【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社の数 16

連結子会社の名称

㈱マツケン

㈱モレスコテクノ

エチレンケミカル㈱

無錫德松科技有限公司

無錫莫莱斯柯貿易有限公司

莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司

天津莫莱斯柯科技有限公司

莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司

莫莱斯柯貿易(浙江)有限公司

MORESCO(Thailand)Co.,Ltd.

MORESCO Holding(Thailand)Co.,Ltd.

PT.MORESCO INDONESIA

PT.MORESCO MACRO ADHESIVE

MORESCO HM&LUB INDIA PRIVATE LIMITED

MORESCO USA Inc.

CROSS TECHNOLOGIES N.A. Inc.

上記のうち、当連結会計年度において持分法適用関連会社であった無錫德松科技有限公司の出資持分を追加取得し子会社としたため、またCROSS TECHNOLOGIES N.A. Inc.を新たに設立したため、連結の範囲に含めております。

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用の関連会社数 1

関連会社の名称

張家港迪克汽車化学品有限公司

当連結会計年度において、持分法適用関連会社であった無錫德松科技有限公司の出資持分を追加取得し子会社としたため、持分法適用の範囲から除外しております。

(2) 張家港迪克汽車化学品有限公司の決算日は12月31日でありますが、連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、

無錫德松科技有限公司

無錫莫莱斯柯貿易有限公司

莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司

天津莫莱斯柯科技有限公司

莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司

莫莱斯柯貿易(浙江)有限公司

MORESCO(Thailand)Co.,Ltd.

MORESCO Holding(Thailand)Co.,Ltd.

PT.MORESCO INDONESIA

PT.MORESCO MACRO ADHESIVE

MORESCO HM&LUB INDIA PRIVATE LIMITED

MORESCO USA Inc.

CROSS TECHNOLOGIES N.A. Inc.

の決算日は、12月31日であります。

連結財務諸表の作成に当たっては、決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、連結決算日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準および評価方法

① 有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

② デリバティブ

時価法

③ 棚卸資産

主として総平均法による原価法

(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

当社および国内連結子会社は主として定率法を、また、在外連結子会社は定額法を採用しております。

ただし、当社および国内連結子会社は、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は、以下のとおりであります。

建物及び構築物    3~60年

機械装置及び運搬具  4~15年

② 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。

なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

従業員の賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち、当連結会計年度における負担額を計上しております。

 

(4) 重要な収益及び費用の計上基準

 当社グループは、化学品(特殊潤滑油、合成潤滑油、素材、ホットメルト接着剤、エネルギーデバイス材料)の製造・販売を主な事業としております。このような商品および製品の販売については、納品時に商品の支配が顧客に移転すると判断しておりますが、出荷時から納品時までの期間が通常の期間であるため、重要性等に関する代替的な取扱いを適用し、国内向けは主として商品および製品の出荷時点で収益を認識しております。また、海外向けは、インコタームズ等で定められた貿易条件に基づきリスク負担が顧客に移転した時点において、顧客が商品および製品に対する支配を獲得し、履行義務が充足されると判断していることから、主として商品および製品の船積み時点で収益を認識しております。

 

(5) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異の費用処理方法

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として14年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

 

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産および負債は決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益および費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定および非支配株主持分に含めて計上しております。

 

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

特例処理の要件を満たしている金利スワップについては、特例処理を採用しております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段…金利スワップ

ヘッジ対象…借入金

③ ヘッジ方針

金利リスクの低減並びに金融収支改善のため、対象債務の範囲内でヘッジを行っております。

④ ヘッジ有効性評価の方法

特例処理によっている金利スワップ取引については、有効性の評価を省略しております。

 

(8) のれんの償却方法および償却期間

のれんの償却については、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたり、定額法により規則的に償却しております。ただし、その金額が僅少な場合は一括償却しております。

 

 

(9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(10) その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

繰延資産の処理方法

開業費

開業のときから5年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法により償却をしております。

 

 (11) 関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に採用した会計処理の原則および手続

譲渡制限付株式報酬制度

当社の譲渡制限付株式報酬制度に基づき、当社の取締役に支給した報酬等については、対象勤務期間にわたって費用処理しております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

1.棚卸資産の評価

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

     (単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

商品及び製品

3,276

3,693

原材料及び貯蔵品

3,030

2,994

売上原価

38

△29

 

