第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善等、緩やかな回復基調が続いておりますが、海外景気の下振れによる影響が懸念される等、先行きは不透明な状況で推移いたしました。

一方で、美容業界におきましては、来店客数の減少や客単価の伸び悩み等、依然、美容室にとって厳しい経営環境が続いております。

このような状況の中、当社におきましては創業精神である「美容業界の近代化」をベースに、独自のビジネスモデルである「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」と「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」を引き続き展開し、美容室の業績向上に向けた提案や経営に関する支援を行いました。

売上高につきましては、前期に発売した整髪料の新製品の反動もありましたが、平成27年8月に発売したカラー剤の新製品に加え、平成27年11月と12月に当社製品の販売コンクールである「コタ全国店販コンクール」を開催し、トイレタリーの販売が好調であったことから、前年同四半期を上回りました。

また、売上原価につきましては、増収により増加いたしましたが、原価管理の見直し等を行っていることから、原価率は前年同四半期を下回りました。販売費及び一般管理費につきましては、新製品の発売に伴う費用等の増加により、前年同四半期を上回りました。

これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は4,955百万円(前年同四半期比7.2%増)、営業利益は978百万円(前年同四半期比22.1%増)、経常利益は972百万円(前年同四半期比24.5%増)、四半期純利益は656百万円(前年同四半期比29.3%増)となり、第3四半期累計期間としては売上高、各利益とも過去最高を更新しました。

なお、当社は第1四半期会計期間より美容室向け頭髪用化粧品、医薬部外品の製造、販売事業の単一セグメントへ変更しているため、セグメント情報の開示は行っておりませんが、売上高の内訳は、以下のとおりであります。

 

前第3四半期累計期間

当第3四半期累計期間

増減額
(百万円)

増減率
(%)

金額
(百万円)

構成比
(%)

金額
(百万円)

構成比
(%)

トイレタリー

2,942

63.7

3,347

67.5

404

13.7

整髪料

1,014

21.9

850

17.2

△163

△16.1

カラー剤

279

6.0

390

7.9

111

39.8

育毛剤

179

3.9

190

3.8

11

6.2

パーマ剤

101

2.2

97

2.0

△4

△4.1

その他

104

2.3

78

1.6

△25

△24.8

合計

4,622

100.0

4,955

100.0

332

7.2

 

 

(2) 財政状態の分析

(総資産)

当第3四半期会計期間の総資産は、前事業年度から487百万円増加し8,044百万円となりました。

主な要因としては、現金及び預金が1,057百万円、受取手形及び売掛金が106百万円増加し、有価証券が634百万円減少したことによるものであります。

(負債)

当第3四半期会計期間の負債は、前事業年度から33百万円増加し1,732百万円となりました。

主な要因としては、販売奨励引当金が233百万円増加し、賞与引当金が106百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

当第3四半期会計期間の純資産は、前事業年度から454百万円増加し、6,312百万円となりました。

主な要因としては、利益剰余金が459百万円増加したことによるものであります。なお、自己資本比率は、78.5%前事業年度77.5%)となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は197百万円であります。

なお、当第3四半期累計期間において当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

緩やかな景気回復が続いている一方で、海外景気の下振れによる影響が懸念される等、今後も企業の経済活動にとって先行不透明な状況が続くと推測されます。

美容業界におきましても、来店客数の減少や客単価の伸び悩み等、依然、美容室にとって厳しい経営環境が続いております。

このような状況ではありますが、当社におきましては創業精神である「美容業界の近代化」をベースに事業活動を行うことには何ら変わりなく、「旬報店システムを軸としたコンサルティング・セールス」と「トイレタリーの販売を中心とした店販戦略」に引き続き注力する考えであります。当社といたしましては、現在のような厳しい経営環境のときこそ、美容室経営をサポートするコンサルティング・セールス及び旬報店システムが真の力を発揮するものと捉え、美容室におけるカウンセリングや店販等の具体策をもって付加価値の高い美容室づくりを提案し、お取引先美容室の繁栄と美容業界の近代化、そして当社の着実な成長を目指してまいります。

今後も、お取引先美容室の新規開拓と、旬報店を中心としたお取引先美容室の業績向上に向けた提案や経営に関する支援、非正規販売対策を背景とした独自のブランド戦略等に注力することで、着実に成長していくことが十分に可能であると判断しております。