第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における経済情勢は、国内では企業収益や雇用環境の改善などを背景に景気の緩やかな回復基調が続きましたが、個人消費は依然力強さを欠き、海外では中国やアジア新興国の景気持ち直しの動きが見られたものの、世界的な地政学リスクの高まりによる景気への影響が懸念されるなど、引き続き先行き不透明な状況にありました。

このような事業環境のもと当社グループは、主力事業分野である液晶ディスプレイ関連の産業集積が進む中国市場でのニーズ対応力・生産供給体制の強化、需要が高まる環境配慮型製品の開発・展開によるシェア拡大、ナノインプリント関連製品をはじめとする新規事業の販売拡大、将来に向けた新製品・サービス創出のための研究開発体制の強化に取り組んでおります。

当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、中国市場を中心に粘着剤関連製品をはじめとするケミカルズの販売が伸びたことにくわえて、円安影響による中国子会社の売上高の為替換算額が増加したこともあり、219億71百万円(前年同期比16.8%増)となりました。利益面では、原料価格上昇の影響を受けたものの、増産効果や継続的なコストダウンへの取り組みにくわえて、為替差損が減少したことなどにより、経常利益は22億59百万円(前年同期比61.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億85百万円(前年同期比73.1%増)となりました。

セグメントの状況は、以下のとおりです。

<ケミカルズ>

ケミカルズについては、売上高は195億78百万円(前年同期比16.4%増)となりました。製品別の状況は、以下のとおりです。

粘着剤関連製品は、中国市場を中心に液晶ディスプレイ関連用途向けの販売数量が増加し、建材・自動車分野など一般用途向けの販売も堅調に推移したことにより売上高は110億21百万円(前年同期比15.3%増)となりました。

微粉体製品は、電子部品関連用途や中国市場における光拡散フィルム用途向けの販売数量が増加したことなどにより売上高は20億30百万円(前年同期比9.1%増)となりました。

特殊機能材製品は、中国市場における電子材料用途向けの販売数量が増加し、売上高は26億87百万円(前年同期比20.9%増)となりました。

加工製品は、中国市場における電子情報機器用途向けの機能性粘着テープの販売数量が増加し、売上高は38億37百万円(前年同期比20.7%増)となりました。

<装置システム>

装置システムについては、熱媒体油の販売が減少したものの、化学業界における設備投資の回復を背景に、設備関連の工事完成高が増加し、売上高は23億92百万円(前年同期比20.4%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末(以下「当期末」という。)の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という。)に比べて31億74百万円増加し、358億4百万円となりました。

流動資産は、現金及び預金、受取手形及び売掛金が増加したことなどにより、前期末に比べ31億27百万円増加し、203億88百万円となりました。

固定資産は、有形固定資産が減少したものの、投資有価証券が増加したことなどにより、前期末に比べ46百万円増加し、154億15百万円となりました。

一方、負債については長期借入金が減少したものの、支払手形及び買掛金、短期借入金が増加したことなどにより、前期末に比べ14億14百万円増加し、137億38百万円となりました。

当期末における純資産は、利益剰余金、その他の包括利益累計額の増加などにより、前期末に比べ17億60百万円増加し、220億65百万円となりました。

この結果、自己資本比率は前期末62.2%から0.6ポイント減少し61.6%となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は11億63百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(5) 生産、受注及び販売の実績

① 生産実績

 

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

至  平成29年12月31日)

金額(千円)

前年同期比(%)

ケミカルズ

19,183,058

123.2

装置システム

2,335,582

115.1

合計

21,518,640

122.3

 

(注) 1.金額は、販売価格によっております。

2.金額には、消費税等は含まれておりません。

 

② 受注実績

 

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

至  平成29年12月31日)

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

ケミカルズ

19,631,560

117.1

613,498

119.8

装置システム

2,732,882

168.0

2,019,777

313.4

合計

22,364,442

121.6

2,633,276

227.7

 

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。

2.金額には、消費税等は含まれておりません。

 

③ 販売実績

 

セグメントの名称

当第3四半期連結累計期間

(自  平成29年4月1日

至  平成29年12月31日)

販売高(千円)

前年同期比(%)

ケミカルズ

19,578,365

116.4

装置システム

2,392,683

120.4

合計

21,971,048

116.8

 

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。

2.金額には、消費税等は含まれておりません。