第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益が堅調に推移し、雇用・所得環境の改善が続く中で個人消費も持ち直しており、緩やかな回復が見られました。しかしながら、通商問題の動向が世界経済に与える影響や相次ぐ自然災害が経済に与える影響等があり、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。
 このような中、山村グループでは3カ年の中期経営計画の2年目を迎えました。「世界のYAMAMURAへ -心と技術を伝えたい-」というビジョンを継承し、この3カ年で集大成とすべく、「グループ総合力の深化」と「研究開発の推進」という全体戦略、「パッケージング事業の収益力強化」と「ニューガラス事業の拡大」という事業戦略の下、グループ一体となってさらなる業績向上に取り組んでおります。

 

 事業セグメント別の経営成績は以下のとおりです。

① ガラスびん関連事業

 ガラスびん関連事業では、他素材容器への転換に加え、地震、台風等の天災の影響で国内ガラスびん業界全体の出荷量は前年同期比94.1%と減少しました。当社の出荷量の減少は業界平均ほど大きくなかったものの前年にはおよばず、セグメント売上高は24,466百万円(前年同期比3.2%減)と減収となりました。セグメント利益は、海外子会社において生産性は向上しましたが、ガラス溶解窯の更新による稼働率の低下に加え、品種構成や為替の影響による利益率の低下、環境規制強化に対応する費用の増加があり、また国内子会社においてもガラス溶解窯の更新という減益要因があったため、△201百万円(前年同期は608百万円)と減益となりました。

② プラスチック容器関連事業

 プラスチック容器関連事業では、当社において、好天の影響等により飲料用キャップの出荷が増加したため、セグメント売上高は3,820百万円(前年同期比15.6%増)と増収となりました。セグメント利益は、増収による増益効果等はありましたが、販売の品種構成による利益率低下や海外子会社における為替換算の影響により、384百万円(前年同期比4.9%減)と減益となりました。

③ 物流関連事業

 物流関連事業では、3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)事業の拡大や新規業務の獲得等により、セグメント売上高は5,709百万円(前年同期比10.6%増)と増収となりました。セグメント利益は、作業効率の改善や配送コスト削減に努めましたが、労働力確保のための人件費増加により、△61百万円(前年同期は△16百万円)と減益となりました。

④ ニューガラス関連事業

 ニューガラス関連事業では、当社の電子部品用ガラス、自動車部品用ガラスの出荷が堅調に推移し、国内子会社の光通信用キャップ部品、ガラスセラミックス製品の出荷が増加したため、セグメント売上高は2,427百万円(前年同期比16.3%増)と増収となりました。セグメント利益は、外注費等の製造経費の増加はありましたが、増収による増益効果により、235百万円(前年同期比47.1%増)と増益となりました。

 

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結売上高は36,424百万円(前年同期比1.7%増)と増収となりました。連結営業利益は559百万円(前年同期比56.1%減)と減益となり、持分法による投資利益は624百万円(前年同期比2.7%減)となったため、連結経常利益は950百万円(前年同期比45.1%減)と減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期は特別損失にのれん償却額や支払補償金を計上したこともあり、471百万円(前年同期は△378百万円)と増益となりました。

 

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ804百万円増加し、107,272百万円となりました。これは、関係会社株式が為替換算調整等の影響により610百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が1,468百万円増加したこと等が主な要因です。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,033百万円増加し、50,871百万円となりました。これは、設備未払金の支払が進んだこと等によりその他流動負債が1,779百万円減少したものの、有利子負債合計が3,523百万円増加したこと等が主な要因です。

 純資産については、為替換算調整勘定の減少1,633百万円等により、前連結会計年度末に比べ1,228百万円減少し、56,400百万円となりました。自己資本比率は1.6ポイント減少して52.5%となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前連結会計年度末より576万円増加し、11,769万円となりました。

 各活動における資金増減の内容は、以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 売上債権の増加(1,630百万円)や仕入債務の減少(382百万円)等があったものの、税金等調整前四半期純利益(888百万円)や減価償却費(2,144百万円)等により、728百万円の資金増加(前年同期は1,848百万円の資金増加)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 有形固定資産の取得による支出(3,061百万円)等により、3,125百万円の資金流出(前年同期は2,669百万円の資金流出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 長期借入れによる収入(純額で3,230百万円)等により、3,010百万円の資金増加(前年同期は609百万円の資金増加)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社および連結子会社)が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、202百万円です。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。