棚卸資産評価損(△は戻入額)は戻入との純額を記載しております。

 

(2) 会計上の見積りの内容に関する情報

① 算出方法

商品及び製品、原材料及び貯蔵品の貸借対照表価額については収益性の低下による簿価切下げの方法により算定しております。商品及び製品、原材料及び貯蔵品の正味売却価額または再調達原価がその帳簿価額を下回っている場合には、当該正味売却価額または再調達原価をもって連結貸借対照表価額としております。また、正常な営業循環過程から外れた棚卸資産については、期末日時点で一定期間を経過又は一定の回転期間を超えるものを長期滞留在庫と判断し、過年度の実績等をもとに将来の販売予測を個別に検討したうえで、販売可能性があると判断された在庫を除き、規則的に帳簿価額を切り下げる方法によって収益性の低下の事実を反映しております。

② 主要な仮定

棚卸資産の正味売却価額または再調達原価の算定は、連結会計年度末日前の販売実績または仕入実績に基づいております。一定期間、販売実績または仕入実績がない棚卸資産の正味売却価額または再調達原価は、過去の販売実績または仕入実績等を考慮して見積りにより算定しております。長期滞留在庫の販売可能性は、過年度の実績等をもとに将来の販売予測を個別に検討しております。

③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

市場環境の変化により正味売却価額または再調達原価が著しく下落した場合には、翌連結会計年度の損益に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

2.固定資産の減損

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

     (単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産

8,610

10,140

無形固定資産

589

1,228

減損損失

31

 

 

(2) 会計上の見積りの内容に関する情報

① 算出方法

概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にてグルーピングを行った資産グループの内、減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減少額を減損損失として計上することとしております。

② 主要な仮定

資産グループの継続的使用によって生じる将来キャッシュ・フローの見積りは、取締役会によって承認された事業計画に基づいて行っております。当該見積りにおける主要な仮定は売上予測であり、市場動向や直近の業績等をもとに予測しております。

 

③ 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

経営環境の悪化等により、将来キャッシュ・フローの見積りが著しく減少する場合には、翌連結会計年度の損益に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第43号 2022年8月26日 企業会計基準委員会)

(1)概要

 2019年5月に成立した「情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律」(令和元年法律第28号)により、金融商品取引法が改正され、いわゆる投資性ICO(Initial Coin Offering。企業等がトークン(電子的な記録・記号)を発行して、投資家から資金調達を行う行為の総称)は金融商品取引法の規制対象とされ、各種規定の整備が行われたことを踏まえ、「金融商品取引業等に関する内閣府令」における電子記録移転有価証券表示権利等の発行・保有等に係る会計上の取扱いを明らかにすることを目的として企業会計基準委員会から公表されたものです。

(2)適用予定日

 2025年2月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響

 「電子記録移転有価証券表示権利等の発行及び保有の会計処理及び開示に関する取扱い」の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

(1)概要

 2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。

・ 税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

・ グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果

(2)適用予定日

 2026年2月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響

 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

 

(表示方法の変更)

 (税効果会計関係)

 (1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳)

前連結会計年度において、「繰延税金負債」の「その他」に含めて表示しておりました「留保利益」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。

 

 (セグメント情報等)

 (関連情報 2.地域ごとの情報)

前連結会計年度において、「アジア(中国除く)」に含めて表示しておりました「インドネシア」は、重要性が増したため、当連結会計年度より区分掲記しております。

 

(追加情報)

(子会社間の吸収合併)

当社は、2023年10月12日開催の取締役会において、当社の連結子会社である莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司と無錫德松科技有限公司および莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司を、莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司を存続会社として合併することを決議いたしました。

(1)企業結合の概要

① 結合当事企業の名称及びその事業内容

結合当事企業の名称   莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司

事業内容        潤滑油、封止材の開発、製造、販売および輸出入

被結合当事企業の名称  無錫德松科技有限公司

事業内容        特殊潤滑油の製造

被結合当事企業の名称  莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司

事業内容        ダイカスト用油剤の製造

② 企業結合日     2024年6月(予定)

③ 企業結合の法的形式

莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司を存続会社、無錫德松科技有限公司および莫莱斯柯花野圧鋳塗料(上海)有限公司を消滅会社とする吸収合併。

