【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

住友理工株式会社(以下、「当社」)は、日本に所在する株式会社であります。当社の要約四半期連結財務諸表は2015年12月31日を期末日とし、当社及び子会社並びに当社の関連会社 (以下、「当社グループ」)により構成されております。当社グループの主な事業内容は、注記5.「セグメント情報」に記載しております。

なお、当社の親会社は住友電気工業株式会社であります。

 

2.作成の基礎

(1) 要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に定める「特定会社」の要件をすべて満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

当社グループは、当連結会計年度(2015年4月1日から2016年3月31日まで)からIFRSを適用しており、当連結会計年度の年次の連結財務諸表がIFRSに従って作成する最初の連結財務諸表であり、IFRSへの移行日は、2014年4月1日であります。当社グループは、IFRSへの移行にあたり、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」(以下、「IFRS第1号」)を適用しております。IFRSへの移行が、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に与える影響は、注記10.「初度適用」に記載しております。

本要約四半期連結財務諸表は、2016年1月28日に取締役会によって承認されております。

 

(2) 測定の基礎

要約四半期連結財務諸表は、注記3.「重要な会計方針」に記載している金融商品等を除き、取得原価を基礎として測定しております。

 

(3) 表示通貨及び単位

要約四半期連結財務諸表の表示通貨は、当社の機能通貨である日本円であり、百万円未満を四捨五入しております。

 

(4) 新基準の早期適用に関する事項

当社グループは、2015年12月31日現在有効なIFRSに準拠しており、IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)を早期適用しております。

 

3.重要な会計方針

本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、特段の記載がない限り、本要約四半期連結財務諸表(IFRS移行日の連結財政状態計算書を含む)に記載されているすべての期間において適用された会計方針と同一であります。

なお、当社グループが適用した重要な会計方針は、当連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2015年4月1日から2015年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表注記に記載しております。

 

4.重要な会計上の見積り及び判断

当社グループの本要約四半期連結財務諸表は、経営者の見積り及び仮定を含んでおります。これらの見積り及び仮定は、過去の実績及び期末日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づきますが、将来において、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があります。見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直しております。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識しております。

見積り及び仮定のうち、当社グループの本要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある、主な見積り及び仮定は、原則として当連結会計年度の第1四半期連結会計期間(2015年4月1日から2015年6月30日まで) に係る要約四半期連結財務諸表と同様であります。

 

 

5.セグメント情報

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、製品・サービス別の管理体制を置き、取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社グループは、管理体制を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「自動車用品」、「一般産業用品」の2つを報告セグメントとしております。

各報告セグメント区分の主な製品・サービス又は事業内容は、以下のとおりであります。

 

報告セグメント

主な製品・サービス又は事業内容

自動車用品

防振ゴム、ホース、制遮音品、内装品等

一般産業用品

精密樹脂ブレード・ロール、車両用・住宅用・橋梁用・電子機器用防振ゴム、高圧ホース・搬送用ホース、ゴムシール材等

 

 

(2) 報告セグメントごとの売上高及び利益

報告セグメントの会計方針は、注記3.「重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同じであります。

報告セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

当社グループの報告セグメントごとの売上高、利益又は損失及びその他の項目は、以下のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間(自 2014年4月1日 至 2014年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

自動車用品

一般産業用品

合計

調整額

要約四半期
連結財務諸表
計上額

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

252,151

41,984

294,135

294,135

セグメント間の内部
売上高又は振替高

140

8,279

8,419

△8,419

合計

252,291

50,263

302,554

△8,419

294,135

営業利益

3,105

1,866

4,971

4,971

金融収益

 

487

金融費用

 

△2,196

税引前四半期利益

 

3,262

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

自動車用品

一般産業用品

合計

調整額

要約四半期
連結財務諸表
計上額

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

274,917

41,479

316,396

316,396

セグメント間の内部
売上高又は振替高

129

9,962

10,091

△10,091

合計

275,046

51,441

326,487

△10,091

316,396

営業利益

7,777

923

8,700

8,700

金融収益

 

592

金融費用

 

△1,009

税引前四半期利益

 

8,283

 

 

前第3四半期連結会計期間(自 2014年10月1日 至 2014年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

自動車用品

一般産業用品

合計

調整額

要約四半期
連結財務諸表
計上額

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

88,268

14,536

102,804

102,804

セグメント間の内部
売上高又は振替高

51

2,779

2,830

△2,830

合計

88,319

17,315

105,634

△2,830

102,804

営業利益

1,990

894

2,884

2,884

金融収益

 

166

金融費用

 

△922

税引前四半期利益

 

2,128

 

 

当第3四半期連結会計期間(自 2015年10月1日 至 2015年12月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

自動車用品

一般産業用品

合計

調整額

要約四半期
連結財務諸表
計上額

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

94,464

13,749

108,213

108,213

セグメント間の内部
売上高又は振替高

47

3,443

3,490

△3,490

合計

94,511

17,192

111,703

△3,490

108,213

営業利益

3,485

340

3,825

3,825

金融収益

 

281

金融費用

 

△358

税引前四半期利益

 

3,748

 

 

6.金融商品

(1) 金融商品の公正価値

① 公正価値の測定方法

(現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務)

これらは短期間で決済されるものであるため、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。

(その他の金融資産、その他の金融負債)

その他の金融資産のうち、3ヶ月超の定期預金等については、短期間で決済されるものであるため、帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっております。

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産のうち、上場株式については取引所の市場価格、非上場株式については類似会社の市場価格に基づく評価技法及び純資産価値に基づく評価技法を用いて算定しております。

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産及び金融負債並びにヘッジ手段として指定された金融資産及び金融負債であるデリバティブについては、取引先金融機関から提示された価格に基づいて算定しております。

