第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在していません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

(1) 経営成績の状況

当社グループの主要得意先である鉄鋼業界における当第3四半期連結累計期間の国内粗鋼生産量は、前年同四半期連結累計期間に比べ20.5%減の5,908万トンとなりました。また、2020年1~12月間の世界の粗鋼生産量も、前年同期に比べ0.9%減の18億2,914万トンとなりました。

[売上高]

当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期連結累計期間に比べ218億31百万円減少833億64百万円前年同期比20.8%減)となりました。これは主に、国内粗鋼生産量の減少に起因する耐火物及び製鉄所整備作業の需要減退や、ファーネス事業での大型案件の端境期に伴う工事の受注減等によるものです。地域ごとの売上高は、日本が526億14百万円(前年同期比19.2%減)、インドが130億26百万円(前年同期比27.1%減)、アジアが58億53百万円(前年同期比8.4%増)、欧州が68億28百万円(前年同期比27.1%減)、その他が50億40百万円(前年同期比32.5%減)となり、海外売上高は307億50百万円(前年同期比23.3%減)、海外売上高比率は36.9%(前年同期比1.2ポイント減)となりました。

[売上総利益]

当第3四半期連結累計期間の売上総利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ54億95百万円減少144億49百万円前年同期比27.6%減)となりました。売上総利益率は、前年同四半期連結累計期間に比べ1.6ポイント減少の17.3%となりました。

[営業利益]

当第3四半期連結累計期間の営業利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ40億61百万円減少29億65百万円前年同期比57.8%減)となり、営業利益率は、前年同四半期連結累計期間に比べ3.1ポイント減少の3.6%となりました。販売費及び一般管理費は、前年同四半期連結累計期間に比べ14億33百万円減少114億83百万円前年同期比11.1%減)となりました。

[経常利益]

当第3四半期連結累計期間の経常利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ31億74百万円減少41億21百万円前年同期比43.5%減)となり、経常利益率は、前年同四半期連結累計期間に比べ2.0ポイント減少の4.9%となりました。営業外収益は、助成金の計上により前年同四半期連結累計期間に比べ7億20百万円増加16億16百万円前年同期比80.4%増)、営業外費用は、支払利息の減少により前年同四半期連結累計期間に比べ1億66百万円減少4億60百万円前年同期比26.5%減)となりました。

 

[親会社株主に帰属する四半期純利益]

当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ17億64百万円減少30億3百万円前年同期比37.0%減)となりました。特別利益は、投資有価証券売却益の増加により前年同四半期連結累計期間に比べ2億14百万円増加4億7百万円前年同期比111.0%増)、特別損失は、環境対策費の減少により前年同四半期連結累計期間に比べ2億19百万円減少1億28百万円前年同期比63.1%減)となりました。

 

セグメントの経営成績を示すと、次のとおりです。

なお、各セグメントの売上高は、外部顧客への売上高であり、セグメント間の内部売上高又は振替高は含まれていません。また、セグメント利益は営業利益ベースです。

[耐火物事業]

売上高は、国内粗鋼生産量の減少に起因する耐火物需要の減少等により、前年同四半期連結累計期間に比べ24.2%減収667億76百万円となりました。利益は、売上高の減少等により、前年同四半期連結累計期間に比べ72.5%減益15億8百万円となりました。

[ファーネス事業]

売上高は、製鉄所整備作業の需要減退や、大型案件の端境期に伴う工事の受注減等により、前年同四半期連結累計期間に比べ8.1%減収101億5百万円となりました。利益は、売上高の減少等により、前年同四半期連結累計期間に比べ10.8%減益4億70百万円となりました。

[セラミックス事業]

売上高は、燃料電池向け断熱材の拡販等により、前年同四半期連結累計期間に比べ11.8%増収54億73百万円となりました。利益は、売上高の増加等により、前年同四半期連結累計期間に比べ8.5%増益5億31百万円となりました。

[不動産事業]

売上高は、前年同四半期連結累計期間に比べ0.1%減収6億23百万円、利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ5.1%減益5億3百万円となりました。

[その他]

売上高は、前年同四半期連結累計期間に比べ34.8%減収3億84百万円、損益は、34百万円のセグメント損失前年同四半期連結累計期間は37百万円のセグメント損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

①資産

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ35億71百万円減少して、1,233億70百万円となりました。流動資産は同51億10百万円減少756億77百万円、固定資産は同15億38百万円増加476億93百万円となりました。

流動資産減少の主な要因は、売上減に伴う受取手形及び売掛金の減少によるものです。固定資産増加の主な要因は、建物の取得に伴う建物及び構築物の増加、並びに機械装置の取得に伴う機械装置及び運搬具の増加によるものです。

②負債

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ56億48百万円減少して、640億61百万円となりました。流動負債は同82億48百万円減少378億50百万円、固定負債は同26億円増加262億10百万円となりました。

流動負債減少の主な要因は、短期借入金及びコマーシャル・ペーパーの減少によるものです。固定負債増加の主な要因は、長期借入金の増加によるものです。

③純資産

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ20億76百万円増加して、593億9百万円となりました。

純資産増加の主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加によるものです。

 

(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ8億85百万円増加し、46億71百万円となりました。また、当第3四半期連結累計期間末における有利子負債の残高は、前連結会計年度末に比べ33億82百万円減少し、313億36百万円となりました。

 

(4) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間末から当第3四半期報告書提出日(2021年2月10日)までの間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等(以下「経営方針等」といいます。)について、既に提出した有価証券報告書に記載された内容に比べて重要な変更及び新たに定めた経営方針等はありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6億59百万円です。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

※第2[事業の状況]の金額には、消費税等は含まれていません。