第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号、以下「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2023年4月1日から2023年6月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。

 

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度末

(2022年12月31日)

当第2四半期連結会計期間末

(2023年6月30日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

11

209,716

168,830

営業債権

11

315,808

334,214

棚卸資産

 

436,516

474,134

その他の債権

11

60,614

48,637

未収法人所得税

 

5,094

10,424

その他の流動資産

11

35,260

40,381

流動資産合計

 

1,063,009

1,076,623

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

 

1,350,769

1,439,830

のれん

 

92,768

101,638

無形資産

 

71,290

73,622

持分法で会計処理されている投資

 

24,609

25,840

その他の金融資産

11

94,075

96,821

繰延税金資産

 

40,778

42,156

その他の非流動資産

 

76,728

101,342

非流動資産合計

 

1,751,019

1,881,251

資産合計

 

2,814,029

2,957,875

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務

11

214,332

205,420

短期有利子負債

11

69,750

135,034

1年内返済予定の長期有利子負債

10,11

122,254

126,414

その他の債務

11

211,855

219,919

未払法人所得税

 

27,283

16,632

引当金

 

1,310

2,048

その他の流動負債

11

23,211

25,180

流動負債合計

 

669,999

730,650

非流動負債

 

 

 

長期有利子負債

10,11

458,237

446,819

繰延税金負債

 

28,851

33,658

退職給付に係る負債

 

45,578

47,307

引当金

 

17,783

16,036

その他の非流動負債

11

7,989

7,905

非流動負債合計

 

558,439

551,728

負債合計

 

1,228,439

1,282,379

資本

 

 

 

資本金

 

90,873

90,873

資本剰余金

 

97,094

96,992

利益剰余金

 

889,827

910,871

自己株式

 

26,586

57,589

その他の資本の構成要素

 

339,046

430,686

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

1,390,254

1,471,835

非支配持分

 

195,335

203,661

資本合計

 

1,585,590

1,675,496

負債及び資本合計

 

2,814,029

2,957,875

 

(2)【要約四半期連結純損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結純損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

  至 2022年6月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

  至 2023年6月30日)

売上高

6

978,340

985,317

売上原価

 

698,488

749,118

売上総利益

 

279,852

236,198

販売費及び一般管理費

 

165,809

172,758

持分法による投資損益

 

1,297

896

営業利益

 

115,340

64,336

その他収益

7

11,385

12,741

その他費用

7

10,288

12,156

事業利益

 

116,436

64,921

金融収益

 

4,560

10,225

金融費用

 

3,402

9,176

金融収益・費用合計

 

1,158

1,049

税引前四半期利益

 

117,595

65,970

法人所得税費用

 

22,415

14,852

四半期純利益

 

95,180

51,118

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

 

71,202

40,578

非支配持分に帰属する四半期純利益

 

23,978

10,540

 

 

 

 

1株当たり四半期純利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期純利益(円)

9

321.26

185.21

希薄化後1株当たり四半期純利益(円)

9

320.31

184.75

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

  至 2022年6月30日)

 当第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

  至 2023年6月30日)

売上高

 

505,673

496,108

売上原価

 

362,247

379,149

売上総利益

 

143,425

116,959

販売費及び一般管理費

 

86,535

87,278

持分法による投資損益

 

665

408

営業利益

 

57,555

30,089

その他収益

 

9,343

7,470

その他費用

 

4,821

10,030

事業利益

 

62,077

27,528

金融収益

 

2,970

6,738

金融費用

 

1,807

4,865

金融収益・費用合計

 

1,163

1,872

税引前四半期利益

 

63,240

29,401

法人所得税費用

 

10,289

6,427

四半期純利益

 

52,951

22,973

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

 

40,656

18,505

非支配持分に帰属する四半期純利益

 

12,295

4,468

 

 

 

 

1株当たり四半期純利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期純利益(円)

9

183.43

85.15

希薄化後1株当たり四半期純利益(円)

9

182.91

84.94

 

【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年6月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年6月30日)

四半期純利益

 

95,180

51,118

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

確定給付制度の再測定

 