(社債及び借入金)

社債及び借入金については、将来キャッシュ・フローを、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

 

② 金融商品の区分ごとの公正価値

金融資産及び金融負債の公正価値と要約四半期連結財政状態計算書上の帳簿価額は以下のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前連結会計年度
(2015年3月31日)

当第3四半期
連結会計期間
(2015年12月31日)

帳簿
価額

公正
価値

帳簿
価額

公正
価値

帳簿
価額

公正
価値

金融資産

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

507

507

1,466

1,466

1,257

1,257

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

 

 

 

 

 

 

資本性金融資産

17,430

17,430

9,429

9,429

8,941

8,941

負債性金融資産

631

631

87

87

償却原価で測定される金融資産

 

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物

24,726

24,726

38,307

38,307

33,463

33,463

営業債権及びその他の債権

84,300

84,300

91,204

91,204

83,984

83,984

その他の金融資産

4,199

4,199

688

688

742

742

合計

131,162

131,162

141,725

141,725

128,474

128,474

金融負債

 

 

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定される金融負債

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

263

263

512

512

492

492

償却原価で測定される金融負債

 

 

 

 

 

 

社債

34,875

35,235

34,905

35,505

34,926

35,499

借入金

41,837

41,852

55,245

55,228

55,583

55,621

営業債務及びその他の債務

70,486

70,486

74,279

74,279

76,599

76,599

その他の金融負債

1,568

1,568

1,338

1,338

3,423

3,423

ヘッジ手段として指定された金融負債

 

 

 

 

 

 

デリバティブ

371

371

501

501

624

624

合計

149,400

149,775

166,780

167,363

171,647

172,258

 

 

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書における「その他の金融資産」に含まれております。

純損益を通じて公正価値で測定される金融負債及びヘッジ手段として指定された金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書における「その他の金融負債」に含まれております。

なお、当初認識時に、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産及び金融負債として指定する取消不能な選択を行った金融資産及び金融負債は保有しておりません。

 

 

③ 公正価値ヒエラルキー

以下の表は、金融資産及び金融負債に関する経常的な公正価値測定を分析したものであります。これらの公正価値測定は、用いられる評価技法へのインプットに基づいて、3つの公正価値ヒエラルキーのレベルに区分されております。それぞれのレベルは、以下のように定義付けられております。

レベル1:当社グループが測定日にアクセスできる、同一の資産又は負債に関する活発な市場における相場価格(無調整)

レベル2:レベル1に含まれる相場価格以外のインプットのうち、資産又は負債について直接的又は間接的に観察可能なもの

レベル3:資産又は負債に関する観察可能でないインプット

 

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。

IFRS移行日(2014年4月1日)

 

 (単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

 

 

 

デリバティブ

507

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される
金融資産

 

 

 

上場株式

10,456

非上場株式

6,974

合計

10,456

507

6,974

純損益を通じて公正価値で測定される金融負債

 

 

 

デリバティブ

263

ヘッジ手段として指定された金融負債

 

 

 

デリバティブ

371

合計

634

 

 

前連結会計年度(2015年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

 

 

 

デリバティブ

1,466

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される
金融資産

 

 

 

上場株式

3,004

非上場株式

6,425

その他

631

合計

3,004

1,466

7,056

純損益を通じて公正価値で測定される金融負債

 

 

 

デリバティブ

512

ヘッジ手段として指定された金融負債

 

 

 

デリバティブ

501

合計

1,013

 

 

 

当第3四半期連結会計期間(2015年12月31日)

 

(単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

 

 

 

デリバティブ

1,257

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される
金融資産

 

 

 

上場株式

2,728

非上場株式

6,213

その他

87

合計

2,728

1,257

6,300

純損益を通じて公正価値で測定される金融負債

 

 

 

デリバティブ

492

ヘッジ手段として指定された金融負債

 

 

 

デリバティブ

624

合計

1,116

 

 

「② 金融商品の区分ごとの公正価値」で開示している、償却原価で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーはすべてレベル3であります。

前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間中、レベル1と2間の振替はありませんでした。

 

④ レベル2、3に区分される公正価値測定に関する情報

(a) 評価技法及びインプット

レベル2の金融資産及び金融負債は、デリバティブ金融資産及びデリバティブ金融負債であります。これらの公正価値は、取引先金融機関から提示された価格に基づき算定しております。

レベル3の金融資産は、主として非上場株式であります。非上場株式の公正価値は、類似会社の市場価格に基づく評価技法及び純資産価値に基づく評価技法を用いて算定しております。非上場株式の公正価値測定にあたっては、評価倍率等の観察可能でないインプットを用いております。

 

(b) 評価プロセス

レベル3の金融商品に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しております。公正価値の測定に際しては、対象となる金融商品の性質、特徴及びリスクを最も適切に反映できる評価技法及びインプットを用いております。また公正価値の測定結果については上位役職者のレビューを受けております。

 

(c) レベル3に区分される経常的な公正価値測定

経常的に公正価値で測定されるレベル3に分類される金融商品の公正価値の測定に関する重要な観察可能でないインプットは、EBIT倍率及び非流動性ディスカウントであります。公正価値はEBIT倍率の上昇(低下)により増加(減少)し、非流動性ディスカウントの上昇(低下)により減少(増加)します。

 

レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。

 

 

⑤ レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2014年4月1日

至 2014年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2015年4月1日

至 2015年12月31日)

期首残高

6,974

7,056

購入

160

21

利得又は損失合計

 

 

その他の包括利益

△534

△233

売却・決済

△0

△544

期末残高

6,600

6,300

 

 

7.配当金

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における配当金支払額は、以下のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間(自 2014年4月1日 至 2014年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2014年6月19日
定時株主総会

