第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当グループが判断したものです。

(1)財政状態及び経営成績の状況

   ①経営成績

当第2四半期連結累計期間におけるドバイ原油価格は、期初1バレルあたり21ドル台で始まりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動の停滞等により、4月下旬には13ドル台まで下落しました。その後はOPECプラスによる協調減産合意や経済活動の再開等に伴う石油需給の引き締まりへの期待等により、6月下旬には43ドル台まで上昇しました。7月以降は一時的に46ドル付近まで上昇する局面はあったものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う世界経済の停滞懸念等が上値を抑える展開となり概ね40ドル台前半での小幅な値動きで推移しました。この結果、期中平均は約37ドルとなりました。
  一方、期初1ドル107円半ばで始まった為替相場は、一時的に米ドル需要が喚起されて109円台まで円安となる局面があったものの、その後のドルの流動性安定化に加え、7月には米中関係悪化懸念等を受けて104円台前半まで円高が進行しました。8月以降は一時的に107円付近まで円安が進んだものの、概ね円高基調で推移し、期末は105円台後半で終了しました。この結果、期中平均は106円台半ばとなりました。
 
 このような事業環境のもと、袖ケ浦製油所での原油処理量は、前年の小規模定期修理の影響解消等により、前年同期に比して160千キロリットル増の3,297千キロリットル、当社の石油製品及び石油化学製品等の販売数量は、172千キロリットル増の3,450千キロリットルとなりました。
 
 こうした状況のもと、当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
 売上高は、前期の小規模定期修理の影響解消により販売数量は増加したものの、新型コロナウイルス感染拡大による需要減退に加え、原油価格が低位で推移したことを受けて販売価格が下落したことにより前年同期比491億円減収の1,626億円となりました。損益につきましては、在庫影響(総平均法および簿価切下げによるたな卸資産の評価が売上原価に与える影響)が47億円の原価押し下げ要因(前年同期は12億円の原価押し上げ要因)となったことに加え、定修影響の解消等により、営業利益45億円(前年同期比102億円増益)となりました。経常利益は54億円(前年同期比118億円増益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は42億円(前年同期比99億円増益)となりました。
 なお、当第2四半期連結累計期間の在庫影響を除いた実質ベースの損益は、営業損失相当額は1億円(前年同期比43億円改善)、経常利益相当額は7億円(前年同期比59億円増益)となりました。
 

 

   ②財政状態

(流動資産)

流動資産は、前連結会計年度末と比べ190億円減少の1,063億円となりました。主な要因は、たな卸資産の減少112億円、受取手形及び売掛金の減少44億円、現金及び預金の減少16億円であります。

(固定資産)

固定資産は、前連結会計年度末と比べ0億円減少の1,201億円となりました。主な要因は、機械装置及び運搬具の減少19億円、投資有価証券の増加15億円、建設仮勘定の増加8億円であります。

(流動負債)

流動負債は、前連結会計年度末と比べ210億円減少の1,306億円となりました。主な要因は、短期借入金の減少166億円、未払金の減少33億円であります。

(固定負債)

固定負債は、前連結会計年度末と比べ19億円減少の504億円となりました。主な要因は、長期借入金の減少38円、修繕引当金の増加13億円、繰延税金負債の増加4億円であります。

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末と比べ40億円増加の453億円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加91億円、資本剰余金の減少49億円であります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比して11億円減少し、93億円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  前第2四半期連結累計期間においては、売上債権の減少83億円、未払揮発油税の増加43億円等による収入が、仕入債務の減少73億円等による支出を上回ったことにより、キャッシュ・フローは31億円の収入となりました。一方、当第2四半期連結累計期間においても、たな卸資産の減少112億円、税金等調整前四半期純利益54億円等により、キャッシュ・フローは221億円の収入となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  前第2四半期連結累計期間においては、有形固定資産の取得21億円等により、キャッシュ・フローは16億円の支出となりました。一方、当第2四半期連結累計期間においても、有形固定資産の取得15億円等により、キャッシュ・フローは13億円の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  前第2四半期連結累計期間においては、長期借入金の純減少45億円等により、キャッシュ・フローは7億円の支出となりました。一方、当第2四半期連結累計期間においても、短期借入金の純減少166億円等により、キャッシュ・フローは219億円の支出となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

前事業年度の有価証券報告書提出日後、当四半期連結累計期間における経営方針・経営戦略等の変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。                                       

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。                                       

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。