第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

18,000,000

18,000,000

 (注)平成29年9月11日開催の取締役会決議により、平成29年11月1日付で株式分割に伴う定款の変更が行われ、発行可能株式総数は、18,000,000株増加し、36,000,000株となっております。

②【発行済株式】

種類

事業年度末現在発行数

(株)

(平成29年10月31日)

提出日現在発行数

(株)

(平成30年1月24日)

上場金融商品取引所名又は

登録認可金融商品取引業協会名

内容

普通株式

7,448,800

14,897,600

東京証券取引所市場第一部

単元株式数

100株

7,448,800

14,897,600

 (注)平成29年9月11日開催の取締役会決議により、平成29年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割しております。なお、上記の「事業年度末現在発行数」は、当該株式分割の影響を調整しておりません。

(2)【新株予約権等の状況】

 該当事項はありません。

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

 該当事項はありません。

 

(4)【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式総数増減数(株)

発行済株式
総数残高

(株)

資本金増減額

(千円)

資本金残高

(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

平成25年10月17日

(注)1

700,000

7,298,800

414,669

1,689,527

414,669

1,304,327

平成25年10月30日

(注)2

150,000

7,448,800

88,857

1,778,385

88,857

1,393,185

 (注)1 有償一般募集(ブックビルディング方式による募集)

発行価格  1,256円

発行価額  1,184.77円

資本組入額 592.385円

 

2 有償第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資)

発行価額  1,184.77円

資本組入額 592.385円

割当先   三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

3 平成29年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行い、発行済株式総数が7,448,800株増加しております。

(6)【所有者別状況】

平成29年10月31日現在

 

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

33

24

68

87

2

4,854

5,068

所有株式数

(単元)

17,779

1,844

11,468

13,485

2

29,882

74,460

2,800

所有株式数の割合(%)

23.88

2.48

15.40

18.11

0.00

40.13

100.00

 (注)自己株式215,440株は「個人その他」に2,154単元及び「単元未満株式の状況」に40株を含めております。

 

(7)【大株主の状況】

 

 

平成29年10月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

萩原株式会社

岡山県倉敷市西阿知町西原884

717

9.63

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8-11

457

6.14

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

東京都港区浜松町2丁目11番3号

328

4.40

GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)

133 FLEET STREET,LONDON EC4A 2BB U.K.(東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー)

307

4.13

NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)

50 BANK STREET CANARY WHARF LONDON E14 5NT,UK(東京都中央区日本橋3丁目11-1)

282

3.79

萩原 邦章

岡山県倉敷市

262

3.51

萩原工業従業員持株会

岡山県倉敷市水島中通1丁目4番地

221

2.96

日本ポリケム株式会社

東京都千代田区丸の内1丁目1番1号

200

2.68

萩原 賦一

岡山県倉敷市

197

2.64

CHASE MANHATTAN BANK GTS CLIENTS ACCOUNT ESCROW(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

5TH FLOOR, TRINITY TOWER 9, THOMAS MORE STREET LONDON, E1W 1YT, UNITED KINGDOM(東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟)

119

1.60

3,093

41.53

 (注)1.当社は平成29年10月31日現在で、自己株式215千株(発行済株式総数に対する所有株式数の割合2.89%)を所有しており、上記大株主からは除外しております。

2.平成29年12月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書の変更報告書において、エフエムアール エルエルシーが、平成29年12月15日現在で以下の株式を所有している旨が記載されているものの、当社として事業年度末現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、大量保有報告書の変更報告書の内容は次のとおりであります。

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

エフエムアール エルエルシー

米国 02210 マサチューセッツ州ボストン、サマー・ストリート245

945

6.35

 

(8)【議決権の状況】

①【発行済株式】

平成29年10月31日現在

 

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

普通株式  215,400

完全議決権株式(その他)

普通株式 7,230,600

72,306

単元未満株式

普通株式   2,800

発行済株式総数

7,448,800

総株主の議決権

72,306

 

②【自己株式等】

平成29年10月31日現在

 

所有者の氏名又は名称

所有者の住所

自己名義所有株式数(株)

