文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 経営の基本方針
当社グループでは、以下を経営方針とし、基本理念である「心と技術をこめたモノづくりにより幸せと豊かさに貢献します」の実現を目指しております。
・技術の先端に挑戦し、新しい価値を創り出す
・独自の領域を切り拓き、事業の広がりを追求する
・人を大切にし、人を磨き、人が活躍する場をつくる
・社会に対する公正さと、環境との調和を大切にする
(2) 目標とする経営指標
当社グループでは、2023年度までの新中期経営計画において以下の財務目標の達成に向けて取り組んで参ります。
(3) 経営環境及び経営戦略・対処すべき課題
当社グループは、2018年度から取り組んできた中期経営計画「GD2020(ジーディーニイゼロニイゼロ)」の終了を受け、2023年度までの新中期経営計画「YOKOHAMA Transformation 2023(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)」を2021年度からスタートさせます。
既存事業における強みの「深化」と、大変革時代のニーズに応える新しい価値の「探索」を同時に推進し、次世代の成長に向けた「変革」を図ることを、YOKOHAMA Transformation 2023の位置づけとしております。
各分野での戦略は、次の通りです。
■タイヤ消費財事業
高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、そして「ウィンタータイヤ」の販売比率の最大化をテーマに掲げ、①ADVANと GEOLANDARの新車装着の拡大、②補修市場でのリターン販売強化とウィンタータイヤを含む商品のサイズラインアップ拡充、③各地域の市場動向に沿った商品の販売を強化する「商品・地域事業戦略」に取り組みます。
■タイヤ生産財事業
CASE、MaaSなど大きな市場変化の取り込みとして新たな提供価値を「探索」し、4つのテーマに取り組みます。またOHT(オフハイウェイタイヤ)事業、TBR(トラック・バス用タイヤ)事業の強化に取り組みます。
①コスト:
市場の変化に伴うコスト低減への要求の高まりを見越し、インドの乗用車用タイヤ工場を「横浜ゴムグループで最も安くタイヤを作る工場」と位置づけ低コストモデルの確立を目指します。また、タイのTBR工場においても低コストモデルでの増産を検討します。
②サービス:
車両保有の法人化の進展を見越し、タイヤ単体ではなくサービスのセット提供を推進するため、全国の販売・物流ネットワークを活用しサービスカーの導入を拡大することによりサービス体制の強化を進めます。
③DX:
先進タイヤセンサー開発を加速化し、機能の追加に従い段階的にサービスや顧客を拡大していくことで、新たな付加価値サービスを創出します。
④商品ラインアップ:
運輸・物流業界では車両の電動化・無人運転に伴い、運行距離や使用状況に応じて多様な品種のタイヤが求められることが予想されます。この物流の変革に向け、当社の強みである幅広い商品ラインアップをさらに拡充し、市場での優位性を確立します。
OHT事業:「さらなる成長ドライバー」として強化
横浜ゴム、ATG、愛知タイヤ工業を合わせたマルチブランドによる市場展開と顧客対応力を強みに事業の強化を進めます。
TBR事業:成長に向けた事業基盤の強化
引き続き米国ミシシッピ工場の安定供給の確保に努めるとともに、旺盛な需要に応えるために増産投資を計画し生産体制を強化していきます。
■MB事業
MB事業では「成長性・安定性の高いポートフォリオへの変革」をテーマに掲げ、強みであるホース配管事業と工業資材事業にリソースを集中してMB事業の成長を牽引し、安定収益を確保できる体制を構築します。
■経営基盤
「人事戦略」は人事制度の変革による経営・管理職層のレベル強化や環境変化に迅速に対応できる強い組織作り、従業員の働き方改革などを推進します。「ESG経営」はCSRスローガン「未来への思いやり」の下、今後も環境に配慮した製品の提供に努めるとともに、カーボンニュートラルを達成する取り組みや地域社会に根差した支援活動を推進します。また、コーポレートガバナンスのさらなる強化と安心・安全で働きやすい職場作りを目指します。
当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは下記のようなものがあります。なお、文中における将来等に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経済状況
当社グループの全世界における営業収入のうち、重要な部分を占める自動車用タイヤの需要は当社グループが製品を販売している国または地域の経済状況の影響を受けます。従って、日本、北米、欧州、アジアなどの主要市場における景気後退及びそれに伴う需要の減少は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、競業他社との販売競争激化による市場シェアダウン及び価格競争の熾烈化による販売価格の下落も、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 為替レートの影響
当社グループは主として円建で一般商取引、投融資活動等を行っておりますが、米ドルその他の外国通貨建でもこれらの活動を行っております。今後一層の事業のグローバル化の進行に伴い、海外事業のウエイトが高まることが予想されます。したがって、従来以上に外国通貨建の一般商取引、投融資活動等が増加し、外国為替の変動により当社グループの業績及び財務状況が影響を受ける度合いが大きくなります。為替予約の実施等、為替レートの変動によるリスクを最小限にとどめる努力を行っておりますが、当該リスクを完全に回避することはきわめて困難であります。