普通株式

935

9.00

2014年3月31日

2014年6月20日

2014年10月27日
取締役会

普通株式

935

9.00

2014年9月30日

2014年12月1日

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2015年4月1日 至 2015年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2015年6月18日
定時株主総会

普通株式

934

9.00

2015年3月31日

2015年6月19日

2015年10月27日
取締役会

普通株式

934

9.00

2015年9月30日

2015年12月1日

 

 

8.1株当たり四半期利益

基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。なお、希薄化後1株当たり四半期利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2014年4月1日

至 2014年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2015年4月1日

至 2015年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)
(△は損失)

△323

1,069

期中平均普通株式数(千株)

103,833

103,832

基本的1株当たり四半期利益(円)
(△は損失)

△3.11

10.29

 

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2014年10月1日

至 2014年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(自 2015年10月1日

至 2015年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

541

7

期中平均普通株式数(千株)

103,833

103,832

基本的1株当たり四半期利益(円)

5.21

0.07

 

 

 

9.後発事象

該当事項はありません。

 

10.初度適用

(1) IFRSに基づく報告への移行

当社グループは、2015年3月31日に終了する連結会計年度まで、日本において、一般に公正妥当と認められる会計基準(日本基準)に準拠して連結財務諸表を作成しておりますが、2015年4月1日より開始する連結会計年度からIFRSを適用しております。

IFRSに準拠した連結財務諸表の作成にあたり採用した会計方針は、注記3.「重要な会計方針」に記載しており、当第3四半期連結会計期間(2015年10月1日から2015年12月31日)、当第3四半期連結累計期間(2015年4月1日から2015年12月31日)、前第3四半期連結会計期間(2014年10月1日から2014年12月31日)、及び前第3四半期連結累計期間(2014年4月1日から2014年12月31日)の要約四半期連結財務諸表、前連結会計年度(2014年4月1日から2015年3月31日)の連結財務諸表及びIFRS移行日(2014年4月1日)の連結財政状態計算書を作成する上で適用されております。

IFRS第1号は、原則としてIFRSを遡及的に適用することを求めております。ただし、一部については遡及適用しないことを任意で選択できる免除規定が定められており、当社グループは以下の項目について当該免除規定を採用しております。

① 企業結合

IFRS移行日より前の企業結合については、IFRS第3号「企業結合」を遡及適用しておりません。

② 在外営業活動体の為替換算差額

IFRS移行日における在外営業活動体の為替換算差額の累計額をゼロとみなしております。

③ IFRS移行日以前に認識された金融商品の指定

IFRS移行日以前に認識された資本性金融資産については、IFRS移行日現在で存在する事実及び状況に基づき、その他の包括利益を通じて公正価値で測定するものと指定しております。

 

当社グループは、IFRS移行日及び前連結会計年度のIFRSによる連結財務諸表を作成するにあたり、既に開示された日本基準による連結財務諸表に対して必要な調整を加えております。

IFRSを初めて適用した連結会計年度において開示が求められる調整表は、「(2) IFRS移行日(2014年4月1日)の資本の調整」以降に示すとおりであります。

なお、調整表上の「表示科目の組替」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼさない項目を、「認識及び測定の調整」には利益剰余金及び包括利益に影響を及ぼす項目を含めて表示しております。

 

 

(2) IFRS移行日(2014年4月1日)の資本の調整

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日変更・連結範囲変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

41,083

△14,752

△1,605

24,726

A

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

80,866

1,942

1,436

56

84,300

B

営業債権及びその他の債権

貸倒引当金(流動資産)

△1,037

△169

1,206

B

 

商品及び製品

10,801

△71

32,013

42,743

C

棚卸資産

仕掛品

9,931

127

△10,058

C

 

原材料及び貯蔵品

17,125

△232

△16,893

C

 

未収入金

7,581

△124

△7,457

B,C

 

 

332

332

 

未収法人所得税

繰延税金資産(流動資産)

4,076

△10

△4,066

F

 

その他(流動資産)

8,736

88

△5,061

81

3,844

A,D

その他の金融資産

 

8,028

699

8,727

 

その他の流動資産

流動資産合計

179,162

△13,201

△2,125

836

164,672

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産(純額)

144,541

802

△1,126

△2,935

141,282

I

有形固定資産

のれん

20,319

△958

△12,337

7,024

I

のれん

その他(無形固定資産)

14,007

△406

△1,511

5,981

18,071

I,J

無形資産

投資有価証券

13,803

△956

△10,640

31

2,238

E

持分法で会計処理されている投資

 

11,502

6,790

18,292

E,K

その他の金融資産

繰延税金資産(投資その他の資産)

2,013

147

4,066

△2,891

3,335

F,L,M

繰延税金資産

退職給付に係る資産

7,817

7,817

 

退職給付に係る資産

その他(投資その他の資産)

1,385

97

1,416

2,898

 

その他の非流動資産

貸倒引当金(投資その他の資産)

△42

42

 

 

固定資産合計

203,843

△1,274

3,749

△5,361

200,957

 

非流動資産合計

資産合計

383,005

△14,475

1,624

△4,525

365,629

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日変更・連結範囲変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

53,245

482

16,059

700

70,486

G

営業債務及び
その他の債務

短期借入金

24,559

△12,258

12,301

H

社債及び借入金

未払金

15,630

395

△16,025

G

 

未払法人税等

3,310

△7

△90

3,213

 

未払法人所得税

引当金

1,585

△134

△13

1,438

 

引当金

その他(流動負債)

10,142

570

△9,281

174

1,605

 

その他の金融負債

 

10,113

60

10,173

L

その他の流動負債

流動負債合計

108,471

△10,952

763

934

99,216

 