④ その他取引の概要に関する事項

本件合併により、今後もさまざまな分野で成長が見込まれる中国において経営判断の迅速化を図るとともに、特殊潤滑油生産拠点の集約による生産能力・生産効率の向上および中国子会社管理部門の業務効率化を進めてまいります。

(2)会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として会計処理を実施する予定であります。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

投資有価証券(株式)

3

百万円

3

百万円

 

 

※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

出資金

2,077

百万円

1,939

百万円

 

 

※3 圧縮記帳

有形固定資産に係る国庫補助金等の受入れによる圧縮記帳累計額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

有形固定資産のその他

11

百万円

11

百万円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

38

百万円

29

百万円

 

 

※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

給料手当

2,097

百万円

2,162

百万円

賞与引当金繰入額

346

 

283

 

退職給付費用

131

 

199

 

貸倒引当金繰入額

1

 

3

 

減価償却費

585

 

434

 

支払運賃

949

 

905

 

 

 

※4 一般管理費に含まれる研究開発費

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

1,246

百万円

1,321

百万円

 

 

※5 減損損失

  当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。

    ① 減損損失を認識した資産グループの概要

場所

用途

種類

減損損失額

本社

研究開発用資産

建物、工具、器具及び備品、ソフトウエア

31百万円

 

    ② 減損損失の認識に至った経緯

       本社における研究開発用資産につきましては、将来使用見込みのない資産および回収見込みのない資産について減損損失を認識しております。

    ③ 資産のグルーピング方法

        当社グループは、概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小の単位にて資産のグルーピングを行っております。

    ④ 回収可能価額の算定方法

        減損損失の測定における回収可能価額の算定に当たっては、使用価値により算定しており使用価値は零と算定しています。

    ⑤ 減損損失の金額

        減損損失31百万円は、特別損失に計上しており、その内訳は次のとおりであります。

建物

3百万円

工具、器具及び備品

25百万円

ソフトウエア

3百万円

合計

31百万円

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額および税効果額

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

48

百万円

86

百万円

組替調整額

 

 

税効果調整前

48

 

86

 

税効果額

△12

 

△25

 

その他有価証券評価差額金

36

 

60

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

470

 

424

 

組替調整額

 

 

税効果調整前

470

 

424

 

税効果額

 

 

為替換算調整勘定

470

 

424

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

当期発生額

164

 

450

 

組替調整額

△15

 

△15

 

税効果調整前

149

 

435

 

税効果額

△45

 

△133

 

退職給付に係る調整額

103

 

301

 

持分法適用会社に対する持分相当額:

 

 

 

 

当期発生額

17

 

31

 

組替調整額

 

 

持分法適用会社に対する持分相当額

17

 

31

 

その他の包括利益合計

627

 

816

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

1.発行済株式の種類および総数並びに自己株式の種類および株式数に関する事項

 

 

当連結会計年度

期首株式数(株)

当連結会計年度

増加株式数(株)

当連結会計年度

減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

9,696,500

9,696,500

合計

9,696,500

9,696,500

自己株式

 

 

 

 

普通株式

(注)1.2.

316,570

162,000

9,600

468,970

合計

316,570

162,000

9,600

468,970

 

(注) 1.普通株式の自己株式の株式数の増加162,000株は、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT‐3)による自己株式取得によるものであります。

2.普通株式の自己株式の株式数の減少9,600株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分によるものであります。

 

2.新株予約権および自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年5月27日

定時株主総会

普通株式

188

20.00

2022年2月28日

2022年5月30日

2022年10月13日

取締役会

普通株式

185

20.00

2022年8月31日

2022年11月11日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年5月30日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

185

20.00

2023年2月28日

2023年5月31日

 

 

 

当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.発行済株式の種類および総数並びに自己株式の種類および株式数に関する事項

 

 

当連結会計年度

期首株式数(株)

当連結会計年度

増加株式数(株)

当連結会計年度

減少株式数(株)

当連結会計年度末

株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

9,696,500

9,696,500

合計

9,696,500

9,696,500

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)

468,970

5,250

463,720

合計

468,970

5,250

463,720

 

(注) 普通株式の自己株式の株式数の減少5,250株は、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分によるものであります。