2,742

15,975

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動

 

4,028

7,052

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

5

7

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

1,292

23,021

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

6,086

2,790

在外営業活動体の換算差額

 

176,079

90,113

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

182,165

87,323

その他の包括利益(税引後)合計

 

183,457

110,344

四半期包括利益合計

 

278,638

161,462

親会社の所有者に帰属する四半期包括利益

 

230,824

136,173

非支配持分に帰属する四半期包括利益

 

47,813

25,288

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年6月30日)

 当第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年6月30日)

四半期純利益

 

52,951

22,973

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

確定給付制度の再測定

 

2,457

12,411

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動

 

188

4,581

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

 

3

0

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

2,265

16,992

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

1,652

472

在外営業活動体の換算差額

 

108,800

75,142

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

110,453

74,669

その他の包括利益(税引後)合計

 

108,187

91,662

四半期包括利益合計

 

161,139

114,636

親会社の所有者に帰属する四半期包括利益

 

135,081

98,767

非支配持分に帰属する四半期包括利益

 

26,057

15,868

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第2四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記番号

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

確定給付制度の再測定

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動

期首残高

 

90,873

81,621

927,830

26,933

6,927

43,896

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

四半期純利益

 

71,202

その他の包括利益

 

2,913

4,041

四半期包括利益合計

 

71,202

2,913

4,041

所有者との取引額等

 

 

 

 

 

 

 

配当

8

28,850

自己株式の取得

 

334

自己株式の処分

 

162

535

支配継続子会社に対する持分変動

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

8,349

8,349

株式報酬取引

 

51

その他企業結合等

 

1,728

所有者との取引額等合計

 

1,779

20,662

201

8,349

期末残高

 

90,873

79,842

978,369

26,732

9,840

39,588

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記番号

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

在外営業活動体の換算差額

合計

期首残高

 

4,952

198,847

240,769

1,314,161

167,219

1,481,380

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

四半期純利益

 

71,202

23,978

95,180

その他の包括利益

 

5,638

152,856

159,622

159,622

23,834

183,457

四半期包括利益合計

 

5,638

152,856

159,622

230,824

47,813

278,638

所有者との取引額等

 

 

 

 

 

 

 

配当

8

28,850

12,528

41,378

自己株式の取得

 

334

334

自己株式の処分

 

373

373

支配継続子会社に対する持分変動

 

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

8,349

株式報酬取引

 

51

51

その他企業結合等

 

1,728

1,728

所有者との取引額等合計

 

8,349

30,590

12,528

43,118

期末残高

 

10,590

351,704

392,042

1,514,396

202,504

1,716,900

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記番号

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

確定給付制度の再測定

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の純変動

期首残高

 

90,873

97,094

889,827

26,586

9,405

27,294

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

四半期純利益

 

40,578

その他の包括利益

 

16,264

7,040

四半期包括利益合計

 

40,578

16,264

7,040

所有者との取引額等

 

 

 

 

 

 

 

配当

8

23,316

自己株式の取得

 

31,498

自己株式の処分

 

173

496

支配継続子会社に対する持分変動

 

108

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

3,956

3,956

株式報酬取引

 

13

その他企業結合等

 

6

所有者との取引額等合計

 

101

19,533

31,002

3,956

期末残高

 

90,873

96,992

910,871

57,589

25,670

30,378

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記番号

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

その他の資本の構成要素

合計

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

在外営業活動体の換算差額

合計

期首残高

 

2,321

300,024

339,046

1,390,254

195,335

1,585,590

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

四半期純利益

 

40,578

10,540

51,118

その他の包括利益

 

2,726

75,017

95,595

95,595

14,748

110,344

四半期包括利益合計

 

2,726

75,017

95,595

136,173

25,288

161,462

所有者との取引額等

 

 

 

 

 

 

 

配当

8

23,316

15,779

39,095

自己株式の取得

 

31,498

31,498

自己株式の処分

 

322

322

支配継続子会社に対する持分変動

 

108

1,183

1,291

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

 

3,956

株式報酬取引

 

13

13

その他企業結合等

 

