第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業業績に支えられ、雇用環境や個人所得の改善が進み個人消費も拡大の傾向が見られるなど、緩やかな回復基調で推移しました。一方、先行きにつきましては、欧米の金融政策の動向や不安定な国際情勢並びに国政選挙の動向など、依然として不透明な状況が見込まれます。

このような状況のなか、当社グループは、当期を2年目とする中期経営計画(第82期~第84期)『Next Stage ISHIZUKA 84』において、「グループ総合力の結集」をコンセプトとし、営業利益の安定的確保・有利子負債の削減・グループを横断した機能強化に向け取り組んでおります。

売上高につきましては、抗菌剤は海外での販売が好調であったことにより伸張しましたが、他の主要セグメントは伸び悩み、売上高は37,056百万円(前年同四半期比0.6%減)となりました。利益につきましては、売上高は減少しましたが、ハウスウェア海外製造子会社の操業度向上や為替予約レートの影響もあり営業利益は1,771百万円(前年同四半期比2.7%増)、経常利益は前期に計上した外貨建債権債務に係る為替差損が大きく減少し1,560百万円(前年同四半期比94.0%増)となりました。また、亞徳利玻璃(珠海)有限公司に対する貸付金の放棄に係る申請が中国外貨管理局に受理されたため、課税所得計算上は貸倒損失として損金処理されることから税金費用が大きく減少し、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,488百万円(前年同四半期比366.4%増)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

ガラスびん関連

ガラスびんは、清酒びん、食料調味料びん及びビールびんが出荷を伸ばしましたが、前期に旺盛であった飲料水びんの出荷が一巡したことなどにより、売上高は9,108百万円(前年同四半期比0.9%減)となりました。

 

ハウスウェア関連

ガラス食器は、テーブルウェア製品の販売は前期並みで推移しましたが、貯蔵びんの出荷が減少しました。陶磁器は、海外のホテル・レストラン向けの受注が増加しましたが、国内の法人及びホテル・レストラン向けの受注が減少し、セグメント全体の売上高は7,351百万円(前年同四半期比2.8%減)となりました。

 

紙容器関連

紙容器は、小型カートン用充填機の販売がありましたが、一部ユーザーにおける新形状容器への移行などにより出荷数量は伸び悩み、売上高は4,023百万円(前年同四半期比1.5%減)となりました。

 

プラスチック容器関連

プラスチック容器は、主要ユーザーを中心に出荷数量は堅調に推移しましたが、一部の顧客に対する出荷が伸び悩んだことや品種構成の変化などにより、売上高は13,707百万円(前年同四半期比0.3%減)となりました。

 

産業器材関連

産業器材は、IH用トッププレートは好調な市場を背景に受注が増加しましたが、ガスコンロ用トッププレートは競合先の低価格戦略による影響を受け受注が減少し、売上高は910百万円(前年同四半期比1.8%減)となりました。

その他

抗菌剤は、アジアや欧州をはじめとする海外での販売が順調に拡大しました。金属キャップも酒類・医薬品向けの出荷が順調に推移し、売上高は1,954百万円(前年同四半期比11.0%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ126百万円減少し、5,810百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果増加した資金は、1,872百万円(前年同四半期は4,182百万円の資金増加)となりました。資金増加の主な要因は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費及びたな卸資産の増減額によるものです。

一方、資金減少の主な要因は、売上債権の増減額によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、2,874百万円(前年同四半期は1,883百万円の資金減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果増加した資金は、899百万円(前年同四半期は439百万円の資金減少)となりました。資金増加の主な要因は、長期借入れによる収入、社債の発行による収入及びセール・アンド・リースバックによる収入によるものです。

一方、資金減少の主な要因は、長期借入金の返済による支出及び社債の償還による支出によるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。

 

①基本方針の内容

当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方としては、当社の企業理念、企業価値のさまざまな源泉、当社を支えるステークホルダーとの信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を中長期的に確保、向上させる者でなければならないと考えております。したがいまして、企業価値ひいては株主共同の利益を毀損するおそれのある不適切な大規模買付提案又はこれに類似する行為を行う者は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者として不適切であると考えます。

 

②不適切な支配の防止のための取り組み

当社は上記基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止する取り組みとして「当社株式の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)」(以下「本プラン」といいます。)を導入しております。

本プランでは、当社株式に対し議決権割合が20%以上となるような大規模買付行為を行おうとする者(以下「大規模買付者」といいます。)が大規模買付行為実施前に遵守すべき、大規模買付行為に関する合理的なルール(以下「大規模買付ルール」といいます。)を定めております。大規模買付ルールは、当社株主の皆様が大規模買付行為に応じるか否かを判断するために必要な情報や、現に当社の経営を担っている当社取締役会の意見を提供し、当社株主の皆様が当社取締役会の代替案の提示を受ける機会を確保することを目的としております。また、本プランを適正に運用し、当社取締役会によって恣意的な判断がなされることを防止し、当社における決定の合理性・公正性を担保するため、当社の業務執行を行う経営陣から独立している社外役員並びに社外有識者で構成される独立委員会を設置しております。当社取締役会は、大規模買付者に対し、大規模買付行為に関する必要かつ十分な情報を当社取締役会に提供することを要請し、当該情報の提供完了後、大規模買付行為の評価検討のための期間を設定し、当社取締役会としての意見形成や必要に応じ代替案の策定を行い、公表いたします。大規模買付者が、大規模買付ルールを遵守した場合は、当社取締役会は、原則として対抗措置を講じません。しかし、大規模買付ルールを遵守しない場合や、遵守している場合であっても、当該大規模買付行為が、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を著しく損なうと当社取締役会が判断した場合には、例外的に、独立委員会の勧告を最大限尊重し、必要かつ相当な範囲内で、また、必要に応じて株主の皆様のご意思を確認の上で、会社法その他の法律及び当社定款が認める対抗措置を講じることがあります。

本プランの有効期間は3年間(平成31年6月に開催予定の定時株主総会終結時まで)となっておりますが、有効期間中であっても、株主総会又は取締役会の決議により本プランは廃止されることがあります。また、随時見直しを行い、株主総会における株主の皆様のご承認を得て本プランの変更を行うことがあります。

本プランの詳細につきましては、当社ホームページに掲載の「当社株式の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)の継続について」(平成28年5月11日付)をご参照ください。

(参考URL http://www.ishizuka.co.jp/news/index.html)

 

③不適切な支配の防止のための取り組みについての取締役会の判断

本プランは、①買収防衛策に関する指針の要件を充足し、コーポレートガバナンス・コードの「原則1-5いわゆる買収防衛策」の内容も踏まえていること、②株主共同の利益の確保・向上の目的をもって継続されていること、③合理的な客観的発動要件を設定していること、④独立性の高い社外者の判断を重視し、情報開示をしていること、⑤株主意思を重視するものであること、⑥デッドハンド型買収防衛策やスローハンド型買収防衛策ではないこと、の理由から会社の支配に関する基本方針に沿い、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に合致し、当社役員の地位の維持を目的とするものではないと考えております。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、322百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。