(3) 季節変動の影響
当社グループの業績は上半期と下半期を比較した場合、下半期の業績がよくなる傾向にあります。特に、寒冷地域で冬場の降雪時に使用する自動車用タイヤ(スタッドレスタイヤ)の販売が下半期に集中することが主な理由であります。従って、降雪時期の遅れや降雪量の減少等が、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 原材料価格の影響
当社グループの製品の主要な原材料は、天然ゴム及び石油化学製品であります。従って、天然ゴム相場の大幅な上昇及び国際的な原油価格の高騰があった場合、当社製品の製造コストが影響を受ける可能性があります。これらの影響を最小限にとどめるべく各種対策を実施しておりますが、吸収できる範囲を超えた場合は、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(5) 資金調達力及びコストの影響
当社グループは資金調達の安定性及び流動性の保持を重視した財務運営を行っておりますが、日本を含めた世界の主要な金融市場で混乱が発生した場合、計画通りに資金調達を行うことができない可能性があります。また、格付会社より当社グループの信用格付けが大幅に下げられた場合、資金調達が制約されるとともに調達コストが増加し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(6) 有利子負債の影響
当社グループの総資産に占める有利子負債の割合は、約24.2%(2020年12月31日現在)であります。グループファイナンスの実施によりグループ資金の効率化を行うことで財務体質の改善に取り組んでおりますが、今後の金利動向によっては当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループの一部の借入契約には財務制限条項が付されております。
(7) 保有有価証券の影響
当社グループが保有する市場性のある有価証券のうち日本株式への投資が大きな割合を占めております。従って、日本の株式市場の変動及び低迷等による有価証券評価損の計上等で、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(8) 投資等に係る影響
当社グループは世界的な自動車用タイヤの需要に対応すべく、アジアを中心に生産拠点の拡大及び生産能力の増強のための投資を行っております。この投資により製品の品質向上を図るとともに需要増にも対応でき、当社グループの信頼を高め、シェアアップが期待できます。しかしながら、現地の法的規制や慣習等に起因する予測不能な事態が生じた場合、期待した成果を得ることができなくなるため、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(9) M&A、資本・業務提携による影響
当社グループは、さらなる成長の実現に向けた競争力強化のため、他社の買収や他社との資本・業務提携を行うことがあります。万一対象会社の業績が買収時の想定を下回る場合、または事業環境の変化や競合状況等により期待する成果が得られないと判断された場合にはのれん等の減損損失が発生し、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(10) 退職給付債務
当社グループの退職給付債務及び退職給付費用は割引率、年金資産の期待運用収益率等の一定の前提条件に基づいて数理計算を行っております。実際の割引率、運用収益率等が前提条件と異なる場合、つまり、金利低下、年金資産の時価の下落、運用利回りの低下等があった場合や退職金制度、年金制度を変更した場合、将来の退職給付債務の増加により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(11) 災害等の影響
当社グループは地震等の自然災害、疾病、テロに直接又は間接的に影響を受ける可能性があります。特に、自然災害については災害に備え、各種対応策を検討し、計画的に実施しております。しかしながら、生産拠点及び原材料の主要な仕入先が所在する地域でこれら事象が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(11-2) 感染症の大流行
当社グループは新型コロナウイルスなどの全世界的な感染症の流行に備え、従業員の安全と社内外への感染拡大抑止を第一に対策を講じておりますが、感染症の拡大や長期化が発生した場合には、当社グループが事業を展開している国・地域における活動規制や企業活動の停滞等により、当社グループ全体の事業活動、業績、及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(12) 知的財産権の影響
当社グループは技術ノウハウの蓄積と知的財産権の保護に努めておりますが、第三者の知的財産権の侵害を効果的に防止できないことがあります。また、当社グループの製品または技術が、第三者から知的財産権を侵害したとして訴訟を受け、それが認められた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(13) 製品の品質による影響
