1【提出理由】

 当社は、2025年4月28日開催の取締役会において、中国大陸事業構造改革計画について決議し、2026年3月期の影響額は精査中としておりましたが精査が概ね完了しました。これに伴い、特定子会社の異動並びに当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が生じる見込みとなりましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第3号、第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

 

2【報告内容】

1.特定子会社の異動

(1)当該異動に係る特定子会社の名称、住所、代表者の氏名、資本金及び事業の内容

(東陶華東有限公司)

① 名称    :東陶華東有限公司

② 住所    :上海市松江区南東路1108号

③ 代表者の氏名:董事長 山岸 祐

④ 資本金   :4,200万米ドル

⑤ 事業の内容 :衛生陶器の製造・販売

 

(2)当該異動の前後における当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数及び当該特定子会社の総株主等の議決権に対する割合

(東陶華東有限公司)

① 当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数

異動前:  4,200万米ドル(うち間接所有分4,200万米ドル)

異動後:    -万米ドル

(注)「当社の所有に係る当該特定子会社の議決権の数」は出資額を記載しています。

② 総株主等の議決権に対する割合

異動前: 100.0%(うち間接所有分100.0%)

異動後:  -%

 

(3)当該異動の理由及びその年月日

① 異動の理由 :中国大陸における不動産市況の長期低迷、および経済環境の悪化に伴う消費のローグレード化が進む中での競合他社との価格競争の激化等により、当社中国大陸事業は収益が大きく悪化いたしました。中国大陸の衛生陶器の製造拠点を閉鎖・会社清算し、人員体制の適正化を図ります。

② 異動の年月日:清算の日程につきましては、法令に従い、必要な手続きが完了次第、清算結了となる予定です。

 

2.当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1)当該事象の発生年月日

 2025年4月28日(取締役会決議日)

 

(2)当該事象の内容

 2025年4月28日開催の取締役会において、連結子会社である東陶機器(北京)有限公司及び東陶華東有限公司の閉鎖・会社清算を含めた中国大陸事業に関する構造改革を決議しました。

 

(3)当該事象の連結損益に与える影響額

 当該事象の発生により、2026年3月期の連結決算において、特別損失として約150億円を計上する見込みです。

 

以 上