 

2.新株予約権および自己新株予約権に関する事項

該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年5月30日

定時株主総会

普通株式

185

20.00

2023年2月28日

2023年5月31日

2023年10月12日

取締役会

普通株式

185

20.00

2023年8月31日

2023年11月13日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年5月30日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

231

25.00

2024年2月29日

2024年5月31日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

現金及び預金勘定

4,256

百万円

5,636

百万円

預入期間が3ヶ月を超える
定期預金

△70

 

△70

 

現金及び現金同等物

4,186

 

5,566

 

 

 

※2 現金及び現金同等物を対価とする事業の譲受にかかる資産および負債の主な内訳

 前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

  該当事項はありません。

 

 当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 連結子会社であるMORESCO USA Inc.におけるCROSS TECHNOLOGIES GROUP, INC.の事業譲受に伴なう資産および負債の譲受価格と事業譲受による支出(純額)は次のとおりであります。

 

流動資産

410

百万円

固定資産

406

 

のれん

565

 

流動負債

△81

 

事業の譲受価格

1,300

 

現金及び現金同等物

 

事業譲受による支出

1,300

 

 

 

※3 持分の取得により新たに連結子会社となった会社の資産および負債の主な内訳

 前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

  該当事項はありません。

 

 当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 持分の取得により新たに無錫德松科技有限公司を連結したことに伴う連結開始時の資産および負債の内訳並びに当該会社持分の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次の通りであります。

 

流動資産

1,595

百万円

流動負債

△314

 

固定負債

△72

 

負ののれん発生益

△285

 

持分の取得価格

925

 

段階取得に係る差損

34

 

支配獲得までの取得価額

△497

 

現金及び現金同等物

△231

 

事業譲受による支出

232

 

 

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

車両運搬具、工具、器具及び備品並びにソフトウエアであります。

② リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

2.オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

1年内

41

39

1年超

155

合計

41

194

 

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については主に銀行借入による方針であります。また、デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行いません。

 

(2) 金融商品の内容およびそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、信用リスクに関しては、与信管理規程に従って取引先ごとの期日管理および残高管理を行うとともに、全ての取引先の信用状況を年1回見直す体制としております。さらに、当社は、必要に応じて前受金や預り保証金等を受入れ、信用リスクの軽減を図っております。また、グローバルに事業を展開していることから一部の売掛金は為替の変動リスクに晒されておりますが、必要に応じて先物為替予約を利用してヘッジしております。

投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、定期的に時価や当該企業の財務状況を確認し、保有状況の点検を行っております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、全てが1年以内の支払期日となっております。

借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係わる資金調達であり、長期借入金は主に設備投資等に係わる資金調達です。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されておりますが、長期借入金については、固定金利による借入を原則とし、変動金利による借入については、支払金利の変動リスクを回避し支払利息の固定化を図るために、必要に応じて個別契約ごとにデリバティブ取引(金利スワップ取引)をヘッジ手段として利用しております。ヘッジの有効性の評価方法については、金利スワップの特例処理の要件を満たしているため、有効性の評価を省略しております。

デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従って経理部で行っており、またデリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、社会的に信用力の高い大手金融機関とのみ取引を行っております。

また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社が月次資金繰計画を作成する等の方法により、流動性リスクを管理しております。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。なお、市場価格がないもの((注1)参照)は、含まれておりません。

 

 

前連結会計年度(2023年2月28日)

連結貸借対照表計上額
(*1)

(百万円)

時価(*1)

(百万円)

差額

(百万円)

① 受取手形

1,235

 

 

② 売掛金

6,360

 

 

貸倒引当金(*3)

△22

 

 

 

7,573

7,573

③ 投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

252

252

④ 長期借入金

(1年内返済予定を含む)

(832)

(826)

△5

⑤ デリバティブ取引(*4)

(1)

(1)

 

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

連結貸借対照表計上額
(*1)

(百万円)

時価(*1)

(百万円)

差額

(百万円)

① 受取手形

1,324

 

 

② 売掛金

6,618

 

 

貸倒引当金(*3)

△25

 

 

 

7,917

7,917

③ 投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

343

343

④ 長期借入金

(1年内返済予定を含む)

(3,795)

(3,764)

△31

 

