第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続き、個人消費や設備投資に持ち直しの動きがみられるなど、緩やかに回復しました。しかしながら、世界各地の地政学的リスクなどにより先行きの不透明感もみられます。

米国経済は、失業率が低下傾向にあり、個人消費や設備投資が増加していることなどから、着実に景気の回復が続いています。中国経済は、各種政策効果もあり、景気は持ち直しの動きがみられました。

このような状況の中で、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,530億5千8百万円(対前年同期608億5千1百万円増)、営業利益は486億8千3百万円(同44億4千8百万円増)、経常利益は496億3千5百万円(同55億7千4百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は325億3千1百万円(同245億8千6百万円減)となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりであります。各金額については、セグメント間取引の相殺消去前の数値によっております。

 

① セメント

セメントの国内需要は、前年度補正予算の執行による公共工事増加や、企業の設備投資の増加により、官公需・民需ともに増加傾向にあり3,210万屯と前年同期に比べ1.3%増加しました。その内、輸入品は15万屯と前年同期に比べ25%減少しました。また、総輸出数量は897万屯と前年同期に比べ4.4%増加しました。

このような情勢の下、当社グループにおけるセメントの国内販売数量は受託販売分を含め1,124万屯と前年同期に比べ3.5%増加しました。輸出数量は319万屯と前年同期に比べ4.1%減少しました。

米国西海岸のセメント、生コンクリート事業は、出荷数量が伸び、市況も概ね回復傾向を示しています。中国のセメント事業は、一部で需要や価格の回復がみられました。ベトナムのセメント事業は、他社品との競合等の影響を受けました。フィリピンのセメント事業は、内需の拡大が続いているものの、市況は弱含みに推移しています。

以上の結果、売上高は4,621億5千7百万円(対前年同期439億4千6百万円増)、営業利益は312億4千8百万円(同38億7千7百万円増)となりました。

 

 

② 資源

骨材事業・鉱産品事業は堅調に推移し、販売数量が前年を上回ったことなどにより、売上高は617億6千3百万円(対前年同期18億7千1百万円増)、営業利益は61億4百万円(同6千7百万円増)となりました。

 

③ 環境事業

廃プラスチック類をはじめとした廃棄物処理や電力関連事業が堅調に推移し、また、熊本地震で発生した災害廃棄物の処理を進めたことなどから、売上高は670億9千1百万円(対前年同期104億1千万円増)、営業利益は55億7千9百万円(同8千4百万円増)となりました。

 

④ 建材・建築土木

地盤改良工事等の土木工事が回復したことなどから、売上高は570億7千2百万円(対前年同期48億7千万円増)、営業利益は34億6千9百万円(同4千8百万円増)となりました。

 

⑤ その他

売上高は548億2千7百万円(対前年同期15億7千1百万円増)、営業利益は21億9千9百万円(同1億5千7百万円増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

総資産は前連結会計年度末に比べ245億円増加して1兆399億円となりました。流動資産は前連結会計年度末に比べ247億円増加して3,576億円、固定資産は同2億円減少して6,822億円となりました。流動資産増加の主な要因は受取手形及び売掛金が増加したことによるものであります。

負債は前連結会計年度末と同額の6,153億円となりました。流動負債は前連結会計年度末に比べ711億円増加して3,800億円、固定負債は同711億円減少して2,352億円となりました。流動負債増加の主な要因は短期借入金が増加したことによるものであります。固定負債減少の主な要因は長期借入金が減少したことによるものであります。有利子負債(短期借入金、コマーシャル・ペーパー、1年内償還予定の社債、社債、長期借入金の合計額)は、前連結会計年度末に比べ235億円減少して3,174億円となりました。

純資産は前連結会計年度末に比べ245億円増加して4,245億円となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は31億9千1百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。