当第1四半期連結累計期間において重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」につきましても、重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による各国のロックダウン
等により企業活動が大きく制限されました。その後、中国では経済活動再開による回復がみられたものの、米国や欧州では雇用・所得環境の悪化により消費が減速し、景気が大幅に下押しされるなど各国経済に深刻な影響を与えました。
わが国経済においても、4月から5月にかけて緊急事態宣言が発令され、個人生活、企業活動が制限された
ことや海外経済悪化の影響から内外需ともに大きく落ち込み、極めて厳しい状況となりました。
当第1四半期の売上収益は、中国における主要顧客の自動車生産台数の増加はあったものの、その他の地域全般
で新型コロナウイルスによる減販影響等があり、1,112億円(前年同四半期比 46.9%減)と大幅な減収と
なりました。
利益については、当社グループ一丸となった緊急収益対策の実施に加え、昨年12月にドイツの生産子会社を
連結から除外したことによる反動等はあったものの、新型コロナウイルスによる減販影響が大きく、
営業損失は98億円(前年同四半期の利益 78億円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は 43億円
(前年同四半期の利益 37億円)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産は、主に現金及び現金同等物の増加に伴い 85億円増加し 7,177億円と
なりました。
一方で負債は借入金等の増加により 165億円増加し、3,554億円となりました。
なお、資本については、主に利益剰余金の減少等により79億円減少した 3,622億円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりです。
①日本
売上収益は、主に新型コロナウイルスによる減販影響等により 592億円(前年同四半期比 41.0%減)と
なりました。利益については、緊急収益対策による効果はあったものの、新型コロナウイルスによる減販影響等
により、セグメント損失は 68億円(前年同四半期のセグメント利益 19億円)となりました。
②米州
売上収益は、新型コロナウイルスによる主要顧客の減販影響等により 227億円(前年同四半期比 64.5%減)となりました。利益については、緊急収益対策による効果はあったものの、新型コロナウイルスによる減販影響等により、セグメント損失は 32億円(前年同四半期のセグメント利益 47億円)となりました。
③アジア
中国においては主要顧客の生産台数増加はあったものの、主にタイ、インドおよびインドネシアでの市場低迷や新型コロナウイルスによる減販影響等により売上収益は 359億円(前年同四半期比 27.2%減)となりました。利益については、中国では増販効果や緊急収益対策による効果で増益となったものの、主にタイ、インドおよびインドネシアでの減販影響等により、セグメント利益は 10億円(前年同四半期比 59.3%減)となりました。
④欧州・アフリカ
売上収益は 27億円(前年同四半期比 75.3%減)となりました。利益については緊急収益対策の実施に加え、
昨年12月にドイツの生産子会社を連結から除外したことの反動もあり、セグメント損失は 8億円
(前年同四半期のセグメント損失 15億円)となり、赤字幅を縮小しました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、1,491億円となり、前連結会計年度末に比べ、212億円(16.6%)増加となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期 275億円の収入に比べ、77億円の収入となり、
197億円収入が減少しました。これは主に、営業債権及びその他の債権が 186億円減少したことで資金の増加
はあったものの、税引前四半期利益が 184億円減少したことや、営業債務及びその他の債務の 155億円減少、
棚卸資産の 45億円増加等により資金が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期 57億円の支出に比べ、86億円の支出となり、
28億円支出が増加しました。これは主に、定期預金の払戻による収入が 42億円減少したことなどに
よるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期 10億円の支出に比べ、219億円の収入となり、
229億円収入が増加しました。これは主に、短期借入れによる収入が 176億円減少したことによる資金の
減少はあったものの、長期借入れによる収入が 262億円増加したことや、短期借入金の返済による支出が
132億円減少したことで資金が増加したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の金額は 71億円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況について重要な変更は
ありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。