当社グループは、品質管理を経営の最重要課題とし、品質管理体制の万全を期しておりますが、製品の欠陥や不良を皆無にすることは困難であります。大規模なリコールや欠陥に起因する多額の損害賠償が起きた場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(14) 法律・規制・訴訟の影響
当社グループは、事業活動を行っている各国において、投資、貿易、為替管理、輸出管理、独占禁止、個人情報保護、環境保護など、当社グループが、展開している様々な事業に関連する法律や規制の適用を受けております。
将来において、国内外における新たな法律や規制の施行又は予期せぬ法律や規則の変更などにより、事業活動の制約やコストの上昇など当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
これらの他、当社グループは国内外の事業活動に関連して、訴訟や各国当局による捜査・調査の対象となる可能性があります。重大な訴訟が提起された場合や、各国当局による捜査・調査が開始された場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して
算出しております。また、当連結会計年度より、組織変更に伴い、従来
「その他」に含めておりました一部の連結子会社を「タイヤ」に含めて
開示しております。前連結会計年度のセグメント情報は当連結会計年度
の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
当期における当社グループをとり巻く環境は、国内では第2四半期までは、新型コロナウイルス感染防止のための各種規制や、個人消費の悪化により景気は大きく減速しましたが、政府、自治体の経済活動活性化策等による経済活動の再開により、業種毎に差はあるものの、全体として景気は緩やかに回復しつつあります。
海外では、中国は景気回復を持続していますが、米国、欧州等は新型コロナウイルス感染症の再拡大による活動抑制により、景気回復に向けては不透明な状況が続いています。
こうした状況の中、当社グループは、中期経営計画 GD2020(ジーディーニイゼロニイゼロ)に基づいた成長戦略と経営基盤強化に加え、設備投資およびコストの見直しによるキャッシュアウトの削減、機動的な資金調達による手元流動性の確保、役員・理事の月額報酬および管理職の給与の減額など、新型コロナウイルス感染症の影響に向けた各種対策に加え、地域、需要に応じた販促活動、増産対応に取り組んだ結果、第4四半期は、利益面で過去最高益を記録するなど大きく回復し、当期の連結売上収益は5,705億72百万円(前期比12.3%減)となり、利益面では、連結事業利益は367億99百万円(前期比26.6%減)、連結営業利益は364億9百万円(前期比37.8%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は263億12百万円(前期比37.3%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①タイヤ
売上収益は3,992億2百万円(前期比11.6%減)で、当社グループの連結売上収益の70.0%を占めており、事業利益は239億85百万円(同22.2%減)となりました。
新車用タイヤは、第2四半期までの需要の減少が大きく、国内、海外ともに売上収益は前期を下回りましたが、国内では第3四半期以降緩やかに持ち直しつつあるほか、海外においても中国については前期を上回りました。
市販用タイヤも、第2四半期までの新型コロナウイルス感染症の影響に伴う消費活動の停滞の影響が大きく、売上収益は前期を下回りましたが、積極的にグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」シリーズや、乗用車用スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD(アイスガード)」シリーズ、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」シリーズ等の高付加価値商品の拡販など各種戦略を進めたほか、国内では第4四半期の冬用タイヤの販売が好調でした。
②MB(MB:マルチプル・ビジネスの略)
売上収益は985億25百万円(前期比17.4%減)で、当社グループの連結売上収益の17.3%を占めており、事業利益は38億22百万円(同54.1%減)となりました。
各事業において、新型コロナウイルス感染症の影響が継続し、ホース配管事業は、第2四半期までの需要減少の影響が大きく、売上収益は前期を下回りました。
工業資材事業では、国内、海外ともに売上が低調で売上収益は前期を下回りました。
またハマタイト事業も、第2四半期までの需要の減少が大きく、売上収益は前期を下回りました。
航空部品事業では、民需向け販売の減少が継続したことで売上収益は前期を下回りました。
③ATG
売上収益は650億96百万円(前期比8.0%減)で、当社グループの連結売上収益の11.4%を占めており、事業利益は88億12百万円(同15.3%減)となりました。
農業機械用・産業車両用タイヤをはじめとするオフハイウェイタイヤは、世界的な新型コロナウイルス感染拡大による需要減少がありましたが、農機用タイヤのアフターマーケットに回復が見られたことで、第3四半期以降の売上収益は前期を上回りました。
(2)財政状態の状況
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて471億88百万円減少し、8,603億72百万円となりました。
