文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、欧米を中心に回復基調が継続しており、また新興国及び資源国においても景気の持ち直しが見られ、総じて緩やかに回復しました。
我が国の経済においても、企業収益及び雇用・所得環境は着実に改善しており、個人消費や設備投資も緩やかに回復していることから、景気は回復基調となりました。
このような状況下、当社グループ(当社及び連結子会社)では、コストダウン、製品の拡販及び品質向上等経営体質の強化に取組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間では、国内外の炭素製品市場は全般的に需要が回復傾向にあり、販売数量は増加し、販売価格も上昇しました。特に人造黒鉛電極は世界的に需給が逼迫しており、また原料であるニードルコークスの価格が高騰していることから製品価格是正に取り組み、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は78億3千6百万円となり、前年同期に比べて143.6%の増収となりました。
損益面に関しましては、ニードルコークスの価格高騰によるコストアップはありましたが、需要回復に伴う販売数量増加、販売価格上昇により大幅な増益となりました。その結果、営業利益は35億3千9百万円(前年同期は8千4百万円の営業利益)、経常利益は36億5千8百万円(前年同期は1億9千9百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、25億4千1百万円(前年同期は1億9千8百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
なお、当社グループは炭素製品の製造・販売を主な事業とする単一セグメントでありますが、当第1四半期連結累計期間における製品別の売上高については、次の通りであります。
・アルミニウム製錬用カソードブロック
アルミニウム市況の回復により、アルミニウム製錬会社の更新需要が増加したことから、販売数量は増加し、販売価格も上昇しました。その結果、売上高は18億1千9百万円となり、前年同期に比べて110.9%の増収となりました。
・人造黒鉛電極
好調な鋼材市況を背景に世界的な需給逼迫の状況は継続しました。市況回復及び原料であるニードルコークスの価格高騰により製品価格是正に取り組んだため、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は50億9千5百万円となり、前年同期に比べて218.0%の増収となりました。
・特殊炭素製品
全般的に特殊炭素製品の需要は回復傾向にあり、販売数量は堅調に推移しました。また人造黒鉛電極と同様に製品価格是正に取り組んだため、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は5億9千4百万円となり、前年同期に比べて17.1%の増収となりました。
・ファインパウダー及びその他炭素製品
加炭材等その他炭素製品の販売数量増加、販売価格上昇により、売上高は3億2千7百万円となり、前年同期に比べて33.6%の増収となりました。
なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。
総資産は、前連結会計年度末と比較して63億2千8百万円増加して、433億9百万円となりました。主な増加は、現金及び預金の増加26億2千7百万円、受取手形及び売掛金の増加14億6千7百万円および仕掛品の増加12億1千7百万円であり、主な減少は、機械装置及び運搬具(純額)の減少1億8千9百万円です。
負債は、前連結会計年度末と比較して35億9千1百万円増加して、82億9千3百万円となりました。主な増加は、買掛金の増加21億3千9百万円、未払法人税等の増加5億4千9百万円および繰延税金負債の増加7億3千万円です。
非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末と比較して27億3千6百万円増加して、350億1千6百万円となりました。主な増加は、利益剰余金の増加23億3千6百万円、その他有価証券評価差額金の増加3億9千6百万円です。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の87.3%から80.8%となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。