(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
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(単位:百万円)
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|
報告セグメント
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その他 事業 (注)1
|
合計
|
調整額 (注)2
|
中間連結損益計算書計上額 (注)3
|
カーボン ブラック 事業
|
ファインカーボン事業
|
スメルティング&ライニング事業
|
黒鉛電極事業
|
工業炉及び関連製品事業
|
計
|
売上高
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高
|
79,585
|
26,459
|
30,030
|
24,392
|
5,125
|
165,593
|
5,329
|
170,922
|
-
|
170,922
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高
|
14
|
150
|
160
|
121
|
115
|
561
|
-
|
561
|
△561
|
-
|
計
|
79,599
|
26,609
|
30,190
|
24,513
|
5,241
|
166,154
|
5,329
|
171,484
|
△561
|
170,922
|
セグメント利益又は損失(△)
|
10,887
|
6,602
|
△7,555
|
△2,423
|
1,125
|
8,635
|
439
|
9,074
|
△650
|
8,424
|
(注)1. 「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、摩擦材事業、負極材事業及び不動産賃貸等を含んでおります。
2. セグメント利益又は損失(△)の調整額△650百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△756百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない研究開発費等であります。
3. セグメント利益又は損失(△)は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
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|
(単位:百万円)
|
|
報告セグメント
|
その他 事業 (注)1
|
合計
|
調整額 (注)2
|
中間連結損益計算書計上額 (注)3
|
カーボン ブラック 事業
|
ファインカーボン事業
|
スメルティング&ライニング事業
|
黒鉛電極事業
|
工業炉及び関連製品事業
|
計
|
売上高
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部顧客への売上高
|
75,571
|
27,713
|
27,155
|
18,451
|
4,204
|
153,097
|
4,979
|
158,076
|
-
|
158,076
|
セグメント間の内部 売上高又は振替高
|
12
|
122
|
149
|
77
|
28
|
390
|
-
|
390
|
△390
|
-
|
計
|
75,584
|
27,835
|
27,305
|
18,529
|
4,232
|
153,487
|
4,979
|
158,467
|
△390
|
158,076
|
セグメント利益
|
8,148
|
4,697
|
304
|
494
|
885
|
14,529
|
286
|
14,816
|
△859
|
13,956
|
(注)1. 「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、摩擦材事業、負極材事業及び不動産賃貸等を含んでおります。
2. セグメント利益の調整額△859百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△876百万円が含まれております。全社費用は、報告セグメントに帰属しない研究開発費等であります。
3. セグメント利益は、中間連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの資産に関する情報
当中間連結会計期間において、TOKAI ERFTCARBON GmbHの全出資持分を譲渡し、連結の範囲から除外したことにより、前連結会計年度末に比べ、当中間連結会計期間の報告セグメントの資産の金額は、「黒鉛電極事業」セグメントにおいて13,175百万円減少しております。
(企業結合等関係)
事業分離
当社は、2025年5月16日付で連結子会社であるドイツのTOKAI ERFTCARBON GmbH(以下、「TEG」)の全出資持分を投資会社DUBAG Investment Advisory GmbH(以下、「DUBAG社」)が独占的に運用助言を行うLenbach Equity Opportunities III. GmbH & Co. KG (以下、「LEO III.ファンド」) へ譲渡する持分譲渡契約を締結し、2025年6月30日付で譲渡いたしました。これに伴い、TEGを当社の連結範囲から除外しております。
1. 事業分離の概要
(1) 分離先企業の名称
Lenbach Equity Opportunities III. GmbH & Co. KG
(2) 分離した子会社の名称及び事業の内容
子会社の名称
|
TOKAI ERFTCARBON GmbH
|
事業の内容
|
黒鉛電極の製造販売
|
(3) 事業分離を行った主な理由
