第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2020年4月~9月)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業収益が大幅に減少するなど、厳しい状況が続きました。

セメント業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による工事中断や技術労働者不足、都市部における再開発工事の遅延等の影響により、官公需、民需ともに減少したことから、セメント国内需要は、前年同期を6.4%下回る19,051千トンとなりました。一方、輸出は、前年同期を4.8%上回りました。この結果、輸出分を含めた国内メーカーの総販売数量は、前年同期を4.2%下回る24,304千トンとなりました。

このような情勢の中で、当社グループは、2020年度から「2020-22年度 中期経営計画」をスタートさせており、事業戦略として、セメント関連事業においては、「セメント・固化材の収益力向上と事業基盤整備」・「関連事業の拡大」、高機能品事業においては、「既存主力製品の競争優位性の確保と新製品の開発」に係る諸施策に取り組み、また、環境対策として、「環境対策強化」・「CO2排出削減への取り組み」を実行してまいりました。
 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、セメント事業等で減収となったことから、112,119百万円と前年同期に比べ7,718百万円の減収となりました。経常利益は、鉱産品事業等で減益となったことから、6,589百万円と前年同期に比べ266百万円の減益となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、4,501百万円と前年同期に比べ54百万円の減益となりました。

 

セグメントの業績は、次の通りであります。

1  セメント

国内販売数量が前年同期を下回ったことから、売上高は、88,464百万円と前年同期に比べ4,919百万円(5.3%)の減収となったものの、生産コストの削減などにより、営業利益は、3,311百万円と前年同期に比べ454百万円(15.9%)の増益となりました。

 

2  鉱産品

海外および国内鉄鋼向け石灰石の販売数量が前年同期を下回ったことなどから、売上高は、5,710百万円と前年同期に比べ715百万円(11.1%)の減収となり、採掘コストが増加したことなどもあり、営業利益は、848百万円と前年同期に比べ371百万円(30.4%)の減益となりました。

 

3  建材

地盤改良工事が減少したことなどから、売上高は、6,969百万円と前年同期に比べ592百万円(7.8%)の減収となり、営業利益は、328百万円と前年同期に比べ162百万円(33.1%)の減益となりました。

 

4  光電子

光計測器の販売数量が減少したことなどから、売上高は、3,043百万円と前年同期に比べ140百万円(4.4%)の減収となったものの、新伝送方式用光通信部品の生産コストが改善したことなどから、営業利益は、213百万円と前年同期に比べ185百万円(652.5%)の増益となりました。

 

5  新材料

半導体製造装置向け電子材料および化粧品材料の販売数量が減少したことなどから、売上高は、5,082百万円と前年同期に比べ624百万円(10.9%)の減収となり、営業利益は、791百万円と前年同期に比べ154百万円(16.3%)の減益となりました。

 

  6 電池材料

二次電池正極材料の販売数量が減少したことから、売上高は、177百万円と前年同期に比べ539百万円(75.2%)の減収となり、損益は、329百万円の営業損失と前年同期に比べ312百万円の悪化となりました。

 

  7 その他

ソフトウエアの販売が減少したことなどから、売上高は、2,669百万円と前年同期に比べ184百万円(6.5%)の減収となり、営業利益は、797百万円と前年同期に比べ69百万円(8.0%)の減益となりました。

 

(2) 財政状況の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、323,434百万円と前連結会計年度末と比較して2,325百万円増加しました。増減の主なものは、現金及び預金の増加5,998百万円、受取手形及び売掛金の減少3,990百万円です。
 負債は、124,052百万円と前連結会計年度末と比較して1,643百万円増加しました。増減の主なものは、長期借入金の増加2,018百万円です。
 純資産は、199,381百万円と前連結会計年度末と比較して681百万円増加しました。増減の主なものは、利益剰余金の増加2,187百万円、その他有価証券評価差額金の減少1,659百万円です。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によって15,092百万円増加し、また、投資活動によって8,155百万円減少し、財務活動によって925百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて5,997百万円の増加となりました。その結果、当四半期連結会計期間末の資金残高は21,797百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動により得られた資金は、15,092百万円(前年同期比12.3%の収入減少)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益6,474百万円、減価償却費8,889百万円をはじめとする内部留保等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は、8,155百万円(前年同期比8.6%の支出減少)となりました。これは、固定資産の取得による支出が8,463百万円となったこと等によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は、925百万円(前年同期比44.6%の支出減少)となりました。これは、長期借入れによる収入5,370百万円があったものの、長期借入金の返済による支出3,021百万円、配当金の支払額2,313百万円があったこと等によるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はございません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,618百万円です。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。