流動資産は営業債権の減少等により、3,092億52百万円(前期比6.7%減)となりました。非流動資産は減価償却累計額の増加等により、5,511億19百万円(前期比4.3%減)となりました。
流動負債は短期借入金、社債の返済等により、2,274億1百万円(前期比9.5%減)となりました。非流動負債は長期借入金の返済等により、2,101億9百万円(前期比8.1%減)となりました。
資本合計は親会社の所有者に帰属する当期利益の計上等により4,228億62百万円(前期比1.1%減)となりました。
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて28億50百万円増加し、307億60百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、782億94百万円(前連結会計年度比29億20百万円の収入増加)となりました。
これは主として、税引前利益339億13百万円、減価償却費444億67百万円の計上等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、278億65百万円(前連結会計年度比157億72百万円の支出減少)となりました。
これは主として、有形固定資産の取得による支出308億円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、465億53百万円(前連結会計年度は355億12百万円の資金の減少)となりました。
これは主として、長期借入金の返済による支出232億74百万円等であります。
(資本の財源及び資金の流動性に係る情報)
当社グループの重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源については「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
(4)生産、受注及び販売の状況
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は、販売価格を基礎として算出しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当社は、ごく一部を除いてすべて見込生産であります。
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5)経営成績等の状況の概要に係る主要な項目における差異に関する情報
IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこ
れらに相当する項目との差異に関する事項は以下のとおりであります。
(のれんの償却停止)
日本基準では、のれんの償却については償却年数を見積り、その年数で均等償却を行っておりましたが、IFRSではIFRS移行日以降、償却せず毎期減損テストを行っております。この影響により、当連結会計年度にて、IFRSでは日本基準に比べて、「販売費及び一般管理費」が4,162百万円減少しております。
(表示組替)
日本基準において、「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」、「特別損失」として表示していた項目を、IFRSでは財務関連損益については「金融収益」及び「金融費用」として表示し、それ以外の項目については、「その他の収益」、「その他の費用」として表示しております。
(6)重要な会計方針並びに重要な会計上の見積り及び仮定
当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表の作成に当たって、必要と思わ
れる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針、会計上の判断、見積り及び仮定は、「第5.経理
の状況 連結財務諸表注記 3.重要な会計方針 4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定」に記載しております。
該当する事項はありません。
当社グループの研究開発は、会社の基盤技術に関する研究開発活動を研究先行開発本部が、直接商品に係る研究開発活動をタイヤ、MB、ATG及びその他の技術部門が担当となり、世界的な技術の先端に挑戦し、世界初の商品を市場に提供することで、お客様に満足いただくべく努力を重ねています。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、
当社研究先行開発本部においては、環境貢献企業における研究部門として、精緻でかつ高度な分析・解析技術をベースに物質構造や反応機構等の解明による新素材開発やシミュレーション技術の開発を行い、環境にやさしいタイヤ材料の開発や電子材料用素材・省エネルギー関連への適用技術の開発などを中心に技術の先端に挑戦しています。
研究先行開発本部の研究開発費の金額は、888百万円であります。
・当社はこのたび、デジタル革新のためのAI 利活用構想「HAICoLab※(ハイコラボ)」を策定しました。
“人とAI との協奏”によって、AI が苦手とするデータの存在しない領域(未踏領域)も含めた知見の探索を可能とし、プロセスや製品やサービスの革新を目指します。これにより、ユーザーエクスペリエンスの向上および内閣府が提唱するAI やIoT などの革新技術により実現する新たな未来社会の姿「Society 5.0」の実現に貢献します。
※Humans and AI collaborate for digital innovation をもとにした造語で、人とAI との共同研究所という意味合いも込めました。
セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1)タイヤ
当社の強みである独自の特性コントロール技術とグローバルな開発体制の拡充により、卓越した性能と品質の商品を作り出し「GD2020」の事業戦略を支えていくことを目標とし、以下のような活動を行いました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、
1)クロスオーバーSUV向けマッド&スノーグランドツーリングタイヤ 「GEOLANDAR CV G058」新発売
2020年2月、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」の新商品としてクロスオーバーSUV向けグランドツーリングタイヤ「GEOLANDAR CV G058(ジオランダー・シーブイ・ジーゼロゴーハチ)」を発売しました。
「GEOLANDAR CV G058」は、街中での走行に対応しつつ、快適なロングドライブにも応えるよう進化させたグランドツーリングタイヤで、急な降雪にも対応する「M+S(マッド&スノー)」規格となります。
安全性や静粛性などハイウェイテレーンタイヤとしての基本性能を高めながら、耐摩耗性能や低燃費性能に配慮しトータル性能を向上させました。
トレッドパターンにはサイプによりエッジ効果を高めた独自の「サイプベースパターン」を採用。耐偏摩耗性能に寄与するとともに、ウェット路面や急な降雪時でも優れたトラクションを発揮する「2-3Dコンビネーションサイプ」や、優れたトラクションと耐ハイドロプレーニング性能を両立させた「4コンビネーショングルーブ」を採用したほか、「5ピッチ・バリエーション」が耳障りな音域のパターンノイズを低減しています。
先進のシリカテクノロジーを駆使した専用コンパウンドは、ウェットや降雪時など低温域の路面を含む様々な路面状況で安定感ある走りに貢献し、また新開発プロファイルにより幅広でフラットな接地形状を実現し、耐摩耗性能・耐偏摩耗性能を確保しました。
2)クロスオーバーSUV向けオンロード用サマータイヤ 「BluEarth-XT AE61」新発売
2020年2月、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の新商品としてクロスオーバーSUV向けサマータイヤ「BluEarth-XT AE61(ブルーアース・エックスティー・エーイーロクイチ)」を発売しました。
「BluEarth-XT AE61」はクロスオーバーSUV専用として開発したサマータイヤで、市街地や高速道路などオンロードを思い通りに走るシャープなハンドリング性能やSUVの車内に静かな空間を提供する静粛性のほか偏摩耗を抑制して長く使えるロングライフ性能を兼ね備えています。さらに、全サイズで国内タイヤラベリング制度において、ウェットグリップ性能最高グレード「a」、転がり抵抗性能「A」を獲得。両立の難しいウェット性能と転がり抵抗性能を兼ね備え、雨の日の高い安心感や低燃費にも貢献します。
トレッドパターンはクロスオーバーSUVに求められる性能を発揮する非対称パターンを専用開発。ショルダーからセンターリブに至るまで高剛性を追求した設計を施すことで、ハンドリング性能と耐偏摩耗性能を実現したほか、「4ストレートグルーブ」+「インサイドナローグルーブ」が高いウェット性能に貢献します。さらに、エアポンピング音を抑制する「非貫通グルーブ」や「5ピッチ・バリエーション」を採用し、ノイズを抑制するパターン設計を施したことで、より優れた静粛性を実現しました。コンパウンドにはウェット性能および低燃費性能に効くシリカとポリマーを配合した「ナノブレンドゴム」を採用。プロファイルでは滑らかな接地形状と接地圧を均一化する「マウンド・プロファイル」の採用により、直進安定性と耐偏摩耗性能を発揮します。
3)耐摩耗性能に優れた「BluEarth」初のバン専用タイヤ「BluEarth-Van RY55」新発売
2020年1月から、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」初のバン専用タイヤ「BluEarth-Van RY55(ブルーアース・バン・アールワイ・ゴーゴー)」を発売しました。
「BluEarth-Van RY55」はバン専用タイヤに最も求められる耐摩耗性能の向上に主眼を置きながら、優れたウェット性能の実現を目指し、トレッドには新開発の専用パターン「エクストラパワフルパターン」を採用、ショルダー部には深溝とサイプを交互配置した「アグレッシブショルダー」を搭載したことで、耐摩耗性能と耐偏摩耗性能を向上させました。
さらに、コンパウンドに強度を高めるトリプルポリマーを配合するとともに、接地形状を最適化する専用プロファイルを開発し、偏摩耗を抑制したほか「トライアングルブロック」および「ワイドセンターグルーブ」が高い剛性や排水性に寄与します。
4)「ADVAN APEX V601」が世界的に権威ある「iF デザインアワード 2020」を受賞
2020 年2月、当社のウルトラハイパフォーマンスサマータイヤ「ADVAN APEX V601(アドバン・アペックス・ブイロクマルイチ)」※1が、最も長い歴史を持つデザイン団体のひとつ「iF International Forum Design」(独・ハノーヴァー)により 1953 年に創設されたデザイン賞である「iF デザインアワード 2020」(プロダクト部門)を受賞しました。