他人名義所有株式数(株)

所有株式数の合計(株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

萩原工業株式会社

岡山県倉敷市水島中通一丁目4番地

215,400

215,400

2.89

215,400

215,400

2.89

 

(9)【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

2【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得

(1)【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

(2)【取締役会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

区分

株式数(株)

価額の総額(千円)

当事業年度における取得自己株式

308

934

当期間における取得自己株式

60

111

(注)1.平成29年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。このため「当期間における取得自己株式」には、当該株式分割後の株式数を記載しております。

2.当期間における取得自己株式には、平成30年1月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含まれておりません。

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度

当期間

株式数(株)

処分価額の総額

(千円)

株式数(株)

処分価額の総額

(千円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式

消却の処分を行った取得自己株式

合併、株式交換、会社分割に係る移転を行った取得自己株式

その他(-)

保有自己株式数

215,440

430,940

(注)1.平成29年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。このため当期間における保有自己株式数には、当該株式分割後の株式数を記載しております。

2.当期間における保有自己株式数には、平成30年1月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式数は含まれておりません。

 

3【配当政策】

利益配分に関する基本的な考え方は、収益状況に対応した上で、株主還元の充実を図り、業績の推移及び財務状況等を総合的に勘案して利益還元を行う方針であります

また、一方では企業体質の強化及び業容の拡大に備えて内部留保を充実することも目標としております。この内部留保につきましては、業界内部における競争激化に対処し、コスト競争力を高めるための設備投資等の資金需要に備えるためであり、将来的には収益の向上を通じて株主の皆様に還元できるものと考えております。当社は、株主の皆様への利益還元の機会を充実させるべく、中間配当及び期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります

当社は「取締役会の決議により、毎年4月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております

当事業年度の配当につきましては、1株につき64円00銭の配当(うち中間配当30円00銭)を実施することを決定しました

 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。

決議年月日

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額
(円)

平成29年6月12日

取締役会決議

217,008

30.0

平成30年1月23日

株主総会決議

245,934

34.0

 

4【株価の推移】

(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】

回次

第51期

第52期

第53期

第54期

第55期

決算年月

平成25年10月

平成26年10月

平成27年10月

平成28年10月

平成29年10月

最高(円)

1,900

1,660

2,348

2,928

4,050

□2,000

最低(円)

1,207

1,278

1,610

1,912

2,226

□1,920

 (注)1.最高・最低株価は平成26年5月21日より東京証券取引所(市場第一部)におけるものであり、それ以前は東京証券取引所(市場第二部)におけるものであります。

2.□印は、株式分割(平成29年11月1日、1株につき2株の割合)による権利落後の最高・最低株価を示しております。

(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】

月別

平成29年5月

6月

7月

8月

9月

10月

最高(円)

2,820

3,120

3,175

3,315

4,010

4,050

□2,000

最低(円)

2,614

2,632

2,831

3,050

3,120

3,785

□1,920

 (注)1.最高・最低株価は東京証券取引所(市場第一部)におけるものであります。

2.□印は、株式分割(平成29年11月1日、1株につき2株の割合)による権利落後の最高・最低株価を示しております。

5【役員の状況】

男性11名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

役名

職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

代表取締役会長

 

萩原 邦章

昭和28年8月19日生

昭和51年3月

当社入社

(注)3

262

同年  12月

当社取締役

昭和54年12月

当社常務取締役

昭和59年12月

当社代表取締役社長

平成22年1月

平成28年1月

平成28年3月

当社代表取締役社長 社長執行役員

当社代表取締役会長(現在)

トラスコ中山株式会社社外取締役(現在)

代表取締役社長

社長執行役員

浅野 和志

昭和38年8月14日生

昭和61年3月

当社入社

(注)3

10

平成16年5月

当社事業支援部総務部マネージャー

平成19年1月

当社取締役事業支援部総務部マネージャー

平成22年1月

当社執行役員事業支援部門長

平成23年1月

当社取締役執行役員事業支援部門長

平成26年11月

当社取締役執行役員合成樹脂事業管掌補佐

平成27年11月

当社取締役常務執行役員合成樹脂事業管掌補佐兼ハギライン事業部長

平成28年1月

平成28年11月

 

