文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社および連結子会社)が判断したものです。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で個人消費や企業収益が改善し、緩やかな回復基調が続きました。今後も緩やかに回復していくことが期待されますが、中国を始めとするアジア新興国の経済状況等により先行きは依然不透明な状況が続いております。
このような中、山村グループでは当連結会計年度より3カ年の新中期経営計画をスタートさせました。「世界のYAMAMURAへ -心と技術を伝えたい-」というビジョンを継承し、この3カ年で集大成とすべく、「グループ総合力の深化」と「研究開発の推進」という全体戦略、「パッケージング事業の収益力強化」と「ニューガラス事業の拡大」という事業戦略の下、グループ一体となってさらなる業績向上に取り組んでいく所存であります。
セグメント別の業績は以下のとおりです。
① ガラスびん関連事業
ガラスびん関連事業のセグメント売上高は、秦皇島方圓包装玻璃有限公司(Yamamura Glass Qinhuangdao 以下、「YGQ」という。)が現地通貨では増収となったものの為替の影響により減収となりましたが、当社エンジニアリングカンパニーで海外向け売上が増加したこと、当社ガラスびんカンパニーがわずかに増収となったこともあり、12,923百万円(前年同期比1.2%増)と増収となりました。セグメント利益は、YGQで炉修後に生産が安定しなかった影響による減益要因はありましたが、当社ガラスびんカンパニーの生産量増加による増益要因や修繕費等の固定費の削減があり、581百万円(前年同期比14.5%増)と増益となりました。
② プラスチック容器関連事業
プラスチック容器関連事業では、前年5月に販売を開始したディープグリップボトル(把手とボトルが一体成型された大容量4.0Lペットボトル)が安定的に推移したこともあり、セグメント売上高は1,642百万円(前年同期比2.2%増)と増収となりました。セグメント利益は、原料価格を抑えることができたことに加え、海外子会社の損益改善も寄与し、220百万円(前年同期比31.2%増)と増益となりました。
③ 物流関連事業
物流関連事業では、セグメント売上高は新規事業の立ち上げや既存事業の物量増等により2,536百万円(前年同期比10.9%増)と増収となりました。セグメント利益は、作業効率の改善やさらなるコスト削減に努めましたが、人材確保のための費用増や時給単価アップ等の労務費増があり、△11百万円(前年同期は△8百万円)と減益となりました。
④ ニューガラス関連事業
ニューガラス関連事業では、当社ニューガラスカンパニーの出荷は堅調に推移しましたが、山村フォトニクス株式会社の主力製品である光通信用キャップ部品の出荷が減少したためセグメント売上高は1,023百万円(前年同期比22.5%減)と減収となりました。セグメント利益は、製造経費の削減に努めましたが売上減少による損益悪化の影響が大きく、87百万円(前年同期比36.7%減)と減益となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の連結売上高は18,126百万円(前年同期比0.8%増)と増収となりました。連結営業利益は947百万円(前年同期比10.0%増)と増益となり、持分法による投資利益は306百万円(前年同期比18.0%増)となったため、連結経常利益は1,195百万円(前年同期比19.5%増)と増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別損失に支払補償金278百万円を計上した結果、667百万円(前年同期比15.1%減)と減益となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、94百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。