当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクの内容について、重要な変更はありません。
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済施策や日本銀行による金融緩和策の効果により、企業収益や雇用情勢に改善傾向が続き、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、消費税増税の再延期決定に対する不安感、中国をはじめとする新興国の成長鈍化や不安定な欧州・中東情勢に加え、英国の国民投票におけるEU離脱選択等に伴う世界経済の下振れが懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは最適な経営資源の投下、在庫・生産体制の抜本的見直しによる経営体質の更なる強化、原料の安定的な確保およびコスト競争力の強化を進めるとともに、"FUSOブランド"のグローバル市場での確立を進めてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は87億96百万円(前年同期比1.5%減、1億29百万円減)となりました。営業利益は24億41百万円(同41.1%増、7億10百万円増)、経常利益は23億65百万円(同32.4%増、5億78百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、15億66百万円(同44.5%増、4億82百万円増)となりました。
売上高は、円高により海外子会社の円換算売上高および国内会社の輸出売上高の円換算に影響を及ぼしたため、前年同期を下回りました。営業利益は、円高による仕入価格の低減、コスト削減に加え、電子材料および機能性化学品事業の京都事業所において、当連結会計年度の夏期および冬期に予定している、大規模設備投資の工事による生産停止に備えて、当第1四半期連結累計期間で前倒し生産を実施しています。その結果、製品の原価が低減し、営業利益は前年同期を上回りました。
当社グループの報告セグメントの業績は、次のとおりです。
(ライフサイエンス事業)
ライフサイエンス事業全体の業績は、外部顧客に対する売上高が53億68百万円(前年同期比5.8%減、3億27百万円減)、営業利益は9億86百万円(同56.1%増、3億54百万円増)となりました。
リンゴ酸・フマル酸等果実酸類の販売は好調に推移しましたが、円高により海外子会社の円換算売上高の減少があり、売上高は前年同期を下回りました。営業利益は、石油化学製品価格の下落、ならびに円高効果により、果実酸の原材料価格および商品輸入価格が下落したほか、コスト削減が利益率の向上に貢献したことにより、前年同期を上回りました。
(電子材料および機能性化学品事業)
電子材料および機能性化学品事業全体の業績は、外部顧客に対する売上高が34億28百万円(前年同期比6.1%増、1億97百万円増)、営業利益は17億19百万円(同29.1%増、3億87百万円増)となりました。
円高の影響を受けたものの、半導体市場が引続き堅調に推移しており、半導体プロセスの微細化の進展に伴った当社製品「超高純度コロイダルシリカ」への需要も旺盛であり、さらにナノパウダー等の半導体研磨分野以外向け製品の販売も堅調に推移したため、売上高は前年同期を上回りました。営業利益は前述の通り、前倒し生産により原価が低減し、前年同期を上回りました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億32百万円減少し、474億26百万円となりました。これは主に、棚卸資産および有形固定資産の減少によるものです。
負債については、前連結会計年度末に比べ5億36百万円減少し、76億51百万円となりました。これは主に、未払法人税等および賞与引当金が減少したためです。
純資産については、前連結会計年度末に比べ1億95百万円減少し、397億75百万円となりました。これは主に、円高による為替換算調整勘定の減少によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益および減価償却費の発生により取得した資金を法人税等の支払い、配当金の支払いに充てた結果、前連結会計年度末に比べ17億円減少し、95億13百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果取得した資金は14億92百万円(前年同期は14億81百万円の取得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が増加したためです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は19億59百万円(前年同期は2億27百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の預入をしたためです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は8億48百万円(前年同期は6億6百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払を行ったためです。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は1億20百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。