流動負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

35,000

29,570

△159

64,411

H

社債及び借入金

長期借入金

30,444

△874

△29,570

H

 

繰延税金負債

10,315

123

1,746

12,184

I,J,K,M

繰延税金負債

退職給付に係る負債

6,943

△64

405

62

7,346

 

退職給付に係る負債

その他の引当金

2,086

△49

△272

1,765

 

引当金

その他(固定負債)

739

3

△579

434

597

 

その他の金融負債

 

1,307

1,602

2,909

L

その他の非流動負債

固定負債合計

85,527

△861

861

3,685

89,212

 

非流動負債合計

負債合計

193,998

△11,813

1,624

4,619

188,428

 

負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

株主資本

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本金

12,145

12,145

 

資本金

資本剰余金

10,867

10,867

 

資本剰余金

利益剰余金

139,852

△2,322

△6,411

131,119

O

利益剰余金

自己株式

△297

31

△266

 

自己株式

その他の包括利益累計額

9,663

△337

△2,759

6,567

K,L,N

その他の資本の構成要素

 

172,230

△2,659

△9,139

160,432

 

親会社の所有者に
帰属する持分合計

少数株主持分

16,777

△3

△5

16,769

 

非支配持分

純資産合計

189,007

△2,662

△9,144

177,201

 

資本合計

負債純資産合計

383,005

△14,475

1,624

△4,525

365,629

 

負債及び資本合計

 

 

 

(3) 前第3四半期連結会計期間(2014年12月31日)の資本の調整

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

37,536

△6,223

10,000

41,313

A

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

85,842

668

1,880

117

88,507

B

営業債権及びその他の債権

有価証券

10,000

△10,000

 

 

貸倒引当金(流動資産)

△513

△168

681

B

 

商品及び製品

12,202

222

34,690

47,114

C

棚卸資産

仕掛品

11,247

△345

△10,902

C

 

原材料及び貯蔵品

18,972

△121

△18,851

C

 

未収入金

8,061

△8

△8,053

B,C

 

 

882

882

 

未収法人所得税

繰延税金資産(流動資産)

3,806

△253

△3,553

F

 

その他(流動資産)

8,472

344

△7,565

1,251

A,D

その他の金融資産

 

9,039

154

9,193

 

その他の流動資産

流動資産合計

195,625

△5,884

△1,752

271

188,260

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産(純額)

159,441

1,117

△1,542

△2,540

156,476

I

有形固定資産

のれん

17,973

△236

△10,451

7,286

I

のれん

その他(無形固定資産)

14,115

461

△1,669

6,405

19,312

I,J

無形資産

投資有価証券

12,095

△3

△8,777

32

3,347

E

持分法で会計処理されている投資

 

9,359

6,256

15,615

E,K

その他の金融資産

繰延税金資産(投資その他の資産)

2,846

159

3,553

△2,889

3,669

F,L,M

繰延税金資産

退職給付に係る資産

7,874

7,874

 

退職給付に係る資産

その他(投資その他の資産)

1,428

△155

1,786

3,059

 

その他の非流動資産

貸倒引当金(投資その他の資産)

△84

43

41

 

 

固定資産合計

215,688

1,386

2,751

△3,187

216,638

 

非流動資産合計

資産合計

411,313

△4,498

999

△2,916

404,898

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

55,780

857

17,114

154

73,905

G

営業債務及びその他の債務

短期借入金

15,366

△2,766

12,600

H

社債及び借入金

未払金

17,360

20

△17,380

G

 

未払法人税等

2,460

△200

△60

2,200

 

未払法人所得税

引当金

3,784

71

△43

3,812

 

引当金

その他(流動負債)

10,815

△110

△8,031

220

2,894

 

その他の金融負債

 

8,703

60

8,763

L

その他の流動負債

流動負債合計

105,565

△2,128

303

434

104,174

 

流動負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

35,000

50,251

△156

85,095

H

社債及び借入金

長期借入金

50,196

55

△50,251

H

 

繰延税金負債

9,604

△285

118

1,623

11,060

I,J,K,M

繰延税金負債

退職給付に係る負債

6,955

△89

502

288

7,656

 

退職給付に係る負債

引当金

2,037

88

△340

1,785

 

引当金

その他(固定負債)

631

45

△477

642

841

 

その他の金融負債

 

893

1,578

2,471

L

その他の非流動負債

固定負債合計

104,423

△186

696

3,975

108,908

 

非流動負債合計

負債合計

209,988

△2,314

999

4,409

213,082

 

負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

株主資本

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本金

12,145

12,145

 

資本金

資本剰余金

10,867

△32

10,835

 

資本剰余金

利益剰余金

138,406

△3,369

△4,288

130,749

O

利益剰余金

自己株式

△299

32

△267

 

自己株式

その他の包括利益累計額

21,518

1,130

△3,029

19,619

I,K,L,N

その他の資本の構成要素

 

182,637

△2,239

△7,317

173,081

 

親会社の所有者に帰属する持分合計

少数株主持分

18,688

55

△8

18,735

 

非支配持分

純資産合計

201,325

△2,184

△7,325

191,816

 

資本合計

負債純資産合計

411,313

△4,498

999

△2,916

404,898

 

負債及び資本合計

 

 

 

(4) 前連結会計年度末(2015年3月31日)の資本の調整

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

資産の部

 

 

 

 

 

 

資産

流動資産

 

 

 

 

 

 

流動資産

現金及び預金

42,518

△9,211

5,000

38,307

A

現金及び現金同等物

受取手形及び売掛金

88,376

945

1,864

19

91,204

B

営業債権及びその他の債権

有価証券

5,000

△5,000

A

 

貸倒引当金(流動資産)

△703

120

583

B

 

