第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境に改善が見られ、緩やかな景気回復基調にあるものの、消費税増税による消費マインドの変化、依然不透明な通商問題の動向が世界経済に与える影響や金融資本市場の変動に留意する必要があります。

当軟包装資材業界におきましては、ライフスタイルの変化に伴う新たな包装形態に対し底堅い需要はあるものの、原油価格の変動による原材料価格への影響、天候不順による機会損失、環境問題を背景に脱プラスチック等の対応、流通業界でのフードロス削減に伴う供給量の最適化や賞味期限延長への取り組み等が顕在化し影響を受け始めております。

このような状況下、当社グループのビジネスモデルである「フィルム・液体充填機DANGAN・オペレーション」をワン・ストップで提供する体制を一層推進するため、国内では仙台営業所を移転しDANGANデモルームを併設、海外では東アジアでのDANGAN販売台数の増加に伴い韓国支店を開設いたしました。また、販売面では市場環境の変化から数量が伸び悩む中、昨年より取り組んでおりました販売価格の見直し効果が徐々に表れ、生産面では働き方改革に伴う生産体制の見直しやコスト削減活動等により、収益確保に努めました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は20,205百万円(前年同四半期比2.1%減)、営業利益は1,357百万円(同18.5%増)、経常利益は1,376百万円(同16.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は889百万円(同19.7%増)となりました。

 

部門別概況は以下のとおりであります。

 

 [包装フィルム部門] 

国内市場においては、夏物商品の出足が好調となりましたが、その後の天候不順や市場環境の変化により前年同四半期の売上高を下回りました。海外市場においても、前期新工場の稼働を開始したTaisei Lamick Malaysia Sdn.Bhd.の業績が改善する等好材料はあったものの、世界各所で経済・貿易の不透明感が増す中、為替における円高進行等の影響もあり、前年同四半期より減収となりました。その結果、売上高は18,329百万円(前年同四半期比2.3%減)となりました。

 

 [包装機械部門] 

包装機械部門においては、国内外の展示会への出展及び新規顧客の開拓等、積極的な営業活動に取り組み、アジア地域での販売台数が増加した結果、売上高は1,876百万円(前年同四半期比0.6%増)となりました。

 

 

なお、財政状態の状況は以下のとおりであります。

① 資産

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べ993百万円減少し、28,719百万円となりました。

このうち流動資産合計は、前連結会計年度末と比べ634百万円減少し、13,914百万円となりました。これは主に、商品及び製品が302百万円、仕掛品が197百万円、現金及び預金が135百万円減少したことによるものです。

固定資産合計は、前連結会計年度末と比べ358百万円減少し、14,804百万円となりました。これは主に、投資その
他の資産のその他に含まれる差入保証金が95百万円増加した一方で、機械装置及び運搬具(純額)が284百万円、建物
及び構築物(純額)が165百万円減少したことによるものです。

② 負債

当第3四半期連結会計期間末における総負債は、前連結会計年度末と比べ1,278百万円減少し、7,949百万円となりました。

このうち流動負債合計は、前連結会計年度末と比べ1,109百万円減少し、6,879百万円となりました。これは主に、買掛金が428百万円、賞与引当金が224百万円、1年内返済予定の長期借入金が187百万円、短期借入金が163百万円、未払法人税等が113百万円減少したことによるものです。

固定負債合計は、前連結会計年度末と比べ168百万円減少し、1,070百万円となりました。これは主に、長期借入
金が157百万円減少したことによるものです。

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べ285百万円増加し、20,769百万円となりました。これは主に、非支配株主持分が70百万円、為替換算調整勘定が66百万円減少した一方で、利益剰余金が402百万円増加したことによるものです。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は328百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。