当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国は民間部門の自律的な景気回復局面にあり、欧州も緩やかな景気回復が持続いたしました。アジア地域の景気は総じて堅調であり、日本も緩やかな回復基調が持続いたしました。一方で、中国では景気の減速傾向もみられ、米国の通商・外交政策等が世界経済に影響を与える懸念は引き続き存在しています。
当社グループの主要な市場である自動車分野におきましては、米国では安定した個人消費に後押しされ、自動車生産台数が前年度を上回る状況で推移いたしました。アジア地域においては自動車生産台数が堅調に推移し、中国および日本では前年水準で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、中長期経営計画“Breakthroughs for the future”(未来への躍進)の第2ステージの初年度として、新事業の創出、コア事業の拡大、ものづくりの深化と進化、個人と組織の働き方改革の4つの指針を掲げ、グローバルで「際立つ」サプライヤーを目指しての活動を開始いたしました。また、今後も拡大が期待できるコア事業の潜在力と早期事業化を目指す新事業の可能性の理解を深めていただくべく、9月に「バンドーテクノフェア2018」を開催いたしました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高は482億1百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は38億8百万円(前年同期比23.4%増)、経常利益は45億4千6百万円(前年同期比34.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億5千2百万円(前年同期比29.0%増)となりました。
事業(セグメント)別の状況は、次のとおりであります。
[自動車部品事業]
国内においては、自動車生産台数が前年水準で推移し、補機駆動用伝動ベルト(リブエース®など)および補機駆動用伝動システム製品(オートテンショナ、バンドースムースカップラー®など)の販売は増加いたしました。
海外においては、中国において主要顧客の生産台数の増加により販売が増加いたしました。アジア地域において積極的な顧客開拓に注力したことにより、補機駆動用伝動ベルト、補機駆動用伝動システム製品およびスクーター用変速ベルトなどの販売が増加いたしました。
これらの結果、当セグメントの売上高は209億1千9百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益は16億7千2百万円(前年同期比14.7%増)となりました。
[産業資材事業]
一般産業用伝動ベルトにつきましては、国内においては、民間設備投資需要が増加したことにより、産業機械用伝動ベルトの販売が増加いたしました。また、米国および中国における販売強化により農業機械用伝動ベルトや産業機械用伝動ベルトの販売が増加いたしました。
運搬ベルトにつきましては、国内において鉄鋼向けなどの案件が増加いたしました。
これらの結果、当セグメントの売上高は180億2百万円(前年同期比8.8%増)、セグメント利益は取引先への不具合対応により原価が増加した影響もあり10億3千9百万円(前年同期比5.2%減)となりました。
[高機能エラストマー製品事業]
機能フイルム製品につきましては、建装材業界への販売強化により、建築資材用および工業資材用フイルムの販売が増加いたしました。また、事業転換の一環として新たな用途開拓を進めている自動車・二輪車用外装フイルムの販売も増加いたしました。
精密機能部品につきましては、中国において主要顧客であるOA機器メーカーの生産台数は横ばいで推移しているものの、補給部品市場の低迷によりブレードなどの販売が減少しました。
これらの結果、当セグメントの売上高は78億2千8百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益は高付加価値製品への転換が進んだことなどにより4億4千3百万円(前年同期比192.9%増)となりました。
[その他事業]
その他の事業といたしましては、ロボット関連デバイス事業などを行っており、売上高は18億7千3百万円(前年同期比48.6%増)、セグメント利益は電子資材事業の増加が寄与し4億5千8百万円(前年同期比257.5%増)となりました。
上記の各セグメント別売上高およびセグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額で記載しております。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、流動資産が26億7千万円増加した一方、固定資産が3億6千3百万円減少した結果、前連結会計年度末に比べ23億6百万円増加し、1,012億9千6百万円となりました。
負債は、流動負債が2億1千5百万円減少し、固定負債が1億4千6百万円減少した結果、前連結会計年度末に比べ3億6千1百万円減少し、352億3千4百万円となりました。
純資産は、主に親会社株主に帰属する四半期純利益等の計上により利益剰余金が26億5千6百万円増加した結果、前連結会計年度末に比べ26億6千8百万円増加し、660億6千2百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の63.8%から65.0%に上昇しました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は199億1千3百万円(前年同期は200億7千1百万円)となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、営業活動による資金収支は44億9千9百万円の収入超過(前年同期は46億2千万円の収入超過)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益45億4千6百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、投資活動による資金収支は24億9千4百万円の支出超過(前年同期は26億4千9百万円の支出超過)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出23億6千8百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において、財務活動による資金収支は6億8千5百万円の支出超過(前年同期は10億4千5百万円の支出超過)となりました。これは主に、親会社による配当金の支払額6億9千5百万円によるものであります。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の改良開発を含む研究開発活動の金額は21億6千1百万円であります。このうち、新規新製品の「研究開発費」の金額は6億9千6百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「1.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(7)資本の財源および資金の流動性
当第2四半期連結会計期間末現在において、現金及び現金同等物は199億1千3百万円、有利子負債(借入金および社債)は121億7千7百万円となりました。当社グループは、引き続き十分な流動性を確保しております。