6

6

所有者との取引額等合計

 

3,956

54,593

16,962

71,556

期末残高

 

404

375,041

430,686

1,471,835

203,661

1,675,496

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年6月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前四半期利益

 

117,595

65,970

減価償却費及び償却費

 

90,177

85,860

減損損失

 

521

561

受取利息及び受取配当金

 

3,326

6,779

支払利息

 

3,314

8,667

持分法による投資損益

 

1,297

896

固定資産除売却損益

 

1,807

1,940

営業債権の増減額

 

3,493

1,840

棚卸資産の増減額

 

55,559

16,295

営業債務の増減額

 

655

22,207

その他

 

16,504

12,719

小計

 

172,574

127,700

利息及び配当金の受取額

 

3,970

6,970

利息の支払額

 

3,259

8,354

法人所得税の支払額又は還付額

 

50,307

36,937

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

122,978

89,378

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産及び無形資産の取得による支出

 

101,233

103,363

有形固定資産の売却による収入

 

774

1,291

その他の金融資産の取得による支出

 

13,423

446

その他の金融資産の売却及び償還による収入

 

32,262

15,515

関係会社又はその他の事業の売却による収入

 

15,548

1,097

その他

 

671

2,187

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

66,742

88,094

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期有利子負債の増減

 

9,748

59,640

長期有利子負債の借入及び発行による収入

10

53,018

49,298

長期有利子負債の返済及び償還による支出

10

44,615

86,772

非支配持分からの子会社持分取得による支出

 

-

5,136

非支配持分からの払込みによる収入

 

-

244

自己株式の取得による支出

 

334

31,498

配当金の支払額

8

28,850

23,316

非支配持分への配当金の支払額

 

12,882

16,330

その他

 

183

233

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

23,732

53,635

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

27,208

11,466

現金及び現金同等物の増減額

 

59,711

40,885

現金及び現金同等物の期首残高

 

195,830

209,716

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

255,542

168,830

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1 報告企業

 AGC株式会社(以下、「当社」)は、日本に所在する企業であります。当社グループの要約四半期連結財務諸表は2023年6月30日を期末日とし、当社及び子会社、並びに関連会社の持分等により構成されております。

 当社グループは、主に建築ガラス、オートモーティブ、電子、化学品、ライフサイエンスなどの事業を行っております。詳細については、「注記5 事業セグメント」に記載しております。

 

2 作成の基礎

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を全て満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

 要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 要約四半期連結財務諸表の表示通貨は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円単位で切り捨てにより表示しております。

 要約四半期連結財務諸表は、2023年8月4日に、当社代表取締役平井良典及び当社最高財務責任者である代表取締役宮地伸二によって承認されております。

 

3 重要な会計方針

 当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除いて、前連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 当社グループは、当連結会計年度より、以下の基準書をそれぞれの経過措置に準拠して適用しております。以下の基準書の適用が、当社グループの要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。

 

基準書

基準名

概要

IAS第1号

 (2021年2月改訂)

財務諸表の表示

会計方針の開示

IAS第8号

 (2021年2月改訂)

会計方針、会計上の見積りの変

更及び誤謬

会計上の見積りの定義

IAS第12号

 (2021年5月改訂)

法人所得税

単一の取引から生じる資産及び負債に関連する繰延税金

 

 当連結会計年度より、2023年5月23日に公表された「国際的な税制改革-第2の柱モデルルール(IAS第12号の改訂)」を適用しております。本改訂は、経済協力開発機構(OECD)が公表した第2の柱モデルルールに関する税制から生じる税金(以下、第2の柱の法人所得税)に係る繰延税金の認識及び開示を一時的に免除する例外規定を定めたものです。当社グループは、当該例外規定を当連結会計年度から遡及適用し、第2の柱の法人所得税に係る繰延税金について認識及び開示を行っておりません。

 要約四半期連結純損益計算書における「営業利益」は、当社グループの業績を継続的に比較・評価することに資する指標であります。「その他収益」及び「その他費用」の主な内訳には、為替差損益、固定資産売却益、固定資産除却損、減損損失、事業構造改善費用などがあります。「事業利益」には、金融収益・費用及び法人所得税費用を除いた全ての収益・費用が含まれております。

 なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。

 

4 重要な会計上の見積り、判断及び仮定

 当社グループの要約四半期連結財務諸表の作成において、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を設定しております。そのため、会計上の見積りと実績は異なることがあります。

 当社グループの要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、原則として前連結会計年度と同様であります。

 見積り及びその仮定は継続して見直しております。これらの見積り及び仮定の見直しによる影響は、その見積り及び仮定を見直した会計期間及びそれ以降の会計期間において認識しております。

 

5 事業セグメント

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、製品・サービス別に、「建築ガラス 欧米」「建築ガラス アジア」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」の6カンパニーを置き、各カンパニーは、取扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、グローバルに事業活動を展開しております。

 前連結会計年度までは、「建築ガラス 欧米」「建築ガラス アジア」「オートモーティブ」「電子」「化学品」の5カンパニーを置いておりました。このうち、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」及び「オートモーティブ」カンパニーは、サプライチェーンの最上流に位置し最大の資産であるフロート板ガラス製造設備(ガラス溶解窯)等を共同で活用していることから、カンパニー共用の資産・負債が併存し、共用の状況は生産や販売の需給変動で左右されます。これらの状況を考慮し、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」及び「オートモーティブ」カンパニーを「ガラス」セグメントとし、財務諸表を作成しておりました。また、経営資源の配分の決定がそれぞれの業績に密接に影響を与え、業績評価についても不可分の関係にあったことから、全体最適生産、シナジー効果の維持等を目的に、各カンパニープレジデント等参加の下で「ガラスセグメント会議」等を設置していました。これらの状況を踏まえ、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」及び「オートモーティブ」カンパニーを「ガラス」セグメントとして報告しておりました。

 しかしながら、建築用ガラス事業は中流・下流の高付加価値製品・ビジネスへシフトしていき、自動車用ガラス事業はモビリティ分野への展開が戦略の柱となるため、両事業におけるフロート戦略の相対的比重が低下しております。また、「ガラスセグメント会議」は前連結会計年度で終了しました。

 一方、「建築ガラス 欧米」、「建築ガラス アジア」カンパニーについては、フロート及び建築加工に係る技術開発や生産に関する情報の共有、気候変動問題に対するGHG削減や製品貢献等の社会的価値創出及び長期的な収益指標等への共通の取り組みを、建築用ガラス事業一体となって進めていること、また、製品及び販売市場の類似性等から、経済的特徴を共有していると判断しております。

 上記の結果、事業展開上で考慮すべき共通項目が減少し、建築用ガラス事業、自動車用ガラス事業の両事業の戦略の独自性及び意思決定の迅速性を重視した事業運営へのシフトを鑑み、当連結会計年度より、「建築ガラス 欧米」及び「建築ガラス アジア」の2つのカンパニーを集約して「建築ガラス」セグメントとし、また「オートモーティブ」カンパニーを「オートモーティブ」セグメントとして、報告セグメントを見直しております。

 この他、2023年1月1日付で「化学品」カンパニーを「化学品」及び「ライフサイエンス」カンパニーに分割したため、この組織変更に伴い、当連結会計年度より、「化学品」セグメントを「化学品」及び「ライフサイエンス」セグメントとして、報告セグメントを見直しております。

 以上より、当社グループは、「建築ガラス」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」の5つを報告セグメントとしております。なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

 各報告セグメントに属する主要な製品の種類は、以下のとおりであります。

報告セグメント

主要製品

建築ガラス

フロート板ガラス、型板ガラス、網入り磨板ガラス、Low-E(低放射)ガラス、装飾ガラス、

建築用加工ガラス(断熱・遮熱複層ガラス、防災・防犯ガラス、防・耐火ガラス等)等

オートモーティブ

自動車用ガラス、車載ディスプレイ用カバーガラス等

電子

液晶用ガラス基板、有機EL用ガラス基板、ディスプレイ用特殊ガラス、

ディスプレイ用周辺部材、半導体プロセス用部材、オプトエレクトロニクス用部材、

プリント基板材料、照明用製品、理化学用製品等

化学品

塩化ビニル、塩化ビニル原料、苛性ソーダ、ウレタン原料、フッ素樹脂、撥水撥油剤、

ガス、溶剤、ヨウ素製品等

ライフサイエンス

合成医農薬中間体・原体、バイオ医薬品等

 