平成29年11月

当社代表取締役社長 社長執行役員

当社代表取締役社長 社長執行役員兼合成樹脂事業部長

当社代表取締役社長 社長執行役員(現在)

取締役

専務執行役員

新技術開発支援室長

田中 稔一

昭和32年7月26日生

昭和57年3月

当社入社

(注)3

20

平成15年1月

当社取締役エンジニアリング事業部製造部プロダクトマネージャー

平成20年11月

当社取締役エンジニアリング事業部製造部門長

平成21年1月

当社取締役合成樹脂事業部開発部門長

平成22年1月

当社取締役執行役員合成樹脂事業管掌補佐兼開発部門長

平成24年1月

当社取締役常務執行役員合成樹脂事業管掌補佐兼開発部門長

平成25年1月

当社取締役常務執行役員合成樹脂事業管掌兼開発部門長

平成27年1月

 

当社取締役専務執行役員合成樹脂事業管掌兼開発部門長

平成28年11月

 

当社取締役専務執行役員新技術開発支援室長(現在)

取締役

常務執行役員

エンジニアリング事業部長兼生産管理部長

笹原 義博

昭和37年8月27日生

昭和58年3月

当社入社

(注)3

12

平成19年11月

当社エンジニアリング事業部製造部門製造管理部長

平成21年11月

当社エンジニアリング事業製造部門長

平成22年1月

当社執行役員エンジニアリング事業製造部門長

平成25年11月

当社執行役員エンジニアリング事業海外営業部長

平成27年1月

当社取締役執行役員エンジニアリング事業管掌兼海外営業部長

平成28年11月

 

平成29年11月

 

平成30年1月

当社取締役執行役員エンジニアリング事業部長兼海外営業部長

当社取締役執行役員エンジニアリング事業部長兼生産管理部長

当社取締役常務執行役員エンジニアリング事業部長兼生産管理部長

(現在)

 

 

 

役名

職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

取締役

執行役員

事業支援部門長兼総務部長

吉田 淳一

昭和40年10月14日生

平成3年4月

日本開発銀行(現 株式会社日本政策投資銀行)入行

(注)3

平成20年10月

株式会社日本政策投資銀行経営企画部課長

平成21年5月

同行四国支店課長

平成23年5月

同行岡山事務所長

平成26年4月

平成26年11月

当社出向経営企画室長

当社事業支援部門長兼総務部長

平成27年1月

当社執行役員事業支援部門長兼総務部長

平成29年1月

当社取締役執行役員事業支援部門長兼総務部長(現在)

取締役

執行役員

合成樹脂事業部長兼活性部長

松浦 正幸

昭和36年7月24日生

昭和55年3年

平成16年11月

 

平成18年11月

 

 

平成20年11月

 

平成21年11月

平成28年11月

 

 

平成29年11月

 

平成30年1月

当社入社

日本ファブウエルド株式会社出向(取締役管理部長)

当社合成樹脂事業部ハギライン事業ユニット製造部マネージャー

当社合成樹脂事業部BCI事業ユニットユニットマネージャー

当社合成樹脂事業BCI事業部長

当社執行役員合成樹脂事業部長補佐兼開発部長

当社執行役員合成樹脂事業部長兼活性部長

当社取締役執行役員合成樹脂事業部長兼活性部長(現在)

(注)3

1

取締役

 

中原 裕二

昭和20年6月19日生

昭和43年4月

昭和63年12月

平成28年1月

中原税理士事務所入所(現在)

当社監査役

当社取締役(現在)

(注)3

17

取締役

 

秋草 史幸

昭和24年10月9日生

昭和47年4月

株式会社三菱銀行入行

(注)3

平成20年6月

三菱UFJ証券株式会社取締役社長

平成22年4月

三菱UFJ証券ホールディングス株式会社取締役社長

平成22年5月

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社取締役社長

平成23年4月

三菱UFJ証券ホールディングス株式会社相談役

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社顧問(現在)

平成27年1月

平成28年4月

当社取締役(現在)