「iF デザインアワード」の応募作品は革新性・仕上、機能性、美しさに加え、信頼性やポジショニングなどの基準に基づいて総合的に評価され、今回は 56 の国と地域から 7,298 件の応募の中、デザイン専門家 78 名により、厳正な審査が行われました。
受賞した「ADVAN APEX V601」は当社の歴史的ヒット商品である「YOKOHAMA A008(ヨコハマ・エイ・ゼロゼロハチ)」※2のトレッドパターンを彷彿とさせる非対称パターンに最新のハイパフォーマンスタイヤテクノロジーを投入し、ウェット性能やハンドリング性能を高次元で両立するとともに、優れた静粛性を実現しています。
また、高品質のマイクロシリカを配合したトレッドコンパウンドにより優れたコーナリング性能を発揮します。
※1:「ADVAN APEX V601」は現在北米で発売している商品です
※2:日本名「ADVAN HF Type D(アドバン・エイチエフ・タイプディー)」
5)IoTを活用した次世代タイヤマネジメントシステム「T.M.S」をリニューアル
当社は、IoTを活用した次世代タイヤマネジメントシステム「T.M.S(ティーエムエス)」をリニューアルし、9月10日よりサービスを開始すると共に第4世代となるトラック・バス用タイヤ空気圧モニタリングシステムの新商品「HiTES4(ハイテスフォー)」を発売しました。
「T.M.S」はヨコハマタイヤのセールス担当者が輸送事業者様を訪問した際に取得する車両基本情報、装着タイヤ情報、タイヤ点検結果などの情報を管理するサービスで、2018年より当社内でクラウドデータベースでの運用を試行してまいりましたが、今回、輸送事業者の皆様からもアクセスいただけるようになりました。
また、タイヤ点検台数の増加や点検ニーズの高まりなどを背景に、リニューアルした「T.M.S」ではスマートフォンと連携するデプスゲージ(タイヤの溝の深さを測るデバイス)によるタイヤの溝深さの自動入力を可能とし、点検のスピードアップや効率化を実現しました。また2003年に日本で初めて導入し、2009年に第2世代、2013年から第3世代を販売してきたトラック・バス用タイヤ空気圧モニタリングシステム「HiTES」では、第4世代となる「HiTES4」においては、タイヤ内部の空気圧と温度をリアルタイムで確認し、管理値に達した際には音と色点滅で分かりやすく警報を伝えるインジケーターを採用しました。
また、スマートフォンやタブレットで簡単にタイヤ状態を確認できる機能を追加、データ保存形式を見直し「T.M.S」のクラウドサーバーとの連携を可能にしました。
この「T.M.S」と「HiTES4」を連携させることで、運行・整備管理者が専用WEBページより、トラックやバスと離れた場所からタイヤ内部の空気圧と温度や車両の位置を確認することが可能となります。
さらにモニタリングデータは当社独自のアルゴリズムを用いて解析することで、タイヤの耐久性を予測し、リトレッドタイヤとしての再利用可否の指標にもなります。
当社は、次世代モビリティを見据えた重要なタイヤ拡販施策の一環としてデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを加速しており、今回のトラック・バス用タイヤにおける「T.M.S」「HiTES4」のリニューアルに加え、アルプスアルパイン(株)と共同で乗用車用タイヤセンサーの開発を進めています。
6)乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21」が「日刊自動車新聞用品大賞2020」の「タイヤ部門賞」を受賞
2020 年7月、当社の乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21(ブルーアース・フォーエス・エーダブリュー・ニーイチ)」が(株)日刊自動車新聞社が主催する「日刊自動車新聞用品大賞2020」※1の「タイヤ部門賞」を受賞しました。
受賞した「BluEarth-4S AW21」はウェットやドライ路面での性能を確保しつつ、急な積雪にも対応できるしっかりとした雪上性能を実現したオールシーズンタイヤで、冬用タイヤ規制時でも走行可能※2なタイヤとして認められており、サイドウォールには国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件に適合した証である「スノーフレークマーク」※3が打刻されています。
受賞にあたっては近年オールシーズンタイヤ市場が注目を集めている中、高レベルでの雪上性能、ウェット性能、ドライ性能のバランスを実現し、サマータイヤ、スタッドレスタイヤに加わる新たな選択肢を自動車ユーザーに提供したことが評価されました。
※1:「日刊自動車新聞用品大賞」は1987年にスタートした賞で、今回は、2019年4月から2020年6月の期間に注目を集めたカー用品を対象に、販売数量だけでなく、商品開発のアイデアや話題性、業界貢献度などを総合的に評価し、さらにカー用品販売店などへ実施したアンケート調査の結果を参考に各賞が選定されました。
※2:冬用タイヤ規制の場合は走行可能ですが、全車チェーン規制の場合は、いかなるタイヤ(スタッドレスタイヤを含む)もチェーン装着が必要です。
※3:欧州で冬用タイヤとして認証されたマーク
7)トラック用ウルトラワイドベース スタッドレスタイヤ 「903W」を新発売
2020年秋から、トラックの後輪に使用するウルトラワイドベースタイヤとして、新たにスタッドレスタイヤ「903W(キューマルサン・ダブリュー)」を全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて販売開始しました。
