当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス変異株による感染再拡大やウクライナ情勢等の地政学リスクによる事業への影響については、現時点においては業績の一部に留まっておりますが、今後の推移状況を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の連結子会社)が判断したものであります。
①経営成績
当社グループは、新業態への進出による経営の多角化と自社グループ内に様々な業態を持つことにより、自社グループ内で全てを完結する複合企業体を目指しております。昨年5月26日に株式会社さいか屋を、昨年6月1日に株式会社なすびを連結子会社化いたしました。また、昨年3月30日に株式会社エーエフシー不動産を、昨年10月1日に株式会社AFC建設を新設いたしました。
業績につきましては、連結子会社が増加したことに加え、医薬品事業の売上高が前年同期を上回る結果となり、連結売上高は16,692百万円となりました。損益面につきましては、新たに加わった連結子会社の業績が新型コロナウイルス感染症による影響を受けており、営業利益は682百万円、まん延防止等重点措置に関わる営業時間の短縮要請協力金及び雇用調整助成金などの営業外収益を加え、経常利益は987百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は535百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(ヘルスケア事業)
・OEM部門
機能性を表示できるダイエット関連製品や骨・筋肉・関節ケア製品の受注が堅調に推移いたしました。また、在宅時間増加によるテレビ視聴機会の増加等が影響し、テレビ通販向け製品が好調を維持いたしました。学術部門と連携を取り、機能性表示食品の届出支援を含む提案営業、製品開発を強化してまいります。
・自社製品販売部門
店舗販売は、3月のまん延防止等重点措置解除後、催事や相談会等の実施数増加による増収など回復基調で推移いたしました。海外販売は、新型コロナウイルス感染拡大の影響があるものの、既存顧客における美容商材の受注が好調を維持いたしました。イスラム圏での売上拡大を図るため、ハラル認証取得の準備を進めております。通信販売は、越境ECでの受注が増加したことに加え、原価の見直しや高粗利製品への注力により粗利率が改善いたしました。
以上の結果、ヘルスケア事業の業績は、売上高11,190百万円、営業利益1,438百万円となりました。
(医薬品事業)
医薬品市場は、大別して医師の処方箋に基づき病院・診療所、調剤薬局で購入する医療用医薬品市場と、医師の処方箋が要らず、ドラッグストアで購入する一般用医薬品市場に分けられます。
医療用医薬品につきましては、重点販売製品として位置付けている自社製造、医療用ジェネリック医薬品『ピムロ顆粒』(下剤)、生活習慣改善薬のジェネリック医薬品『シルデナフィル錠』『フィナステリド錠』『タダラフィル錠』が順調に売上を伸ばしたほか、一般用医薬品のOEM受注が増加した影響が加わり、利益面において安定的に黒字が出せる体制となりました。
以上の結果、医薬品事業の業績は、売上高が1,315百万円(前年同期比114.6%)、営業利益127百万円(前年同期比135.9%)となりました。
(百貨店事業)
当期より、㈱さいか屋(証券コード:8254)の第3四半期累計売上高3,520百万円を取り込んでおります。従来の会計基準では10,893百万円(前年同期比91.95%)に相当します。
昨年5月26日、㈱さいか屋株式の過半数(議決権の所有割合50.36%)を取得し連結子会社化いたしました。昨年10月20日、横須賀店にカラオケ・ダーツ・e-スポーツのフロア「娯楽の殿堂さいか屋eSTAGE」、美と健康ショップ「サロン・ド・AFC」を新規オープンいたしました。続いて、3月9日、藤沢店に買取専門店「買取サロン」を新規オープンし、お客様に喜ばれる百貨店になるよう積極的に先行投資を続けております。経費面では、借入金支払利息、商品券支払保証料、役員人件費の削減を実施いたしました。また、支払家賃の削減、歩率の改善に努めております。
以上の結果、百貨店事業の業績は、売上高が3,520百万円、営業損失129百万円となりました。
(飲食事業)
昨年6月1日、㈱なすび株式100%を取得し連結子会社化いたしました。10月4日に近江牛焼肉レストラン「すだく」、10月26日に回転寿司店「一富士丸」、11月10日にベーカリーカフェ「GALLEY(ギャレイ)」を新規出店し、先行投資を行っております。ケータリング事業「なすび庵」が順調に推移いたしました。まん延防止等重点措置解除後、徐々に来客数が戻り始めております。商品開発の強化、既存ブランドの再構築及びアルコール業態から食事に重点をおいたメニュー編成など事業モデルの再構築を進めてまいります。
以上の結果、飲食事業の業績は、売上高が633百万円、営業損失298百万円となりましたが、営業外収益として、まん延防止等重点措置に関わる営業時間の短縮要請協力金及び雇用調整助成金などがあり、経常利益はプラスとなりました。
②財政状態
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ393百万円増加し、16,245百万円となりました。この増加要因は主として、原材料及び貯蔵品が121百万円、商品及び製品が96百万円減少した反面、流動資産のその他が342百万円、受取手形及び売掛金が234百万円増加したことによるものであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産合計は、前連結会計年度末に比べ488百万円増加し、20,388百万円となりました。この増加要因は主として、減価償却等により有形固定資産が49百万円減少、のれんの償却等により無形固定資産が147百万円減少した反面、投資その他の資産が685百万円増加したことによるものであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債合計は、前連結会計年度末に比べ886百万円増加し、12,689百万円となりました。この増加要因は主として、商品回収損失引当金が633百万円、未払法人税等が590百万円、商品券が555百万円、流動負債のその他が498百万円減少した反面、短期借入金が1,585百万円、契約負債が1,410百万円、支払手形及び買掛金が170百万円増加したことによるものであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債合計は、前連結会計年度末に比べ476百万円増加し、11,765百万円となりました。この増加要因は主として、長期借入金が482百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ480百万円減少し、12,180百万円となりました。この減少要因は主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が282百万円増加した反面、株式会社横浜銀行から当社連結子会社である株式会社さいか屋が発行したA種優先株式の全部を取得したこと等により、非支配株主持分が740百万円減少したことによるものであります。なお、このA種優先株式(発行価額741百万円)を533百万円で取得しており、差額の208百万円については、資本剰余金が増加しております。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は117,919千円であります。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。