当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行の影響により、急速に悪化し、極めて厳しい状況となりました。
我が国の経済においても、同様に新型コロナウイルス感染症の影響は大きく、個人消費、輸出入、生産、企業収益などが急速に悪化し、経済活動は一段と抑制されました。一部に持ち直しの動きが見られるものの、依然として厳しい状況は継続しました。
このような状況下、当社グループでは、コストダウン、製品の拡販及び品質向上等経営体質の強化に取り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間では、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動停滞を背景として、全般的に炭素製品市場の需給バランスは悪化しました。特に人造黒鉛電極においては、鉄鋼市況等の悪化により、販売数量が大幅に減少しました。その結果、売上高は149億4千万円となり、前年同期に比べて41.9%の減収となりました。
損益面に関しましては、販売数量減少に加え、工場の稼働率低下に伴う固定費の負担増加によって製品原価が高止まりしている影響、また棚卸資産評価損を計上したことから、大幅な減益となりました。
その結果、営業利益は24億6千3百万円(前年同期比77.4%減)、経常利益は26億6千9百万円(前年同期比76.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億2千4百万円(前年同期比75.2%減)となりました。
なお、当社グループは炭素製品の製造・販売を主な事業とする単一セグメントでありますが、当第3四半期連結累計期間における製品別の売上高については、次のとおりであります。
・アルミニウム製錬用カソードブロック
世界的な景気減速を背景に、アルミニウム製錬会社の更新需要も低調となり、販売数量が減少しました。その結果、売上高は83億9千万円となり、前年同期に比べて10.1%の減収となりました。
・人造黒鉛電極
鉄鋼市況等の悪化により、世界的な需給バランスの悪化は継続しており、販売数量が大幅に減少しました。その結果、売上高は37億3千9百万円となり、前年同期に比べて69.4%の減収となりました。
・特殊炭素製品
世界的な景気減速を背景に、特殊炭素製品の需給バランスは悪化しており、販売数量が減少しました。その結果、売上高は21億7千8百万円となり、前年同期に比べて33.0%の減収となりました。
・ファインパウダー及びその他炭素製品
その他炭素製品である加炭材等の販売数量が減少しました。その結果、売上高は6億3千1百万円となり、前年同期に比べて29.5%の減収となりました。
なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。
総資産は、前連結会計年度末と比較して31億6千2百万円減少して、566億1百万円となりました。主な増加は、商品及び製品の増加6億5千5百万円、未収入金の増加等による流動資産その他の増加11億4千5百万円および投資有価証券の増加14億5百万円であり、主な減少は、現金及び預金の減少24億3千1百万円、受取手形及び売掛金の減少22億9百万円および原材料及び貯蔵品の減少16億2千5百万円です。
負債は、前連結会計年度末と比較して50億7千万円減少して、45億8百万円となりました。主な増加は、繰延税金負債の増加4億8百万円であり、主な減少は、買掛金の減少25億7千1百万円、未払法人税等の減少16億8千4百万円および設備関係未払金の減少等による流動負債その他の減少9億4千6百万円です。
非支配株主持分を含めた純資産は、前連結会計年度末と比較して19億7百万円増加して、520億9千3百万円となりました。主な増加は、利益剰余金の増加9億8百万円およびその他有価証券評価差額金の増加9億9千1百万円です。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の84.0%から92.0%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は85百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。