第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前期の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

① 業績全般

 

当第3四半期

連結累計期間

前第3四半期

連結累計期間

増減

金額

比率

 

売上高

億円

28,173

億円

26,651

億円

+1,522

+6

営業利益

3,786

3,424

+361

+11

経常利益

3,656

,390

+266

+8

四半期純利益

1,951

,256

△305

△14

 

 当第3四半期連結累計期間(2015年1月1日から2015年9月30日)の当社グループを取り巻く環境は、為替は米ドル高が継続し、原油価格が低位に推移する中、国内においては、景気は、企業業績や雇用情勢に改善がみられるなど緩やかな回復基調が続きました。海外においては、政治・経済面において不安定な状況が継続しているものの、景気は、全体としては弱い回復が続きました。米国では個人消費の増加などにより着実な回復が続き、欧州においては持ち直しているものの地政学リスクの影響も見られました。また、アジアでは、中国をはじめとして減速の動きが見られました。

 このような状況のもとで、当社グループは、グループ経営の最終目標である「真のグローバル企業」、「業界において全てに『断トツ』」の達成に向け、市場の需要動向や競合の動向を「先読み」し、技術優位性の強化やイノベーションの促進を通して、グローバルで高い競争力を持つ商品・サービスの拡販、単なる商品単体の販売に終わらないビジネスモデルの構築・拡大などに一層の努力を続けてまいりました。さらに、当社グループが戦略商品と位置付ける商品の拡販や、供給能力の増強、生産性の向上、経営資源の効率的活用、そして環境対応商品・事業の展開をより迅速に実行してまいりました。

 この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は28,173億円(前年同期比6%増)となり、営業利益は3,786億円(前年同期比11%増)、経常利益は3,656億円(前年同期比8%増)、四半期純利益は1,951億円(前年同期比14%減)となりました。

 なお、当第3四半期連結累計期間においては、当社のベネズエラ子会社(BRIDGESTONE FIRESTONE VENEZOLANA, C.A.及びその子会社)を連結除外し、関連損失423億円を特別損失として計上しております。

 

セグメント別業績

 

当第3四半期

連結累計期間

前第3四半期

連結累計期間

増減

金額

比率

タイヤ部門

売上高

億円

23,584

億円

22,347

億円

+1,237

+6

営業利益

3,459

3,105

+353

+11

多角化部門

売上高

4,743

4,423

+319

+7

営業利益

327

319

+8

+3

連結 合計

売上高

28,173

26,651

+1,522

+6

営業利益

3,786

3,424

+361

+11

 

 タイヤ部門では、グローバルにおいて魅力ある新商品の投入や、戦略商品として当社グループが位置付ける分野やスペック最適化などの基盤競争力の強化を進め、また、地域ごとの需要変動に迅速に対応してまいりました。

 日本では、前年同期の消費税率引上げに伴う駆け込み需要の影響により、乗用車及び小型トラック用タイヤは前年同期を下回りましたが、トラック・バス用タイヤの販売本数は、新車用の増加影響もあり前年同期並に推移しました。米州では、北米タイヤ事業において、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は前年同期を上回り堅調に推移し、トラック・バス用タイヤの販売本数は前年同期を上回り好調に推移しました。欧州では、乗用車及び小型トラック用タイヤ、並びにトラック・バス用タイヤの販売本数は前年同期を上回り好調に推移しました。アジア・大洋州では、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は前年同期並に推移し、トラック・バス用タイヤの販売本数は前年同期を大幅に上回りました。中国では、乗用車及び小型トラック用タイヤの販売本数は前年同期を大幅に上回りましたが、トラック・バス用タイヤの販売本数は前年同期を下回りました。特殊タイヤについては、建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの販売量は前年同期並に推移しました。

 この結果、売上高は23,584億円(前年同期比6%増)となり、営業利益は3,459億円(前年同期比11%増)となりました。

 また、多角化部門では、売上高は為替円安の影響により4,743億円(前年同期比7%増)となり、営業利益は

BSAM多角化における利益増加の影響により327億円(前年同期比3%増)となりました。

 

(注) セグメント別の金額はセグメント間の取引を含んでおり、連結合計の金額はそれらを消去した後の数値であります。

 

 

(2) 資産、負債及び純資産の状況

当第3四半期連結会計期間末における資産、負債及び純資産の状況は以下のとおりであります。

 

(資産の部)

 資産の部は、流動資産その他が30億円増加したものの、現金及び預金が385億円、受取手形及び売掛金が622億円、有形固定資産が633億円、それぞれ減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ2,511億円減少し、37,097億円となりました。

 

(負債の部)

 負債の部は、短期借入金が383億円、未払金が738億円、長期借入金が536億円、それぞれ減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ2,626億円減少し、15,516億円となりました。

 

(純資産の部)

 純資産の部は、配当金の支払いにより939億円、為替換算調整勘定が894億円、それぞれ減少したものの、四半期純利益の計上により1,951億円増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ114億円増加し、21,581億円となりました。その結果、自己資本比率は56.3%となり、前連結会計年度末に比べ3.9ポイントの増加となりました。

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は700億円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。