当製品は、トラックやバスに装着される複輪(2本1組)を単輪(1本)に置き換えることができる超偏平シングルタイヤで、タイヤ組み換え・日常点検などの省メンテナンス化や1軸当たりの軽量化が可能になります。
また、タイヤの回転方向と平行にスチールコードを配置したベルト層を有する独自開発のベルト構造「SpiraLoop®(スパイラループ)」を採用しました。
これにより、当社従来ベルト構造でウルトラワイドベース化を図った場合に弱点となるショルダー部の成長とベルト部の歪みを抑制し、優れた耐偏摩耗性と耐久性を確保することができ、タイヤの長寿命化に貢献します。
加えて、トレッドパターンは、氷雪上性能重視型スタッドレスタイヤ「ZEN 903ZW」をベースに、ブロックエッジ量を増加させる「小ピッチワイドグルーブ」やブロック剛性を維持し接地面積を確保する「6列トラクションZブロック」を採用し、これらをウルトラワイドベースタイヤ用に最適に配列することで、優れたスタッドレス性能を発揮します。
当社は、中期経営計画「GD2020」においてタイヤ生産財事業を次の100年の収益の柱とすることを掲げ、トラック・バス用タイヤの拡販に取り組んでおり、独自技術である「SpiraLoop®」を採用した超偏平シングルタイヤを北米や日本で積極的に展開しています。
8)タイヤ5商品が2020年度グッドデザイン賞を受賞
2020年10月、低燃費タイヤブランド「BluEarth(ブルーアース)」の2商品、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」の2商品およびトラック用ウルトラワイドベーススタッドレスタイヤ「903W(キューマルサン・ダブリュー)」が2020年度グッドデザイン賞※を受賞しました。
なお、「903W」は受賞対象の中で審査委員会により特に高い評価を得た100件に贈られる「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。
「BluEarth」の受賞商品は乗用車用オールシーズンタイヤ「BluEarth-4S AW21(ブルーアース・フォーエス・エーダブリュー・ニーイチ)」およびクロスオーバーSUV専用サマータイヤ「BluEarth-XT AE61(ブルーアース・エックスティー・エーイーロクイチ)」で、「BluEarth-4S AW21」はウェットやドライ路面での性能を確保しつつ急な積雪にも対応できる雪上性能を実現しており、「BluEarth-XT AE61」はオンロード性能に特化し、クロスオーバーSUVにふさわしい舗装路でのハンドリング性能や静粛性のほか、ロングライフ性能を兼ね備え、両商品ともにユーザーのニーズや車社会の変化に対応している点が評価されました。
「GEOLANDAR」の受賞商品はクロスオーバーSUV向けグランドツーリングタイヤ「GEOLANDAR CV G058(ジオランダー・シーブイ・ジーゼロゴーハチ)」およびSUV・ピックアップトラック向けタイヤ「GEOLANDAR X-AT(ジオランダー・エックスエーティー)」で、「GEOLANDAR CV G058」は安全性や静粛性のほか耐摩耗性能や低燃費性能を備え、「GEOLANDAR X-AT」はアグレッシブな外観と優れたオフロード性能に加え、オンロードでの快適性や環境性能を両立するなど、オンロード性能とオフロード性能をバランスさせた点が評価されました。
「903W」は優れたスタッドレス性能と長寿命化を両立したウルトラワイドベースタイヤで、トラックに使用する2本1組の複輪を単輪に置換できるため軽量化による積載量増加やタイヤ組み換え・日常点検などの省メンテナンス化に貢献、独自技術「SpiraLoop®(スパイラループ)」によってベルト構造を強化することで幅広タイヤの課題となる形状保持を実現し、製品化を達成した点が高く評価されました。
※「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザイン評価推奨制度で、国内外の多くの企業や団体が参加しています。グッドデザイン賞受賞作品には優れたデザイン性を象徴する「Gマーク」の使用が認められます。
9)乗用車用ベーシックスタッドレスタイヤ「iceGUARD iG52c」を新発売
2020年10月、スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD(アイスガード)」のベーシックモデル「iceGUARD iG52c(アイスガード・アイジー・ゴーニー・シー)」を国内のヨコハマクラブネットワーク※限定で販売開始しました。
「iceGUARD iG52c」は海外向けに販売している商品で、商品コンセプトは「iceGUARD」ブランドの基本性能を備えた“さまざまな冬道に効く”ベーシックスタッドレスタイヤです。専用の方向性パターンに加え、凍結路面への密着性を高めた吸水素材、剛性確保に効く「トリプル 3-D サイプ」や氷上でのエッジ効果を補完する「細密マイクログルーブ」など「iceGUARD」のスタンダード技術を採用し、凍結や圧雪、シャーベット、ウェットやドライ路面で優れた性能を発揮します。
※自系列タイヤショップ「タイヤガーデン」「グランドスラム」のほか横浜ゴムとパートナーシップ契約を結ぶタイヤショップの総称。
(2)MB
お客様の満足と環境への貢献を念頭に置いて、幅広い産業分野での高機能新商品の開発と、新規事業を目指した技術開発を積極的に行いました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、
(3)ATG
革新、技術、低コスト生産により、商品のライフサイクルを通じて最も安いコストで最高の価値をお客様に提供するべく以下のような活動をしました。