 

前第2四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セラミックス・

その他

合計

調整額

要約四半期連結純損益計算書計上額

 

建築

ガラス

オート

モーティブ

電子

化学品

ライフ

サイエンス

外部顧客への売上高

225,239

189,112

147,029

331,069

69,190

16,699

978,340

978,340

セグメント間の売上高

411

105

1,107

2,576

1,822

26,791

32,814

32,814

225,650

189,218

148,136

333,645

71,012

43,490

1,011,155

32,814

978,340

セグメント利益又は

損失(営業利益)

20,481

9,076

9,207

82,358

10,225

2,480

115,677

336

115,340

四半期純利益

95,180

セグメント間の取引の価格は、主に市場価格や製造原価に基づいております。

「セラミックス・その他」では、セラミックス製品、物流・金融サービス等を扱っております。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

セラミックス・

その他

合計

調整額

要約四半期連結純損益計算書計上額

 

建築

ガラス

オート

モーティブ

電子

化学品

ライフ

サイエンス

外部顧客への売上高

239,175

240,469

141,374

280,603

66,699

16,994

985,317

985,317

セグメント間の売上高

609

225

548

2,161

1,317

22,423

27,284

27,284

239,784

240,695

141,923

282,764

68,017

39,417

1,012,602

27,284

985,317

セグメント利益又は

損失(営業利益)

18,595

10,216

2,945

30,911

569

1,389

64,628

291

64,336

四半期純利益

51,118

セグメント間の取引の価格は、主に市場価格や製造原価に基づいております。

「セラミックス・その他」では、セラミックス製品、物流・金融サービス等を扱っております。

 

6 収益

 当社グループは、「注記5 事業セグメント」に記載のとおり、「建築ガラス」「オートモーティブ」「電子」「化学品」「ライフサイエンス」の5つを報告セグメントとしております。これらの分解した売上高と各報告セグメントの売上高との関係は以下のとおりであります。

 なお、当連結会計年度より報告セグメントの見直しを行っており、前連結会計年度の「ガラス」を「建築ガラス」と「オートモーティブ」に、「化学品」を「化学品」と「ライフサイエンス」に分割しております。前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、当連結会計年度の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

 

(1)製品群別の展開

(単位:百万円)

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年6月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年6月30日)

建築ガラス

225,239

239,175

オートモーティブ

189,112

240,469

電子

ディスプレイ

86,988

78,290

電子部材

60,040

63,084

小計

147,029

141,374

化学品

エッセンシャルケミカルズ

251,505

200,787

パフォーマンスケミカルズ

79,563

79,815

小計

331,069

280,603

ライフサイエンス

69,190

66,699

セラミックス・その他

16,699

16,994

合計

978,340

985,317

 なお、当連結会計年度より「化学品」の製品群の名称を変更し、前連結会計年度の「クロールアルカリ・ウレタン」を「エッセンシャルケミカルズ」に、「フッ素・スペシャリティ」を「パフォーマンスケミカルズ」としております。

 

(2)地域別の展開

前第2四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)

(単位:百万円)

 

建築

ガラス

オート

モーティブ

電子

化学品

ライフ

サイエンス

セラミックス

・その他

合計

日本・アジア

68,061

98,190

133,200

302,754

15,840

16,699

634,747

アメリカ

14,303

38,313

13,255

15,122

16,131

97,127

ヨーロッパ

142,874

52,608

573

13,191

37,218

246,465

合計

225,239

189,112

147,029

331,069

69,190

16,699

978,340

地域別の売上高は、各拠点の所在地によっており、「アメリカ」にはブラジルを含めて記載しております。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

(単位:百万円)

 