三菱UFJ証券ホールディングス株式会社特別顧問(現在)

常勤監査役

 

金光 利文

昭和36年12月25日生

昭和57年5月

当社入社

(注)4

0

平成21年11月

当社エンジニアリング事業製造部門技術部長

平成25年11月

当社エンジニアリング事業技術部長

平成27年11月

当社エンジニアリング事業資材部長

平成28年11月

当社エンジニアリング事業部資材部長

平成29年11月

平成30年1月

当社内部監査室シニアスタッフ

当社常勤監査役(現在)

監査役

 

石井 辰彦

昭和27年3月9日生

昭和55年4月

弁護士登録(岡山弁護士会)

(現在)

(注)4

平成17年11月

 

平成24年1月

株式会社サンマルクホールディングス監査役(現在)

当社監査役(現在)

 

 

役名

職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

監査役

 

三宅 孝治

昭和32年4月18日生

昭和61年10月

平成3年11月

平成26年8月

平成28年1月

秋田隆敏税理士事務所入所

三宅孝治税理士事務所所長

三宅税理士法人代表社員(現在)

当社監査役(現在)

(注)4

1

 

324

 (注)1.取締役中原裕二及び秋草史幸の両氏は、社外取締役であります。

2.監査役石井辰彦及び三宅孝治の両氏は、社外監査役であります。

3.取締役の任期は、平成29年1月24日開催の定時株主総会の時から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

なお、松浦正幸氏は取締役の増員に伴う就任につき、その任期は当社定款の定めにより、他の在任取締役の任期の満了の時までとなります。

4.監査役金光利文氏は辞任した監査役の補欠として選任されたため、その任期は当社定款の定めにより、退任した監査役の任期の満了すべき時までとなり、平成27年10月期に係る定時株主総会終結の時から平成31年10月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5.当社は、経営監督機能と業務執行機能を分離するとともに、執行部門に権限委譲を行うことで、経営の迅速化、効率化及びコーポレート・ガバナンスの充実を図るため、執行役員制度を導入しております。なお、平成30年1月24日現在の執行役員は8名(うち取締役兼任5名)であります。

 

6【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】

(コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方)

 当社グループでは社会的責任を経営の重要課題と位置づけ、法令遵守に対するより一層の社内意識の向上と体制強化を図り、社会的な信頼を得るよう努めております。

 そのために、株主の皆様やお客様をはじめ、取引先、地域社会、社員などとの良好な関係を築くために迅速かつ正確な情報開示に努めるとともに、幅広い情報公開により経営の透明性を高めるために会社説明会等のIR活動に注力していきます。また、株主総会、取締役会、監査役会及び会計監査人など、機能制度を一層強化・改善・整備しながらコーポレート・ガバナンスを充実させていきたいと考えております。

① 企業統治の体制

イ 企業統治の体制の概要及び企業統治の体制を採用する理由

 当社は、取締役(会)、監査役(会)制度及び内部監査制度等を採用することにより、コーポレート・ガバナンス体制を構築しております。

取締役会は、取締役8名(うち社外取締役2名)で構成されており、原則として月1回の定例取締役会を開催し、当社及びグループ全般に係わる迅速かつ的確な意思決定と効率的な組織運営を目的とし、経営状況の確認及び情報の共有化をはじめ、法令で定められた事項や経営に関する重要事項を決定するとともに、業務執行の状況を逐次監督しております。そのほか、必要に応じ機動的に臨時取締役会を開催しており、各取締役が各々の判断で意見を述べられる独立性を確保しその効果を得ております。

なお、急激に変化する経営環境のもと、経営の迅速化、効率化及びコーポレート・ガバナンスの充実を図るため、経営監督機能と業務執行機能を分離するとともに、執行部門に権限委譲を行う執行役員制度を導入しております。

監査役会は、社内常勤監査役1名と経営から独立した社外監査役2名で構成されており、原則として月1回開催しております。監査役は、取締役会その他重要な会議には出席し、意見及び提言を行うとともに、監査方針に従い、取締役及び使用人等からの職務執行状況の聴取、重要な決裁書及び社内資料の閲覧及び支店・子会社等の往査により、適正な監査を実施しております。さらに、会計監査人及び内部監査室とも緊密な連携を図っております。

