第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」につきましても、重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間の売上収益は、日本や中国における主要顧客の生産台数の増加等により、6,238億円(前年同四半期比 0.2%増)と増収となりました。

利益につきましては、当社グループをあげた合理化努力や増販効果等に加え、前期の独禁法関連損失の反動は

ありましたものの、ドイツの生産子会社である豊田合成メテオール有限会社(以下「TGM」)全株式を外部に

譲渡し、事業整理損失を計上したこと等により、営業利益は 62億円(前年同四半期比 71.2%減)、親会社の

所有者に帰属する四半期利益は 71億円(前年同四半期比 42.6%減)となりました。

当第3四半期連結会計期間末の資産は、主に有形固定資産の増加に伴い 47億円増加し、7,129億円と

なりました。負債はリース負債の増加等により 56億円増加し、3,335億円となりました。また、資本に

つきましては、8億円減少し、3,793億円となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりです。

 

①日本

主に主要顧客の生産台数増加等により、売上収益は 3,043億円(前年同四半期比 1.9%増)となりました。

利益につきましては、合理化努力や増販効果等に加え、前期の独禁法関連損失の反動はありましたものの、

ドイツの生産子会社であるTGM全株式を外部に譲渡し、事業整理損失を計上したこと等により、セグメント損失

は 108億円(前年同四半期のセグメント利益 33億円)となりました。

 

②米州

売上収益は日系や外資系カーメーカーへの拡販等により 1,850億円(前年同四半期比 0.2%増)と増収と

なりました。利益につきましては、増販効果や合理化努力等はあったものの、原材料の値上がりや償却費の

増加等により、セグメント利益は 120億円(前年同四半期比 1.0%減)となりました。

 

③アジア

売上収益は中国における主要顧客の生産台数の増加はあったものの、タイでの自動車生産台数の落ち込み等により、1,511億円(前年同四半期比 0.5%減)と減収となりました。利益につきましては、減販の影響等に

より、セグメント利益は 96億円(前年同四半期比 5.9%減)となりました。

 

④欧州・アフリカ

売上収益は 293億円(前年同四半期比 11.9%減)となりました。利益につきましては、減販の影響もあり、

セグメント損失は 45億円(前年同四半期のセグメント損失 38億円)となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ、36億円増加し、1,109億円となりました。これは主に、営業活動によるキャッシュ・フローの収入が 456億円あったものの、有形固定資産及び無形資産の取得による支出が 314億円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却

による支出が114億円あったことによるものです。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期 362億円の収入に比べ、456億円の収入となり、

93億円収入が増加しました。これは主に、営業債権及びその他の債権の減少等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期 368億円の支出に比べ、386億円の支出となり、

17億円支出が増加しました。これは主に、連結範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出等によるもの

です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期 73億円の支出に比べ、21億円の支出となり、51億円支出が減少しました。これは主に、長期借入れによる収入が増加したこと等によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の金額は 235億円です。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況について重要な変更は

ありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。