商品及び製品

12,335

△287

34,986

47,034

C

棚卸資産

仕掛品

10,731

△215

△10,516

C

 

原材料及び貯蔵品

19,337

△143

△19,194

C

 

未収入金

7,738

53

△7,791

B,C

 

 

407

407

 

未収法人所得税

繰延税金資産(流動資産)

3,914

△45

△3,869

F

 

その他(流動資産)

8,704

△458

△6,839

1,407

A,D

その他の金融資産

 

8,051

530

8,581

 

その他の流動資産

流動資産合計

197,950

△9,241

△2,318

549

186,940

 

流動資産合計

固定資産

 

 

 

 

 

 

非流動資産

有形固定資産(純額)

159,475

△1,769

△1,031

△1,876

154,799

I

有形固定資産

のれん

12,200

△1,017

△5,524

5,659

I

のれん

その他(無形固定資産)

14,190

△145

△1,661

7,104

19,488

I,J

無形資産

投資有価証券

7,378

△29

△3,801

32

3,580

E

持分法で会計処理されている投資

 

4,549

6,258

10,807

E,K

その他の金融資産

繰延税金資産(投資その他の資産)

3,130

△1,068

3,869

△2,553

3,378

F,L,M

繰延税金資産

退職給付に係る資産

11,102

11,102

 

退職給付に係る資産

その他(投資その他の資産)

1,400

△107

2,395

3,688

 

その他の非流動資産

貸倒引当金(投資その他の資産)

△48

48

 

 

固定資産合計

208,827

△4,135

4,368

3,441

212,501

 

非流動資産合計

資産合計

406,777

△13,376

2,050

3,990

399,441

 

資産合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

負債の部

 

 

 

 

 

 

負債

流動負債

 

 

 

 

 

 

流動負債

支払手形及び買掛金

57,814

690

15,245

530

74,279

G

営業債務及びその他の債務

短期借入金

11,993

△6,439

5,554

H

社債及び借入金

未払金

15,708

△493

△15,215

G

 

未払法人税等

3,423

△141

△101

3,181

 

未払法人所得税

事業構造改善引当金

2,525

△558

△1,967

 

 

その他の引当金

1,012

△89

1,958

2,881

 

引当金

その他(流動負債)

11,336

△208

△9,642

183

1,669

 

その他の金融負債

 

10,763

60

10,823

L

その他の流動負債

流動負債合計

103,811

△7,238

1,041

773

98,387

 

流動負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

固定負債

 

 

 

 

 

 

非流動負債

社債

35,000

49,742

△146

84,596

H

社債及び借入金

長期借入金

49,723

19

△49,742

H

 

繰延税金負債

9,292

△537

15

1,143

9,913

I,J,K,M

繰延税金負債

退職給付に係る負債

6,957

△266

569

112

7,372

 

退職給付に係る負債

引当金

2,220

△202

△441

1,577

 

引当金

その他(固定負債)

549

△398

△27

558

682

 

その他の金融負債

 

893

1,676

2,569

L

その他の非流動負債

固定負債合計

103,741

△1,384

1,009

3,343

106,709

 

非流動負債合計

負債合計

207,552

△8,622

2,050

4,116

205,096

 

負債合計

 

 

 

 

 

 

 

 

純資産の部

 

 

 

 

 

 

資本

株主資本

 

 

 

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本金

12,145

12,145

 

資本金

資本剰余金

10,867

△111

10,756

 

資本剰余金

利益剰余金

133,333

△2,358

4,954

135,929

O

利益剰余金

自己株式

△299

32

△267

 

自己株式

その他の包括利益累計額

23,642

△2,435

△5,009

16,198

I,K,L,N

その他の資本の構成要素

 

179,688

△4,793

△134

174,761

 

親会社の所有者に帰属する持分合計

少数株主持分

19,537

39

8

19,584

 

非支配持分

純資産合計

199,225

△4,754

△126

194,345

 

資本合計

負債純資産合計

406,777

△13,376

2,050

3,990

399,441

 

負債及び資本合計

 

 

 

(5) 資本の調整に関する注記

資本の調整に関する主な内容は、以下のとおりであります。

 

① 決算日変更・連結範囲変更

日本基準において、子会社又は持分法適用会社の決算日が当社の決算日と異なる場合であっても、当該子会社又は持分法適用会社の決算日における財務諸表に基づき連結財務諸表を作成しております。

IFRSにおいては、実務上不可能である場合を除き、子会社又は持分法適用会社の財務諸表を当社の決算日と同じ日で作成しております。なお、子会社又は持分法適用会社の財務諸表を当社の決算日と異なる日で作成する場合には、当社の決算日との間に生じた重要な取引又は事象の影響について調整を行っております。

また、日本基準において、重要性の乏しい子会社は連結範囲から除き、重要性の乏しい関連会社は持分法を適用せずに原価法により評価しております。IFRSにおいては、当該子会社を連結範囲に含め、当該関連会社に持分法を適用しております。

なお、日本基準の前第1四半期連結累計期間より、連結範囲から除外していた子会社及び関連会社は重要性が増したため、連結範囲に含めております。これにより、IFRSの連結範囲と日本基準の連結範囲は一致しております。

 

② 表示科目の組替

IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っております。主な内容は、以下のとおりであります。

A. 日本基準において、「現金及び預金」に含めて表示していた預入期間が3ヶ月を超える定期預金等を、「その他の金融資産」として表示しております。また、日本基準において、「有価証券」に含めて表示していた預入期間が3ヶ月以内の定期預金等を、「現金及び現金同等物」として表示しております。

