第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 

 

当第1四半期

連結累計期間

前第1四半期

連結累計期間

増減率

 

百万円

百万円

売上高

182,656

185,160

△1.4

 

タイヤ事業

157,116

158,713

△1.0

 

スポーツ事業

17,079

17,034

0.3

 

産業品他事業

8,461

9,413

△10.1

営業利益又は

営業損失(△)

13,678

12,125

12.8

 

タイヤ事業

12,498

11,916

4.9

 

スポーツ事業

853

△242

 

産業品他事業

323

449

△28.1

 

調整額

4

2

経常利益

12,624

12,011

5.1

親会社株主に帰属する四半期純利益

16,751

7,694

117.7

 

為替レートの前提

 

当第1四半期

連結累計期間

前第1四半期

連結累計期間

増減

1米ドル当たり

115円

119円

△4円

1ユーロ当たり

127円

134円

△7円

 

当第1四半期連結累計期間(平成28年1月1日~平成28年3月31日)の世界経済は、米国では順調な景気拡大が継続し、欧州でも緩やかな景気回復の動きが見られるようになりました。一方、ロシアやブラジルなどの一部の新興諸国においては景気の悪化が継続しましたが、全体としては、緩やかな回復基調で推移しました。

わが国経済につきましても、個人消費に足踏みが見られるものの、企業収益や雇用情勢の改善は継続しており、総じて緩やかな回復基調で推移しました。

当社グループを取り巻く情勢につきましては、天然ゴム相場は比較的安定して推移したものの、為替の円高による輸出環境の悪化に加え、海外市販市場における競合他社との競争が激化するなど、引き続き厳しい状況で推移しました。

このような情勢のもと、当社グループは、2020年を目標年度とする長期ビジョン「VISION 2020」の実現に向けて、グループを挙げて事業の成長と収益力の向上を目指して様々な対策に取り組みました。

この結果、当社グループの連結売上高は182,656百万円(前年同期比1.4%減)、連結営業利益は13,678百万円(前年同期比12.8%増)、連結経常利益は12,624百万円(前年同期比5.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16,751百万円(前年同期比117.7%増)と、減収増益となりました。

 

セグメント別の業績は、次のとおりであります。

 

1.タイヤ事業

タイヤ事業の売上高は、157,116百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益は12,498百万円(前年同期比4.9%増)となりました。

国内市販用タイヤは、ダンロップブランドでは長持ちする低燃費タイヤ「エナセーブ」シリーズ、特殊吸音スポンジ「サイレントコア」搭載の「VEURO VE303(ビューロ・ブイイーサンマルサン)」「LE MANS 4(ル・マン・フォー)」の拡販に努めましたが、国内市販市場全体では、売上高は前年同期を下回りました。

国内新車用タイヤは、引き続き低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの納入拡大に努めましたが、軽自動車税の増税影響が残ることなどから自動車生産台数が前年同期を下回り、販売数量が減少したため、売上高は前年同期を下回りました。

海外市販用タイヤは、ロシアでは引き続き消費の冷え込みがあるものの、北米では景気の拡大により販売数量が増加したため、売上高は前年同期を上回りました。

海外新車用タイヤは、インドネシアでは景気の停滞により販売数量が減少しましたが、中国では減税効果などにより販売数量が増加したことに加えて、欧米での納入が拡大したことなどもあり、売上高は前年同期を上回りました。

以上の結果、タイヤ事業の売上高は前年同期を下回りました。

 

2.スポーツ事業

スポーツ事業の売上高は、17,079百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は853百万円(前年同期は営業損失242百万円)となりました。

国内のゴルフ用品市場においては大きな飛距離性能に、ソフトで心地よいフィーリングと優れたアプローチスピン性能をプラスしたゴルフボール「ゼクシオ UX-AERO(ユーエックス エアロ)」を3月に発売し、好調なスタートを切りました。また、ゴルフクラブでは昨年12月に発売した「ゼクシオ ナイン」が好調に推移したことにより、売上高は前年同期を上回りました。

海外のゴルフ用品市場においては、欧州・韓国・南アフリカでは好調に推移しましたが、北米・中国においては減収となったため、売上高は前年同期を下回りました。

そのほか、ウェルネス事業は、マシンエリアに特化した24時間営業のコンパクトジム、ダンロップスポーツクラブ「GYM STYLE 24(ジム スタイル ニジュウヨン)」の新規出店などの増販効果から前年同期を上回りました。

以上の結果、スポーツ事業の売上高は前年同期を上回りました。

 

3.産業品他事業

産業品他事業の売上高は、8,461百万円(前年同期比10.1%減)、営業利益は323百万円(前年同期比28.1%減)となりました。

国内市場では公共投資が停滞したこともあり、インフラ商材の販売は低調に推移しました。また、海外市場でも為替が円高で推移したことに加え、プリンター・コピー機用精密ゴム部品の販売も低調に推移しました。

以上の結果、産業品他事業の売上高は前年同期を下回りました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5,775百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。