こうした取り組みにより、当社のコーポレート・ガバナンスは十分に機能するものと考え、現行の体制を採用しております。

ロ 企業統治・内部統制の関係図

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ハ 内部統制システムの整備の状況

 当社は、取締役会において「会社の業務の適正を確保するための体制」整備の基本方針を決定し、効率的で適正な業務体制による運営を目指しております。なお、より効率的で充実した体制の構築のため、毎年1回、基本方針の運用状況等を確認のうえ、見直しの取締役会決議を行っております。また、「財務報告に係る内部統制報告制度」に対する整備については、内部統制プロジェクトにより評価体制を構築し、全社的な管理体制は、効率的かつ効果的な運営を目指して、内部監査室が事務局となり、各部門より内部監査人(全社で23名)を選出して、部門相互の内部監査を実施し、結果は事務局により、全社的な内部統制の整備・運用状況も含めて検証し、最終的に社長により有効性の評価を行っています。

ニ リスク管理体制の整備の状況

 当社は、事業環境の様々な変化に対処するために、リスク管理の強化に取組んでおり、総務部がリスク管理活動を統括して、諸規程が常に法令に適合するとともに、社会通念と乖離することがなきよう定期的に見直しを行い、業務分掌・職務権限を明確にして、各事業部・部門が定められた範囲で迅速に行動ができるよう社内環境を整備しております。万一、不測の危機が発生した場合は、速やかに「危機管理規程」に則り、損失の拡大防止に最善を尽くす所存であります。

コンプライアンスにつきましても、「行動規範」を制定し、当社及び当社グループ企業の規範を明らかにするほか、「内部通報制度」も設け、健全な企業風土の醸成と法令及び社内諸規程遵守に取組んでおります。

② 内部監査及び監査役監査、会計監査の状況

内部監査につきましては、事業活動が法令及び定款に適合することを確保するため、内部監査室(1名)により、社長の承認を得た年度監査基本計画に基づき、関係会社も含め業務監査、会計監査を実施し、業務の適正性と効率性を向上させ、継続的かつ適切な内部監査を行う体制を整備しております。

監査役監査は、常勤監査役1名と社外監査役2名の計3名で、社外監査役は税理士及び弁護士としての豊富な経験に基づく幅広い知識と高い見識を備え、中立の立場から取締役会に参加し、客観的に意見を表明したり、重要な決裁資料を閲覧するなど取締役会の運営に対する監査を行うことで監査役制度の充実強化を図っております。

会計監査人は、有限責任監査法人トーマツを選任し、監査契約を結び正しい経営情報を提供し、公正不偏な立場から監査が実施される環境を整備しております。会計監査は下記の業務執行社員の他、公認会計士4名、その他7名の監査補助者により実施されております。

相互連携につきましては、監査役会が企業全体の定期的な業務監査についての総括及び留意事項について助言を行い、定期的な情報交換の場を設け、リスク管理強化に努めております。監査役会は、監査内容について会計監査人及び取締役会と定期的に意見交換を行っており、決算期毎に会計監査人より監査方法・監査結果について監査報告を受けております。会計監査人からの監査指摘事項についても常に情報を共有し、改善に向けて随時意見交換を行い、連携を強化しております。

業務を執行した公認会計士の氏名

三宅  昇

上坂 岳大

 

③ 社外取締役及び社外監査役との関係

当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります

社外取締役中原裕二氏は、税理士であり、財務及び会計に関する豊富な専門知識・経験を有し、その見識に基づく経営監視ができるものと判断し選任しております

社外取締役秋草史幸氏は、三菱UFJ証券ホールディングス株式会社の特別顧問であり、豊富な経営経験、幅広い分野での知見を有し、その見識に基づく経営監視ができるものと判断し選任しております。