B. 日本基準において、区分掲記している「貸倒引当金」及び「未収入金」を、「営業債権及びその他の債権」として表示しております。

C. 日本基準において、区分掲記している「商品及び製品」、「仕掛品」及び「原材料及び貯蔵品」等を、「棚卸資産」として表示しております。

D. 日本基準において、「その他(流動資産)」に含めて表示していた短期貸付金等を、「その他の金融資産」として表示しております。

E. 日本基準において、区分掲記している「投資有価証券」を、「その他の金融資産」として表示しております。なお、「投資有価証券」に含めて表示していた関連会社に対する投資は、「持分法で会計処理されている投資」として表示しております。

F. 日本基準において、流動項目として区分掲記している「繰延税金資産」を、非流動項目として表示しております。

G. 日本基準において、区分掲記している「支払手形及び買掛金」及び「未払金」を、「営業債務及びその他の債務」として表示しております。

H. 日本基準において、区分掲記している「社債」及び「借入金」を、「社債及び借入金」として表示しております。

 

 

③ 認識及び測定の調整

I.  のれん及び非金融資産の減損

日本基準において、のれんは10年間で均等償却を行っており、減損の兆候がある場合にのみ、のれんを含む各資金生成単位グループの帳簿価額と割引前キャッシュ・フローを比較し、割引前キャッシュ・フローが帳簿価額を下回った場合に限り、割引後キャッシュ・フローである回収可能価額まで減損損失を認識しております。

IFRSにおいては、のれんは償却を行わず、減損の兆候の有無に関わらず毎期減損テストを実施し、のれんを含む各資金生成単位グループの帳簿価額と割引後キャッシュ・フローである回収可能価額を比較し、割引後キャッシュ・フローである回収可能価額まで減損損失を認識しております。

IFRS移行日時点の事業計画に基づき、各資金生成単位グループについて減損テストを実施したところ、割引後キャッシュ・フローである回収可能価額がのれんを含む帳簿価額を下回ったことから、Dytech-Dynamic Fluid Technologies S.p.A.(以下、「Dytech社」)において△11,202百万円(のれん:△6,491百万円、有形固定資産:△3,181百万円、無形資産:△1,530百万円)、Anvis Group GmbH(以下、「Anvis社」)において△5,846百万円(のれん:△5,846百万円)の減損損失を認識しております。また、前連結会計年度末時点の事業計画に基づき、各資金生成単位グループについて減損テストを実施したところ、収益見込みの低下などに伴い、割引後キャッシュ・フローである回収可能価額がのれんを含む帳簿価額を下回ったことから、Tokai do Brasil Indústria de Borrachas Ltda.(以下、「TBI社」)において△1,124百万円(のれん:△1,033百万円、有形固定資産:△91百万円)の減損損失を認識しております。当該減損損失は、自動車用品事業において認識しております。

回収可能価額は使用価値により測定しております。使用価値は、過去の経験と外部からの情報を反映させて作成され、経営者によって承認された5年間の事業計画と成長率を基礎としたキャッシュ・フローの見積額を現在価値に割り引いております。成長率は、資金生成単位が属する市場のインフレ率等を参考に決定しております。割引率は、資金生成単位の税引前の加重平均資本コストを基礎に算定しております。減損損失認識時点の資金生成単位グループ別の使用価値は、Dytech社9,412百万円(成長率:3.2%、資本コスト:11.2%)、Anvis社18,817百万円(成長率:1.5%、資本コスト:11.5%)、TBI社773百万円(成長率:4.5%、資本コスト:11.7%)であります。

なお、Dytech社ののれんの一部について、日本基準の前連結会計年度において一時償却5,804百万円を計上しております。

当該調整による連結財政状態計算書に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

のれん

△12,337

△10,451

△5,451

有形固定資産

△3,181

△2,795

△2,199

無形資産

△1,530

△1,346

△1,285

繰延税金負債

△275

△239

△265

利益剰余金

△16,773

△14,644

△8,642

その他の資本の構成要素

291

△28

 

 

 

J.  無形資産

日本基準において、費用処理している一部の開発費用については、IFRSにおいては一定の要件を満たすものについて資産化することが求められております。

当該調整による連結財政状態計算書に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

無形資産

7,511

7,736

8,389

繰延税金負債

2,396

2,477

2,396

利益剰余金

5,115

5,259

5,993

 

 

K.  金融商品

日本基準において、取得原価で計上していた非上場株式については、IFRSにおいては公正価値で測定しております。

当該調整による連結財政状態計算書に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

その他の金融資産(非流動)

6,790

6,256

6,258

繰延税金負債

2,411

2,221

2,015

その他の資本の構成要素

4,379

4,035

4,243

 

 

L.  従業員給付

日本基準において、会計処理が求められていなかった未消化の有給休暇及び一定の勤務年数を条件として付与される特別休暇や報奨金については、IFRSにおいては負債計上を行っております。

また、日本基準において、数理計算上の差異及び過去勤務費用については、発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数による定額法により費用処理しておりますが、IFRSにおいては、数理計算上の差異を含む確定給付制度の再測定は、発生時にその他の包括利益として認識し直ちに利益剰余金に振り替え、過去勤務費用については、直ちに退職給付費用の一部として認識しております。

当該調整による連結財政状態計算書に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

繰延税金資産

373

373

379

その他の流動負債

57

57

57

その他の非流動負債

1,010

1,010

1,114

利益剰余金

△103

△103

1,781

その他の資本の構成要素

△591

△591

△2,573

 

 

 

M.  繰延税金資産・繰延税金負債

すべての繰延税金資産の回収可能性に関してIFRSに基づき検討しております。また、関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異のうち、一時差異の解消の時点をコントロールすることができる場合を除き、繰延税金負債を認識しております。

当該調整による連結財政状態計算書に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

繰延税金資産

△636

△712

△273

繰延税金負債

159

162

158

利益剰余金

△795

△874

△431

 

