第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の設備投資や雇用環境、個人消費について堅調に推移しました。しかし、米中の通商政策による海外経済の不安もあり、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。

当社グループでは、6月28日開催の第139回定時株主総会において、「藤倉コンポジット株式会社(英文:FUJIKURA COMPOSITES Inc.)」へ商号変更することについて決議されました。なお、商号変更は2019年4月1日を予定しております。また、7月26日開催の取締役会において、原町工場(福島県南相馬市)の敷地内に工場建屋を新設することを決議いたしました。今後、医療用ゴム製品などの生産拡大、および管理部門の集約に伴う作業効率の改善を図ってまいります。

このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の売上高は165億4千6百万円(前年同四半期比1.0%減)、営業利益は8億2千3百万円(前年同四半期比39.3%減)、経常利益は9億9千3百万円(前年同四半期比33.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億3百万円(前年同四半期比29.2%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

<産業用資材>

工業用品部門は、国内においては自動車、住宅機器、設備投資関連など総じて好調だったものの、北米の自動車部品メーカーの在庫調整、中国市場の減速の影響を受け減益となりました。制御機器部門は、前期まで続いていた液晶・半導体関連メーカーの設備投資が減速したため減益となりました。電気材料部門は、電力・情報通信などのインフラ工事用部材の受注が順調に推移し増益となりました。

この結果、売上高は107億3千6百万円(前年同四半期比微増)、営業利益は5億6千7百万円(前年同四半期比35.4%減)となりました。

<引布加工品>

引布部門は、音響用と工業用その他一般ゴム布の受注が減速し減益となりました。印刷材料部門は、高付加価値製品に支えられて売上を維持しましたが、製造費用が増加したため減益となりました。加工品部門は、国内外において救助設備など舶用品が好調で増益となりました。

この結果、売上高は25億6百万円(前年同四半期比6.0%増)、営業利益は1億4千8百万円(前年同四半期比33.5%増)となりました。

<スポーツ用品>

ゴルフ用カーボンシャフト部門は、8月に発売した「Speeder EVOLUTION V」などのシャフトがプロゴルファーに採用され多くの支持を得ておりますが、ゴルフクラブメーカー向け製品の受注が一服したことにより減益となりました。アウトドア用品部門はキャラバンシューズやJack Wolfskinなどの主力商品が下支えとなったものの、全体の需要が停滞したため減益となりました。

この結果、売上高は31億1千4百万円(前年同四半期比9.5%減)、営業利益は3億5千4百万円(前年同四半期比40.7%減)となりました。

<その他>

物流部門は、自然災害による交通機関の混乱、人手不足などの影響から荷動きが低迷しましたが、荷役作業の増加などにより増益となりました。

この結果、売上高は1億8千8百万円(前年同四半期比4.8%増)、営業利益は3千8百万円(前年同四半期比4.7%増)となりました。

 

財政状態は、当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3億2千7百万円減少の360億6千5百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ5億7千3百万円減少の104億7千1百万円となりました。純資産につきましては、255億9千3百万円となり、これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末の69.6%から71.0%に上昇いたしました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前第2四半期連結累計期間に比べ5億8千8百万円増加(前年同四半期比12.4%増)し、53億1千9百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は9億4千6百万円となりました。これは主に「減価償却費」を6億6千万円計上したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は10億3千3百万円となりました。これは主に「有形固定資産の取得による支出」8億5千万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は1億3千8百万円となりました。これは主に「短期借入金の純増減額」10億7千8百万円によるものであります。

 

(3) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、7億1千4百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4) 主要な設備

新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変動があった設備は、次のとおりであります。

新設

会社名

所在地

セグメント
の名称

設備の内容

投資予定額(千円)

資金調達
方法

着手
年月

完了予定
年月

総額

既支払額

当社原町工場

福島県
南相馬市

産業用資材

工場建屋新設

985,000

5,450

自己資金

2018年9月

2019年11月

 

(注)  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきまして、当第2四半期連結累計期間は、経常的な資金調達が中心となりました。

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物53億1千9百万円の手許流動性を確保しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。