当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、景気に一部改善の遅れがみられましたが、企業収益は高い水準にあり、個人消費も持ち直しの動きがみられたため、緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、米国の大統領選挙結果や金融政策正常化による影響、中国やアジア新興国等の経済成長の減速等による世界経済の弱さが見られるなど、わが国の景気が下押しされるリスクがあり、先行きは依然不透明な状況が続いております。
このような中、今年度は山村グループにおいて、「続・反転攻勢」をキーワードとして掲げ、グループ一体となってさらなる業績向上に取り組んでおります。
セグメント別の業績は以下のとおりです。
① ガラスびん関連事業
ガラスびん関連事業では、国内ガラスびん需要が前年同期比で減少した影響を受けたこと、中国の子会社では、中国国内向けの売上が減少したことと為替が円高に振れた影響を受けたこともあり、セグメント売上高は37,085百万円(前年同期比3.5%減)と減収となりました。当社ガラスびんカンパニーの減価償却費と外注費等の費用増はありましたが、稼働日の増加による生産増の増益要因、燃料価格が引き続き安定したこと等により、セグメント利益は1,448百万円(前年同期比110.1%増)と増益となりました。
② プラスチック容器関連事業
プラスチック容器関連事業では、当社プラスチックカンパニーにおいて、新製品のディープグリップボトル(把手とボトルが一体成型された大容量4.0Lペットボトル)を上市したことと、国内外で飲料用キャップの出荷が引き続き伸長したこともあり、セグメント売上高は4,548百万円(前年同期比1.1%増)と増収となりました。セグメント利益は、国内のプラスチックキャップの販売・生産増による増益要因、国内外の原料価格の下落等により、489百万円(前年同期比503.0%増)と増益となりました。
③ 物流関連事業
物流関連事業では、取引先の業務再編による営業所統合や閉所等の影響、取り扱い物量の減少等があり、セグメント売上高は7,286百万円(前年同期比6.4%減)と減収となりました。セグメント利益は、不採算営業所の価格改定交渉、費用削減、作業効率改善等に努めてきましたが、新規営業所の初期費用、人材確保のための労務費、営業所閉所費用等が増加したことにより、50百万円(前年同期比72.8%減)と減益となりました。
なお、平成28年4月1日付で山村倉庫株式会社を分割会社、山村ロジスティクス株式会社を分割承継会社とする会社分割(吸収分割)を行っております。
④ ニューガラス関連事業
ニューガラス関連事業では、当社ニューガラスカンパニーの電子部品用粉末ガラスの出荷が引き続き堅調に推移したため、セグメント売上高は3,537百万円(前年同期比1.0%増)と増収となりました。セグメント利益は、山村フォトニクス株式会社の減価償却費等の固定費増、海外向けキャップ製品の価格改定等により、213百万円(前年同期比14.0%減)と減益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は52,459百万円(前年同期比3.2%減)と減収となりました。連結営業利益は2,356百万円(前年同期比67.8%増)と増益となり、持分法による投資利益は840百万円(前年同期比6.8%減)となりましたが、連結経常利益は2,861百万円(前年同期比43.4%増)と増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、2,250百万円(前年同期比112.7%増)と増益となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、275百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。