(*1) 負債に計上されているものについては、( )で示しております。

(*2) 現金及び預金、支払手形及び買掛金、未払法人税等、契約負債、短期借入金については短期で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、注記を省略しております。

(*3) 受取手形および売掛金に対する貸倒引当金を控除しております。

(*4) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しております。

 

(注1) 以下のものは、市場価格がないため上記に含めておりません。

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

非上場株式

265

265

関係会社株式

3

3

出資金

2,078

1,940

 

これらについては、市場価格がないため、「前連結会計年度③投資有価証券、当連結会計年度③投資有価証券」には含めておりません。

 

(注2) 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 

 

前連結会計年度(2023年2月28日)

1年以内

(百万円)

1年超
5年以内

(百万円)

5年超
10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

4,256

受取手形

1,235

売掛金

6,360

合計

11,851

 

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

1年以内

(百万円)

1年超
5年以内

(百万円)

5年超
10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

5,636

受取手形

1,324

売掛金

6,618

合計

13,577

 

 

(注3) 借入金の連結決算日後の返済予定額

 

 

前連結会計年度(2023年2月28日)

1年以内

(百万円)

1年超
2年以内

(百万円)

2年超
3年以内

(百万円)

3年超
4年以内

(百万円)

4年超
5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

2,021

長期借入金

360

150

80

80

80

82

合計

2,381

150

80

80

80

82

 

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

1年以内

(百万円)

1年超
2年以内

(百万円)

2年超
3年以内

(百万円)

3年超
4年以内

(百万円)

4年超
5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

2,310

長期借入金

730

979

979

660

385

62

合計

3,040

979

979

660

385

62

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産または負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

① 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2023年2月28日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 その他有価証券

 

252

 

 

 

252

資産計

252

252

デリバティブ取引

 通貨関連

 

 

1

 

 

1

負債計

1

1

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 その他有価証券

 

343

 

 

 

343

資産計

343

343

 

 

 

② 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2023年2月28日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

受取手形

1,235

1,235

売掛金

6,360

6,360

貸倒引当金

△22

△22

資産計

7,573

7,573

長期借入金(1年以内返済予定を含む)

826

826

負債計

826

826

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

受取手形

1,324

1,324

売掛金

6,618

6,618

貸倒引当金

△25

△25

資産計

7,917

7,917

長期借入金(1年以内返済予定を含む)

3,764

3,764

負債計

3,764

3,764

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

① 受取手形および売掛金

これらは短期間で決済されるため、信用リスクを貸倒引当金の控除により反映した価額を時価としており、レベル2の時価に分類しております。

② 投資有価証券

投資有価証券は、上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

③ 長期借入金

長期借入金の時価については、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっており、レベル2の時価に分類しております。

④ デリバティブ取引

これらの時価について、取引先金融機関等から提示された価格等に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2023年2月28日)

 

 

種類

連結貸借対照表計上額

(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

251

136

115

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

251

136

115

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

0

1

△0

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

0

1

△0

合計

252

137

115

 

(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額265百万円)については、市場価格のない株式等であることから、上表には含めておりません。

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

 

 

種類

連結貸借対照表計上額

(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

342

141

201

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

342

141

201

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

0

1

△0

(2) 債券

 

 

 

① 国債・地方債等

② 社債

③ その他

(3) その他

小計

0

1

△0

合計

343

142

201

 

(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額265百万円)については、市場価格のない株式等であることから、上表には含めておりません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

通貨関連

前連結会計年度(2023年2月28日)

 

区分

取引の種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち

1年超(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

市場取引以外の取引

為替予約取引

 

 

 

 

売建

 

 

 

 

米ドル

68

△1

△1

合計

68

△1

△1

 

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社および一部の国内連結子会社は、確定給付型の制度として退職一時金制度と確定給付年金制度を併用しており、確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を有しております。また、一部の国内連結子会社は、退職一時金制度と中小企業退職金共済制度を併用しており、一部の在外連結子会社は、確定給付型および確定拠出型の制度を採用しております。なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債および退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

退職給付債務の期首残高

3,021

百万円

2,892

百万円

勤務費用

205

 

210

 

利息費用

15

 

33

 

数理計算上の差異の発生額

△193

 

△80

 

退職給付の支払額

△156

 

△131

 