なお、日本基準においては、繰延税金資産及び繰延税金負債を短期及び長期それぞれの範囲内のみで相殺しておりましたが、IFRSにおいては、繰延税金資産及び繰延税金負債をすべて非流動区分に分類したことにより相殺額が増加しております。

 

N.  在外営業活動体の為替換算差額

IFRS第1号に規定されている免除規定を選択して、IFRS移行日における在外営業活動体の為替換算差額の累計額(その他の資本の構成要素に含まれる)をゼロとみなし、すべて利益剰余金に振り替えております。

当該調整による連結財政状態計算書に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

利益剰余金

6,309

6,309

6,309

その他の資本の構成要素

△6,309

△6,309

△6,309

 

 

O.  利益剰余金

上記調整による利益剰余金に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

IFRS移行日
(2014年4月1日)

前第3四半期

連結会計期間

(2014年12月31日)

前連結会計年度

(2015年3月31日)

I.のれん及び非金融資産の減損

△16,773

△14,644

△8,642

J.無形資産

5,115

5,259

5,993

L.従業員給付

△103

△103

1,781

M.繰延税金資産・繰延税金負債

△795

△874

△431

N.在外営業活動体の為替換算差額

6,309

6,309

6,309

その他

△164

△235

△56

合計

△6,411

△4,288

4,954

 

「その他」のうち主なものは、有形固定資産取得に係る政府補助金の繰延処理による影響であります。

 

 

(6) 前第3四半期連結累計期間(自 2014年4月1日 至 2014年12月31日)の包括利益の調整

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日
変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

 

 

 

 

 

 

 

 

売上高

294,611

△476

294,135

 

売上高

売上原価

△249,817

415

562

△248,840

C,D

売上原価

売上総利益

44,794

△61

562

45,295

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

△38,614

229

169

1,823

△36,393

B,C,D

販売費及び一般管理費

 

220

220

A

持分法による投資利益

 

1,043

1,043

A

その他の収益

 

△5,194

△5,194

A

その他の費用

営業利益

6,180

168

△3,762

2,385

4,971

 

営業利益

営業外収益

1,650

269

△1,432

487

A

金融収益

営業外費用

△2,606

△700

1,285

△175

△2,196

A,E

金融費用

特別利益

3,167

△3,167

A,E

 

特別損失

△2,701

△1,208

3,909

A

 

税金等調整前四半期純利益

5,690

△1,471

△957

3,262

 

税引前四半期利益

法人税等合計

△3,948

467

974

△2,507

C,D,E

法人所得税費用

少数株主損益調整前四半期純利益

1,742

△1,004

17

755

 

四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

その他有価証券評価差額金

△706

1,726

1,020

E

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

繰延ヘッジ損益

△86

△35

△75

△196

 

キャッシュ・フロー

・ヘッジ

為替換算調整勘定

14,165

1,556

291

16,012

 

在外営業活動体の為替換算差額

退職給付に係る調整額

144

△246

△141

△243

 

確定給付制度の再測定

持分法適用会社に対する持分相当額

74

30

104

 

持分法によるその他の包括利益

その他の包括利益合計

13,591

1,305

1,801

16,697

 

その他の包括利益合計

 

 

 

 

 

 

 

 

四半期包括利益

15,333

301

1,818

17,452

 

四半期包括利益

 

 

 

(7) 前第3四半期連結会計期間(自 2014年10月1日 至 2014年12月31日)の包括利益の調整

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日
変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

 

 

 

 

 

 

 

 

売上高

101,411

1,393

102,804

 

売上高

売上原価

△85,894

△331

152

△86,073

C,D

売上原価

売上総利益

15,517

1,062

152

16,731

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

△12,808

△222

169

517

△12,344

B,C,D

販売費及び一般管理費

 

145

145

A

持分法による投資利益

 

510

510

A

その他の収益

 

△2,158

△2,158

A

その他の費用

営業利益

2,709

840

△1,334

669

2,884

 

営業利益

営業外収益

719

272

△825

166

A

金融収益

営業外費用

△889

△709

742

△66

△922

A

金融費用

特別利益

A

 

特別損失

△209

△1,208

1,417

A

 

税金等調整前四半期純利益

2,330

△805

603

2,128

 

税引前四半期利益

法人税等合計

△1,632

489

△22

△1,165

C,D

法人所得税費用

少数株主損益調整前四半期純利益

698

△316

581

963

 

四半期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

その他有価証券評価差額金

651

8

659

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

繰延ヘッジ損益

△38

△54

△6

△98

 

キャッシュ・フロー

・ヘッジ

為替換算調整勘定

9,207

649

3

9,859

 

在外営業活動体の為替換算差額

退職給付に係る調整額

38

△233

△48

△243

 

確定給付制度の再測定

持分法適用会社に対する持分相当額

47

52

99

 

持分法によるその他の包括利益

その他の包括利益合計

9,905

414

△43

10,276

 

その他の包括利益合計

 

 

 

 

 

 

 

 

四半期包括利益

10,603

98

538

11,239

 

四半期包括利益

 

 

 

(8) 前連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日)の包括利益の調整

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本基準

日本基準

決算日
変更

表示科目
の組替

認識及び
測定の調整

IFRS

注記

IFRS

 

 

 

 

 

 

 

 

売上高

400,930

86

401,016

 

売上高

売上原価

△338,484

△73

525

△338,032

C,D

売上原価

売上総利益

62,446

13

525

62,984

 

売上総利益

販売費及び一般管理費

△51,954

△185

35

3,080

△49,024

B,C,D

販売費及び一般管理費

 

307

307

A

持分法による投資利益

 

1,210

1,210

A

その他の収益

 