建築

ガラス

オート

モーティブ

電子

化学品

ライフ

サイエンス

セラミックス

・その他

合計

日本・アジア

75,910

120,580

125,865

250,399

15,774

16,994

605,525

アメリカ

14,592

47,544

14,838

16,642

16,173

109,791

ヨーロッパ

148,672

72,344

671

13,561

34,751

270,001

合計

239,175

240,469

141,374

280,603

66,699

16,994

985,317

地域別の売上高は、各拠点の所在地によっており、「アメリカ」にはブラジルを含めて記載しております。

 

 建築ガラスセグメントにおいては、建築用ガラス等の販売及び関連製品の納入・取付工事を行っており、国内外の住宅・ビル関連企業等を主な顧客としております。

 オートモーティブセグメントにおいては、自動車用ガラス、車載ディスプレイ用カバーガラス等の納入を行っており、国内外の自動車メーカー等を主な顧客としております。

 電子セグメントにおいては、液晶用ガラス基板等のディスプレイ用ガラス、オプトエレクトロニクス用部材、半導体関連製品等の納入を行っており、国内外のパネルメーカー、エレクトロニクス業界の企業等を主な顧客としております。

 化学品セグメントにおいては、エッセンシャルケミカルズ、パフォーマンスケミカルズ製品等の納入を行っており、主に商社等の卸売業者及び当社グループの販売拠点等を通してグローバルに販売しております。

 ライフサイエンスセグメントにおいては、合成医農薬中間体・原体、バイオ医薬品等の開発・製造受託を行っており、国内外の医薬品・農薬関連企業を主な顧客としております。

 

7 その他収益及びその他費用

(1)その他収益

(単位:百万円)

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年6月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年6月30日)

為替差益

1,397

7,924

関係会社株式売却益

8,556

3,511

その他

1,432

1,305

その他収益合計

11,385

12,741

 

(2)その他費用

(単位:百万円)

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

 至 2022年6月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年6月30日)

固定資産除却損

△1,858

△2,012

減損損失

△521

△561

事業構造改善費用

△6,697

△8,176

その他

△1,211

△1,405

その他費用合計

△10,288

△12,156

 事業構造改善費用に含まれている減損損失は、前第2四半期連結累計期間は908百万円、当第2四半期連結累計期間は6,780百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間の事業構造改善費用には、関西工場高砂事業所における液晶用ガラス基板製品生産終了に伴い発生した費用が7,529百万円含まれます。

 

8 配当

 各年度における配当金の支払額は、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年3月30日

定時株主総会

普通株式

28,850

130.00

2021年12月31日

2022年3月31日

(注)2022年3月30日定時株主総会決議に基づく配当金の総額には、役員報酬BIP信託にかかる信託口が所有する当

   社株式に対する配当金41百万円が含まれています。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年3月30日

定時株主総会

普通株式

23,316

105.00

2022年12月31日

2023年3月31日

(注)2023年3月30日定時株主総会決議に基づく配当金の総額には、役員報酬BIP信託にかかる信託口が所有する当

   社株式に対する配当金39百万円が含まれています。

 

 また、配当の効力発生日が、翌四半期となるものは、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年8月2日

取締役会

普通株式

23,312

105.00

2022年6月30日

2022年9月8日

(注)2022年8月2日取締役会決議に基づく配当金の総額には、役員報酬BIP信託にかかる信託口が所有する当社株式に対する配当金39百万円が含まれています。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年8月2日

取締役会

普通株式

22,666

105.00

2023年6月30日

2023年9月8日

(注)2023年8月2日取締役会決議に基づく配当金の総額には、役員報酬BIP信託にかかる信託口が所有する当社株式に対する配当金38百万円が含まれています。

 

9 1株当たり四半期純利益

(1)基本的1株当たり四半期純利益

基本的1株当たり四半期純利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円)

71,202

40,578

普通株式の加重平均株式数(千株)

221,632

219,091

基本的1株当たり四半期純利益(円)

321.26

185.21

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円)

40,656

18,505

普通株式の加重平均株式数(千株)

221,647

217,337

基本的1株当たり四半期純利益(円)

