第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、経済活動及び社会活動等の制限により4月から5月を底に急速な悪化がみられました。足元では感染拡大の防止策を講じつつ、経済活動のレベルを段階的に引き上げていく中で持ち直しの動きがみられるものの、コロナ禍以前の状態には回復しておらず、今後も感染再拡大の懸念や世界経済に与える影響及び金融資本市場の変動に留意する必要があり、依然として予断を許さない状況が続いております。

当軟包装資材業界におきましては、外出自粛等による中食・内食関連食品が引き続き堅調に推移いたしました。一方、新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せない中、外食関連や化粧品・アメニティ関連を中心に需要が減少し、今後も回復には時間を要するものと見込まれます。

このような状況下、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は13,075百万円(前年同四半期比4.5%減)、営業利益は1,421百万円(同43.7%増)、経常利益は1,447百万円(同49.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,035百万円(同59.1%増)となり、減収増益となりました。

減収の主な要因は、以下の部門別概況に記載のとおりであります。増益の主な要因は、海外売上高の伸長及びかねてより取り組んでおりました国内取引採算の改善に加え、緊急事態宣言発出下での経費支出減少等があったことによるものです。

 

部門別概況は以下のとおりであります。

 

 [包装フィルム部門]

国内市場においては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛により需要の増加があったものの、低採算取引の見直しによる売上高減少や長梅雨による天候不順で夏物商品が不調となりました。海外市場においては、新型コロナウイルス感染拡大影響により東アジアで一部売上の不振や、ASEANで活動制限令による一時的な営業活動の停滞により苦戦したものの、米州で新型コロナウイルス感染拡大影響とみられるミールキット関連や小袋需要の拡大により前年同四半期の売上高を上回りました。その結果、売上高は12,076百万円(前年同四半期比2.9%減)となりました。

 

 [包装機械部門]

包装機械部門においては、コロナ禍による経済低迷状況からの脱却が見通せない中、設備投資の先送りに加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動制限により設置及び検収時期が遅延したこと等により販売台数が減少した結果、売上高は999百万円(前年同四半期比20.0%減)となりました。

 

なお、新型コロナウイルス感染症の収束時期が見通せない中、当社におきましてもコロナ禍での働き方に対応し、間接部門の在宅勤務・時差出勤等の推進や全従業員に対して出勤時の検温・消毒・マスク着用の徹底等、感染防止対策を十分に行った上で生産体制を維持し供給責任を果たしてまいりました。今後も感染防止対策を徹底し、事業の継続に努めてまいります。

 

 

財政状態の状況は以下のとおりであります。

① 資産

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比べ324百万円増加し、29,460百万円となりました。

このうち流動資産合計は、前連結会計年度末と比べ116百万円増加し、14,547百万円となりました。これは主に、現金及び預金が289百万円、受取手形及び売掛金が69百万円減少した一方で、商品及び製品が443百万円増加したことによるものです。 

固定資産合計は、前連結会計年度末と比べ207百万円増加し、14,913百万円となりました。これは主に、機械装置及び運搬具(純額)が99百万円、有形固定資産のその他に含まれる工具、器具及び備品(純額)が44百万円減少した一方で、有形固定資産のその他に含まれる建設仮勘定が366百万円増加したことによるものです。

② 負債

当第2四半期連結会計期間末における総負債は、前連結会計年度末と比べ481百万円減少し、7,881百万円となりました。

このうち流動負債合計は、前連結会計年度末と比べ145百万円減少し、7,187百万円となりました。これは主に、買掛金が140百万円、未払法人税等が61百万円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が212百万円、流動負債のその他に含まれる未払消費税等が158百万円減少したことによるものです。

固定負債合計は、前連結会計年度末と比べ336百万円減少し、693百万円となりました。これは主に、長期借入金が322百万円減少したことによるものです。

③ 純資産

当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べ806百万円増加し、21,579百万円となりました。これは主に、利益剰余金が778百万円増加したことによるものです。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ289百万円減少し、4,434百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フロ-の状況は、以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は1,296百万円(前年同四半期比33.0%減)となりました。

収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益1,429百万円、減価償却費570百万円、仕入債務の増加額155百万円等であります。

支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額490百万円、法人税等の支払額378百万円、未払消費税等の減少額158百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は765百万円(前年同四半期比46.4%増)となりました。

これは主に、国内生産設備の改修等及び販売機能の強化を目的とした米国子会社の移転に伴う有形固定資産の取得による支出735百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は793百万円(前年同四半期比34.3%増)となりました。

これは主に、長期借入金の返済による支出534百万円、配当金の支払額257百万円等であります。

 

(3) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は258百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。