退職給付債務の期末残高

2,892

 

2,924

 

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

年金資産の期首残高

3,584

百万円

3,665

百万円

期待運用収益

90

 

92

 

数理計算上の差異の発生額

△34

 

394

 

事業主からの拠出額

159

 

158

 

退職給付の支払額

△134

 

△110

 

年金資産の期末残高

3,665

 

4,198

 

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

退職給付に係る負債の期首残高

118

百万円

111

百万円

退職給付費用

17

 

18

 

退職給付の支払額

△25

 

△12

 

退職給付に係る負債の期末残高

111

 

117

 

 

 

 

(4) 退職給付債務および年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を含む)

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

積立型制度の退職給付債務

2,505

百万円

2,498

百万円

年金資産

△3,665

 

△4,198

 

 

△1,160

 

△1,700

 

非積立型制度の退職給付債務

498

 

543

 

連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額

△662

 

△1,157

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

498

 

543

 

退職給付に係る資産

△1,160

 

△1,700

 

連結貸借対照表に計上された
負債と資産の純額

△662

 

△1,157

 

 

 

(5) 退職給付費用およびその内訳項目の金額

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

勤務費用

205

百万円

210

百万円

利息費用

15

 

33

 

期待運用収益

△90

 

△92

 

数理計算上の差異の費用処理額

△11

 

△39

 

簡便法で計算した退職給付費用

17

 

18

 

確定給付制度に係る退職給付費用

137

 

131

 

 

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年3月1日

至 2023年2月28日)

当連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

数理計算上の差異

149

百万円

435

百万円

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

未認識数理計算上の差異

423

百万円

858

百万円

 

 

 

(8) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

債券

61.2

62.0

株式

36.4

 

35.3

 

その他

2.4

 

2.7

 

合計

100.0

 

100.0

 

 

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

 

前連結会計年度

(2023年2月28日)

当連結会計年度

(2024年2月29日)

割引率

主として

1.1

主として

1.2

長期期待運用収益率

 

2.5

 

2.5

予想昇給率

主として

2.8

主として

2.8

 

 

3.確定拠出制度

当社および連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)43百万円、当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)43百万円であります。

 

(ストック・オプション等関係)

該当事項はありません。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2023年2月28日)

 

当連結会計年度
(2024年2月29日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

資産調整勘定

百万円

 

167

百万円

賞与引当金

137

 

 

149

 

退職給付に係る負債

142

 

 

155

 

税務上の繰越欠損金(注)1

320

 

 

435

 

未払事業税

15

 

 

13

 

その他

59

 

 

49

 

繰延税金資産小計

673

 

 

967

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額
(注)1

△240

 

 

△383

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性
引当額

△69

 

 

△136

 

評価性引当額小計

△309

 

 

△519

 

繰延税金資産合計

365

 

 

449

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

買換資産圧縮積立金

△6

 

 

△6

 

退職給付に係る資産

△224

 

 

△255

 

留保利益

△110

 

 

△241

 

その他

△32

 

 

△84

 

繰延税金負債合計

△372

 

 

△587

 

繰延税金資産(負債)の純額

△8

 

 

△138

 

 

 

(注) 1.評価性引当額が210百万円増加しております。この増加の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が増加したことによるものであります。

 

(注) 2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の内訳

前連結会計年度(2023年2月28日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

5年超
(百万円)

合計
(百万円)

税務上の繰越欠損金
(※1)

5

6

0

0

35

273

320

評価性引当額

△5

△6

0

△0

△35

△193

△240

繰延税金資産

80

80

 

(※1) 繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた金額であります。

(※2) 税務上の繰越欠損金236百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産80百万円を計上しております。当該繰延税金資産は、将来の課税所得の見込み等により回収可能と判断し、評価性引当額を認識しておりません。

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

5年超
(百万円)

合計
(百万円)

税務上の繰越欠損金
(※3)

6

0

0

37

104

287

435

評価性引当額

△6

△0

△0

△37

△79

△260

△383

繰延税金資産

25

27

52

 

(※3) 繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた金額であります。

 

 

2.前連結会計年度および当連結会計年度における繰延税金資産の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に含まれております。

 

 

前連結会計年度
(2023年2月28日)

 

当連結会計年度
(2024年2月29日)

固定資産-繰延税金資産

75

百万円

 