183.43

85.15

 

(2)希薄化後1株当たり四半期純利益

希薄化後1株当たり四半期純利益及びその算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円)

71,202

40,578

希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益への調整額(百万円)

希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益(百万円)

71,202

40,578

 

 

 

普通株式の加重平均株式数(千株)

221,632

219,091

希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響

 

 

新株予約権方式によるストック・オプション

(千株)

660

541

希薄化後の普通株式の加重平均株式数(千株)

222,292

219,633

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期純利益(円)

320.31

184.75

 

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年6月30日)

親会社の所有者に帰属する四半期純利益(百万円)

40,656

18,505

希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益への調整額(百万円)

希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する利益(百万円)

40,656

18,505

 

 

 

普通株式の加重平均株式数(千株)

221,647

217,337

希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響

 

 

新株予約権方式によるストック・オプション

(千株)

633

522

希薄化後の普通株式の加重平均株式数(千株)

222,280

217,859

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期純利益(円)

182.91

84.94

 

10 社債

 前第2四半期連結累計期間における社債の発行及び償還はありません。

 当第2四半期連結累計期間において、第2回社債(額面金額30,000百万円、利率0.79%、発行年月日2023年6月8日、償還期限2033年6月8日)を発行しております。また、第14回社債(額面金額20,000百万円、利率1.01%、発行年月日2013年6月3日、償還期限2023年6月2日)を償還しております。

 なお、2018年7月1日の社名変更に伴い、回号については同年発行の社債より再付番しております。

 

11 金融商品

(1)金融商品の公正価値

イ. 公正価値で測定する金融資産及び金融負債

 公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり算定しております。

 

(デリバティブ)

 通貨デリバティブは先物相場や契約を締結している金融機関から提示された価格等、金利デリバティブは契約を締結している金融機関から提示された価格等、商品デリバティブは契約を締結している取引先から提示された価格等に基づいており、いずれも公正価値ヒエラルキーレベル2に分類されます。

 

(その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産)

 市場価格が入手できる場合は、市場価格を用いており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分されます。市場価格が入手できない金融商品の公正価値に関しては、将来キャッシュ・フローを割り引く方法、第三者による鑑定評価及びその他の適切な評価方法により見積もっており、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分されます。

 

(純損益を通じて公正価値で測定する金融資産)

 市場価格が入手できる場合は、市場価格を用いており、公正価値ヒエラルキーレベル1に区分されます。市場価格が入手できない金融商品の公正価値に関しては、将来キャッシュ・フローを割り引く方法、第三者による鑑定評価及びその他の適切な評価方法により見積もっており、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分されます。

 

 

ロ.償却原価で測定される金融資産及び金融負債

 償却原価で測定される金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり算定しております。

 

(償却原価で測定される金融資産)

 一定の期間ごとに区分した債権ごとに、その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間及び信用リスクを加味した利率で割引いた現在価値により算定しております。

 

(借入金)

 短期借入金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 長期借入金は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。ただし、変動金利による長期借入金は一定期間ごとに金利の更改が行われているため、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 

(社債)

 市場価格に基づき、公正価値を算定しております。

 

(上記以外の償却原価で測定される金融負債)

 一定の期間ごとに区分した債務ごとに、その将来キャッシュ・フローを、期日までの期間及び信用リスクを加味した利率で割引いた現在価値により算定しております。

 

 なお、償却原価で測定される金融資産及び金融負債については、公正価値ヒエラルキーレベル2に区分されます。

 

ハ. 金融商品の公正価値

 前連結会計年度末及び当第2四半期連結会計期間末における、金融商品の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりであります

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度末

(2022年12月31日)

