当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルスの感染症拡大による事業への影響については、現時点においては販売の一部に留まっておりますが、今後の推移状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。
①経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、当初は、企業収益が高水準を維持し、雇用・所得環境は継続的な改善がみられるなど、緩やかな回復基調が続きました。しかし、本年1月以降、新型コロナウイルス感染症の世界規模での感染拡大により、国内外での経済活動は急激に縮小しており、先行きの不透明感は強まっております。
当社グループが属する健康食品市場は、通信販売チャネルにおいて在宅率の高まりなどにより利用機会の増加がみられたものの、小売・卸販売チャネルにおいては、インバウンド需要の減少や外出自粛による影響が出ております。
このような状況の下当社グループでは、美容商材の伸長により海外部門の売上高が前年同期比2桁増となったものの、乳酸菌・酵母関連商品の受注が減少したOEM部門が減収となったほか、店舗閉鎖や新型コロナウイルス感染症による休業などにより店舗販売部門も減収となり、第3四半期の連結売上高は11,673百万円(前年同期比4.5%減)、営業利益は788百万円(前年同期比5.9%減)、経常利益は785百万円(前年同期比8.8%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産売却益が減少したほか、貸倒引当金繰入額や投資有価証券評価損などの特別損失を計上した影響も加わり、441百万円(前年同期比33.8%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ヘルスケア事業)
・OEM部門
当社グループの主力事業である当部門は、マスク着用が常態化する中で、口臭対策のニーズの高まりにより口腔ケア商品が好調な売れ行きとなりました。また、プロポリスやビタミンも堅調に推移いたしました。一方、インバウンド需要のある免税店やドラッグストア業顧客からの受注が減少したほか、前年同期に好調であった乳酸菌・酵母関連商品の受注が減少したことなどにより、当部門の売上高は前年同期を下回りました。
機能性表示食品については、前期に続き、商品開発、届出のサポートを強化しております。
・海外部門
アジア地域を主な取引先とする当部門は、シンガポールをはじめ、ほとんどの国においてロックダウン措置により経済活動が停滞しており、特に外出制限下において美容商材に影響が出ております。当累計期間では、インドネシアの顧客において、美容商材が大きく伸長したことにより、当部門の売上高は前年同期比2桁増となりました。
・通信販売部門
記事広告などの新聞広告ならびにTVショッピングを展開し、新規顧客の獲得が順調に推移いたしました。また、新規顧客へのフォローを強化し、リピート率の向上に努めました。ネット受注においては、定番人気商品『薬用アミノ酸シャンプー爽快柑』などを商材としたアフィリエイト広告投下により同シリーズの受注が伸長いたしました。その結果、当部門の売上高は前年同期を上回りました。
・卸販売部門
主力商品『華舞の食べるコラーゲン』をはじめとした華舞シリーズが順調に推移いたしました。販路拡大及び販売強化を目的として積極的に展示会や販売会へ出展いたしましたが、3月以降、中止が続いており、また、外出自粛や海外販売を行う国内事業者からの受注が停滞するなど新型コロナウイルス感染症の影響が出ております。その結果、当部門の売上高は前年同期を下回りました。
・店舗販売部門
昨年9月に人気商品『ラ・ヴィ・プラセンタ』のパッケージをリニューアルし、販売を強化したほか、催事、セミナー、相談会などを積極的に実施いたしました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、催事の中止、店舗の休業や営業時間短縮、ならびに、店舗数の減少による減収が影響し、当部門の売上高は前年同期を下回りました。
以上の結果、ヘルスケア事業の業績は、売上高10,681百万円(前年同期比5.3%減)となったものの、粗利益率の改善に加え、広告宣伝費などの節減効果により、営業利益1,212百万円(前年同期比2.7%増)(全社費用調整前)となりました。
(医薬品事業)
医薬品市場は、大別して医師の処方箋に基づき病院・診療所、調剤薬局で購入する医療用医薬品市場と、医師の処方箋が要らず、ドラッグストアで購入する一般用医薬品市場に分けられます。
医療用医薬品につきましては、ジェネリック医薬品である『タダラフィル錠』(勃起改善薬)を本年4月末に上市し、売上・利益に寄与しました。また、重点販売商品として位置付けている自社製造医療用ジェネリック医薬品『ピムロ顆粒』(下剤)をはじめ、『フィナステリド錠』(AGA治療薬)、『シルデナフィル錠』(勃起改善薬)が順調に売上を伸ばしました。
以上の結果、医薬品事業の業績は、売上高が992百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益6百万円(前年同期は33百万円の営業損失)となりました。
②財政状態
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ55百万円増加し、9,684百万円となりました。この増加要因は主として、控除科目である貸倒引当金が73百万円増加した反面、原材料及び貯蔵品が138百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は、前連結会計年度末に比べ107百万円減少し、8,590百万円となりました。この減少要因は主として、投資その他の資産のその他が59百万円、無形固定資産のその他が30百万円増加した反面、償却により有形固定資産全体で190百万円減少したことによるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ757百万円減少し、6,138百万円となりました。この減少要因は主として、返済期限が到来した1年以内返済予定の長期借入金の借り換えなどにより、短期借入金が725百万円減少したことによるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は、前連結会計年度末に比べ602百万円増加し、1,923百万円となりました。この増加要因は主として、返済期限が到来した1年以内返済予定の長期借入金の借り換えにより、長期借入金が622百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ103百万円増加し、10,213百万円となりました。この増加要因は主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が90百万円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は125,840千円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。