TEGは2005年に当社グループ入りし、当社電極事業の日米欧3極体制の一翼を担ってまいりましたが、近年は欧州市場の需要低迷、大手競合他社との価格競争、安価品の流入、低稼働率によるコスト増などの課題を抱えておりました。
こうした状況下、当社が2025年2月に策定した「Vision 2030」で掲げる事業ポートフォリオ変革の一環として当社経営資源配分を様々な観点から検討した結果、事業改善が必要な会社などへの投資に強みを持つDUBAG社の傘下に加わることが、TEGの持続的な発展と更なる成長のために最適であると判断し、TEGの全出資持分をLEO III.ファンドに譲渡することを決定いたしました。
(4) 事業分離日
2025年6月30日
(5) 事業分離の法的形式
現金を対価とした出資金の譲渡
2. 実施した会計処理の概要
(1) 移転損益の金額
関係会社出資金売却損 3,324百万円
前連結会計年度において3,818百万円を事業再編費用に計上しており、当中間連結会計期間には差額の493百万円を事業再編引当金戻入額に計上しております。
(2) 移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
流動資産
|
10,202百万円
|
固定資産
|
3,462百万円
|
資産合計
|
13,665百万円
|
流動負債
|
4,305百万円
|
固定負債
|
2,819百万円
|
負債合計
|
7,125百万円
|
(3) 会計処理
出資金の連結上の帳簿価額と売却価額との差額に関連費用を加えた金額を移転損益として計上しております。
3. 分離した事業が含まれていた報告セグメント
黒鉛電極事業
4. 中間連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
売上高
|
2,583百万円
|
営業損失(△)
|
△628百万円
|
5. 継続的関与の主な概要
当社は、TEGに対して資金の貸付を行っており、2025年6月30日時点の貸付金残高は、3,562百万円です。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前中間連結会計期間(自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)
|
(単位:百万円)
|
|
報告セグメント
|
その他 事業 (注)
|
合計
|
カーボン ブラック 事業
|
ファイン カーボン 事業
|
スメルティング&ライニング事業
|
黒鉛電極 事業
|
工業炉 及び関連 製品事業
|
計
|
日本
|
20,936
|
4,349
|
-
|
3,215
|
2,756
|
31,258
|
4,534
|
35,793
|
アジア
|
15,903
|
12,585
|
8,885
|
497
|
2,222
|
40,094
|
451
|
40,546
|
北米
|
40,050
|
6,929
|
4,360
|
14,134
|
8
|
65,483
|
-
|
65,483
|
欧州
|
1,844
|
2,538
|
7,154
|
5,948
|
81
|
17,566
|
314
|
17,881
|
中東・その他
|
850
|
55
|
9,629
|
595
|
57
|
11,189
|
28
|
11,217
|
外部顧客への売上高
|
79,585
|
26,459
|
30,030
|
24,392
|
5,125
|
165,593
|
5,329
|
170,922
|
(注) 「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、摩擦材事業、負極材事業及び不動産賃貸等を含んでおります。
当中間連結会計期間(自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
|
(単位:百万円)
|
|
報告セグメント
|
その他 事業 (注)
|
合計
|
カーボン ブラック 事業
|
ファイン カーボン 事業
|
スメルティング&ライニング事業
|
黒鉛電極 事業
|
工業炉 及び関連 製品事業
|
計
|
日本
|
21,388
|
2,928
|
-
|
3,170
|
2,870
|
30,358
|
4,334
|
34,692
|
アジア
|
14,672
|
12,636
|
6,863
|
234
|
1,213
|
35,619
|
430
|
36,049
|
北米
|
36,915
|
9,938
|
5,423
|
12,006
|
10
|
64,294
|
-
|
64,294
|
欧州
|
1,706
|
2,150
|
7,446
|
2,865
|
82
|
14,252
|
197
|
14,449
|
中東・その他
|
888
|
59
|
7,421
|
174
|
27
|
8,572
|
16
|
8,589
|
外部顧客への売上高
|
75,571
|
27,713
|
27,155
|
18,451
|
4,204
|
153,097
|
4,979
|
158,076
|
(注) 「その他事業」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、摩擦材事業、負極材事業及び不動産賃貸等を含んでおります。
(1株当たり情報)
1株当たり中間純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
前中間連結会計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年6月30日)
|
当中間連結会計期間 (自 2025年1月1日 至 2025年6月30日)
|
1株当たり中間純利益金額
|
17円17銭
|
40円00銭
|
(算定上の基礎)
|
|
|
親会社株主に帰属する中間純利益金額(百万円)
|
3,661
|