社外監査役石井辰彦氏は、弁護士であり、法務面の豊富な経験に基づくコンプライアンスに関する監視機能をさらに強化できるものと判断し選任しております

社外監査役三宅孝治氏は、税理士であり、財務及び会計に関する豊富な専門知識・経験を有し、その見識に基づく経営監視ができるものと判断し選任しております。

なお、社外取締役及び社外監査役と当社とは、5「役員の状況」に記載の当社株式所有を除き人的関係、資本的関係、取引関係はありません

当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する明確に定めた基準又は方針はありませんが、その選任にあたっては、証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております

④ 役員報酬等

イ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

役員区分

報酬等の総額

(千円)

報酬等の種類別の総額(千円)

対象となる

役員の員数

(人)

基本報酬

ストック

オプション

賞与

退職慰労金

取締役

(社外取締役を除く)

135,967

74,183

61,784

6

監査役

(社外監査役を除く)

13,276

11,960

1,316

1

社外役員

21,416

19,500

1,916

4

 

ロ 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法

当社は役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針は定めておりません。

⑤ 責任限定契約の内容の概要

当社と社外取締役及び社外監査役並びに会計監査人である有限責任監査法人トーマツは、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は法令が規定する額としております。

⑥ 取締役の定数

当社取締役は8名以内とする旨定款に定めております。

⑦ 取締役の選任決議要件

当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨も定款で定めております。

⑧ 株主総会決議事項を取締役会で決議することとした事項

イ 自己株式の取得

当社は、会社法第165条第2項の規定に基づき、機動的な資本政策等を可能とするため、取締役会の決議によって、市場取引等により自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。

ロ 取締役の責任免除

当社は、取締役が期待された役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって、同法第423条第1項の取締役(取締役であった者を含む)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。

 

ハ 監査役の責任免除

当社は、監査役が期待された役割を十分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって、同法第423条第1項の監査役(監査役であった者を含む)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。

 

ニ 中間配当

当社は、株主への機動的な利益還元を可能にするため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年4月30日を基準日として中間配当をすることができる旨定款に定めております。

 

⑨ 株主総会の特別決議要件

当社は、株主総会特別決議の定足数をより確実に充足できるようにするため、会社法第309条第2項の定めによる決議は、議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。

⑩ 株式の保有状況

イ 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額

13銘柄 105,754千円

 

ロ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有目的、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的

前事業年度

特定投資株式

銘柄

株式数(株)

貸借対照表計上額

(千円)

保有目的

株式会社広島銀行

42,633

19,184

取引関係維持・強化

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ

23,300

12,689

東リ株式会社

32,000

12,000

ダイニック株式会社

50,000

8,450

第一生命ホールディングス株式会社

4,100

6,318

株式会社みずほフィナンシャルグループ

27,540

4,877

高島株式会社

20,000

3,380

株式会社山口フィナンシャルグループ

2,720

3,149

株式会社トーア紡コーポレーション

100

51

 

当事業年度

特定投資株式

銘柄

株式数(株)

貸借対照表計上額

(千円)

保有目的

株式会社広島銀行

21,316

20,335

取引関係維持・強化

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ

23,300

17,766

東リ株式会社

32,000

13,184

ダイニック株式会社

10,000

12,530

第一生命ホールディングス株式会社

4,100

8,784

株式会社みずほフィナンシャルグループ

27,540

5,642

高島株式会社

2,000

4,528

株式会社山口フィナンシャルグループ

2,720

3,720

株式会社トーア紡コーポレーション

100

62

 

ハ 保有目的が純投資目的である投資株式

該当事項はありません。

ニ 保有目的を変更した投資株式

該当事項はありません。

(2)【監査報酬の内容等】

①【監査公認会計士等に対する報酬の内容】

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に基づく報酬(千円)

非監査業務に基づく
報酬(千円)

監査証明業務に基づく報酬(千円)

非監査業務に基づく
報酬(千円)

提出会社

30,000

31,000

連結子会社

30,000

31,000

 

②【その他重要な報酬の内容】

該当事項はありません。

③【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】

前連結会計年度(自 平成27年11月1日  至 平成28年10月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 平成28年11月1日  至 平成29年10月31日)

該当事項はありません。

 

④【監査報酬の決定方針】

監査日数及び業務の特殊性を勘案した上で決定しております。