当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナワクチン接種の進展により社会経済活動の正常化が進んできた一方で、ウクライナ情勢の深刻化に伴う原油価格の高騰や急速な円安進行による物価上昇に加え、足元では変異株による感染が急速に再拡大するなど、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループは、高付加価値製品の開発や既存市場への拡販・強化を行う一方、原料価格やエネルギーコストの高騰に対応した販売価格の改定や生産性の向上に努めました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,366百万円(前年同四半期比3.3%減)、営業利益は174百万円(前年同四半期比50.9%減)、経常利益は445百万円(前年同四半期比23.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は362百万円(前年同四半期比20.9%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
ヘルスケア事業は、サガミオリジナル0.01(ゼロゼロワン)を主力とするポリウレタン製コンドームが海外売上では堅調に伸長し、国内売上では新商品の販売を控えておりますが、大都市圏を中心に需要が戻らず停滞いたしました。
この結果、売上高は989百万円(前年同四半期比7.8%減)、営業利益は262百万円(前年同四半期比39.4%減)となりました。
プラスチック製品事業は、包装用フィルムの販売は堅調に推移したものの、原料価格高騰に対し販売価格の改定実現には時間差があることから、事業収益は低調に推移しました。
この結果、売上高は322百万円(前年同四半期比11.8%増)、営業利益は6百万円(前年同四半期比76.0%減)となりました。
入浴・介護サービス及びその他の事業の売上高は54百万円(前年同四半期比5.2%増)、営業損失は14百万円(前年同四半期は営業損失20百万円)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、棚卸資産や建物及び構築物並びに機械装置及び運搬具の増加等により、前連結会計年度末に比べ747百万円増加し、17,785百万円となりました。
負債合計は、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ216百万円増加し、8,332百万円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ530百万円増加し、9,453百万円となりました。この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は0.7ポイント増加し、51.5%(前連結会計年度末は50.8%)となりました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めております。内容は、次のとおりであります。
当社は、金融商品取引所に株式を上場している会社として、市場における当社株式の自由な取引を尊重し、特定の者による当社株式の大規模買付行為であっても、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するものである限り、これを一概に否定するものではありません。また、最終的には株式の大規模買付提案に応じるかどうかは株主の皆様の決定に委ねられるべきだと考えています。
但し、株式の大規模買付提案の中には、たとえばステークホルダーとの良好な関係を保ち続けることができない可能性があるものなど、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益を損なうおそれのあるものや、当社グループの価値を十分に反映しているとは言えないもの、あるいは株主の皆様が最終的な決定をされるために必要な情報が十分に提供されないものもありえます。そのような提案に対して、当社取締役会は、株主の皆様から負託された者の責務として、株主の皆様のために、必要な時間や情報の確保、株式の大規模買付提案者との交渉などを行う必要があると考えております。
1934年創業以来、当社に根付いた経営理念や長年にわたり蓄積された開発・生産・営業に関する技術・知識・ノウハウ、取引先との協力関係、営業及びそのネットワークなど、当社の主力事業でありますヘルスケア事業やプラスチック製品事業に対する深い理解や造詣が今後の経営においては、一層ますます重要になってまいります。当社は変化の激しい現在の社会状況下、確固たる経営基盤とどんな変化にも対応が可能な体制を継続的に追求してまいります。また、各事業の活動については経営の集中化及び効率化を進め、創造性の高い製品・サービスの供給に一層拍車を掛けて取組むことで、他社と差別化できる独自性を強く打ち出してまいります。一方、コスト面においてもその優位性を発揮すべく、日々改善の努力をしつつ、システム変更まで視野に入れた抜本的改革にも着手いたします。グループ会社の経営に当たっても、グループ全体として有機的に機能すべく、グローバリゼーション戦略の実現を継続し、目指します。
創業以来の当社及び当社グループの取組みの積み重ねが現在の企業価値の源泉になっており、このような取組みを通じて、企業収益の拡大を図ることにより、取引先、従業員等のステークホルダーとの信頼関係をより強固なものにし、中長期的に企業価値ひいては株主共同の利益の向上に資することができると考えております。
③ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み
当社は国内外の機関投資家をはじめとする株主の皆様のご意見や買収防衛策をめぐる近時の動向、当社を取り巻く経営環境の変化を踏まえて、当社株式等の大規模買付行為への対応策(買収防衛策)(以下、「本ルール」といいます。)の継続の検討を行いました結果、有効期限が満了する2020年7月16日開催の第87回定時株主総会の終結の時をもって、本ルールを継続しない(廃止する)ことを決定いたしました。
なお、当社は本ルールの廃止後も、当社株式等の大規模買付行為を行おうとする者に対し、株主の皆様が当該行為の是非を適切に判断するための必要かつ十分な情報の提供を求め、あわせて当社の取締役会の意見等を開示し、株主の皆様の検討のために必要な時間と情報の確保に努める等、金融商品取引法、会社法およびその他の関係法令に基づき、適切な措置を講じてまいります。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は20百万円であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。