当連結会計年度における研究開発費の総額は、
1)各種展示会への出展
2020年1月から3月にかけては、世界最大規模の建設機械展示イベントであるCONEXPO-CON/AGG(コネクスポ-コン/アグ)、英国有数の農業関連展示会LAMMA(ラマ)など、様々な農業機械や建設機械の展示会へ出展し、ATGの製品およびサービスを理解していただく場を設けました。
2020年4月から6月にかけては、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、展示会への参加は見送りましたが、オンライン会議システムを利用したプレスイベントの企画、開催等を通じて、ATGの製品およびサービスを理解していただく場を設けました。
2020年7月から12月にかけては、世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受け、展示会への参加は見送りましたが、各種プレスイベントの企画、開催等を通じて、ATGの製品およびサービスを理解していただく場を設けました。
2)新商品の発売
多くの商品を市場に投入し、販売拡大に努めております。当期において発売した商品は、主に次のものとなります。
[ALLIANCEブランド]
・AGRI STAR Ⅱ(アグリ スター Ⅱ)
新規開発の2層トレッドラグにより、優れたトラクション、走行安定性、耐磨耗性を発揮するトラクター用ラジアルタイヤ (2020年1月発売)
・202
独自の深溝トレッドパターン、強化サイドウォールにより、タイヤ寿命の長期化を実現すると同時にロードアンドキャリー能力も向上させた建設機械用タイヤ(2020年1月発売)
・579
芝や砂地、泥濘地からアスファルトまで様々な路面に対応し、主に庭園や農園においてスムーズな作業を可能とするユーティリティートラクター用ラジアルタイヤ(2020年2月発売)
・AGRIFLEX+ 881(アグリフレックスプラス 881)
土壌ダメージの低減と耐荷重性を両立するVF構造、切り株によるタイヤへのダメージを低減する高剛性コンパウンドの採用により、生産性、タイヤ寿命ともに優れたラジアルタイヤ (2020年5月発売)
・Slick Master(スリック マスター)
刈り株ダメージを低減させる高剛性コンパウンド、スリックパターンの採用によってタイヤ寿命の長期化とダウンタイムの最小化を図り、ユーザーの生産性向上に貢献するインプルメント用タイヤ (2020年7月発売)
・768 Value Plus(768 バリュー プラス)
耐荷重性、トラクション性能、耐久性に優れるセンターピボット灌漑システム向けタイヤ(2020年8月発売)
・415
高い耐磨耗性と耐発熱性を両立する独自のコンパウンドにより連続走行を可能とし、さらに偏磨耗を最小化し広い接地面積を確保する深溝トレッドパターンの採用により、タイヤ寿命の長期化を実現するリーチスタッカー用タイヤ(2020年7月発売)
・590
高剛性スチールベルト、非方向性パターン、耐カット・チッピング性に秀でたコンパウンドの採用により、高い荷重負荷能力と耐久性を実現するとともにオンロード/オフロード問わず高い走行性を発揮。作業効率改善に貢献するラジアルフロテーションタイヤ (2020年11月発売)
・890
接地圧が均一になるように設計され、路面舗装工事における作業効率、完成度向上に貢献。耐油性コンパウンドを使用し、耐久性にも優れるコンパクター用タイヤ (2020年12月発売)
[GALAXYブランド]
・IMP PRO(インプ プロ)
接地面積を拡げるプロファイル、剛性を高めた内部構造の採用により、草地や軟弱な土壌での走行安定性に優れ、且つ耐久性、負荷能力を向上させたインプルメント用タイヤ (2020年2月発売)
・FLOT PRO(フロット プロ)
トラクションやフロテーション性を高めるプロファイルの採用により、作業性に優れ、同時に土壌へのダメージを低減するインプルメント用のタイヤ (2020年1月発売)
・EARTH-PRO RADIAL 650(アース-プロ ラジアル 650)
ラジアル65扁平構造により、土壌ダメージを低減するとともにトラクション性を向上。さらにトレッドラグのマルチアングル化、内部構造強化によって乗り心地や耐久性にも優れたトラクター、ハーベスター用タイヤ (2020年2月発売)
・Garden-Pro XTD(ガーデン-プロ エックスティーディー)
独自形状の深溝トレッドパターンの採用により、耐久性やトラクション性能に優れた汎用トラクター向けラジアルタイヤ(2020年9月発売)
・MGSR 210(エムジーエスアール 210)
オールスチール構造で耐久性に優れ、独自のスノーパターン設計によって雪上やぬかるんだ路面で高いグリップを発揮。セルフクリーニング性も優れたラジアルタイヤ(2020年11月発売)
・LHD 510(エルエイチディー 510)
耐チッピング・チャンキング性と耐熱性を両立するコンパウンド、超深溝パターンの採用によりタイヤライフの長期化を実現。サイドまで溝を配した独自設計パターンによりトラクション性やクッション性にも優れ、オペレーターの作業効率、快適性向上に貢献するホイールローダー用超深溝タイヤ (2020年12月発売)
・SAND 750(サンド 750)
リブパターン、高剛性カーカス、強化サイドウォールの採用により高い走行性と耐久性を発揮。特に砂地での使用に適したスキッドステアローダー向けタイヤ (2020年12月発売)
上記のほか、ゴルフクラブ等のスポーツ用品にかかる研究開発費が 287百万円あります。