文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費の回復に一服感はあるものの内需は底堅く、世界経済の回復とともに輸出も持ち直しており、企業の生産活動と設備投資は堅調に推移し、緩やかな回復基調にあります。一方、国内では人手不足感の高止まり、海外では各国の政策動向や新興国経済の減速懸念、地政学リスクの不透明さなど、先行きに慎重さを求められる状況が続いております。
このような状況のもと当社グループといたしましては、引き続き国内外の新規市場並びに新規顧客の開拓、新事業の展開、既存事業の掘り起しなどの積極的な営業活動と、付加価値の高い製品の企画・開発、一層のコスト削減活動及び生産効率の向上などの努力をいたしました。
その結果として、売上高は40億2千5百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益1億6千万円(前年同期比39.8%減)、経常利益1億7千9百万円(前年同期比28.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億2千5百万円(前年同期比20.5%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<消防・防災事業>
第1四半期に引き続き消防用ホースや防災車輌の販売が減少したものの、防災資機材やテロ対策資機材の販売が増加したことにより、売上高14億1千8百万円(前年同期比14.5%増)、セグメント損失(営業損失)は9千6百万円(前年同期は9千6百万円のセグメント損失)となりました。
<航空・宇宙、工業用品事業>
航空・宇宙部門では、P-1/C-2などの大型機向け部品やF7-10エンジン向け部品の販売が堅調に推移しております。工業用品部門では、絶縁接続管や金型関連は堅調だったものの、タンクシールは交換需要が減少しており販売減となりました。
その結果、航空・宇宙、工業用品事業の売上高は23億6千6百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益(営業利益)は3億6千万円(前年同期比18.5%減)となりました。
<不動産賃貸事業>
売上高は2億3千9百万円(前年同期比1.8%減)、セグメント利益(営業利益)は修繕費の増加により4千9百万円(前年同期比26.5%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間における流動資産は80億2百万円(前連結会計年度末比8億5千9百万円減)となりました。主として、現金及び預金が1億4千9百万円、売上債権回収により受取手形及び売掛金が10億5千7百万円それぞれ減少した一方、たな卸資産が3億4千7百万円増加したことによるものです。また、固定資産は41億1千8百万円(前連結会計年度末比4千5百万円減)となりました。
この結果、資産合計は121億2千万円(前連結会計年度末比9億5百万円減)となりました。
② 負債
当第2四半期連結会計期間における流動負債は41億4千7百万円(前連結会計年度末比7億1千2百万円減)となりました。主として、1年内償還予定の社債が1億8千4百万円増加した一方、支払手形及び買掛金が4億6千2百万円、未払法人税等が1億3千7百万円それぞれ減少したことによるものです。また、固定負債は社債が2億円減少し、19億5千5百万円(前連結会計年度末比2億9千1百万円減)となりました。この結果、負債合計は61億3百万円(前連結会計年度末比10億4百万円減)となりました。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間における純資産は60億1千7百万円(前連結会計年度末比9千9百万円増)となりました。主として、親会社株主に帰属する四半期純利益1億2千5百万円による増加、剰余金の処分4千9百万円による減少が要因であります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
① 資金の状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1億3千9百万円減の18億7千3百万円となりました。
② 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益1億8千万円、減価償却費1億2千9百万円、売上債権の減少額10億5千7百万円などの資金増加要因に対し、仕入債務の減少額4億6千3百万円、たな卸資産の増加額3億4千7百万円、法人税等の支払額1億7千9百万円などの資金減少要因の結果、営業キャッシュ・フローは1億4千8百万円の資金の増加(前年同期は1億7千9百万円の資金の増加)となりました。
③ 投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出2億3千4百万円などの資金減少要因により、投資活動によるキャッシュ・フローは2億円の資金の減少(前年同期は9千3百万円の資金の減少)となりました。
④ 財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金による収支1千9百万円の資金の減少、社債の償還による支出1千6百万円、配当金の支払額4千6百万円により、財務活動によるキャッシュ・フローは8千7百万円の資金の減少(前年同期は3億3千3百万円の資金の減少)となりました。
(4) 経営方針及び目標とする経営指標等
当第2四半期連結累計期間において、経営方針及び目標とする経営指標等に重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題の重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億1千6百万円であります。研究開発活動の重要な変更はありません。
(7) 従業員数
連結会社及び提出会社の状況に、著しい増減はありません。
(8) 生産、受注及び販売の実績
販売実績の変動については、(1) 経営成績の分析に記載のとおりであり、生産実績及び受注実績についても販売実績の変動に伴うものであり、重要性のある著しい変動はありません。
(9) 主要な設備
主要な設備に著しい変動はありません。