当第2四半期連結会計期間末

(2023年6月30日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

公正価値で測定する金融資産

 その他の流動資産及びその他の金融資産

 ヘッジの要件を満たさないデリバティブ

15,749

15,749

17,758

17,758

 ヘッジの要件を満たすデリバティブ

3,185

3,185

1,810

1,810

 その他の金融資産

 その他の包括利益を通じて公正価値で

 測定する金融資産

67,677

67,677

67,533

67,533

 純損益を通じて公正価値で測定する

 金融資産

4,000

4,000

4,000

4,000

償却原価で測定される金融資産

現金及び現金同等物

209,716

209,716

168,830

168,830

営業債権

315,808

315,808

334,214

334,214

その他の債権

22,320

22,320

19,029

19,029

その他の金融資産

16,870

16,870

17,189

17,189

公正価値で測定する金融負債

 その他の流動負債及びその他の非流動負債

 ヘッジの要件を満たさないデリバティブ

6,454

6,454

6,074

6,074

 ヘッジの要件を満たすデリバティブ

41

41

2,445

2,445

償却原価で測定される金融負債

営業債務

214,332

214,332

205,420

205,420

 有利子負債(短期及び長期)

 借入金

508,200

508,750

502,076

504,464

 コマーシャル・ペーパー

1,853

1,853

54,428

54,428

 社債

59,935

59,848

69,856

70,010

その他の債務

131,800

131,800

135,782

135,782

その他の流動負債

380

380

その他の非流動負債

2,479

2,479

2,514

2,514

 

(2)公正価値ヒエラルキー

 以下の表は、公正価値で測定する金融商品を評価方法ごとに分析したものであります。公正価値の測定に利用するインプットをもとにそれぞれのレベルを以下のように分類しております。

 インプットには、株価、為替レート並びに金利及び商品価格等に係る指数が含まれております。

・レベル1:活発な市場における公表価格

・レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格

・レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプット

(単位:百万円)

前連結会計年度末(2022年12月31日)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

デリバティブ金融資産

18,935

18,935

ヘッジの要件を満たさないデリバティブ

15,749

15,749

ヘッジの要件を満たすデリバティブ

3,185

3,185

資本性金融商品

56,857

10,819

67,677

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

56,857

10,819

67,677

負債性金融商品

4,000

4,000

純損益を通じて公正価値で測定する

金融資産

4,000

4,000

デリバティブ金融負債

6,496

6,496

ヘッジの要件を満たさないデリバティブ

6,454

6,454

ヘッジの要件を満たすデリバティブ

41

41

 

(単位:百万円)

当第2四半期連結会計期間末(2023年6月30日)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

デリバティブ金融資産

19,568

19,568

ヘッジの要件を満たさないデリバティブ

17,758

17,758

ヘッジの要件を満たすデリバティブ

1,810

1,810

資本性金融商品

57,027

10,506

67,533

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

57,027

10,506

67,533

負債性金融商品

4,000

4,000

純損益を通じて公正価値で測定する

金融資産

4,000

4,000

デリバティブ金融負債

8,519

8,519

ヘッジの要件を満たさないデリバティブ

6,074

6,074

ヘッジの要件を満たすデリバティブ

2,445

2,445

 

 レベル間の重要な振り替えが行われた金融商品の有無は毎期末日に判断しております。前連結会計年度及び当第2四半期連結累計期間において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。

 

 

 レベル3に区分される「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」については、当第2四半期連結累計期間において、重要な変動は生じておりません。

 

 デリバティブ金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書上、「その他の流動資産」及び「その他の金融資産」に含まれております。

 資本性金融商品及び負債性金融商品は、要約四半期連結財政状態計算書上、「その他の金融資産」に含まれております。

 デリバティブ金融負債は、要約四半期連結財政状態計算書上、「その他の流動負債」及び「その他の非流動負債」に含まれております。

 

12 企業結合

前第2四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年6月30日)

 重要な取引はありません。

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年6月30日)

 重要な取引はありません。

 

13 コミットメント

 有形固定資産の取得に関して契約上確約している重要なコミットメントは、前連結会計年度末9,822百万円、当第2四半期連結会計期間末21,706百万円であります。

 

14 重要な後発事象

 該当事項はありません。

 

2【その他】

 2023年8月2日開催の取締役会において、中間配当の実施に関し決議しました。詳細については、「第4 経理の状況、1.要約四半期連結財務諸表、要約四半期連結財務諸表注記、(8 配当)」に記載しております。