218

百万円

固定負債-その他

△83

 

 

△356

 

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前連結会計年度(2023年2月28日)

 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(2024年2月29日)

定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため、記載を省略しております。

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

当社は、当社の持分法適用関連会社である無錫德松科技有限公司(中国江蘇省無錫市)の出資持分のすべてを追加取得し子会社化することについて、2023年8月28日意思決定を行い、2023年9月28日持分を取得いたしました。

(1)企業結合の概要

 ① 被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称  無錫德松科技有限公司

事業の内容     特殊潤滑油の製造

② 企業結合を行った主な理由

無錫德松科技有限公司の所在地である中華人民共和国江蘇省無錫市新呉区周辺は、都市化や商業用地化が進み区画整理の対象となっており、無錫市当局より、2023年9月30日までに現所在地からの立ち退きを要求されておりました。また、同社が行っている特殊潤滑油の生産は、莫莱斯柯(浙江)功能材料有限公司に、順次移管していく予定としております。このような中、中国における事業再編の一環として同社を完全子会社化することといたしました。

 ③ 企業結合日

2023年9月28日(持分取得日)

2023年9月30日(みなし取得日)

④ 企業結合の法的形式

現金を対価とする持分取得

⑤ 結合後企業の名称

変更はありません。

⑥ 取得した議決権比率

取得直前に所有していた議決権比率  50.0%

企業結合日に追加取得した議決権比率 50.0%

取得後の議決権比率         100.0%

⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として持分を取得したことによるものです。

(2)連結損益計算書に含まれる被取得企業の業績の期間

2023年9月30日をみなし取得日としているため、2023年10月1日から2023年12月31日までの業績が含まれております。

 

(3)被取得企業の取得原価および対価の種類ごとの内訳

企業結合日直前に保有していた持分の企業結合日における時価

 463百万円

企業結合日に追加取得した持分の対価

463百万円

取得原価

925百万円

 

(4)被取得企業の取得原価と取得するに至った取引ごとの取得原価の合計額との差額

段階取得に係る差損  25百万円

(5)負ののれん発生益の金額および発生原因

① 負ののれん発生益の金額

 285百万円

② 発生原因

企業結合時における被取得企業の時価純資産額が取得原価を上回ったため、その差額を負ののれん発生益として認識しております。

 

(6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

 

1,595

百万円

固定資産

 

百万円

資産合計

 

1,595

百万円

流動負債

 

314

百万円

固定負債

 

72

百万円

負債合計

 

386

百万円

 

(7)企業結合日が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に

及ぼす影響の概算額及び算定方法

売上高

 

852

百万円

営業利益

 

△105

百万円

経常利益

 

674

百万円

税金等調整前当期純利益

 

674

百万円

親会社株主に帰属する

当期純利益

 

506

百万円

 

 

(概算額の算定方法)

企業結合が連結会計年度開始の日に完了したと仮定して算定された売上高及び損益情報と、取得企業の連結損益計算書における売上高及び損益情報との差額を、影響の概算額としております。

なお、当該注記は監査証明を受けておりません。

 

 

(事業譲受)

当社の連結子会社である MORESCO USA Inc.(米国 サウスカロライナ州、以下「MUSA」)は、CROSS TECHNOLOGIES GROUP, INC.(米国 ミシガン州、以下「CROSS」)の行う全事業を譲り受けすることについて2023年8月22日事業譲渡契約を締結し、10月20日事業を譲り受けました。

(1)事業譲受の概要

 ① 相手先企業の名称及び取得した事業の内容

相手先企業の名称  CROSS TECHNOLOGIES GROUP, INC.