△12,563

5,266

△7,297

A,B,D

その他の費用

営業利益

10,492

△172

△11,011

8,871

8,180

 

営業利益

営業外収益

2,119

△47

△1,552

520

A

金融収益

営業外費用

△4,203

216

1,936

△197

△2,248

A,E

金融費用

特別利益

5,491

△5,491

A,E

 

特別損失

△10,627

10,627

A

 

税金等調整前当期純利益

3,272

△3

3,183

6,452

 

税引前当期利益

法人税等合計

△5,843

△253

2,534

△3,562

C,D,E

法人所得税費用

少数株主損益調整前当期純損失(△)

△2,571

△256

5,717

2,890

 

当期利益

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益

その他有価証券評価差額金

△1,768

3,509

1,741

E

その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産

繰延ヘッジ損益

△72

15

△100

△157

 

キャッシュ・フロー

・ヘッジ

為替換算調整勘定

15,246

△2,030

△22

13,194

 

在外営業活動体の為替換算差額

退職給付に係る調整額

2,064

△10

△8

2,046

 

確定給付制度の再測定

持分法適用会社に対する持分相当額

268

△17

251

 

持分法によるその他の包括利益

その他の包括利益合計

15,738

△2,042

3,379

17,075

 

その他の包括利益合計

 

 

 

 

 

 

 

 

包括利益

13,167

△2,298

9,096

19,965

 

当期包括利益

 

 

 

(9) 包括利益の調整に関する注記

包括利益の調整に関する主な内容は、以下のとおりであります。

 

① 決算日変更

「(5) 資本の調整に関する注記 ① 決算日変更・連結範囲変更」を参照ください。

 

② 表示科目の組替

IFRSの規定に準拠するために表示組替を行っております。主な内容は、以下のとおりであります。

A.  日本基準において、「営業外収益」、「営業外費用」、「特別利益」及び「特別損失」として表示している項目を、IFRSにおいては、財務関連項目を「金融収益」又は「金融費用」に、それ以外の項目については、「その他の収益」又は「その他の費用」でそれぞれ表示しております。

また、日本基準において、「営業外収益」として表示している「持分法による投資利益」を、IFRSにおいては、「持分法による投資利益」として区分掲記しております。

 

③ 認識及び測定の調整

B.  のれん

日本基準において、のれんは10年間で均等償却を行っておりましたが、IFRSにおいては、償却を行っていないため、純損益に調整が反映されております。

また、IFRS移行日時点及び前連結会計年度において減損損失を認識しております。なお、日本基準の前連結会計年度において認識したのれんの一時償却5,804百万円については、IFRS移行日時点ですでに認識しております。

当該調整による包括利益に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期
連結累計期間
(自 2014年4月1日
 至 2014年12月31日)

前第3四半期
連結会計期間
(自 2014年10月1日
 至 2014年12月31日)

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
 至 2015年3月31日)

販売費及び一般管理費

1,595

531

2,142

その他の費用

4,771

営業利益

1,595

531

6,913

税引前四半期(当期)利益

1,595

531

6,913

四半期(当期)利益

1,595

531

6,913

四半期(当期)包括利益

1,595

531

6,913

 

 

C.  無形資産

日本基準において、一部の開発費を費用処理しておりましたが、IFRSにおいては、資産計上を行っているため、純損益に調整が反映されております。

当該調整による包括利益に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期
連結累計期間
(自 2014年4月1日
 至 2014年12月31日)

前第3四半期
連結会計期間
(自 2014年10月1日
 至 2014年12月31日)

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
 至 2015年3月31日)

売上原価

227

 46

226

売上総利益

227

46

226

販売費及び一般管理費

△2

 △90

652

営業利益

225

△44

878

税引前四半期(当期)利益

225

△44

878

法人所得税費用

△81

△17

△81

四半期(当期)利益

144

△61

797

四半期(当期)包括利益

144

△61

797

 

 

 

D.  非金融資産の減損

IFRSにおいては、IFRS移行日において減損テストを実施し、一部の有形固定資産、無形資産に対して減損損失を計上し減価償却及び償却を行っておりますが、日本基準においては、減損損失を計上せず減価償却を行っているため、純損益に調整が反映されております。

当該調整による包括利益に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期
連結累計期間
(自 2014年4月1日
 至 2014年12月31日)

前第3四半期
連結会計期間
(自 2014年10月1日
 至 2014年12月31日)

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
 至 2015年3月31日)

売上原価

318

106

405

売上総利益

318

106

405

販売費及び一般管理費

252

84

316

その他の費用

506

営業利益

570

190

1,227

税引前四半期(当期)利益

570

190

1,227

法人所得税費用

△36

△12

△11

四半期(当期)利益

534

178

1,216

四半期(当期)包括利益

534

178

1,216

 

 

E.  その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融資産の売却

IFRSにおいては、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融資産の売却が行われる場合、過去に認識したその他の包括利益は利益剰余金に直接振り替えておりますが、日本基準においては、純損益として認識するため、純損益に調整が反映されております。

当該調整による包括利益に対する影響は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第3四半期
連結累計期間
(自 2014年4月1日
 至 2014年12月31日)

前第3四半期
連結会計期間
(自 2014年10月1日
 至 2014年12月31日)

前連結会計年度
(自 2014年4月1日
 至 2015年3月31日)

金融費用

△44

△153

特別利益(日本基準)

△3,167

△5,491

税引前四半期(当期)利益

△3,211

△5,644

法人所得税費用

1,140

1,998

四半期(当期)利益

△2,071

△3,646

その他の包括利益

2,071

3,646

四半期(当期)包括利益

 

 

(10) キャッシュ・フローの調整

日本基準からIFRSへの移行による連結キャッシュ・フロー計算書に対する影響は、主に決算日変更によるものであります。