内経済は、輸出、生産の持ち直しを背景に緩やかな回復基調で推移しました。

このような環境のもと、当社グループにおきましては、2016年度よりスタートしました第4次中期5ヵ年経営計画の方針(事業の新陳代謝や真のグローバル化など)に沿った重点施策を進め、事業拡大や事業開発の促進に注力してまいりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は198億38百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は16億29百万円(同15.2%増)、経常利益は17億12百万円(同25.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億19百万円(同19.4%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。
 なお、セグメント区分の売上高はセグメント間の内部売上高を含んでおりません。

 

① 製紙薬品事業

国内製紙業界は、印刷・情報用紙の需要が低迷する中、段ボール原紙など板紙の生産が堅調に推移しました。このような環境のもと、当事業におきましては、板紙向け紙力増強剤の需要が増加しましたが、原材料価格の上昇による収益性の悪化もあり、売上高は48億98百万円(前年同期比10.9%増)、セグメント利益は3億40百万円(同1.0%減)となりました。

 

② コーティング事業

印刷インキ業界は、出版・広告分野では市場の縮小が続いております。このような環境のもと、当事業におきましては、印刷インキ用樹脂は、海外で食品包装用が堅調に推移したものの、国内では、出版用などが減少しました。一方、機能性コーティング材料用の光硬化型樹脂は販売が堅調に推移しました。

その結果、売上高は47億40百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント利益は3億49百万円(同42.0%増)となりました。

 

③ 粘接着事業

粘着・接着剤業界は、世界的に紙おむつ向け接着剤の需要が増加しております。このような環境のもと、当事業におきましては、水素化石油樹脂の販売が好調に推移するとともに、アジア地域を中心にロジン系の粘着・接着剤用樹脂の販売が堅調に推移しました。

その結果、売上高は69億94百万円(前年同期比4.1%増)、セグメント利益は8億53百万円(同28.9%増)となりました。

 

 

④ 機能性材料事業

電子工業業界は、スマートフォンや自動車分野などで高機能デバイスの需要が堅調に推移しました。このような環境のもと、当事業におきましては、電子材料用配合製品の回復や精密部品洗浄剤および精密研磨剤の好調により、売上高は31億31百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益は1億49百万円(前年同期比27.9%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1億60百万円増加し、840億58百万円となりました。主な要因は、現金及び預金が2億72百万円、受取手形及び売掛金が4億53百万円、有形固定資産が4億34百万円減少した一方、たな卸資産が6億46百万円、投資有価証券が5億63百万円増加したことによります。

負債は、支払手形及び買掛金が1億円、賞与引当金が6億58百万円、長期借入金が1億80百万円減少したことなどにより、前連結会計年度末に比べ6億52百万円減少し、316億88百万円となりました。

純資産は、利益剰余金などが増加したことにより、前連結会計年度末に比べ8億13百万円増加し、523億70百万円となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7億98百万円であります。

 

(6) 経営成績に重要な影響を与える要因

当第1四半期連結累計期間において、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載したとおり、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。