当第1四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、米中通商問題、英国のEU離脱問題、中国及び一部の新興国の景気減速等、先行き不透明な面がありましたが、米国を中心とした緩やかな回復基調は継続しており、総じて堅調に推移しました。
我が国の経済においても、輸出や生産状況において弱さが見られるものの、企業収益及び雇用・所得環境の改善は継続しており、個人消費や設備投資も緩やかに回復していることから、景気は概ね回復基調となりました。
このような状況下、当社グループでは、コストダウン、製品の拡販及び品質向上等経営体質の強化に取り組んでまいりました。
当第1四半期連結累計期間では、国内外の炭素製品市場の需要は概ね堅調に推移しました。その結果、売上高は82億3千8百万円となり、前年同期に比べて5.1%の増収となりました。
損益面に関しましては、原料の価格高騰によるコストアップはありましたが、全般的な製品価格の是正に取り組んだことから、販売価格は上昇し前年同期に比べて増益となりました。その結果、営業利益は39億7千5百万円(前年同期比12.3%増)、経常利益は40億4千9百万円(前年同期比10.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27億8千6百万円(前年同期比9.7%増)となりました。
なお、当社グループは炭素製品の製造・販売を主な事業とする単一セグメントでありますが、当第1四半期連結累計期間における製品別の売上高については、次のとおりであります。
・アルミニウム製錬用カソードブロック
アルミニウム製錬会社の底堅い更新需要を背景に、カソードブロックの市況が改善したため、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は26億3千2百万円となり、前年同期に比べて44.7%の増収となりました。
・人造黒鉛電極
市況の回復及び原料であるニードルコークスの価格高騰により製品価格の是正に取り組んだため販売価格は上昇しましたが、電炉メーカーの減産により販売数量は減少しました。その結果、売上高は41億8百万円となり、前年同期に比べて19.4%の減収となりました。
・特殊炭素製品
全般的に特殊炭素製品の需要は好調であり、特に非鉄金属関連の販売数量が増加しました。また人造黒鉛電極と同様に製品価格の是正に取り組んだため、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は11億6千8百万円となり、前年同期に比べて96.8%の増収となりました。
・ファインパウダー及びその他炭素製品
販売数量及び販売価格は堅調であり、売上高は3億2千8百万円となり、前年同期に比べて0.3%の増収となりました。
なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。
総資産は、前連結会計年度末と比較して24億6千3百万円減少して、546億2千8百万円となりました。主な増加は、商品及び製品の増加9億6千6百万円、仕掛品の増加16億8千8百万円および原材料及び貯蔵品の増加4億5千3百万円であり、主な減少は、現金及び預金の減少33億3千1百万円および受取手形及び売掛金の減少21億7千8百万円です。
負債は、前連結会計年度末と比較して49億2千8百万円減少して、93億4千6百万円となりました。主な減少は、未払法人税等の減少35億8百万円および未払消費税等の減少等による流動負債その他の減少11億6千5百万円です。
非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末と比較して24億6千4百万円増加して、452億8千2百万円となりました。主な増加は、利益剰余金の増加23億7千9百万円です。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の75.0%から82.9%となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。