当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクの内容について、重要な変更はありません。
該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善の傾向が見られ、個人消費が底堅く推移するなど、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、中国をはじめとする新興国の成長鈍化や、英国におけるEU離脱問題による経済不安、米国における経済政策不確実性により、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは最適な経営資源の投下、在庫・生産体制の抜本的見直しによる経営体質の更なる強化、投資計画の着実な実施、原料の安定的な確保およびコスト競争力の強化を進めるとともに、"FUSOブランド"のグローバル市場での確立を進めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は267億75百万円(前年同期比1.0%増、2億73百万円増)、営業利益は73億57百万円(同33.6%増、18億50百万円増)、経常利益は75億88百万円(同35.4%増、19億84百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、52億円(同36.8%増、13億99百万円増)となりました。
売上高は、円高により海外子会社の円換算売上高および国内会社の輸出売上高の円換算に影響を及ぼしたものの、リンゴ酸等の果実酸類や超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーの出荷が好調であったため、前年同期を上回りました。営業利益についても、予定していた大規模設備投資の工事による生産停止が製造原価に影響を与えたものの、円高による仕入価格の低減やコスト削減により製品の原価が低減したため、前年同期を上回りました。経常利益については、当第3四半期連結会計期間末に向けて円安が進行したことにより為替差益が発生したため、前年同期を上回りました。
当社グループの報告セグメントの業績は、次のとおりです。
(ライフサイエンス事業)
ライフサイエンス事業全体の業績は、外部顧客に対する売上高が163億98百万円(前年同期比5.9%減、10億28百万円減)、営業利益は31億18百万円(同17.0%増、4億51百万円増)となりました。
リンゴ酸等の果実酸類の販売は好調に推移しましたが、円高が海外子会社の円換算売上高および外貨建て売上高に大きな影響を与え、売上高は前年同期を下回りました。営業利益は、海外子会社の利益に対する円高の影響がありましたが、石油化学製品価格の下落、ならびに円高効果により、果実酸の原材料価格および商品輸入価格が下落したほか、コスト削減が利益率の向上に貢献したことにより、前年同期を上回りました。
(電子材料および機能性化学品事業)
電子材料および機能性化学品事業全体の業績は、外部顧客に対する売上高が103億76百万円(前年同期比14.4%増、13億2百万円増)、営業利益は50億38百万円(同42.2%増、14億94百万円増)となりました。
円高により外貨建て売上高は大きな影響を受けましたが、半導体市場が引続き堅調であり、半導体プロセスの微細化の進展に伴った当社製品「超高純度コロイダルシリカ」への需要も旺盛となっています。さらにナノパウダー等の半導体研磨分野以外向け製品の販売も堅調に推移したため、売上高は前年同期を上回りました。営業利益は前述のとおり、生産停止により製造原価に影響を与えたものの、コスト削減や販売数量の増加により、前年同期を上回りました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ50億47百万円増加し、532億6百万円となりました。これは主に、現金及び預金、建設仮勘定の増加によるものです。
負債については、前連結会計年度末に比べ13億5百万円増加し、94億93百万円となりました。これは主に、未払金の増加によるものです。
純資産については、前連結会計年度末に比べ37億42百万円増加し、437億13百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益および減価償却費の発生により取得した資金を法人税等の支払い、配当金の支払いに充てた結果、前連結会計年度末に比べ87億55百万円増加し、199億69百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果取得した資金は50億37百万円(前年同期は39億98百万円の取得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が増加したためです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果取得した資金は51億82百万円(前年同期は4億4百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の払戻を受けたためです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は15億29百万円(前年同期は48億47百万円の取得)となりました。これは主に、配当金の支払を行ったためです。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は3億86百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。