取得する事業の内容 ダイカスト離型剤等の潤滑油および離型剤に関する製造および販売

② 事業譲受を行う主な理由

CROSS は、ダイカスト離型剤、金属加工油、ポリウレタンおよび複合材産業向けの潤滑油を製造、販売を行っている会社であり、潤滑油に関する技術的知見を保有しているほか、北米、中国等に多くの顧客を持っております。また、MUSA は CROSS より、ダイカスト離型剤等に使用する原材料を購入しておりました。

今回の事業譲受は、当社が米国に新たな生産拠点を確保することにより、製品の安定供給を強化し、潤滑油に関する原材料の内製化および開発を行い、より高性能な製品を製造、販売することを目的としております。

 ③ 企業結合日

2023年10月20日

④ 企業結合の法的形式

現金を対価とする事業譲受

⑤ 結合後企業の名称

変更はありません。

⑥ 取得企業を決定するに至った主な根拠

現金を対価として事業を譲り受けるためであります。

(2)連結損益計算書に含まれる取得した事業の業績の期間

    2023年10月20日から2023年12月31日までの業績が含まれております。

(3)取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

1,300百万円

(8,666千米ドル)

取得原価

 

1,300百万円

(8,666千米ドル)

 

(4)主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等  48百万円

(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

①発生したのれんの金額

565百万円

なお、上記の金額は、企業結合日以後、決算日までの期間が短く、企業結合日時点の識別可能資産及び負債の特定及び時価の見積りが未了であるため、取得原価の配分が完了しておらず、暫定的に算定された金額であります。

②発生原因

主として今後の事業展開により期待される超過収益力であります。

③償却方法及び償却期間

12年間にわたる均等償却

(6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

 

410

百万円

固定資産

 

406

百万円

資産合計

 

816

百万円

流動負債

 

81

百万円

固定負債

 

百万円

負債合計

 

81

百万円

 

 

  (7)企業結合日が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に 

       及ぼす影響の概算額及び算定方法

         影響の概算額については、合理的な算定が困難であるため記載しておりません。

 

 

(資産除去債務関係)

重要性が乏しいため、注記を省略しております。

 

(賃貸等不動産関係)

重要性が乏しいため、注記を省略しております。

 

(収益認識関係)

1. 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 

前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

(単位:百万円)

区分

報告セグメント

合計

日本

中国

東南/南アジア

北米

特殊潤滑油

8,706

2,919

2,746

733

15,105

ホットメルト接着剤

4,228

759

2,617

59

7,664

その他

6,462

136

506

219

7,323

顧客との契約から生じる収益

19,396

3,814

5,870

1,011

30,092

その他収益

241

241

外部顧客への売上高

19,637

3,814

5,870

1,011

30,333

 

(注)「その他」は、素材、合成潤滑油、エネルギーデバイス材料および装置販売等であります。

 

当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

(単位:百万円)

区分

報告セグメント

合計

日本

中国

東南/南アジア

北米

特殊潤滑油

9,487

2,528

3,105

1,127

16,247

ホットメルト接着剤

4,414

770

3,204

42

8,430

その他

6,063

238

429

215

6,945

顧客との契約から生じる収益

19,964

3,536

6,737

1,384

31,621

その他収益

265

265

外部顧客への売上高

20,229

3,536

6,737

1,384

31,886

 

(注)「その他」は、素材、合成潤滑油、エネルギーデバイス材料および装置販売等であります。

 

2. 収益を理解するための基礎となる情報

「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項(4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

 

3. 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額および時期に関する情報

前連結会計年度(自 2022年3月1日 至 2023年2月28日)

① 契約負債の残高等

(単位:百万円)

 

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

6,844

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

7,595

契約負債(期首残高)

4

契約負債(期末残高)

94

 

契約負債の期末残高は、主に引渡し時に収益認識を行う装置販売契約についての顧客からの前受金に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

当連結会計年度に認識された収益のうち期首現在の契約負債に含まれていた額は、4百万円であります。

また、当連結会計年度において、契約負債が89百万円増加した理由は、前受金の増加によるものであります。

 

② 残存履行義務に配分した取引価格

 当社グループは、個別の予想契約期間1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行

義務に関する情報の記載を省略しております。

 また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な取引はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

① 契約負債の残高等

(単位:百万円)

 

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

7,595

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

7,942

契約負債(期首残高)

94

契約負債(期末残高)

77

 

契約負債の期末残高は、主に引渡し時に収益認識を行う装置販売契約についての顧客からの前受金に関連するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

当連結会計年度に認識された収益のうち期首現在の契約負債に含まれていた額は、94百万円であります。

また、当連結会計年度において、契約負債が 17百万円減少した理由は、前受金の減少によるものであります。

 

② 残存履行義務に配分した取引価格

 当社グループは、個別の予想契約期間1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行

義務に関する情報の記載を省略しております。

 また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な取引はありません。