8,538
|
普通株主に帰属しない金額(百万円)
|
-
|
-
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する中間純利益金額(百万円)
|
3,661
|
8,538
|
普通株式の期中平均株式数(千株)
|
213,228
|
213,487
|
(注)潜在株式調整後1株当たり中間純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
株式取得による会社等の買収
当社は、2025年7月7日開催の臨時取締役会において、株式会社ブリヂストン(以下、「ブリヂストン」)及び旭カーボン株式会社が所有するBRIDGESTONE CARBON BLACK(THAILAND) CO.,LTD. (以下、「BSCB」)の全株式を当社連結子会社であるタイのTHAI TOKAI CARBON PRODUCT COMPANY LIMITED(以下、「TCP」)と共同して取得し子会社化すること(以下、「本件」)につき、株式譲渡契約の締結を決議し、同契約を締結しました。なお、当社が1%、TCPが99%の株式を取得し、BSCBは当社の連結子会社となる予定です。
1.株式取得の目的
当社は、本年2月、2030年のありたい姿とそこに到達するための取り組み「Vision 2030」を策定しました。「Vision 2030」においては、長期ビジョンに向けた3つの取り組み、「抜本的な構造改革」、「成長市場へのコミット」、「サステナブルな価値創出」を推進することで、事業ポートフォリオの変革を目指しております。
BSCBはブリヂストンのカーボンブラック内製子会社として、主にブリヂストンの各拠点向けにカーボンブラックの供給を担っている会社です。
当社は日本、タイ、カナダ及びアメリカの4か国で、グローバルにカーボンブラック事業を展開しております。本件により、BSCBを当社の連結子会社とすることで、ブリヂストンとのグローバルでの連携・共創を推進し、より一層パートナーシップを強化します。また、当社のカーボンブラック事業との一体運営を通じて、更なる安定供給、競争力向上を図ってまいります。これにより、当社は長期ビジョンに掲げた「成長市場へのコミット」を実現し、カーボンブラック事業の更なる成長を目指します。
2.株式を取得する会社の概要
(1)
|
名称
|
BRIDGESTONE CARBON BLACK(THAILAND) CO.,LTD.
|
(2)
|
所在地
|
4/11 MOO 2 T.Nongbua A.Bunkhai Rayong 211201,THAILAND
|
(3)
|
代表者の役職・氏名
|
Managing Director 鶉野 洋哉
|
(4)
|
事業内容
|
カーボンブラックの製造販売
|
(5)
|
資本金
|
1,787百万タイバーツ(2024年12月31日時点)
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(6)
|
設立年月日
|
2001年11月16日
|
(7)
|
大株主及び持株比率
|
株式会社ブリヂストン(97%)、旭カーボン株式会社(3%)
|
(8)
|
当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態(単位:タイバーツ)*
|
|
決算期
|
2022年12月期
|
2023年12月期
|
2024年12月期
|
|
純資産
|
2,162百万 (9,622百万円)
|
2,094百万 (9,319百万円)
|
2,070百万 (9,213百万円)
|
|
総資産
|
2,435百万 (10,836百万円)
|
2,367百万 (10,533百万円)
|
2,348百万 (10,448百万円)
|
|
売上高
|
2,922百万 (13,002百万円)
|
2,469百万 (10,988百万円)
|
2,347百万 (10,445百万円)
|
|
営業利益
|
265百万 (1,179百万円)
|
10百万 (44百万円)
|
54百万 (239百万円)
|
|
当期純利益
|
222百万 (986百万円)
|
7百万 (31百万円)
|
42百万 (187百万円)
|
|
1株当たり純資産
|
1,210(5,385円)
|
1,172(5,216円)
|
1,159(5,157円)
|
|
1株当たり当期純利益
|
124(552円)
|
4(17円)
|
23(105円)
|
|
1株当たり配当金
|
33(146円)
|
42(187円)
|
37(164円)
|
*換算レートとして1タイバーツ=4.45円(三菱UFJ銀行が公表する2025年7月4日における最終の対顧客電信為替相場の仲値)で算出しております。
3.株式取得の時期
2025年9月30日(予定)
4.取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1)
|
異動前の所有株式数
|
当社
|
0株 (議決権の数:0個) (議決権所有割合:0%)
|
TCP
|
0株 (議決権の数:0個) (議決権所有割合:0%)
|
(2)
|
取得株式数
|
当社
|
17,867株 (議決権の数:17,867個)
|
TCP
|
1,768,824株 (議決権の数:1,768,824個)
|
(3)
|
取得価額(参考値)
|
2,050,000,000タイバーツ(9,122百万円) 実際の取得価額は株式譲渡契約に定められた価格調整等により確定いたします。 *換算レートとして1タイバーツ=4.45円(三菱UFJ銀行が公表する2025年 7月4日における最終の対顧客電信為替相場の仲値)で算出しております。
|
(4)
|
異動後の所有株式数
|
当社
|
17,867株 (議決権の数:17,867個) (議決権所有割合:1%)
|
TCP
|
1,768,824株 (議決権の数:1,768,824個) (議決権所有割合:99%)
|