第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、新型コロナウイルスの感染症拡大による事業への影響については、現時点においては販売の一部に留まっておりますが、今後の推移状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当社グループが属する健康食品市場は、コロナ禍において消費者の健康意識への高まりが強まっており、総務省の家計調査報告によると2人以上世帯の健康保持用摂取品の支出が前年同月を上回る結果が続くなど、消費者は健康食品の支出を増やしている状況にあります。
 このような状況の下当社グループでは、第2四半期連結会計期間においても過去最高の売上・利益となりました。海外部門を中心に好調を維持した結果、第2四半期連結累計期間の売上高は9,150百万円(前年同期比115.9%)となりました。損益面につきましては、各部門の増収効果に加え、医薬品事業を営む子会社本草製薬㈱の黒字化が寄与し、第2四半期連結累計期間の営業利益は1,016百万円(前年同期比179.7%)、経常利益は1,026百万円(前年同期比180.8%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は734百万円(前年同期比208.2%)となり、売上高及び各利益とも、第2四半期連結累計期間の過去最高を大幅に更新する結果となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

(ヘルスケア事業)

・OEM部門

 当社グループの主力事業である当部門は、コロナ禍において消費者の健康意識の高まりと巣ごもり需要増が相まって、青汁やビタミンなどの定番商材の受注が増加いたしました。さらに、運動不足によるコロナ太りの問題が顕在化する中で、内臓脂肪減少等のダイエットに結び付く訴求ができる機能性表示食品も好調に推移いたしました。その結果、当部門の売上高は前年同期を上回りました。
 機能性表示食品については、前期に続き、届出支援を含む製品開発、提案を強化しております。
 生産設備については、本年5月に錠剤及びカプセルの外観検査・選別を自動で行うカメラ検査機の導入を予定しており、品質面での顧客ニーズに対応するとともに作業効率の向上を図ります。

 

・海外部門

ジア地域を主な取引先とする当部門は、東南アジアの既存顧客において美容商材が伸長いたしました。また、新規の大口顧客開拓にも注力し、新たな取引を開始いたしました。その結果、当部門の売上高は前年同期比199.7%となりました。

 

・通信販売部門

定番人気製品『薬用アミノ酸シャンプー爽快柑』を商材としたテレビや新聞、ウェブ広告等を展開し、同製品の受注が前年同期比136%と大幅に増加したほか、新規顧客へのフォローを強化し同シリーズの『薬用育毛剤爽快柑』も前年同期比153%と伸長いたしました。さらに、ラインアップを強化した機能性表示食品も好調な売れ行きとなりました。その結果、巣ごもり消費による受注増ならびに昨年9月に出店した越境ECの中国天猫(Tモール)での受注も加わり、当部門の売上高は前年同期比121.9%となりました。

 

・卸販売部門

前期に引き続きコラーゲン商材が好調に推移いたしました。さらに、通信販売事業を営む顧客からの受注が増加いたしました。その結果、当部門の売上高は前年同期比112.3%となりました。
 機能性表示食品については、開発に注力しておりラインアップの拡充を図ります。

 

・店舗販売部門

本年2月に機能性表示食品『RICH Light 水溶性食物繊維』及び国産原料にこだわった『RICH 納豆キナーゼ3000』を上市し販売を強化いたしました。新型コロナウイルス第3波による緊急事態宣言発令に伴い、来客数の減少、百貨店催事の中止や規模縮小等が響き、当部門は苦戦いたしました。

 

以上の結果、ヘルスケア事業の業績は、売上高8,392百万円(前年同期比116.4%)、営業利益1,266百万円(前年同期比147.3%)(全社費用調整前)となりました。

 

(医薬品事業)

 医薬品市場は、大別して医師の処方箋に基づき病院・診療所、調剤薬局で購入する医療用医薬品市場と、医師の処方箋が要らず、ドラッグストアで購入する一般用医薬品市場に分けられます。
 医療用医薬品につきましては、重点販売製品として位置付けている自社製造、医療用ジェネリック医薬品『ピムロ顆粒』(下剤)、生活習慣改善薬のジェネリック医薬品『タダラフィル錠』『フィナステリド錠』『シルデナフィル錠』が順調に売上を伸ばし、利益においても黒字転換いたしました。
 以上の結果、医薬品事業の業績は、売上高が758百万円(前年同期比111.1%)、営業利益61百万円(前年同期は7百万円の営業損失)となりました。

 

②財政状態

(流動資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,402百万円増加し、11,411百万円となりました。この増加要因は主として、受取手形及び売掛金が224百万円減少した反面、現金及び預金が1,263百万円、原材料及び貯蔵品が163百万円、商品及び製品が119百万円増加したことによるものであります。

 

(固定資産)

当第2四半期連結会計期間末における固定資産合計は、前連結会計年度末に比べ60百万円増加し、8,600百万円となりました。この増加要因は主として、減価償却により有形固定資産のその他が117百万円減少した反面、賃貸用共同住宅の建設により建物及び構築物が235百万円増加したことによるものであります。

 

(流動負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,737百万円増加し、7,942百万円となりました。この増加要因は主として、返済期限が1年以内に到来する長期借入金が固定負債から振返られたことなどにより短期借入金が795百万円増加したことに加え、流動負債のその他が566百万円、支払手形及び買掛金が210百万円、未払法人税等が156百万円増加したことによるものであります。

 

(固定負債)

当第2四半期連結会計期間末における固定負債合計は、前連結会計年度末に比べ763百万円減少し、1,116百万円となりました。この減少要因は主として、返済期限が1年以内に到来する長期借入金が流動負債へ振返られたことなどにより長期借入金が741百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ489百万円増加し、10,952百万円となりました。この増加要因は主として、取得により自己株式が152百万円増加し純資産が減少した反面、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が593百万円増加したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,265百万円増加し、5,435百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は1,715百万円(前年同期537百万円の収入)となりました。

これは主として、たな卸資産の増加額262百万円、法人税等の支払額163百万円などにより資金が減少した反面、税金等調整前四半期純利益1,025百万円、減価償却費247百万円、売上債権の減少額224百万円、仕入債務の増加額210百万円などにより資金が増加したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は183百万円(前年同期290百万円の支出)となりました。

これは主として、投資有価証券の売却による収入89百万円により資金が増加した反面、有形及び無形固定資産の取得による支出255百万円などにより資金が減少したものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は272百万円(前年同期327百万円の支出)となりました。

これは主として、短期借入金の純増加額100百万円より資金が増加した反面、自己株式取得による支出152百万円、配当金の支払額139百万円などにより資金が減少したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は79,767千円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。