当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、米国では景気回復は継続しているものの、米中通商問題、英国のEU離脱問題、中国の景気減速等を背景に、欧州やアジアでは、景気の弱含みが見られ、全体としては、景気回復は弱い動きとなりました。
我が国の経済においても、企業収益及び雇用・所得環境の改善は概ね継続しているものの、輸出や生産状況において一段と弱さが増しており、企業の業況判断にも慎重さが見られ、景気回復は弱い動きとなりました。
このような状況下、当社グループでは、コストダウン、製品の拡販及び品質向上等経営体質の強化に取り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間では、特に人造黒鉛電極において、電炉メーカーの減産及び電極の在庫調整等により販売数量が大幅に減少したため、売上高は257億4百万円となり、前年同期に比べて6.5%の減収となりました。
損益面に関しましては、全般的な製品価格の是正に取り組み、販売価格は上昇しましたが、原料の価格高騰によるコストアップ及び人造黒鉛電極の販売数量減少により減益となりました。その結果、営業利益は109億9百万円(前年同期比10.6%減)、経常利益は111億1千4百万円(前年同期比10.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は77億4千6百万円(前年同期比9.4%減)となりました。
なお、当社グループは炭素製品の製造・販売を主な事業とする単一セグメントでありますが、当第3四半期連結累計期間における製品別の売上高については、次の通りであります。
・アルミニウム製錬用カソードブロック
アルミニウム製錬会社の底堅い更新需要を背景に、カソードブロックの市況が改善したため、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は93億2千8百万円となり、前年同期に比べて32.4%の増収となりました。
・人造黒鉛電極
原料であるニードルコークスの価格高騰により製品価格の是正に取り組んだため販売価格は上昇しましたが、国内外における電炉メーカーの減産及び電極の在庫調整等により販売数量は大幅に減少しました。その結果、売上高は122億2千6百万円となり、前年同期に比べて28.1%の減収となりました。
・特殊炭素製品
全般的に特殊炭素製品の需要は好調であり、特に非鉄金属関連の販売数量が増加しました。また人造黒鉛電極と同様に製品価格の是正に取り組んだため、販売価格は上昇しました。その結果、売上高は32億5千4百万円となり、前年同期に比べて29.5%の増収となりました。
・ファインパウダー及びその他炭素製品
ファインパウダーについては、需要は堅調でしたが、その他炭素製品については、加炭材等の発生が減少したことにより販売数量が減少しました。その結果、売上高は8億9千5百万円となり、前年同期に比べて5.7%の減収となりました。
なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。
総資産は、前連結会計年度末と比較して7億7千万円増加して、578億6千3百万円となりました。主な増加は、商品及び製品の増加16億1千1百万円、仕掛品の増加27億8千5百万円および原材料及び貯蔵品の増加14億2千3百万円であり、主な減少は、現金及び預金の減少23億4千万円および受取手形及び売掛金の減少34億6百万円です。
負債は、前連結会計年度末と比較して58億9千5百万円減少して、83億7千8百万円となりました。主な減少は、買掛金の減少9億6千2百万円、未払法人税等の減少37億1千万円および未払消費税等の減少等による流動負債その他の減少9億9千6百万円です。
非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末と比較して66億6千6百万円増加して、494億8千4百万円となりました。主な増加は、利益剰余金の増加67億3千万円です。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の75.0%から85.5%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は54百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。