当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクの内容について、重要な変更はありません。
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善の傾向が見られ、個人消費が底堅く推移するなど、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、中国をはじめとする新興国の成長鈍化や、英国におけるEU離脱問題による経済不安、米大統領選における経済政策不確実性により、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは最適な経営資源の投下、在庫・生産体制の抜本的見直しによる経営体質の更なる強化、原料の安定的な確保およびコスト競争力の強化を進めるとともに、"FUSOブランド"のグローバル市場での確立を進めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は172億32百万円(前年同期比2.0%減、3億44百万円減)となりました。営業利益は45億53百万円(同27.7%増、9億89百万円増)、経常利益は44億59百万円(同21.8%増、7億99百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、30億56百万円(同24.9%増、6億10百万円増)となりました。
売上高は、円高により海外子会社の円換算売上高および国内会社の輸出売上高の円換算に影響を及ぼしたため、前年同期を下回りました。営業利益は、円高による仕入価格の低減、コスト削減に加え、電子材料および機能性化学品事業の京都事業所において、当連結会計年度の下期に予定している、大規模設備投資の工事による生産停止に備えて、当第2四半期連結累計期間で前倒し生産を実施しています。その結果、製品の原価が低減し、営業利益は前年同期を上回りました。
当社グループの報告セグメントの業績は、次のとおりです。
(ライフサイエンス事業)
ライフサイエンス事業全体の業績は、外部顧客に対する売上高が105億80百万円(前年同期比8.1%減、9億36百万円減)、営業利益は19億11百万円(同16.1%増、2億64百万円増)となりました。
リンゴ酸・フマル酸等の果実酸類の販売は好調に推移しましたが、円高が海外子会社の円換算売上高および外貨建て売上高に大きな影響を与え、売上高は前年同期を下回りました。営業利益は、海外子会社の利益に対する円高の影響がありましたが、石油化学製品価格の下落、ならびに円高効果により、果実酸の原材料価格および商品輸入価格が下落したほか、コスト削減が利益率の向上に貢献したことにより、前年同期を上回りました。
(電子材料および機能性化学品事業)
電子材料および機能性化学品事業全体の業績は、外部顧客に対する売上高が66億52百万円(前年同期比9.8%増、5億91百万円増)、営業利益は31億85百万円(同33.3%増、7億96百万円増)となりました。
円高により外貨建て売上高は大きな影響を受けましたが、半導体市場が引続き堅調であり、半導体プロセスの微細化の進展に伴った当社製品「超高純度コロイダルシリカ」への需要も旺盛となっています。さらにナノパウダー等の半導体研磨分野以外向け製品の販売も堅調に推移したため、売上高は前年同期を上回りました。営業利益は前述のとおり、販売数量の増加や前倒し生産による原価低減により、前年同期を上回りました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億36百万円増加し、493億95百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加によるものです。
負債については、前連結会計年度末に比べ52百万円増加し、82億41百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加によるものです。
純資産については、前連結会計年度末に比べ11億83百万円増加し、411億54百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益および減価償却費の発生により取得した資金を法人税等の支払い、配当金の支払いに充てた結果、前連結会計年度末に比べ87億16百万円増加し、199億30百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果取得した資金は40億42百万円(前年同期は36億3百万円の取得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が増加したためです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果取得した資金は60億25百万円(前年同期は3億円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻を受けたためです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は8億90百万円(前年同期は11億8百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払を行ったためです。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は2億55百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)重要な設備
前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に変更があったものは、次のとおりです。
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会社名 事業所 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資予定額 |
資金調達方法 |
着手及び完了予定 |
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総額 (百万円) |
既支払額 (百万円) |
着手 (年月) |
完了 (年月) |
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鹿島工場(注)1 |
ライフサイエンス事業 |
有機酸製造設備買収 (注)2 |
1,000 |
- |
増資資金 |
平成29年11月 |
平成29年12月 |
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リンゴ酸製造設備新設 (注)2 |
3,600 |
- |
増資資金 自己資金 |
平成29年11月 |
平成31年3月 |
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青島扶桑精製 加工有限公司 |
クエン酸製造設備新設 (注)2 |
1,250 |
- |
増資資金 |
平成29年9月 |
平成30年9月 |
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京都事業所 |
電子材料および機能性化学品事業 |
超高純度コロイダルシリカの新製品対応設備へ改造 (注)2 |
500 |
- |
増資資金
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平成28年7月 |
平成29年2月 |
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超高純度コロイダルシリカの製造ライン増設および改造 (注)3 |
4,400 |
- |
増資資金 自己資金 |
平成28年10月 |
平成30年1月 |
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(注)1.鹿島工場の生産設備については、譲受契約を三井化学株式会社と平成26年7月3日付で締結しております。
2.着手及び完了予定が変更となっております。
3.当初の投資計画時と比較して、シングルナノ線幅加工に対応すべく製品のバラつきを抑えた高品質化、安定生産、生産効率化を、より一層目指した機能追加を予定しているため、投資予定額が1,400百万円増加しております。